おかあさんの被爆ピアノ

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おかあさんの被爆ピアノ
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解説

原爆を投下された広島で奇跡的に焼け残った「被爆ピアノ」と、被爆2世の調律師として全国に被爆ピアノの音色を届けている矢川光則さんの実話をもとに、佐野史郎と「AKB48」の武藤十夢のダブル主演で描くオリジナル映画。昭和20年8月6日、広島に原爆が投下され、爆心地から3キロ以内で被爆したピアノは「被爆ピアノ」と呼ばれる。被爆2世である調律師の矢川光則は、持ち主から託された被爆ピアノを修理・調律し、自ら運転するトラックに載せて全国を回り、各地に被爆ピアノの音色を届けていた。一方、東京で生まれ育ち、大学で幼児教育を学んでいる江口菜々子は、被爆ピアノの一台を母・久美子が寄贈していることを知り、被爆ピアノのコンサートに出かける。そこで矢川と知り合い、矢川を通して被爆ピアノや祖母のことを考えるようになった菜々子は、自らのルーツを探っていく。主人公・矢川を佐野、菜々子を武藤が演じる。「レミングスの夏」の五藤利弘監督が、2009年にドキュメンタリー番組の取材で矢川さんと知り合ったことから企画が生まれ、約10年をかけて完成させた。

2020年製作/113分/G/日本
配給:新日本映画社

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(C)2020映画「被爆ピアノ」製作委員会

映画レビュー

3.0若い世代が戦争や被爆の記憶に触れる扉となり、響きとなりうる一作

2020年8月17日
PCから投稿

この映画では題名にもある「被爆ピアノ」やその「響き」を媒介に、若きヒロインがこれまで知らなかった祖母の経験を自らの意志で知りたいと望む。とはいえ、記憶を直接語って聞かせてくれる当人はもうこの世にいない。両親も進んで教えてくれようとはしない。大学生という大人でも子供でもない時期、胸の中では過去の思い出と将来への期待や不安が入り混じる中、いつしか彼女は頭で考えるのではなく行動力で「広島行き」を決める。それを無理強いすることなく、諌めながらも導いていく調律師役の佐野史郎の抑制された存在感がいい。親と子以上に年齢の離れた二人がこうして各々に使命を感じながら何かに打ち込んでいく姿に、思いがけないロードムービー感覚と、フレッシュな語り口を感じた。「おかあさん」側の葛藤や、ピアノを愛した祖母の人生など、もう少し詳しく知りたかった点も多いが、若い世代が戦争の記憶に触れる「扉」となりうる大切な一作かと思う。

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牛津厚信

2.5後半50分はドラマティック。前半がいろいろ惜しい。

2021年1月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

TVドキュメンタリーの制作が主軸の五藤監督の最新作。突如ハリウッド化粧品のプレスリリースでイオンシネマ広島西風新都と茨城県(過去作の舞台)守谷で2週間上映(セカンドラン?)との情報を目にして見逃してたので守谷で鑑賞。
作品が伝えたい思いは広島へ移動してからの後半50分に凝縮されており、戦火(原爆)を生き延びたピアノに引き込まれる感はあった。
その一方、前半部分は走る場面でのブレ、若手キャストの台詞のぎこちなさなど前作「美しすぎる議員」に続いて目立ち、かなりの場面で逆光などによる照明不足でキャストの表情がくすんで見えてしまった(そもそも顔アップの場面が少ない)ことは致命的で、テーマは良いが演出が惜しい。
主人公に友達や彼氏といった男性が皆無で(女性配役重点)ピアノを介したヒロシマへの情念と重い雰囲気が終始漂い、スタッフロールの文字が極小すぎたことはメジャー映画との隔たりを感じてしまった。
ピアノ輸送の休憩時に通りがかりの若者がジャズを弾いたら調律師役の佐野史郎がブチ切れて追い退けるシーン、先に「優しく弾いて」とか世代的に一言言わないと通じないでしょう(平和ボケが顕著なので)。

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ウェスタン村

4.0被爆者や二世は放射能の影響や風評被害を恐れてる

りやのさん
2021年1月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

萌える

大学で幼児教育を学んでる菜々子がお母さんに来てた被爆ピアノのコンサートを知り、聴きに行き、自分のルーツを探しに広島へ行く話。
おばあちゃんがピアノを弾いていて、原爆投下の時に比治山とピアノのおかげで命が助かった事。
その被爆ピアノをお母さんが調律師の矢川さん(佐野史郎)に寄贈した事などを知る。
お母さん(森口瑤子)が広島を避けていた理由、被爆者や被爆二世は放射能の影響が完全に解明されて無いので影響を恐れ、また風評被害も有る為、極力言わないようにしていたと聞く。結婚にも影響が有ったらしい。
そんな被爆者達の苦悩を知るきっかけになる作品です。
調律師矢川役の佐野史郎の広島弁は上手かった。
森口瑤子はお母さんの心境の変化を素晴らしく表現されてた。

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りやの

4.0ジャズも素敵だけどな

kossyさん
2020年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 三世代に渡る被爆ピアノの物語。東京で生まれ育った江口菜々子は幼児教育を学んでおり、試験にはピアノが必須であることから慣れないピアノを学んでいる。ある時、祖母が住んでいた広島にあったピアノを母・久美子が寄贈したことを知り、被爆ピアノで全国各地でミニコンサートを開いている矢川を追いかけるのだ。

 久美子は被爆2世。3世である娘には原爆に関わってほしくない、就職や結婚もあるのに余計な知識を持たないでほしいと願っていた。2世、3世が受けるであろう差別や偏見の犠牲とならないでほしい気持ちもよくわかる。しかし、おばあちゃんのピアノが無くなった今、菜々子自身のアイデンティティ、ルーツを探す上でも重要なテーマとなってくる。

 ピアノ運送のトラックに乗り広島を目指す序盤はロードムービー風。各地のコンサートではプロのピアニストやソロ歌手も登場し、休憩したパーキングでも若者がピアノに触れる。そこで、「バンドやってたんだ」と言う若者がジャズを演奏したため、矢川は「乱暴に扱うな」と叱りつける。いい感じだったのに・・・この人石川県出身のポセイドン石川という人のようです!

 ベートーベンの「悲愴」がメインとなりますが、コンサートでは童謡なども演奏され、原爆投下された広島を想うときにはこっちの方がいいかな~と感じます。おばあさんのピアノ、そして一人訪れた実家。祖母への想いが原爆の悲惨さも伝えてくれます。また、岩井さんの強烈な反戦メッセージに心打たれます。さらに母の愛情を感じる終盤へ・・・

 実在する被爆2世であるピアノ調律師の矢川さん。被爆ピアノの音色を聴いてもらい、それによって原爆を伝えていく。体験者が徐々にいなくなる中、貴重な活動を続けているのです。映画では彼の実際に使ってるトラック、ピアノを使用し、リアルな音色で再現しています。

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kossy
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