アド・アストラのレビュー・感想・評価
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遥か遠く……じゃなく自らの内側にある小宇宙かな?
スペースオペラを期待してましたが、宇宙を題材にした心の内側、人間の精神の深淵を覗き見るような映画でした。
広大な宇宙のような心の中、深実な心理、それを宇宙に例えてるだけで、ストーリーとしては期待と真逆。
光景は見応えあるし、音は普通にヨキかな。
……余談だけど、トミー・リー・ジョーンズが出るとコーヒーのCMを思い出してワラけてしまう……
で、結局なんなん?感動ゼロでした。
(他の方の"ナルホドで感動を味わえる"投稿を探してみます)
お、おもんない、、、
単純におもんない。
未確認生物発見の探査などの文言が出てくる冒頭のワクワク感は完全な肩透かしで、
ただただ息子がオトンに静かーに会いに行くだけの映画。(意外に人はいっぱい死ぬ)
映画の趣旨としては、夢を追い続けて現実を見なかった親父に憧れ自分もその道を歩んでいたけど、現実は生きてる今にあると気づく主人公の葛藤とか描きたかったんやろうけど。
ただ、ほんま退屈でおもんない映画やった。。。
少し甘いかもしれないが★3 正直、★2.5と★3の間くらい。 冒頭...
少し甘いかもしれないが★3
正直、★2.5と★3の間くらい。
冒頭に出てくるシーン、高所恐怖症の人は怖いかもしれない。
この様な洋画では珍しく、主人公が自身の心情に向き合った作品。
高所恐怖症でなければ比較的誰でも観やすい。ただし子供は理解するのは難しい可能性も。
タイトルなし(ネタバレ)
贅沢な映像と複雑に魅せてシンプルなストーリー。これぞ映画だと言われると、納得してしまいたくなる。
「遠くの美しいもの」に魅せられて「身近にある大切なもの」が見えなくなる。そんな人に私はならない。と言った感じ。
とにかく映像と音、台詞が美しかった。
宇宙版父を訪ねて3千里
反面教師
2大スター共演で期待したが、終始静かな展開で眠くなった。結局親に似て家庭を省みない仕事人間のブラピが、宇宙で亡くなったと思われた、自分と母親を捨てた父親ジョーンズに遠く宇宙の果てまで会いに行くと、地球に戻るのは嫌だと自ら死を選ぶ位、やっぱり自分勝手な父親を見て、これじゃいけないと地球に戻ったら、父親を反面教師にしていく生き方にした話。期待ハズレでした。
果てしない宇宙
いつかこういう時代が来るのか、、、月は地球から隣の駅でそこから火星、海王星まで。
ロイの父親は途中から1人になっても(意見の相違があったのか、その辺りがよく理解出来なかった💦)地球外生命体の調査を続けていたようだけど、20年以上(30年近いのかな)閉ざされた空間で通信も絶ち、孤独な状態。普通なら精神崩壊しそう。息子にあの任務を任せるNASAは残酷😰
ブラット・ピットが今回は感情を抑えた役所で、笑顔が見られなかったのが、ファンとしては少し寂しかったかな。ただ何度か睡魔に襲われて、何度か見直した😓つまらなかったという事なのか、、、今まで多くのSFが宇宙人👽や地球外生命体ありきの設定だったことに対して、この映画はロイの父親も結論を出していた様に地球外生命体はいなかった、としている。そういう点では斬新で、内容もつまらなくはないんだけどなぁ、でも眠くなるという事はつまらないのか、、、堂々巡りだ😅
これは映画館で観ればよかった。壮大な宇宙は大画面のがやっぱりいいに決まっている。後悔😔
トム・クルーズが宇宙ステーションで撮影を考えているそうだけど、実現出来たらすごいですね🛰
ベンソンアリゾナ
シリアスなドラマだがアクロバチックでもある。月面ではマッドマックスのようなバギー戦を生き延び、宇宙空間を慣性で泳いでくる。
ゼログラビティで主人公がコワルスキー(ジョージクルーニー)の幻影を見る楽しいシーンがあるが、あれを地でいく遊泳をやってのけるばかりではなく、羽目板を盾代わりにして、宇宙塵を突っ切って、母艦ケフェウスへ戻ってくる。
父子の心象へ比重を置くような気がしていると、マントヒヒが襲ってきたり、船を乗っ取ったり──不釣り合いなアクションシーンが出てくる。
慣性航行前に羽目板を外したときは、もしやここでベンソンアリゾナがかかるのか──とさえ思った。
雰囲気に凸凹があり、印象が収まらない。
この監督の特徴だが──といってもThe Immigrant(2013)とThe Lost City of Z(2016)しか見たことはないが──とても良さげで、いい感じなんだが、今ひとつ佳作には至らない──という映画を撮るひとだと思う。
そのバランスがむしろすごい。
IMDBで7には至らず、でも7に届きそうな映画を撮る。
ジョンヒューズのUncle Buckで、Buck伯父が姪にボールをピンに近づけるという競技だったら優勝できると言ったのを覚えているが、あれである。
実績ある監督なので、予算も潤沢である。ゆえに飛躍した未来ではなく、テクノロジー進捗の延長上にあるような──より現実的な未来を見ることができる。それが船内やハイテク機器によく表れている。だが、かなり雰囲気で落とそうとしている気配がある。テラハに山ちゃんが「こいつ、なんか雰囲気で落とそうとしてねえか」と評する男子が出てくることがあるが、この映画もそれを感じる、とは言い過ぎかもしれないが、すくなからずブラッドピットの表情と演技力に委ね過ぎの感があった。
面白く無い
キアヌ・リーブスの「地球が静止する日」以来の駄作だった。
話の本筋だけでは尺が持たないからか、何か波乱や陰謀を期待させるエピソードを入れてくるんだが、それが揃いもそろって肩すかし。全く、本筋に絡まない。
描きたいものがSFとは違うとはいえ、SFとして表現しているのにSF設定がいい加減すぎるから、SFを期待した層はガッカリ。かと言って、本筋も面白く無いから苦痛の二時間。
直接殺したワケでは無いとは言え、自分の命令違反が原因でクルーを死なせた主人公が帰還が特にお咎めも無いようなのは、如何にも主人公だけが大事なハリウッド映画と言う感じ。
絶望する勇気
月へのフライトシーンや衣装がリアルで面白かった。近い未来、本当にこんな感じになるんじゃないかしら⁈
ふさぎ込んだ内向的な主人公。ブラピの「静」の演技に惚れ惚れ。
静と動の映像のリズム感が実に心地良かった。
さて。
困難を克服して栄光を獲得する物語はもう卒業しようよ、というメッセージを感じ取った。
最も優秀な宇宙飛行士であり、理想のために仕事を全うしようとする父を誇りに思う気持ちと、自分の欲望を優先させ妻と息子を不幸にした父を恨む感情が交錯する。
「本当に父親に会いたいのだろうか。」
しかし、火星での通信で、自分の素直な気持ち(父への憐憫)が発露する。そして宇宙軍の本当の目的が明らかになり、憧れの英雄である父を助け地球に連れて帰りたいと欲するようになる。
ところが父は清らかな英雄ではなかった。更にロイ自身も自らの欲望の実現のためにクルーたちを死なせている。
このあたりの描き方が素晴らしい。
過去の栄光や夢を取り戻すために暴力を行使することは虚しいだけだ‼︎
アメリカはもはや英雄ではない。一度ちゃんと絶望した方がいい。
その先にしか一条の希望は見出せないのだから。
「先の事はわからない。でも心配はしない。身近な人に心を委ね、苦労を分かち合う。そして、いたわり合う。私は生き、愛する。」
良い親ではなかったのに、息子が自分と同じ道を歩んでいることを知った父。息子が本当の自分の人生を生きるために、親は潔く子どもと離れなければいけないよね。
そしてロイは父とは違う道を歩み出した。
…ブラピの瞳が悲しく、同時に希望も感じた。
駄作以上、凡作未満
壮大な舞台、映像の割に話運びは内面的で、取ってつけたようなアクションシーンも作品に魅力を付加する要素として、有効に機能していない。
かといって、登場人物の心情の描写やストーリーのテーマ性のみに特化しているわけでもなく、読解しようとすると底の浅さが透けて見えてきてしまう。
例を挙げるなら、16年間結果の出ない探査を続け部下を殺害した父親。英雄の父親に捨てられ、人間嫌いとなった主人公。監視役の父親の元同僚や、父親に家族を殺害された女性。キャラクターそれぞれに魅力的な設定が揃っているにも関わらず、彼らの出番はそれぞれ雑に処理され、バックグラウンドに対する説得力、キャラクターとしての深みが用意されておらず話は凡庸な結論で終わっている。
目立った欠点は無いのだが、ハイカルチャーとしての要素とポピュリズム、どちらも両立しようとして足を引っ張り合いどこを見ても中途半端な作品となってしまった。
個人的には不必要なアクションシーンを削り、地味で暗くても話とキャラ造形に深みを用意してくれれば好ましいSF作品となったのではないかと思う、惜しい。
孤独とは
多分、宇宙の映画って観ると、すごくつまらないのかも。
もちろん私もそう思って観ていた。
どの人が敵で、どの人が本当のことを言って。
それも分からない葛藤
冷静さを大事にしていた主人公。ただ何の為に?
遠い彼方で父に出会うまで、本当の孤独を知り、
人と触れ合う感覚の大切さなどを感じた。
一方父は探究心に想いを寄せ、孤独に慣れ、
人の優しさに怖さも感じたのかも。一人になることを選ぶシーンは切なかった。
遠い未来、難題に目を向け過ぎると、
一番近くにある大切なものを見失うよ。
って言われた気がした。
何でもやりすぎは良くないのだ。
一番近くばかり見ても、遠くばかりを見ても自己本意になりやすい。
人生観とかを考えさせる映画だったな。
今の私が観たからこそ、何か感じるものがあったのかも。
んっ? 何がいいたい? て感じで、観てた。 お父さんを迎えに行くん...
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