宮本から君へのレビュー・感想・評価
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性別なんて関係ない。 普段からフラットに考える様にしてるのに、そん...
性別なんて関係ない。
普段からフラットに考える様にしてるのに、そんな事はぶち壊された。
男と女でしかない、そう突きつけられた。
身体中の体液という体液を撒き散らし、生々しさとエグさを恥ずかしげもなく全開で出しまくる。
根拠の見えない自信と、その有り余る疾走感に圧倒されるばかりだった。
そして、よく食べ気持ち良く寝る2人が印象的、激しく罵り合うのに、すごく健全でたくましい。
流される様に流れ着いた靖子の気持ちって本当はどうなの?
宮本ってどこを見て、どこに向かってるんだろう?
どこか冷静な目線で観ていたが、間髪いれずに流れてくるエンドロールの歌で涙。
宮本浩次が歌う様に、もはやどうでもいい。
聴いてるうちに勇気が湧いてきた。
疲れた…かも💦
池松壮亮さん、蒼井優さん流石の演技力でした。 内容的にもまとまっていましたが、常に全力な2人を観ていて心打たれる場面もありましたが、私的には見終わって脱力…でした。
やはり暴力シーンは苦手です…
生々しくリアルでした。池松さんの前歯は、まるで役作りで本当に抜いたの?!と思っちゃいました。
過ぎたるは及ばざるが如し
破顔0笑
過ぎたるは及ばざるがごとし、
そんな行動にうんざりする。
破顔一笑
過ぎたるは及ばざるがごとし、
そんなセリフに飽きてくる。
破顔二笑
過ぎたるは、、、、アレ?
破顔三笑
過ぎたるは、過剰過ぎて、、、なに?
過ぎたるは、7回転んで7回起きてきた。
過ぎたるは、過剰過ぎてミラクルが起きて8回起きてきた。(8回転ばないと8回目は起きれないはず)
かくして・・
過ぎたるは、及ば猿はオマエ(私です)になった。
!
キーチもシュガーもザワールドイズマインもフラッシュバックしてくる。
服もパンツも脱いで黙考しないと感じ取れない新井英樹作品(「愛しのアイリーン」でも同じような事を書いた記憶が、、、)。
映画化は全て剣もほろろだったのに、
何が起きてるんだろう。
論語の言い伝えを捻じ曲げてしまうほどの主人公の信念の勢いは風の如く・・動かざる事山の如く・・・(感想は過ぎたるは及ばざるが如しですね終わります)風林火山のような映画でした。
タランティーノ
すごかった
原作は連載当時モーニングでちょろちょろ読んでいた。中野やす子がブスであることがポイントなので、蒼井優ちゃんが演じることで大幅に意味が変わったのだけど、すごい体当たり演技で圧倒される。
宮本は壮絶な喧嘩をするのだけど、どう考えても勝てたのが奇跡であり、本当にやす子の敵を討ちたいなら武器でもなんでも使ってどんな卑怯な手でも使うべきではないか。素手にこだわって、きれいに戦おうとしているところで自分を大事にして守りたい感じがする。それはそれとして、すごい格闘で圧倒された。
誰にでも起こりうるドラマを丁寧に描き、一人一人がその人、その人生やその立場でなければ出ない言葉が語られており、素晴らしい。
これすごいゎ
いろいろ諸事情ありつつもやっと公開されました。公開出来て、観れてほんと良かった。
ドラマ版はラストがモヤッとで、これで?って感じだったけど、映画はまさにR15で行きつくとこまでイッてくれてやってくれた感がありスッキリしました。
まぁ池松くんもいつからこんな振り切り演技をするようになったかと思えば、恐らくこの宮本からといっても良いのではないでしょうか。
そういった意味ではキャストみなさんの本気度がものスゴく、見終わった後の疲労感は菅田くんの「あゝ荒野」と同等のものがあります。
インタビューで井浦新さんが「コレを実写でどう撮るのか」というようなことを言ってましたが、その通りに異様な熱量のスゴさやTVドラマからのキャスト始め蒼井さんやピエールさん、一ノ瀬くんと、誰一人無駄のないキャストと演技に頭が下がりました(佐藤二朗さんも、らしい演技の中にややシリアスもあり良かったです)。
褒めすぎとのレビューも拝見しましたが、これは決して褒めすぎではなく、スタッフ方々の熱意と本気度が伝わる、心揺さぶられる作品です。
ちなみに… 池松くんはマジに歯を抜く覚悟で臨んだのですが、既のところで新井さんに止められ抜くのを諦めたそうです。
… やはりこの熱量、ハンパない。
それから… もしかしたらある場面が理由で多くの女性にウケることは難しいかもですが、全体を通して観れば多くの男にはウケるというか、分かる伝わる部分が多いと思う映画です。
よくわかんないけど海に向かってみやもとぉーって叫びたくなる映画
ストレートに体当たりでくる内容に見えて手のひらサイズ感も大切に収めてあるところに好感を持った
前歯の抜けたたどたどしい喋りが何ともいい味出てた宮本
現在と過去が入れ混じる見せ方は説明がしやすくなるのかもしれないけどそれが何度も多すぎるのは気になった点
ポイントは金魚 個人的に重要なアクセントだと思う
生ききってやると言える人間に対して自由でいられない非力な水の住人として生々しく描かれていた
身勝手な人間により外界へと投げ出され挙げ句の果てには命尽き果ててしまうのだから···それに
あの容器サイズだと酸素不足でどちらにしろ生ききることはできないし肝心なブクブクも無い···
何故ここまで金魚に拘るかというと私もまた身勝手な人間 ブクブクの電源を入れ忘れ金魚を死に追いやってしまったことを思い出す···二人が金魚の死を悼み土へと葬る場面ここまで映すことで熱血映画に繊細な手触りを与えた
この金魚の場面はさり気なく置かれつつも有効 その儚き尊さをもっての話
瀕死の金魚にとりあえず慌てて水道水を入れた宮本にカルキ抜かないとダメだろと言う裕二 優しいんだな裕二は あぁ見えても 傷心の靖子のもとに駆けつけたり雪降ってきた嘘だよ〜んでも憎みきれない人
宮本の愛情は怒りと身体を鍛えることに比例してどんどん力強くなってゆく
と、同時に可愛いくなってるから惚れた女に対する男は可愛いい 猫が飼い主に採った獲物を見せにくるみたいに自転車の後ろに乗せてきて俺はやったどーなんて困った奴なのに愛おしい(笑)
救急隊員に話してたことも微笑ましく 靖子も宮本が自分のことを「どう」好きなのかがよーく解ったから受け入れて大団円 この、どう が伝わることが結構大切
人間本気で挑まなければならないことってある 怒れる熱と血は流行り廃りでなく不滅のものだということを見せつけてくれた 生きてる限り熱い血は消えちゃいないよね 押忍!!
童貞わっしょい映画
あまりに胸糞すぎて途中で退場するほどだった。
私の感想をいくつか上げる。
1.靖子がレイプされるシーンがあまりに生々しく女性である私は犯された経験が無くても目を背けたくなるほどだった。そういうシーンがあってもいいが一言書くべき。そんな表記はどこにも無かった。
2.レイプされた靖子を見て大泣きした宮本の姿は確かに良かった。彼女の気持ちになり被害者の彼女よりも悔しがる男は現実ではあまりいないだろう。
3.タクマに復讐するというのはいいがそれが殴り合いなのはいかがなものか。靖子を本当に思うなら刑事告訴なり民事訴訟なりし、出来るだけ賠償金を取るものである。男が見れば熱い男の復讐劇にスカッとするのだろうが、女からしたら自分の被害をキッカケにされたに過ぎず、全てにおいて勝っている相手に大義名分をつけて殴りかかり、勝ったぞぉぉとボコボコにしたタクマを靖子に見せに行くのはあまりにも動物的で原始人みたい。獲った獲物を好きな女に見せに行くとはなんだ、猫か己は。
女から見たら、はぁそうですかとしか思わない。むしろこちらがボコボコにしたせいで百パー相手が悪かったのにこちらに非が出来てしまい迷惑千万。逆に訴えられたらどうしてくれる、とまで考えてしまった。
この映画が原作に忠実だとしたら、原作者は童貞なんだろうなぁと思いながら観ていた。
唯一賞賛する点は蒼井優という大物女優が69をしていたという点だけである。
あれはエロい。素晴らしい。そして美しい。
それ以外はどうにも救いようがない。
外交官を目指していて、ガタイ良く、自分より全てが優っている男に自分の女を陵辱され復讐する。全て敵わないが女を想う気持ちは誰にも負けない。
男達の夢であり妄想であろう。こんな熱い男でありたいと誰もが少なからず思うだろう。
男性諸君、女と観るな。
私は観ながらドン引きした。
どんなグロい映画でも途中で切り上げたことは人生で一度も無いが、あまりにも情けなくて悔しくて辛くて最後まで観ることができなかった。
女という生き物をなんにも知らずに制作したのか。制作者は皆童貞か。
あ分かったおとぎ話として観ればいいのかそーかそーか。てか?
私の頭が硬いのか知らないがこんな最低な映画は初めてだ。高評価が付けられているから期待して観たから余計に裏切られた気持ちだ。
蒼井優の69に金を出したと思って無理やり納得
内容よりも信念か
昭和な熱さの映画❗池松壮亮、蒼井優上手い❗
"いききっちゃう"究極の主人公像
熱血主人公が困難にぶち当たるも
ガムシャラに立ち向かい勝利を掴んで
大切な人と幸せに
ベタな黄金シナリオも、主人公が"いききっちゃった"場合こうなる。
試練が降ると薪でもくべられたように燃える瞳。
ひとたび主人公スイッチがONになると誰にも止められない。
他人そっちのけで、万事 自分ごと。
戦う姿は決して美化されず、むしろ自慰に浸ってるような滑稽さがある。けれどなぜか固唾を飲んで応援してしまう彼の生き様。
中身がないのに説得力がある。信じてみたくなる。人生を切り開く力技。究極のナルシズム。
それらは紛れもなく、彼に備わった"主人公力"としか言いようがない!
"人のため"
"協調性をもって"
"世間に恥じない行いを"
そんなこと意識してるうちに、気付けば自分の人生を他人事みたいに生きてないか?
所詮人間、自分ごとが一番大事。
脇役の描かれ方もいい。
ただ主人公に巻き込まれる、物語の構成要因ではなく、彼らもまた、それぞれの人生を主人公として生きているのがいい。
池松壮亮という男
確かに、凄いエネルギー
とにかくハイテンションな作品
男なんだよ!女ですもの!
男だから、こうしなければいけない
女なのに、そういうことしてはダメ
そんな男女観を押し付けることはナンセンスだと
世間に認知されるようになった昨今ですが
わたしは、だからこそ、あえて言いたい。
男と女、それぞれでしか請け負うことのできない義務と
産まれながら生きている意味を… あえて、問いたい。
そんな論議の焦点を一手に引き受けた作品
『宮本から君へ』は、賛否の矛先をも
真利子 哲也 監督は請け負うことも
覚悟の上の製作だったのでしょう。
そう、ドラマ製作当初から、この最後を見据えて…
宮本の「俺が守る。俺が引き受ける。俺が結婚する。」
…という男の信念
靖子の「あたしが産む。あたしが育てる。」
…という女の意地
そんな男女が半ば自己中心的に主張する姿は
まるで、人間が日頃まとっている“理論武装”を解除して
生き物本来の“丸裸の行動原理”の下で繰り広げられる
こころの取っ組み合いのようでした!
だからだろうか?
惨めで、無様で、不器用で、
でもがむしゃらで、一途で、まっすぐな気持ちが
理屈抜きに、鑑賞者のこころに突き刺さるのは…
宮本と結婚したい。
宮本のド根性を劇場で観届けやがれ!
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