男と女 人生最良の日々

劇場公開日:2025年9月5日

解説・あらすじ

フランスの名匠クロード・ルルーシュ監督が1966年に手がけ、第19回カンヌ国際映画祭パルムドールとアカデミー外国語映画賞、脚本賞を受賞した恋愛映画の名作「男と女」のスタッフ&キャストが再結集した続編。前作の主演ジャン=ルイ・トランティニャンとアヌーク・エーメ再び同じ役柄を演じ、53年後の2人の物語を、過去の映像を織り交ぜながら描き出す。

元レーシングドライバーのジャン・ルイは、今では老人ホームで暮らし、かつての記憶を失いつつある。そんな父の姿を見た息子は、父がずっと心に抱いてきた女性アンヌを捜し出そうと決意。その思いを知ったアンヌはジャン・ルイのもとを訪れ、長い年月を経て別々の道を歩んできた2人は、ついに再会を果たす。

日本では2020年に劇場公開。2025年には、クロード・ルルーシュ監督の特集上映「男と女 クロニクルズ」にて、4Kレストア版で上映。

2019年製作/90分/G/フランス
原題または英題:Les plus belles annees d'une vie
配給:Diggin’
劇場公開日:2025年9月5日

その他の公開日:2020年1月31日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)2019 Les Films 13 - Davis Films - France 2 Cinema

映画レビュー

3.5 70点ぐらい。シリーズ3作目だけど…

2025年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

劇場での特集企画 “男と女 クロニクルズ” で『ランデヴー』を観て、併映の『男と女』を再観したんですが、

この機会に観てなかった続編も観ようと、劇場ではなく配信で観ました(笑)

“男と女 クロニクルズ” のラインナップには、2作目の『男と女Ⅱ』が入ってなくて、この作品が2作目のような扱い、

その為こっちを先に観て、観終わってから『男と女Ⅱ』を知り、順番を飛ばして観たことに気付き超ショック(笑)

後から『男と女Ⅱ』も観たんだけど、1作目→3作目の本作と観ても問題ないというか、逆に『男と女Ⅱ』を観てなくて正解だった。

『男と女Ⅱ』が “男と女 クロニクルズ” のラインナップから外されていたのも納得で、

劇中で『男と女』から53年後の『男と女 人生最良の日々』の間が語られますが、後から『男と女Ⅱ』を観てみたら矛盾してて整合性がないんですよ。

『ターミネーター』シリーズの2以降みたいに。

『男と女Ⅱ』は黒歴史で『男と女』→『男と女 人生最良の日々』にしたいんじゃないでしょうか?

その流れの方が美しくベストだと思う。

これから本作を観る方は『男と女』だけ観た方がいいと思います。

53年前にあたる『男と女』の映像(『ランデヴー』の映像も少し)を使いながら話が進みます。

お年を召した方ほど響く内容だと思います。

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RAIN DOG

4.5 すっごく良かった ここまでいい感じだとは予想してなかった 2人の時...

2025年9月21日
iPhoneアプリから投稿

すっごく良かった

ここまでいい感じだとは予想してなかった

2人の時間が素敵すぎて、

2人が魅力的すぎて、

このまま終わらないでほしいと思った

ずっと見続けていたかった

最後の終わり方も良い

2人が亡くなる前にこの作品ができて、

間に合って本当に良かった

前作見てないけど、見たくなった

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jung

4.0 素敵な会話

2025年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

フランス語が少しでも分かれば、更に上質な鑑賞体験が得られたと思う。
アンヌがジャンを施設に訪ねる。
二人の織りなす会話はまるで詩のよう。
字幕を追いながらですらうっとりしてしまうのだ。
部分的にでもフランス語が分かればなと、心から思う。

海外のアニメファンが日本語を学ぶ原動力はこの辺りにあるのだろう。

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ピッポ

4.0 愛を見る

2024年6月20日
PCから投稿

1965年の年末に出会った男と女の53年後を描いた映画。女の元に男の息子が訪ねてくる。別々の道を歩んだ二人。今、記憶が薄れた男は施設に入り、女は小さな店を営み幸せに暮らしていた。女は男の元へ。男は多くの女性を愛したが、今でも女の事を深く愛していた。男の見る夢は女との日々だった。

有名な1966年公開の映画を観ていなくても成立するが、人生最良の日々鑑賞後に観ても逆に二人の日々が浮かび上がると思う。この映画の後半、男は愛のために早朝のパリの街を200Kmで走ったと語り、上手く別短編の映像を挿入していた。元の9分の短編も一見の価値あり。凄いです。

2019年の公開時にこの映画を観た。
年月を重ねたが、あの二人がそこにいた。
それから5年、6月18日の早朝、パリの自宅でアヌーク・エーメが亡くなった。

美しい人だった。

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星組

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