アド・アストラのレビュー・感想・評価
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まあ、なんとか見た、
ブラピが出てて、トミーリージョーンズも出てるからと見てみた。
ふたりともさすがにトシとったなあ、と感じつつ、ストーリーは広大な宇宙をテーマにしてても父子の関係に特化したような内容。
これまたいろいろ思うとこはあれど、、、★は2つくらいかなあ、という程度。
宇宙船の行き来が簡単なかんじでもあり、月、火星、そして海王星?くらいまであっという間だった(笑)
ブラピがいなかったら、-43億点
父と息子のヒューマンドラマに未来の宇宙探査をかけて、孤独と愛を考える物語。
がぁだ、科学無視の活劇にビックリ。発射中のロケットから内部に侵入。。そもそもロケット噴射で溶けて消えるだろう。。その後、内部に侵入。。おいおい未来のロケットのケツはいつでも入れる穴があるのかい。。極め付けは、ロケットのアンテナの部品で岩石群を突破。。未来の部品は凄い硬くて軽くてビックリ。。もうやめて。。そして、最後に原子爆弾の爆発力で高速航行。。。未来の宇宙船は何で出来ているのか。。あああ凄い。
だいたい、この宇宙船は反物質がエネルギー源になってるようだけど、爆発するのだろうか。対消滅しないのだろうか。。
そもそも知的生命を探すのに、太陽系探査でいいの?この設定に悩んでしまう。。
次に何で争いを描くのか?月での襲撃、ロケット内での抗争で人が死ぬ死ぬ。。争いと父との関連にどう影響するのか、さっぱり。。父への想いと争いの関係が解らない。
そして、途中まで旅をする父の友人は、途中病気でリタイヤ。多少の父の情報は得られたけど、結局、火星で父はクルーを殺したと判明。。旅の途中で父の事が少しずつ解明されるシナリオだろうけど。最終的に1人で父に合わせるために、関係者皆殺し的な状態だな。
最後に何故父は自ら死を選ぶのか?そもそも、16年以上1人で未知との遭遇のためだけに、全てを犠牲にしていたとはいえ、贖罪なのか。。死んだ方が物語的には良いのだろうが、何故死を選ぶのかが伝わらない。
まとめると、ブラピの顔芸を楽しむ映画でした。
この内容で宇宙を舞台にしてほしくなかった
宇宙を舞台にした映画で、『インターステラー』という映画が大好きで、予告編や、事前に得られる情報を見る限り、よく似ていると思った。そういう意味で期待していたが、全然違う映画だった。そして、知人からは、『オデッセイ』との類似を聞かれたが、これも全く違う。
どちらかといえば、『ゼロ・グラビティ』に近い内容か。ただし、これも登場人物がごく少数に限られ、主人公が出ずっぱりという意味で近い。という意味であり、映画から得られる教訓や、主人公に感じる共感は薄い。
さりげなく語られているが、宇宙船内での犯罪行為について触れた映画は、非常に少ないのではないだろうか?
具体的には、ミッションを果たすために、自分以外のクルーを犠牲にして(結果的に殺害してでも)行動することの是非や、成功性の喪失。そして、その行動が間接的に地球を絶滅の危機に陥れるという、非常に大きな問題をサラッと扱っている。逆に、親子間のコミュニケーションの欠如と、自分探しみたいな非常に内省的な描き方をされていて、「これ、果たして宇宙が舞台である必要性がどれぐらいあるのだろうか?」と疑問を抱かずにいられない。
ブラッド・ピットは俳優としては、今回が最低のパフォーマンスだと思いたい。
2019.9.26
高尚な雰囲気をたたえた内省的な作品
プロットや予告編を見ると本編にはない映像が多々あることから、だいぶ余計な場面を削ぎ落としたのだろう。
主人公ロイの華々しい記者会見や、妻とサージ被害の様子をTVニュースで見ている場面など、日常とのつながりを示唆する場面を削りに削って、宇宙飛行士という一見華やかな職業の孤独感を浮き彫りにした狙いがある。
ロイとクリフォード親子はついぞ理解しあうことはなかったが、とことんまで「理解できないこと」を確かめ合ったのだろう。それは互いにとって望ましい結末ではなかったのだろうけど、自分の心に決着をつけて前に進むことはできる。
クリフォードが逃げたかった現実とはなんだろう。ロイは本当は他人との関りを欲しているにも関わらず、喪失感を味わいたくないことから、他人の存在という現実から逃避していた。
しかし父親クリフォードは違う。自分の目的が邪魔されることへの恐れ、寿命が尽きようとしているにも関わらず、自分の目的が達成できない事実を直視する恐れ。地球に戻ることは否が応でもその「現実」を直視し、しかも自分の口からそれを世界に告げなければならない。
彼は自分自身から逃げるように、宇宙の闇へ吸い込まれていった。
そこには幸せも不幸せもなく、ただ自分の人生に納得できるのか、できないかだけがあるだけだった。
予備知識がないと、ちょいちょい「地球外生命体」の存在を期待してしまう演出が成されている。
その展開を希望する人にはひどく退屈に感じるだろう。
しかし「2001年宇宙の旅」にも匹敵する格式の高さを兼ね備えつつ、随所にサスペンスフルな事件が散りばめられていて緊張感のある作品だった。それでいてロイの宇宙への好奇心や愛情も随所に垣間見れ、切ない気持ちにもなった。
ブラックホールのように内側に吸い込まれていくような感情を解放しようとあがく、ブラットピットの静かな演技が味わい深い。
遥か遠く……じゃなく自らの内側にある小宇宙かな?
スペースオペラを期待してましたが、宇宙を題材にした心の内側、人間の精神の深淵を覗き見るような映画でした。
広大な宇宙のような心の中、深実な心理、それを宇宙に例えてるだけで、ストーリーとしては期待と真逆。
光景は見応えあるし、音は普通にヨキかな。
……余談だけど、トミー・リー・ジョーンズが出るとコーヒーのCMを思い出してワラけてしまう……
で、結局なんなん?感動ゼロでした。
(他の方の"ナルホドで感動を味わえる"投稿を探してみます)
優秀な宇宙飛行士が父を助け出そうとする物語
斜めに見たら。
「俺しかできない任務」と言ってムリヤリ宇宙船に乗り込んで「自分たちがやるから良い」と言っているクルー4人を死に追いやって、「30年間住んでるから」と言っている父の家を破壊して、バイタルは安定している、引っ掻き回しの物語。
ストレートに見た場合の見どころは父との再会と、その後温度差がはっきりわかるシーン。
息子、ブラッド・ピットは優秀な宇宙飛行士で、バイタルは常に安定。冷静な決断が下せるため、宇宙での長時間勤務が可能だった。その原因は父が宇宙に行ったきり帰ってこなかったから、感情を捨て去ったところにあったのだが。
生きているのかわからない父を、長時間かけて海王星の宇宙ステーションに助けに行った息子。
30年間地球に帰っていないから、地球を外の世界と思っている父親は、息子が助けに来ても怖くて帰ろうとしない。
一方で息子は、父を助け出しに来たと思っているから、助け出せないと分かった時に、父と昔離れ離れになった時以来、初めてバイタルが乱れ、感情を取り戻す。
最終的に一人で地球に帰還するが、その顔には安堵感、地球への渇望、感動が溢れていた。
お、おもんない、、、
単純におもんない。
未確認生物発見の探査などの文言が出てくる冒頭のワクワク感は完全な肩透かしで、
ただただ息子がオトンに静かーに会いに行くだけの映画。(意外に人はいっぱい死ぬ)
映画の趣旨としては、夢を追い続けて現実を見なかった親父に憧れ自分もその道を歩んでいたけど、現実は生きてる今にあると気づく主人公の葛藤とか描きたかったんやろうけど。
ただ、ほんま退屈でおもんない映画やった。。。
少し甘いかもしれないが★3 正直、★2.5と★3の間くらい。 冒頭...
少し甘いかもしれないが★3
正直、★2.5と★3の間くらい。
冒頭に出てくるシーン、高所恐怖症の人は怖いかもしれない。
この様な洋画では珍しく、主人公が自身の心情に向き合った作品。
高所恐怖症でなければ比較的誰でも観やすい。ただし子供は理解するのは難しい可能性も。
贅沢な映像と複雑に魅せてシンプルなストーリー。これぞ映画だと言われ...
贅沢な映像と複雑に魅せてシンプルなストーリー。これぞ映画だと言われると、納得してしまいたくなる。
「遠くの美しいもの」に魅せられて「身近にある大切なもの」が見えなくなる。そんな人に私はならない。と言った感じ。
とにかく映像と音、台詞が美しかった。
宇宙版父を訪ねて3千里
インターステラー観た後のアドアストラ。
なので、えっそれって、、、みたいなシーンは多々あるのですが、
まず、この映画は舞台が宇宙っていうだけで、ヒューマンドラマです。
親子の物語だし、自分が貫いていく志とは、孤独とは、というストーリー。
だから、色々とツッコミたくなる部分は目をつぶって、ブラピの演技を楽しんだ方がいい映画。
反面教師
2大スター共演で期待したが、終始静かな展開で眠くなった。結局親に似て家庭を省みない仕事人間のブラピが、宇宙で亡くなったと思われた、自分と母親を捨てた父親ジョーンズに遠く宇宙の果てまで会いに行くと、地球に戻るのは嫌だと自ら死を選ぶ位、やっぱり自分勝手な父親を見て、これじゃいけないと地球に戻ったら、父親を反面教師にしていく生き方にした話。期待ハズレでした。
果てしない宇宙
いつかこういう時代が来るのか、、、月は地球から隣の駅でそこから火星、海王星まで。
ロイの父親は途中から1人になっても(意見の相違があったのか、その辺りがよく理解出来なかった💦)地球外生命体の調査を続けていたようだけど、20年以上(30年近いのかな)閉ざされた空間で通信も絶ち、孤独な状態。普通なら精神崩壊しそう。息子にあの任務を任せるNASAは残酷😰
ブラット・ピットが今回は感情を抑えた役所で、笑顔が見られなかったのが、ファンとしては少し寂しかったかな。ただ何度か睡魔に襲われて、何度か見直した😓つまらなかったという事なのか、、、今まで多くのSFが宇宙人👽や地球外生命体ありきの設定だったことに対して、この映画はロイの父親も結論を出していた様に地球外生命体はいなかった、としている。そういう点では斬新で、内容もつまらなくはないんだけどなぁ、でも眠くなるという事はつまらないのか、、、堂々巡りだ😅
これは映画館で観ればよかった。壮大な宇宙は大画面のがやっぱりいいに決まっている。後悔😔
トム・クルーズが宇宙ステーションで撮影を考えているそうだけど、実現出来たらすごいですね🛰
ベンソンアリゾナ
シリアスなドラマだがアクロバチックでもある。月面ではマッドマックスのようなバギー戦を生き延び、宇宙空間を慣性で泳いでくる。
ゼログラビティで主人公がコワルスキー(ジョージクルーニー)の幻影を見る楽しいシーンがあるが、あれを地でいく遊泳をやってのけるばかりではなく、羽目板を盾代わりにして、宇宙塵を突っ切って、母艦ケフェウスへ戻ってくる。
父子の心象へ比重を置くような気がしていると、マントヒヒが襲ってきたり、船を乗っ取ったり──不釣り合いなアクションシーンが出てくる。
慣性航行前に羽目板を外したときは、もしやここでベンソンアリゾナがかかるのか──とさえ思った。
雰囲気に凸凹があり、印象が収まらない。
この監督の特徴だが──といってもThe Immigrant(2013)とThe Lost City of Z(2016)しか見たことはないが──とても良さげで、いい感じなんだが、今ひとつ佳作には至らない──という映画を撮るひとだと思う。
そのバランスがむしろすごい。
IMDBで7には至らず、でも7に届きそうな映画を撮る。
ジョンヒューズのUncle Buckで、Buck伯父が姪にボールをピンに近づけるという競技だったら優勝できると言ったのを覚えているが、あれである。
実績ある監督なので、予算も潤沢である。ゆえに飛躍した未来ではなく、テクノロジー進捗の延長上にあるような──より現実的な未来を見ることができる。それが船内やハイテク機器によく表れている。だが、かなり雰囲気で落とそうとしている気配がある。テラハに山ちゃんが「こいつ、なんか雰囲気で落とそうとしてねえか」と評する男子が出てくることがあるが、この映画もそれを感じる、とは言い過ぎかもしれないが、すくなからずブラッドピットの表情と演技力に委ね過ぎの感があった。
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