血を吸う粘土 派生
劇場公開日:2019年10月11日
解説
特殊メイク・造形アーティストとして活躍する梅沢壮一が監督を務め、呪いの粘土「カカメ」がもたらす恐怖を描いたホラー「血を吸う粘土」の続編。カカメによって無残に殺された父・伏見恭三の死を警察から知らされた娘の果林。恭三の遺体は火葬場で焼かれ、果林には遺骨が渡されるが、そこにはカカメの身体の一部が含まれていた。果林は美術作品制作キャンプに参加するが、そこに持ち込まれた恭三の遺骨からカカメが復活し、再び阿鼻叫喚の地獄が繰り広げられる。主演は「ファミリー☆ウォーズ」などに出演した新鋭女優・藤井愛稀。前作に続いて津田寛治、黒沢あすかといった実力派も出演する。「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2019」(19年10月11日~/東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか)上映作品。
2019年製作/100分/R15+/日本
配給:ブラウニー
スタッフ・キャスト
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2022年3月14日
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鑑賞方法:VOD
冒頭では前作のダイジェストからブラックアウトして、残された藍那先生とユカ(だっけ?)の声だけで顛末を表現。ちょいと本気度がわかる。そして、六角形をモチーフにした天才絵画作家・木多天の元に伏見の娘果林や彼女の義姉である水aたち6人が集まってくる。
粘土なのに絵画?と疑問に思いつつ、天のアシスタントが陶芸家だとわかり安心。自傷癖のあるアシスタントさえが三田塚の呪いを受け継いだ。腕からも血の代わりに泥があふれ出て、ついには首も取って泥まみれ・・・気色悪さは最高潮。
前作よりも人数が増えていることもあって粘土人間化(カカメ化)するバリエーションも多彩。そして津田寛治もいいところに登場する(どこで登場するかは内緒)。さらにカカメ役が『トリハダ』でも活躍していた笹野鈴々音が演じている。顔までわからんけど、スーツアクターまでやるんですね!
カカメ・・・三田塚の呪いはかなりしつこい。地下に潜ってミミズと融合して東京を襲おうとするなんて、やっぱり都会に恨みがあるんですね。それにしても山岡県とか富川県とかって・・・田舎の代表?
2021年7月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
1作目があんな終わり方したのに良く2作目作ったなとか言ってしまってすみません!ちゃんと辻褄合ってました!
でも正直1作目同様全体的に中途半端です!
…1作目を観て私と同じ疑問を抱いた人だけに一応オススメしておきますw
2021年4月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
前作は造形アーティストによる作品への質の高さにビックリしたもんだが、続編があったとは💦
呪いの粘土「カカメ」。今回は遺骨に取り憑きそこから復活、襲っちゃいます。
前作はアナログ感満載な低予算クリエイト技法での良作だったから評価したのに、何故か今回気を良くしたのか変(?)にデジタル技術も使っちゃったもんだから、前作の作品の良さが失なわれちゃいました😖
アナログ造形部分も前作よりかなり低下。
造形アーティストの人変わった?
前作がプロなら今回は小学生高学年レベル。
なのでカカメ演出もつまらなく、出てくる人間にも興味を持てず、襲う演出も下手になった。
造形演出もアングル&カット割で誤魔化す様にもなってしまった、、、、。
「どうしてこうなった?」の典型です。
造形部分は前作と雲泥の差。
ただただ残念です💧
2019年10月24日
iPhoneアプリから投稿
前作未見。一応前作のあらすじは読んでいきました。
前作で封印された呪いの粘土が復活するシークエンスはまぁまぁ面白かったです。
が、その後は変なところにばかり特殊メイク使って、肝心の殺害吸血シーンは基本「キャー!」「プスッ」の繰り返し。非常に単調。かろうじてインパクトのあった被害者は2人くらいで、それもホラー映画としては普通レベルのインパクトです。
主人公とその姉以外は人物描写が薄いため感情移入しづらく、ピンチになっても「助かってくれ!」という気分にあまりならず。その上殺され方もごく普通となると、殺人〇〇の映画として一体何を楽しめばいいのやらと…
肝心の呪いの粘土・カカメ君も特殊メイクの出来がバラバラで、まぁまぁ気持ち悪く見えるシーンもあるにはありますが、触手らしきものが「ビニール手袋つけた人間の手」丸出しだったり、ぎこちなく動いて不気味に見せたいんだろうけど本当にただぎこちないだけだったり、まぁたぶん予算的なアレなんでしょうけどもうちょっとアイデアでカバーできなかったのかなと。
ラストも個人的にはいきなり過ぎて萎えました。理屈は分かりますが…
前作未見ゆえ、前作から繋がる細かいネタが拾えておらず、もしかしたら前作観たら何かまた別の面白さが見つかるかも知れません。
…ただ正直これで前作観ようって気にはならないですね…