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「ファイティング・ファミリー」を配信している動画配信サービス(VOD)

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「ファイティング・ファミリー」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

ファイティング・ファミリー

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「ファイティング・ファミリー」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
レンタル ¥440 今すぐ見る
見放題 月額2,189円(税込)~ 今すぐ見る
購入 ¥2,100 今すぐ見る
レンタル ¥220 今すぐ見る
Amazon Prime Video

おすすめポイント

Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

30日間

月額料金

月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能

特典
(ポイント付与等)

Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる

支払い方法

クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)

映画作品数

20,300本以上

ドラマ作品数

3,200本以上

アニメ作品数

1,200本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

U-NEXT

おすすめポイント

映画/ドラマ/アニメ/電子書籍を観るならU-NEXT(ユーネクスト)。名作はもちろん最新作も!豊富な作品の中からお好きな動画を見つけて、是非お楽しみください。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

31日間

月額料金

月額2,189円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大4台まで同時再生可能

特典
(ポイント付与等)

毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)

支払い方法

クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード

全作品数

340,000本

見放題作品数

300,000本

映画作品数

見放題17,700本以上/レンタル1,200以上

ドラマ作品数

見放題5,400本以上/レンタル680本以上

アニメ作品数

見放題5,800本以上/レンタル260本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

Apple TV

おすすめポイント

Apple TVは、Apple Originalの作品を楽しめるストリーミングサービスです。高い評価を得ているシリーズ、心を奪われるドラマ、かつてないドキュメンタリー、子ども向けのエンターテインメント、コメディなどが勢ぞろい。ほかでは観られない新作も毎月登場します。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

7日間/Apple製品購入で3カ月間無料/Apple Oneで1カ月間無料

月額料金

月額900円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大6台のデバイスで同時にストリーミング可能/Apple Musicに学生プランで登録している場合は、一度に1台のデバイスでしかApple TVをストリーミングできません

支払い方法

Apple Pay、クレジットカードとデビットカード、Apple Accountの残高(Apple Gift Cardの換金額または入金額の残高)、PayPay、キャリア決済(au/SoftBank/NTT docomo)

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。

FODプレミアム

おすすめポイント

フジテレビ公式動画配信サービス『FOD』!人気のドラマ、バラエティ、アニメ、映画はもちろん、放送中の最新作やFODだけ ... 番組など、独占タイトルを多数見放題配信中!

配信形態

見放題 / レンタル / その他

無料期間

なし

月額料金

月額976円(税込)※iTunes Store決済の場合は980円/フジテレビ ONE TWO smart 2チャンネルセット1,100円(税込)/フジテレビ NEXT smart コース1,980円(税込)/フジテレビ ONE TWO NEXT smart 3チャンネルセット2,310円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大3つまでサブプロフィールが追加可能

特典
(ポイント付与等)

毎月100ポイント付与/くじやガチャ、各種キャンペーンあり/「FODフライデークーポン」使用で毎週金曜日に全国のTOHOシネマズで最大800円オフ

支払い方法

クレジットカード(VISA/JCB/Mastercard/AMERICAN EXPRESS/Diners Club)、PayPay、iTunes Store決済、Google Play課金、Amazon決済、d払い決済、au ドラマ・バラエティパックプラン、楽天ペイ、あと払い(ペイディ)、CATV局払い

全作品数

100,000本以上

映画作品数

3,300本以上

ドラマ作品数

1,700本以上

アニメ作品数

900本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


ファイティング・ファミリー

解説・あらすじ

アメリカのプロレス団体WWEで一夜にしてスターの座を掴んだ女性ファイター、ペイジの実話をもとに、プロレスを通して固い絆で結ばれた家族を描いたヒューマンドラマ。ペイジとその家族を描いたドキュメンタリー「The Wrestlers:Fighting with My Family」に感銘したドウェイン・ジョンソンが、イギリスの映画製作会社Film4 Productionsとタッグを組んで映画化した。イギリス北部でレスリングジムを営むナイト一家。中学1年生の時からリングに立っている18歳のサラヤは、いつかWWEの試合に出て一家を盛り上げたいと願っていた。兄ザックもプロレス命だが、その一方で愛する彼女と結婚して普通の家庭を持ちたいとも考えている。そんなある日、WWEのトライアウトに参加した2人は、尊敬するスーパースター、ドウェイン・ジョンソンと対面を果たす。兄妹は大喜びでトレーニングに励むが、サラヤだけが次のステージに進み、フロリダへ行くことが決定し……。主人公ペイジを「トレイン・ミッション」「ミッドサマー」のフローレンス・ピュー、兄ザックを「ダンケルク」のジャック・ロウデン、父パトリックを「ショーン・オブ・ザ・デッド」のニック・フロストが演じる。ドウェイン・ジョンソンも本人役で出演。「蜘蛛の巣を払う女」などに俳優として出演したスティーブン・マーチャントが監督・脚本を手がけた。
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モアイ
モアイさん
4.0

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興奮

カワイイ

投稿日:2025-11-02
私はこれまでにも「ミッドサマー」(19年)や「オッペンハイマー」(23年)など、フローレンス・ピューの出演作自体はいくつか見ていたのですが、「サンダーボルツ*」(25年)を観てようやく「これがフローレンス・ピューかぁ~」と、その存在を認識したのです。しかし映画をよく観る人の間ではもう既に相当の注目株だったそうで、普段こちらで仲良くしてくださっている、私の何倍も映画を鑑賞されているレビュアーさんの紹介で知った本作。しかも本作で描かれるのは一夜にして世界のトップ団体の頂点を掴んだプロレスラーの半生という事で、これは是非にと鑑賞したのです。その結果これがまたいい映画だったので、今回も本作を紹介してくださったレビュアーさんへの感謝と共に書いていきたいと思います。

この映画には夢と居場所を求める若者の迷いと挫折、そしてひた向きな情熱があり、家族との軋轢と絆があり、若者が挑む厳しい世界と試練があり、そしてその挑戦の先にようやく世界が開かれていくという至ってシンプルな王道サクセスストーリーです。出てくる登場人物達も本当に実在するのか?と疑いたくなるほど物語の登場人物としてハマっており、特に主人公:サラヤの兄であるザックの存在は、その心情を思うと胸が締めつけられはするものの、物語上では実に美味しい役回りなのです。この映画の面白さはザックの存在があればこそといっても過言ではないと個人的には思うのです。まぁ実話を基にしているとはいえ映画をより魅力的にするための幾つかの創作はあるのだろうとは思うのですが、そのどこまでが作り物でどこからが本物なのか?という虚実入り乱れたショーというものは、それこそプロレスであり、プロレスの最大の魅力なのです。なので本作はそういう意味でもとてもプロレスらしい映画と言えます。

主人公サラヤの家族はイギリスはノリッジで活動する超弱小プロレス団体を経営しており、映画は彼女が両親に懇願されてプロレスデビューを果すところから始まります。『初めての相手だとドジるから嫌だ』と難色を示すサラヤに兄のザックが『僕が相手をする』と申し出ます。覆面を被り性別を偽ってリングに上がるザック。100人入ればいいかな?程度の小さな会場でもガラガラの客席。まばらな入りの客席を相手に試合をする兄妹。渋々リングでファイトするサラヤでしたが自分の一挙手一投足に観客が歓声を上げる事に段々満更でもなくなっていきます。一閃ザックの攻撃でリングに受け身をとると、一気に時間が経過し画面には成長したサラヤ:フローレンス・ピューが映し出され、同時に鳴りだすモトリー・クルーの「Wild Side」(87年)!インストヴァージョンなのが少々残念ですがやっぱりプロレスとヘヴィメタルの親和性は抜群です!オープニングのほんの短い尺ではあるのですが、その中でプロレスラーという人種が碌な稼ぎにならなくても危険を顧みずにプロレスを続けるのは観客の歓声(時に罵声)を浴びる事が中毒になってしまっているからだという事がよく分かるシーンです。実際これだけ日常からプロレスが縁遠くなった日本にも未だに無数のプロレス団体が存在しますが、ほんの一握りの団体を除けばこのオープニングのサラヤの団体と同じような規模、客入りで細々と活動を続けているのです。
そんなんで食べていけるの?という話ですが、大抵のレスラーは副業を掛け持ちしていたりするのです。そうまでしてプロレスを続けるのですから本当にプロレスが好き…というか憑りつかれてしまっているような人達なのです。(もちろん他に稼ぐ当てがないから仕方なく…というレスラーもいますがそんな人は観客を湧かす事ができずに長続きしない印象です。)

プロレス興行のビラを配るピューと連れの女の子。同じ年頃の女の子にビラを差し出すと浴びせられる強烈なプロレスへの偏見。彼女たちは実際にはプロレスを見た事はないがプロレスは嫌いだと断言します。ピューが彼女たちに軽く言い返したせいもあるのですが『フリーク(異常者)』と捨て台詞を吐いて立ち去る彼女たち。イギリスのプロレス事情は知りませんが、どうやら日本とそう変わりはない様子で、このあまりにプロレスと世間の関係を正確に捉えたシーンからしてもう泣けてくるのです。
しかしプロレスに対する世間の無理解、偏見はあながち見当外れではありません。確かにプロレスとはそもそもいかがわしい見世物であり、プロレスラーにまつわる数々のエピソードやスキャンダルを聞くに、とてもお近づきにはなりたくない人種である事は確かなのです。本作におけるピューの家族だって問題だらけです。
そんな世間が良しとする価値観とは何故だか相容れなくて、はみ出し、こぼれ落ちてしまった人間たち。「Love & Peace」より「Seek & Destroy」の方が性にあってしまう、そんな“フリーク”たちがギリギリ社会秩序の範囲以内に踏みとどまる事が出来るのもプロレスという居場所があるからこそなのです。
映画の舞台となっている正確な時代はわかりませんし、ただの映画の演出かも知れませんが、ブリットポップやエレクトロニカ等の音楽ムーブメントを経た後の、2000年代以降のイギリスでアイアン・メイデンの「Bring Your Daughter... to the Slaughter」(89年)やモーターヘッドの「Born to Raise Hell」(93年)をバンの中で大合唱する子供たちがフリークでない訳がありません!でもみんな楽しそうでいいんですよね。やっぱり子供の情操教育にはプロレスとヘヴィメタルが必要なんですよ。ヒップホップダンスを義務教育で履修させている場合じゃありません!(ちなみに両曲ともかつて映画に提供された楽曲で、「Bring Your~」は『エルム街の悪夢5 ザ・ドリームチャイルド』(89年)に、「Born to~」は『ハードロック・ハイジャック』(94年でスティーブ・ブシェミも出ています)です)

この映画のホンのさわりの部分の描写を見るにイギリスと日本のプロレス事情とそこに集まる人々の質は割と似ている気がするのですが、世界のトップ団体であるWWEがあるアメリカでのそれらはどうやら少し異なる印象を受けます。イギリスで行われたWWEのトライアウトに唯一合格したサラヤが単身渡米し、そこで出会うアメリカ人の練習生たち。モデルやチアリーダーあがりの彼女らは明るく社交的でサラヤのイギリス英語に興味津々です。英語のヒヤリングがてんでダメな私はこの米英の発音の違いの演技がどれ程の物か全くわからないのが残念ですが、とにかくプロレスの技量自体は自分の方が上なのに彼女らの恵まれた体格に体力、人目を惹く華やかな雰囲気に劣等感を募らせ孤立していくサラヤ。そもそもサラヤは一見勝ち気な性格なのですが自身のリングネームの『ペイジ』はドラマシリーズ「チャームド ~魔女3姉妹~」(98年~06年)に登場する魔女の名前から取っているという、なんともオタク的なところがあるのです。日本の特定の世代の多くのプロレスラーやそのファンも一見粗野で乱暴な雰囲気ですが、そこはかとなくオタク臭が漂う人種なので、このサラヤの性格にはとてもシンパシーを感じるのです。わかりやすく迷走し自分を見失う様の痛々しさも含めて実にいいキャラしているサラヤ。それをフローレンス・ピューが正に体当たりで好演しているのです。

欲を言えばサラヤがレスラーとしていかに優れているのかがもっとわかりやすく表現されていればなぁ…とも思わなくはないのですが、この規模の映画でお馴染みの(失礼!)ヴィンス・ヴォーンもいい味出してますし、イギリスから来た黒い髪とアイメイクのサラヤに観客が『オジー・オズボーン(25年没)』とヤジを飛ばしたり、まさか本物から電話がかかってくると思っていないサラヤの父親が電話の相手に『俺はヴィン・ディーゼル』と返す小ネタも効いています。

多くの者がその夢の舞台に立つ事を望みながらも数多の試練を越えてそこへ辿り着けるのはほんの一握りの選ばれた者のみ。選ばれた者は選ばれなかった者の無念に報いるためにも簡単には諦められない厳しさも描かれ、それでも最後はとても爽やかな気分にしてくれる。そんな作品なのです。
鑑賞日:2025年6月30日 DVD/BDで鑑賞

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