劇場公開日 2020年1月10日

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パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価

全1348件中、681~700件目を表示

3.585点

2020年2月18日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

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コウセイ

5.0恐るべきギフト・未来力診断ツール

2020年2月18日
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ポン・ジュノ監督は凄い映画を撮る人なのではなく、映画を使って世界に罠を張る凄い人だと知った。
監督は世界に新たな格差を持ち込み、地球を富や赤道線とは別のラインで分断しようと試みている。
そのために公表されたこの作品は実際は映画などではなく、未来が視える人と視えない人とを明確にふるい分けられるよう設計された超便利ツールなのである。

まずは監督がなぜラストシーンをわざとエンタメ的には「つまらなく」仕上げたのか、自作品の表面的完成度を犠牲にしてまでやったことが何なのか、という疑問を持てないと話にならない。
ストーリー上の衝撃の結末を用意しなかったのは、我々の前にあるスクリーンが時間差で映る鏡であるという啓示に他ならない。
「えっ凄いオチどこ?」
「は?映画でも観ているつもりですか?これはIF未来の再現ドラマだし、俳優たちはあなた方の役を演じているんですよ?」

前半笑いながら格差問題の重大性をなんとなく見過ごしているうちに、後半でそれが洒落にならない事態に帰結する過程を目撃させられる。現実世界が今の調子で進んで行った場合十分起こりうる、富む者と富まざる者とが相互理解も共存も意志疎通も諦めて滅ぼし合わざるを得なくなる修羅界を我々はスクリーンの前で、娯楽映画に偽装された実写ドキュメンタリーをも越えるシミュレーション的何かによってまんまと体験学習または社会科見学させられたのである。

その上でまだ
ええこれでアカデミー賞?
あっと驚くラストなし?
前半のがまだ面白くね?
といった「事前に書かれたセリフ」を監督に言わされそこで思考を止めている人こそが格差世界の完成に不可欠な「全面協力者」で要注意人物達なのだということを、この作品を使って今後我々は簡単に見分けられるようになった。本当に便利なものが手に入った。

ぜひぜひ、この作品を「映画である」、しかも「娯楽映画である」、しかも「言うほど面白くない娯楽映画である」 とポン・ジュノ監督に騙されている人がまだまだ大勢いるうちに、同じ手法の別テーマのツールも更にいくつか創って我々に与えてもらいたい。富まざる者の中でも更に、持てる者と持たざる者との新たな格差が広がることになろうとも。

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久遠洋人

2.0最後はモヤモヤ

Yさん
2020年2月18日
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全て観終わって、、どう気持ちを表していいのか分からない気持ちになりました。
最終的には観なければ良かったって思った映画だった。
最初の1時間くらいは楽しめた。

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Y

3.5総合的には面白いがなんとなく嫌な感じも

2020年2月18日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

つい先日アカデミー賞も受賞した話題作である本作。
そういった形で話題になる映画は芸術寄り等で個人的に苦手な作風である事が多いのですが
この映画は娯楽要素も多分に含んだ映画のため、最後まで飽きずに観る事が出来ました。

サスペンスらしく「この先どうなるのか」というのが非常に気になる作りとなっており、
次から次へと何かが起こりテンポ良く進むストーリーや、息もつかせぬ怒涛の展開、
そして所々で挿入されるコミカルなシーン。
それらが素晴らしい映像と共に一つに纏められている良い作品でした。

ここだけ見ればなるほど噂の通り間違いなく面白い作品だと思います。
思うのですが、気になった点というか苦手な点もあり、
何処と無く陰鬱な雰囲気というか、そこはかとなく漂う胸糞悪さの様な物を感じてしまい、
良過ぎるテンポも相まって鑑賞後の疲労感は3時間映画を見た後並みのものでした。

前述したように面白い映画ではあるのですが、ファミリー層向けではありませんし、
デートムービーにもあまりお勧めできないかなと個人的には思いますので、
そのあたりをご留意した上で鑑賞することをお勧めいたします。

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小幸

4.0話題の作品をやっと見れました。

2020年2月17日
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鑑賞方法:映画館

「貧富の格差」を面白く見せた、エンターテインメント作品。北朝鮮の攻撃から守るためにシェルター的な目的で作られた「半地下」、ここに貧しい人々が住み着くようになる。韓国には「貧困」を描くのにこんないい材料があるのかと、思わず膝を打つ。映画の前半は貧困家族が富豪家族に取り入る様を、コミカルに描き出す。悲惨な環境に住んではいるが、この一家は皆賢いし特別な家族愛にあふれている。家族が団結して真剣に協力しあうため、詐欺や謀略まがいの方法で豪邸に「寄生」していく姿もなぜか微笑ましくなる。ここでは貧困層の人々の、生活の為なら何でもやるという「したたかさ」と、富裕層の見栄や体面を気にして簡単にだまされる「人の好さ」がとても鮮やかに対比して描かれている。
ここまでの内容だけでも十分面白い作品として成立するが、ポン・ジュノ監督のエンターテインメント性の追求は貪欲だ。象徴的な雷鳴と共に始まる後半は、まさに怒涛の面白さの連続である。「寄生」の状況をどう決着させるか考え抜いた末の結論だとは思う。「貧困」と「富裕」は決定的な対立を迎えてしまう。しかしながら「破滅的」なラストは確かにインパクトはあるが、すべての問題をも吹っ飛ばしてしまうようで、あまり感心できなかった。心に残る作品にするよりもインパクトを与える作品のほうが、受けがいいという計算が働いているのだろう。思惑通り高い評価を獲得した。映画賞に参加している人々も富裕層なので「貧富の格差」の問題は、彼らの潜在的な負い目意識に訴えかけるに違いないと、これも計算の内だろう。
後半のドタバタ劇は趣味に合わないが、作品全体として一番印象に残るのは「家族の結びつき」「家族愛」みたいなものだ。置かれた環境や状況で全く異なる姿を見せるが、誰にとっても家族が大切な存在であることが伝わってくる。「貧富の格差」は映画を面白くさせるための単なる素材に過ぎず、本当は「家族の愛の形」を描きたかったんじゃないかと思う。
近くの映画館が、配給会社の関係か、上映予定がないので、遠征してやっと見ることができました。

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ガバチョ

4.0意外とあっさり観れました

2020年2月17日
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もっと社会派なのかなとか思って鑑賞しましだが、コメディタッチな感じもあってサラッと観れました
構図もセンスを感じますし、お話にも無駄がない結構エグい話なのにとても見やすい人をあまり選ばない映画ではないでしょうか、素晴らしい!
でもね、映画ってもっと無駄なシーンとかあってもいいと思うんすよね
ちょっと優等生すぎかなーと
お話の落とし所は結構好きです。

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puleco2

5.0万引家族オマージュ~~~~!!!!????

2020年2月17日
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笑える

知的

難しい

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a9y

5.0カンヌ~~~~~~!!!!????

2020年2月17日
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怖い

知的

難しい

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OLDGoldenMobile

1.5それほどのものか?

2020年2月17日
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おもしろかったのは
開始1時間までで それ以降は尻すぼみであった。
国の生活の違いで 半地下と言われてもピンとこないし
終わってみて あっそう ぐらいの感じで 心にくるものはなかった。
ジョーカーは心震えて かんがえさせられたんだけどね。
あの政府 国民性を考えたら ありがちなストーリーと
パラサイトって題名じたい 日本にいつも難癖つけて寄生している
韓国そのものが見えてくるよね。

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Kitaある

5.0素晴らしい

2020年2月17日
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現代社会にふさわしい映画でした。
色んな人に視点が置けます。
映画界に新しい風が吹いた気がしました。
オススメです。
あと、社長の奥さんが可愛いです。

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ヨネナナ

3.0いかにも韓国映画

2020年2月17日
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退屈しないけど、盛り盛りで、激しすぎる!

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ダリア

3.0普通

2020年2月17日
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伏線もよくできてるけど、普通という印象。
メッセージは沢山あるし、エンターテインメント性もあり楽しかった。

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あき

5.0素晴らしい!ポン・ジュノ監督

2020年2月17日
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The music

4.0面白かったです。

2020年2月17日
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 富裕層家族はみないい人ばかりですが、潜在的な差別意識が随所にみられる。悪意がないところがむしろ闇が深いように感じた。
 主人公家族の母親の「金は心のしわを伸ばす。」だったでしょうか。印象的な言葉でした。
 メッセージ性が強い映画と思いますが、それを受け取るか受け取らないかは見る人次第。単純に映画をエンターテイメントとして捉えるなら、見て損はない面白い作品だと思います。

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TY

1.0これが韓国か。胸糞映画。

2020年2月17日
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hamu

3.0良い意味でも悪い意味でも韓国らしい映画

2020年2月17日
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悲しい

怖い

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jazzman

4.0「半地下」の意味

2020年2月17日
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楽しい

怖い

興味はありながらも時期を逸してしまい、まだ鑑賞していなかった本作です。しかし、アカデミー賞受賞ということなら、やはりここは劇場で鑑賞しておきたいところ。というわけで、遅ればせながら鑑賞してきました。自分と同じような人が多かったようで、平日夕方の上映ではありましたが、予想外の観客の多さに驚きました。

本作では、貧乏な4人家族が、策を弄して金持ち家族に取り入って生活する姿が序盤で描かれます。冒頭から、この家族の貧乏っぷりとしたたかに生きる強さが伝わってきます。それとは対照的に、騙される金持ち家族は絵に描いたような富裕層で、簡単に人を信じて次々と騙されていきます。その展開がテンポよく、痛快でおもしろかったです。

ところが、中盤で貧乏家族の計画が想定外の方向に転がり始め、一気に緊張感が高まり、片時も目が離せなくなります。ここでやっと「半地下」の意味がわかってきました。そして終盤、さらに予想外の展開を見せ、前半のコミカルな空気はもはやどこにもありませんでした。貧困の差が、そのまま生き方、考え方の差につながり、この結果を招いたのでしょう。どんなにもがき苦しんでもいかんともしがたい貧富の差を見せつけられ、胸が締め付けられるようでした。

本作では、そんな貧富の差を高さと水と臭いで巧みに描いていると感じました。高台に住む富裕層、半地下に住む貧困層、そして地下にはさらに…。そして、富裕層の生活排水は下へ下へと流れ、貧困層の家も生活も汚水まみれにしていき、彼らはその悪臭をまとって、それでも歯を食いしばって生きていかねばなりません。そんな彼らの人としての尊厳までも、富裕層の人間は無自覚に傷つけていることを、臭いを使って表現しているところは秀逸です。

アカデミー賞受賞は伊達ではありません。絶対に劇場でとは言いませんが、一度は見ておいた方がいい良作だと感じました。

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おじゃる

1.5クオリティは高くない

2020年2月17日
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ジョーカーと同じ年のアカデミー賞受賞作で、ジョーカーと同じように社会風刺の映画だと聞いて観てみた。
日本のテレビドラマ以下の質だった。
このシーンにこんなに時間とる必要がない、とかこういう時は人間こうは動かないだろ?とかそういう部分で。
でも作品のテーマ自体は支持したいし、格差をコミカルに描くってところも良かったと思う。
あと詐欺師家族のお姉ちゃんが可愛かった。

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Yetrix

3.0思ってた映画では無かった。

2020年2月17日
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鑑賞方法:映画館、VOD

悲しい

怖い

難しい

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RINGO
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