トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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「トムクルーズ」ではなく「マーヴェリック」が主役。
○作品全体
前作『トップガン』は戦闘機やドッグファイトを撮る、という意味では本作と同義だが、前作の主役は主人公・マーヴェリック、というよりかは俳優・トムクルーズだった。マーヴェリックの心情の変化や葛藤よりも、トムクルーズの肉体美や「喜怒哀楽の表情」そのものを映すシーンが優先されていたのが、そう思う一番の理由だ。トムクルーズのかっこよさにクローズアップすると言う意味では完璧だったと思うし、撮られるに相応しいオーラがあったから別にそれがダメだとは思わない。ただ、最終的にグースの死をマーヴェリックがどう消化してドッグタグを海へ投げ込んだのか、という心象描写に納得のいくものがあったかと言われると、首を縦に振りづらい。
本作ではそういった、前作で置き去りにされた「マーヴェリック」に光を当てるような作品だった。
最初のシーンから早速、マーヴェリックが「取り残されている」印象を強く意識させる。マッハ10を目指すマーヴェリックのそばにチームは存在するが、マッハ10を体感するのはマーヴェリックだけだ。全てを置き去りにするスピードによって浮立つ孤独感。前作ラストの「あのとき」に残ったままの感情を匂わす物語の始まりだった。
本編全体にある前作オマージュもファンを喜ばせる要素としてだけでなく、マーヴェリックにとっての「あのとき」がどれほど濃い時間で、今もなおマーヴェリックの中に(いい意味でも悪い意味でも)残り続けているのかを証明する演出になっていて、「今回はマーヴェリックが真の主役なんだ」ということが伝わる。
例えばビーチのシーン。前作でもアイスマン達と距離感を縮める演出意図はあったが、正直それはおまけのようなもので、トムクルーズを映したい、という制作側の目論見は映像を見ていれば疑いようがない。それが今回のビーチラグビーでは明確にチームとして結束を強めるものとして描かれていた。映像的な見栄えでなく、マーヴェリックがあのとき得た経験を活かした場面として切り取っているのは「トムクルーズ・ファースト」ではなく「マーヴェリック・ファースト」の作品となった証左ではないだろうか。
そんな「マーヴェリック・ファースト」な作品構成の中で根幹となる、グースの子・ルースターとの和解。それに向き合うマーヴェリックの姿がなによりも印象的だった。
マーヴェリックの中でルースターとどう向き合えばいいのか確かなものがないまま、ルースターの願書を破棄し、とにかく戦闘機から遠ざけようとしていた。しかし月日が経って目の前に現れたルースターは、戦闘機乗りの技術を有した有望なルーキーとなっていた。
ここでマーヴェリックの選んだ選択肢は再び強引に引き離すのではなく、生きて任務から帰還させることだった。戦友だったアイスマンが斃れ、自身も軍人としての時間が少ない状況で、最後の任務は「あのとき」に置き去りにしたままの感情にケリをつけること…これはもう、マーヴェリックの物語と言わざるを得ない。終盤にあるのは、グースを助けることが出来なかった「あのとき」の失敗に報いようとするマーヴェリックの心意気だけだ。
任務中にルースターを助けたことにより、敵陣側で孤立するマーヴェリック。しかしそこに駆けつけるルースター。マーヴェリックがルースターと向き合ったからこそルースターが手を差し伸べにきた、と言ってもいいだろう。前作で最期までマーヴェリックを1人にさせなかったグースの姿と重なるシーンでもあって、グッときた。
2人が空母に帰還したシーンは泣けた。大騒ぎの中で何度もマーヴェリックの名を呼ぶルースターがまた良い。今まで面と向かって言えなかった言葉を伝えたいという気持ちが溢れているようで、とても良かった。
このラストシーンも前作オマージュではあるけれど、マーヴェリックにとって「あのとき」のままになっているグースとルースターへの罪悪感をほぐすことができた、という部分では意味が異なる。前作でアイスマンと抱き合った時に見せた晴れやかな表情と違って、安堵にも似た表情が印象的だった。
前作の公開から30年以上経ち、トムクルーズもマーヴェリックも歳をとった。あの時のような若々しさはないが、歳をとったからこその渋みやキャラクターとしての奥行きは重厚なもので、見応えのある作品になっていた。
前の席に座った「座高の高いパイナップル頭」もいつしか気にならなくなった!
いやあ、サイコー! これぞ映画! これぞエンターテイメントぞ!
大画面と大音響の映画館を堪能!
もう最後の方は前のめりよ! こんなに興奮する映画は久しぶり!
ストーリーも人間描写も良かった。
まさかトップガンで涙腺緩むとは。。
アイスマン良かったなあ。グースとルースターが最後の方はもう重なって見えて。。(ああ視界が。)
後半の怒涛のスカイ・アクション!
やられて終わりかとおもったが、まさかあそこからあれだけ展開があるとは!(ハングマンはどっかで絶対来る!とは思っていたけど。)
最後は懐かしのF14まで登場。短い滑走で揚力得るために翼を拡げるのが胸アツ。
初教官でなかなかうまくいかず頭を抱えるところなど、哀愁漂うおじさんマーベリックも良かった!
あとはメカたち。
戦闘機に、KAWASAKIバイクに、車。
個人的には最後のポルシェ911が一番好き! 絵になるわー。
いやあ、待っていたかいがありました。
前作に劣らぬ映画でした! ありがとう!!
※もうサントラがSpotifyに出ていた。それを聴きながら書いてます。気分あがるよー。
※ルースターは在りし日のグースに似ていたよねえ。後ろ姿の首から肩のラインとか、フットボールしている姿とか。いやあ、感動!
勝負を決めるのは正しくパイロット
冒頭から一貫していたと思います。最新鋭の戦闘機。それに乗り込むマーヴェリックこと、トム・クルーズ。離陸する戦闘機、でも、写すのはトム・クルーズの顔、マッハ10への挑戦、数値がコクコクと上がっていく、振動する機体、でも写すのはパイロットの顔、顔、顔。もしかしたら、あのジブリ映画「紅の豚」よりも、飛行機を写す割合が少ないんじゃ無いだろうか。戦闘機よりも、ずっとパイロットの顔ばかり写していたような気がする。
そして限界を超え、大破する戦闘機、でもパイロットは見事に生還。パイロットが生還したならそれで良し。主役は勿論、パイロットなのだから――この冒頭が素晴らしかった。偉そうなことを云うようですが、映画を物語る上での条件を踏まえた素晴らしいオープニングで、ラストまで繋がる見事な伏線だったのではないかと思いました。私はミリタリーの知識とか無いし、前作がどうだったかうろ覚えだったのですが、十分に判りやすく楽しめる映画だったと思います。無人ドローンの開発と予算を争っていたのも象徴的だった。
象徴と云えば、ラストの驚きの展開。古参のF-14トムキャットの活躍が特にそうだったのかな。古参のパイロット、マーヴェリックの活躍と掛け合わせているのか。それにしても最新鋭の戦闘機に勝つことって現実的にあるのでしょうか。まあ、映画なんだし、ちょっとしたロマンとして面白いイベントだったと思いますが。
あと、良い言葉をお土産に頂けました。かのブルース・リーのセリフ、「考えるな、感じろ」よりも更に直感的でアクティブな一言、「考えるな、動け」・・・確かにアクティブで素晴らしい。でも、猪突猛進してしまいやしないか。映画では、たまたま上手くいってハッピーエンドだったのですけどねw
トム・クルーズの映画愛と前作へのリスペクトに殴られる
前作への熱いオマージュが、随所に散りばめられている。86年版をリアルタイムで劇場鑑賞した人などは特に、オープニングの字幕が出た瞬間にもう心がわし掴みされたのではないだろうか。
私はいつかテレビで見たかなというくらいで、細部の記憶がほとんどなかったので、2日前に配信で前作を予習した。本作だけ見ても過去のことが分かる作りにはなっているが、前作の記憶を新鮮なものにしたことで、マーヴェリックが亡き友グースに抱く感情の解像度が上がった気がする。そして、前作の監督トニー・スコットへの強いリスペクトを、より明瞭に感じ取ることが出来た。
王道の物語とご都合展開は、時に紙一重だ。本作も、後でよく考えればこれはさすがにあり得ないとか、非現実的な主人公贔屓だと思う箇所が点々とある。いや、正直スクリーンを見ている最中に頭の片隅で既に感じていた。タイミングよく再会したお似合いの女性と恋愛し、一匹狼的経歴ながら突如教官に抜擢され、教官でありながら本番で前線に出て、驚異の飛行テクニックを駆使し現役トップガンをしのぐ活躍をする。トム・クルーズ全部盛りのためにあるような筋書き。なんだかんだ言いながらグースの息子を結構無駄に危険な目に合わせるし(笑)
だが本作の場合はそれでいいと思える。何よりもまず映像の迫力、カッコいい戦闘機の数々、そしてトムのスターの輝きで、そういう野暮な煩悩をぶっ飛ばしてくれる。すごいもの見られるんだからまあいいやという気持ちにさせてくれるのだ。
あら不思議、こんなところにF-14が。いいんだよ、マーヴェリックとルースターがF-14に乗るってところがアツいんだから!
見たいものを期待を超えた迫力と臨場感で見せてくれたなら、ご都合展開は観客の期待に応えた演出という誉め言葉に変わる。
トムだけでなく現役トップガンを演じたキャストは皆、5か月の訓練を受けて実際にF/A-18に搭乗したという。ひとつのコックピットに6台のIMAXカメラを設置したそうだ。パイロットたちの表情は演技だけではなく、本物の過酷なGと実際に闘う姿でもある。
似たような映像を、CGでいくらでも作れる時代だ。それでもトムは実写にこだわり、時間をかけ体を張ってあの映像を作り出した。そこには、実際にあの状況に置かれた俳優たちの生身の感触が滲んでいた。
戦闘シーンの臨場感があったからこそ、過去の弁明がなくとも和解したマーヴェリックとルースターの、共に死線を越えたパイロットの絆が説得力を持った。
トムは、コロナ禍で本作の公開が延期になり先に配信で公開しようという話が来ても、映画館での公開を譲らなかったという。その姿は、作中で消えゆく仕事だと言われたパイロットという職務を、人生そのものと考えるマーヴェリックと重なる。
自ら飛行してミッションが可能であることを示した彼のように、トムはこの映画を作って見せた。エンタメ映画の力、本物の映像の力ってすごいだろう?と、直々に気合を入れてもらった気分だ。
追記
○敵国がどこの国かあえてぼかしたことについて、コシンスキー監督は以下の理由を挙げている。
・本作はスポーツ映画に近い。友情と奉仕についての物語であり、地政学のお話ではない。
・1作目も敵国は明らかにされていない。同様に、マーヴェリックと周囲の関係性を描く、キャラクターの物語に集中したかった。
・世界情勢は常に変化する。10年20年後も楽しめる作品にしたい。2020年代に作られた作品だと感じてほしくない。
○久しぶりに「字幕 戸田奈津子」の文字を見た。監修も付いて、多分大きな問題はなかったと思うが、「棺桶ポイント」で私の超訳アンテナが反応した。後で調べたら「coffin corner」は航空業界に実在する言い回しで、単なる直訳(?)だった。
○アイス役のヴァル・キルマーは、2017年に咽頭癌を患っていることを発表し、その後寛解したが声を失った。現在実生活では、AI技術によって元の声を再現した音声でコミュニケーションを取っている。本作でのかすれた発声は、AIを使わない実際のものなのかも知れない。
立体音響になった「デンジャー・ゾーン」にありがとう。
冒頭からオリジナル『トップガン』の完コピに始まり、主題歌「デンジャー・ゾーン」の入り方まで同じ。しかしIMAXだと立体感のあるミックスになっていて、2022年にグレードアップした「デンジャー・ゾーン」が聴けることに興奮したし、爆笑もした。内容的には予定調和に継ぐ予定調和だが、それもオリジナルを踏襲するなら必然だし、予定調和のエスカレートが生み出す満を持してのF14大活躍にも興奮したし、爆笑もした。
ただ、トニー・スコットという人が過剰な表現で映画を刷新していった流れにある作品ではなく、トニー・スコットが生前「続編も同じ映画にはしない」とコメントしていたことを思うと、伝統芸の継承以外の、ほかの可能性も観たかったという気持ちはある。
とはいえ、観客が観たいものを提供するという敏腕プロデューサー兼命知らずのアクションスターであるトム・クルーズの狙いがみごとに的中したことは、この映画の受け入れられ方を見れば明白であって、ひとつの続編の理想の形ではあるのだろう。
ただ、国際法を無視して軍事行動を起こすアメリカの身勝手さまで踏襲するどころかエスカレートさせることはなかったのでは、とは思ってしまう。映画は映画として楽しんだが、オリジナルの時から気になっていた部分だけに、そこは上手くアップデートしてほしかったとは思いますよ。
前作を継ぐパイロット目線の興奮+広角の戦闘機のかっこよさ
超疲れた。眠くなる暇もない。
前作を継ぐパイロット目線の興奮に広角からの戦闘機と空のかっこよさが合わさっていた。ハンドサインやスイッチに焦点を当てたり2台の戦闘機に挟まれたマーヴェリックなど、戦闘機ならではの良さ溢れた構図が多かったのも印象的。一難去ってまた一難なすぐハッピーエンドに持っていかない構成も楽しかったし、グースの息子がグースの台詞を受け継ぐのは不意打ちで心を打たれた。オープニングとエンディングが前作と重なるのも感慨深い。
続編まで時間がかかり過ぎた気が・・。
1986年の「トップガン」の続編だが、26年も続編にかかったのは利権か何かがあったのだろうか?あのダイ・ハードでさえ5作品作ったのに。
おおざっぱな感想を言うと、前作と同じような展開のような気がする。トムクルーズが主人公で、ライバルが前作はアイスマンだった。今作は、前作の相棒の息子がライバル。
明らかに違うところは、前作は当時のライバルのソ連が相手でミグとの戦闘が見せ場だったのに比べ、今作は「ならずもの国家の核弾頭(?)を戦闘機乗りが破壊する」と言う事で、相手国を特定していないのがミソかな、と思った。
あと、ラブシーンもおとなしめで、前作はヌードこそなかったものの濡れ場があったが、今作はジェニファーコネリーとキスや少しいちゃいちゃするくらいなのが、大人の恋愛って感じがした。
おかしいなと感じたのは、アメリカの戦闘機より相手国の戦闘機は「第五世代」で、戦ったら負けると上官たちが言っていたこと。2022年には、アメリカも第五世代のF35があったので、それを使えば良かったのにと思った。
あと、渓谷を戦闘機で低空飛行し、敵の核弾頭まで達するシーンは迫力があった。また、敵のミサイルや戦闘機からの攻撃をチャフでかわして、逃げ切るシーンも良かった。
娯楽映画はかくあるべき
画面ではもの凄いスピード感のジェットコースタームービーだが物語的には作戦成功するやろ、ピンチでも助かるやろ、親友の息子とのわだかまり消えるやろ全て予想範囲のベタベタな安全運転
その全てが気持ちのいいハッピーエンド
前作他の作品を見たきた人にはヴァル・キルマー起用はかなり嬉しい
今は家庭のテレビが大きくなったとはいえこれはやっぱり映画館で見るべき映画ですね
歴史に残る大エンタメだなあ
空中戦の目の回る緊張感。TOPGUNの系譜は継承。クラブの感じとか懐かしい。奇跡をかなえるがギリギリのアウト。どう切り抜けるかと思ったら、MIPの世界に。なるほど、これやりたかったわけね。
コロナで疲弊した世界に希望と明るさを取り戻す。商業主義もあろうけど、そんな想いを感じたい。そういう意味でも歴史に残りそう。
映画館で観ることができて良かった
ありがとうトム・クルーズ
迫力、緊迫感、興奮、全部詰まってる作品。過去作のシーンと被るところは減らしても良かったと思う。ビーチバレーとか。
友情物って良いよね!
映画館で観る映画ですこれは。
30年以上前の作品の続編って、、、すげえな。
60歳のトム・クルーズが演じているとは思えない。若々しいな。前作ヒロインのケリーではなく、ペニーなのは、仕方ない。肉体の若々しさを保っているトム・クルーズの方が異常。
米海軍が相手よりも性能の劣る戦闘機を使って作戦を実行するのは、ちょっと違和感を感じたけど。
音楽、映像は相変わらずかっこいい。
前作に劣らない名作
前作ファンしかわからない要素がありとても満足できた
また話の構成がシンプルで分かりやすくスッと内容が入ってくるので観やすかった
デンジャーゾーンをIMAXの大音響で聞けてよかった
4DXの風圧がすごくて面白かった
トムクルーズそのもの
まだまだ現役で、
不可能に思えるものを身をもって可能であると証明する
マーヴェリックはまさに俳優としてのトムクルーズそのもの
こういう役と俳優のリンクは、間違いがない
演技の説得力が段違いになる
ロッキーとシルベスタースタローン
アイアンマンとロバートダウニーJr
それと一緒
グースの死の受け入れ方、自分の許し方としては、トップガン1を補足し余りあるものになっている
息子を守り救い、その息子も父親代わりのマーヴェリックを救う
二人ともを喪失から救う
完璧な続編
あくまでフィクションということで
飛行シーンは大変迫力があり見応え抜群でした。
思わず前のめりになって見てしまいました!
ただストーリーは...
グースやルースター、その他教え子達との絆は感動しましたし「仲間っていいな」と思えるのですが、
それって相手国にも同じことが言えますよね?
相手国のパイロットにも仲間や家族がいるわけで...
でもルースターとハングマンが撃った戦闘機のパイロットはおそらく、亡くなってますよね?
マーヴェリックは「誰も死なせたくない!(特にルースター!)」という感じでしたが、相手国の人はいいんかい!とツッコミを入れたくなってしまいました。
ラストシーンで皆笑顔で抱き合って、感動的な音楽が流れても「でもこの人達、数分前に人殺してるんだよな...」などと考えてしまい、複雑な気持ちになってしまいました(~_~;)
まあでも、やらないと向こうからやられてしまいますし、本人達としては致し方ないことなんでしょうね。
人間は、矛盾を抱えた生き物ですからね。
...それでもやっぱり、おそらく人が亡くなったであろうシーンのすぐ後に「皆生還した!ハッピーエンド!感動!」とはどうしても思えなかったです。
...といったような事をゴチャゴチャ考えて鑑賞する作品ではないのでしょう。あくまでフィクションということで。
完璧です♡大満足です!!!
まずはケニー・ロギンスの『デンジャー・ゾーン』、そこから畳みかけるようにカワサキNinjyaをノーヘルでぶっ飛ばすトムの前作から変わらぬカッコ良さに魅せられ、ハートを鷲掴みにされます。
若気の至りで前作上映当時はトムのアイドル的な人気にちょっと引き気味でしたが、今作が制作されると聞いた頃、既にそのスーパースターぶりにすっかり魅了されており、遅ればせながら慌てて前作をチェックしました。
映画館で観れなかったのが残念ではありますが、ドッグファイトの生の迫力がパイロット達の息遣いとも相まってドキドキが止まらず瞬きさえできません。
前作での相棒グースの息子ルースターとの確執を乗り越え、発進前にマーヴェリックが言う「帰還してから聞こう。」とか、ホンドーへの謝意を伝える場面、グッときて涙が出ました。
トムが出ていることもあり後半部分「あれ?M:Iシリーズだっけ?」って思うような流れにもなりますが、絶対あきらめないその責任感と行動力、そして無事帰還した時のトムの笑顔、上官への敬礼、もうカッコ良すぎるのと感動とで幸福感に満たされました。
きっとグースも同じ気持ちだろうと。。。
前作からかなり時間が経っての続編ですが、かえってそれが良い効果を生み最高の続編だと思います。
ビーチラグビーのシーン、若いトップガン達に勝るとも劣らないトムの肉体美は、前作のビーチバレーのシーンと何ら変わりありません。どんだけ鍛えているのでしょう?
また久々に見た同世代のアイドル、ジェニファー・コネリーが良い歳の重ね方をしていてすごく魅力的で、プライベートと重なるところもありいろいろ考えさせられました。
私事ですが、来月役職定年の年齢を迎えるにあたり、近々会社から話を聞くことになろうかと思いますが、このタイミングで本作を観れたこと非常にグッドタイミングだったなと、トムにはなれないけれど、見習って踏ん張ることはできるとあらためて決心することができました。
考えるな。行動しろ。
終わり良ければ全て良し、ラストが抜群❣️
超人気作品だが、戦闘機?🇺🇸NAVY?
何回も流しつつちゃんと観ていなかったが。
ペニー役ジェニファー•コネリーさん、
綺麗な素敵な方でなんか懐かしく思えたのは、
『ワンス•アポン•ア•タイム•イン•アメリカ』で少女時代のデボラを演じていた超美少女だったなんて❣️、
自分こそは優秀だと自負するエリート戦闘員が、
ことごとくマーヴェリックに負かされてしまう。
さすがの大ベテラン、
まだまだ若者には負けないぞ、と。
見事❣️大ベテランの貫禄❣️
腕立て伏せのところ最高❣️
犬のセオに大きくなったな、って何年離れていたんだ。大型犬なら寿命は11年か12年程だが。
凄いな。本作に出ようとしたら、
戦闘機もヨットも操れないといけない。俳優も大変だ。
出世よりも現役がいいとその意志を貫く
マーヴェリック。
敵にやられない為にいろいろ作戦たてる。
峡谷の間を翼の幅も考え低い高度で飛ぶ。
どんな人が可能なんだろう。
しかし、敵って、誰?どこ?
アイス司令官との会話、名残惜しい。
軍人らしい筋骨隆々の身体、俳優も鍛えないと
バイク、オジサンじゃない若者のような身体。
さすがのトム•クルーズ。
意識消失するなんて、これで命を落とすことも⁉️
軍人も大変、命がけ。
アイス司令官葬儀、
アメリカ国旗をきっちりとたたんで遺族に渡す。
国に貢献してくれた証としてだろう。
違反してミッションのお手本をしたが為、
念願の編隊長になり、
カッコいいホワイトの軍服着てペニーに報告。
2分30秒で成し遂げねばならない。
組むのは、ルースター。
ルースターと信頼関係が築けての指名。
ルースター役マイルズ•テラーさん、どこかで見たな、
『セッション』のドラマー、アンドリューだった。
、
ルースターを助けようとして被弾、
マーベリックは?
なぜかルースターも、身一つの二人
敵地に乗り込み旧型戦闘機を奪いミサイルを
破壊しつつ逃げるとは⁉️
やはり敵に追い回されあわやというところ、
控えのハングマンに間一髪で助けられた。
着陸するところ、カッコ良すぎ❗️
今度はペニーと末長く❣️
トム•クルーズさん、演じている時のお顔からも
本作、大好き大好き😘オーラが立ち込めていて
映画作りが大好きなんだなぁ、と感じました。
ずれたレビューですが心配
息詰まるような緊迫感と単純にかっこいい。トム・クルーズがお年を召していても現役でとにかく頑張っている。という点は面白く観ました。
ここからはこの作品に対しては的外れな感想になってしまうと思います。この作品お好きな方は見ないほうが良いでしょう。
設定として仮想の敵国のウラン工場を破壊するのが彼らの任務です。が、これどうみても北朝鮮がモデルなのは丸わかり。かつてアメリカ大統領がならずもの国家と評しましたが、セリフにも同様の表現が登場します。
世界平和を脅かすから破壊するってんですが、過去にお前のとこにウランあるはずだと攻撃し、フセインを殺したのにも関わらず結局実はウランありませんでした~ってことが現実にあったのに。平気でこういう内容で映画をつくるという点に驚きました。
おまけにテロ相手ではなく仮にも国の政策で作られてるウラン工場を攻撃するんだから、完全に戦争吹っ掛けてることになりませんか?太平洋戦争の真珠湾攻撃と何が違うんですか?隠密行動のスパイならまだしも海軍です。こんな指令が出たら、俺たちが開戦させてしまう…というざわつきはないのか?皆無ですね?
ただただトム様マーヴェリックかっこいい、に終始。正直さほど友人の息子の活躍もなく、昨今の風潮に配慮してなのか候補者に多様性持たせたふうですが女性兵士もほぼ活躍なくいなくたって問題ありません。でも教官の元カノは登場しイイ女はヒーローを待ってて癒してくれるって図式。いつの時代?昭和からなんら変わっていない。
これは完全にエンタメ作品。世界情勢世界平和を少しは考えないの?ジェンダーだの多様性は?と思ってしまう私の言うことが作品に対しての感想としては的外れなのはわかっています。とはいえいまだにこんな価値観で、まだ世界の警察のつもりでいるのかっていう驚きにも似た呆れがどうしても湧いて仕方がない。アメリカは大丈夫か?だからトランプがまた立候補してくるのか。
タイトルなし(ネタバレ)
わーん、チームワーク、フレンドシップ、そしてファイト、、、僕の苦手なものだけ詰め込まれてる~~。そして今になってなぜコロナ直後にこの35年振りの続編が大ヒットしたのかわかった。不安な御時世、1秒も先を心配しなくてよい王道のシナリオに安心したのだ。教官となりバラバラの若手エリート達と海岸でフットゲームしてチーム団結、60歳になってもラブシーンが許されるトムとジェニファー、そして過去の父親の死を引きずる子との確執はラストファイトで敵を倒して大団円。ヒーロー映画はこうじゃないと。
初鑑賞時と2回目で印象が・・・
◆2022年公開時:アトラクションを体験しているかのようなスピーディーなエンターテイメント性を感じて単純に無茶苦茶面白かった。
◆2024年夏:再び映画館で鑑賞したが、敵国の戦闘機撃墜して身内で盛り上がっている姿になにか違和感。
同じ作品でも自分のその時の心持でだいぶ印象が変わってしまうようだ。
やっぱりトムやなあ
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北朝鮮と思われる国の核施設を破壊する作戦があった。
難度が超高いうえに、生還となるとほぼ無理なレベル。
トムが教官となり、若手のエリートパイロットを指導する。
そんな折、トムを高く買ってた権力者・アイスが病死。
これにより風向きが変わり、トムは任を解かれる。
トムは勝手に戦闘機に乗り、シミュレーション飛行。
で何と成功させた。これによりトムはパイロットに任命される。
こうしてトムと、選抜された3人の若手で北朝鮮へ。
で見事に作戦成功したが、そこから予想通り敵の逆襲が来た。
3人の中にはトムのかつての相棒の息子もいた。
トムはソイツを救おうとして撃墜されてしまった。
何とかパラシュートで着地したが、今度は軍用ヘリに襲われる。
そこを上記の息子が命令に背いて戻って来てトムを救う。
ただ撃墜はされた。で2人は地上で合流。
そこから何と敵のボロ戦闘機を盗み、脱出をはかる。
で敵の最新戦闘機との戦いになるが、腕でカバーし勝利。
弾切れになった所をさらに襲われるが、援軍が来て生還。
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いやー、面白かった。やっぱりトップガンはいいなあ。
でも終盤の内容は、かなりヒドかったと思うよ、正直。
敵地で撃墜されたのに生還なんてちょっとあり得んだろうw
普通の映画がそんな内容なら、非現実的と叩かれそう。
でも名作映画の36年ぶりの続編という特殊な状況やから、
そんなおとぎ話な内容でも十分許せるし、問題なし。
それにしてもトムはまだまだ若々しいな。
少年の心に戻ってワクワクさせられる、いい映画やった。
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