キューブ:ホワイト

解説

謎の白い部屋に監禁された女性の運命を描くイギリス製スリラー。近未来のイギリス。腐敗しきった政府を倒すため、英国解放軍と名乗る革命ゲリラが反乱を起こし、世間は混乱の真っ只中にあった。ある日、真っ白な壁に囲まれた部屋の中で、ひとりの女性が目を覚ます。戸惑っていると「ようこそ、白い部屋へ」という正体不明の男の声が響き渡り、名前を聞かれた彼女は「ルース」と答える。やがて彼女に、急激な室温の変化や電気ショックなど、恐ろしい仕掛けが次々と襲いかかり……。出演は「ディセント」のシャウナ・マクドナルド、「バイオハザード」シリーズのオデッド・フェール。

2018年製作/89分/イギリス
原題または英題:White Chamber

スタッフ・キャスト

監督
ポール・ラシッド
製作
ネビル・ラシッド
脚本
ポール・ラシッド
撮影
グレン・ワーリロー
編集
アレックス・マーティ
音楽
ジョン・ハール
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映画レビュー

3.0無知、無理解、無関心

2022年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

 ホワイトチェンバーに閉じ込められた女性の反応から彼女をどの様に位置づけたか? 当初彼女はどのように映ったか? 彼女の名はルース?

 ナッツ(チョコレートとハンドクリーム)

 手首のタトゥーの意味

 ザカリアン将軍とは?
 (女性を閉じ込めていた彼と、女性に閉じ込められていた彼)

 クライスラー博士とは何者? 彼?...男?

 父と娘、博士と助手、姉と弟、妻と夫...

 変声機を使用した声の主

 香水(気配り? 匂いによる恐怖の軽減?)

 ドラッグと戦争、ドラッグは戦術

 マルスマーキュリーと銀の着色料(遅効性致死性の毒と無害の着色料)

 白い部屋の目的は判断力を奪うこと・・・

 劇中...いつ、どこで、誰が、どのように発した情報をどの様に繋ぎ合わせ、それをどう判断したのか?

 また、発せられなかった情報をどのように知り得ることができたのか、できるのだろうか?

 物事の一面や一部、所属する側から見えてくる真実と、少し枠を広げることで、内と外で情報を比較することで見えてくる真実とでどのような違いがあるだろうか?

 これからイギリスで下される(昨今イギリスで下された)決断の是非はこれから行わていくこととなるだろう...

 この決断と今後の展開を探る術として、同等の条件下でのEUに残留したイギリスとEUを脱退したイギリスの両者を用意しての比較実験は不可能であるし、その経過観察を以ての検証もまた不可能である。そんな中で何かを選択しなけらばならず、また選択していかなければならない。

 何が本当で何が嘘なのか、何が正しく何が間違っているのか、何が望ましく何が望ましくないのかをどうやって見極めていかなければならないのか。

 劇中において、また歴史上、無知・無理解・無関心がもたらしてきたものは何か?

 誰かが囁く耳障りの良い声に流されていいものだろうか?

 その声は本当に自分に寄り添ってくれているが故のものか?

 クライスラー博士はUKLAに屈したのか?

 クライスラー博士が銀の着色料と言って手に取ったのは・・・

 互いに手遅れになる前に・・・

 グッド・ラック・・・グッド・リダンス・・・

 「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」(2004) ...「プレステージ」(2006)...「実験室KR-13」(2009)...「バーチャル・ウォーズ」(2016)...「ヒューマン・ハンター」(2017)...「ブッシュウィック 武装都市」(2017)...

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鰹よろし

1.525点

2022年2月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

映画評価:25点

キューブのスピンオフかと思っていたら、
全くの別物でした。

本家のキューブの良い所も、
悪い所も引き継がなかった、
ある意味凄い作品。

こちらの作品の良い所は、
あのキューブと違って、
最後まで観れば全貌が解ります。

こちらの作品の悪い所は、
あのキューブと違って、
そもそも面白くないという所でしょうか。

とある実験をしているのですが、
その被験者と観察者のやり取りを
ただただ見させられます。

これが何にも面白くないのです。

せめて、
一番最初に被験者の紹介をしてくれたら、
まだ冒頭のシーンに謎が生まれ、
視聴者側も何故こうなった?と考察したり、
興味が出てきますが、

実験の目的もわからず、
被験者や観察者の素性もわからず、
キューブ内での人間関係がある訳でもなく、
ただただ年増の女性がイタぶられている所を
見されられ続けるという。

見せる順番を変えていたら、
タイトルにキューブ入れなかったら、
もっと人気作になっていたと思う。
それだけに残念でした。

ps.「閉じ込められた3人の男女」←ふざけてる。

【2022.2.2観賞】

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まぁと@名作探検家

0.5間違って借りてきた

2020年7月4日
PCから投稿

間違えて借りてきたものの、まあ一応観るかと観てみたが最悪。
作者は何が言いたかったのか分からない。ただ最後まで飽きることなく観れはする。

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見聞

3.0中途半端

2020年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

白い小部屋に仕掛けられた様々な装置の残虐性がこの作品の一つの肝なのだが、真新しさがないので迫力に欠ける。主人公の女性が執念深く実験を進める理由もやや弱く、残忍さや狂気のレベルが常識の範囲内で中途半端。ここはもっと振り切ってほしかったところ。

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たろ☆