天気の子のレビュー・感想・評価
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主人公が若いという一言では許されないくらい酷い
途中までは、君の名は よりリアクションやセリフがオーバーだったりベタすぎる、テンポが速すぎて情緒がない、本田翼の演技が少し気になる、など気になる点はありつつ、それなりに面白く見ていました。
途中から、主人公が無駄に犯罪行為を重ねまくり、大勢の人や恩人にまで迷惑をかけた挙句、恩人に銃を向け、その上恩人を犯罪者にしてしまい、いくら若くとも許されない酷い人格の持ち主としか思えませんでした。
その上3年後に再会した際にも恩人たちに詫びる様子もなく、どこまでも自己中心的でした。
主人公や主要人物に必要ではないところでも犯罪行為をさせまくったことには何か意味があったのでしょうか。
おとぎ話と大人の事情が絡み合った前作の劣化版
地上波にて
無知の罪を教えてくれる映画
タイトルなし(ネタバレ)
TV放映で初鑑賞。
新海誠ワールド全開で画の美しさはいつもながら見事。また、天気に関しても新海氏自身が自然への興味が深く、気象予報士の方を監修に入れたこともあり、非現実的ながら情報や描写としての誤りはなく、しっかりと描かれていたのは評価したい。
しかしながらストーリーが最後の方は自分の為なら、彼女の為なら周りがどれだけ被害に遭っても良いという考えから犯罪のオンパレードとハチャメチャで、最終盤は感動も出来ず内容も入ってこず。
また、結局穂高が家出した理由や陽菜が消えていた間どうなっていたかなどが明かされないままだったのが、最近流行の「考察」させる余地を入れたかったのかもしれませんが、最大の謎が全く明かされず。
更に言えば天気という壮大なスケールのものを主要な部分に据えた割には、話との繋がりがやや弱く、陽菜が柱にされた理由は説明されたが、その必要性も全く分からなかった。
陽菜が念じればいとも簡単に晴れになるのも捻りがないように感じてしまった(心情によって効果が変化するなどは入れられなかったのだろうか?)
魚っぽいという点も、何ら回収されることなく終わってしまった。
設定を放置している点が多数見受けられたのでスッキリせず、がっかりした。
全体的にはそこそこ面白く、個人的にはヤンキーやアウトローの人々の考え方を追体験できたのは貴重だった。
しかし主人公の行動に同感できない、ラストに感動できない点セットで1点、
謎を謎のまま置き去りにしすぎたり、犯罪のオンパレードを出しとけば反抗した少年になる...という設定も含めて、話に深みがなく安直で雑で浅いストーリー設定で1.5点、計2.5減点し★2.5とします。
これはくだらない
映像美
なんか最高
そこまで?、
話題にもなったということでたまたまテレビでやったのを見てた。
アニメの映画、イコール、ジブリ、という俺、なかなかこの「新海映画」に抵抗というか食わず嫌いなとこもあった。
まだ近年の映画なもんで、アニメの画質がキレイなのはいいけど、ジブリの「ありえない空想の設定」では興味もって見られるところ、この映画では「ガマンしてなんとか見てる」自分もいたり。
天気が晴れになってもどーでもいいよ、みたいにも感じてきた設定に疲れてもきた。
雨もドッサリまとまって「落ちて」きたり、ピストルなんかも出てきたり、そもそもなんで主人公は家出して?東京に出てきたのかもよくわかんなくて。
そんなにその監督のそんな作品はいいものなの?、と。
がんばって見ようとはしたけど、なんかワクワクして見られるほどでもなく。
よって、結局片手間に見てしまい、そこまで惹かれるものは感じられなかった。
途中で曲が流れてたりで、変に、「だから何?」って、その後の展開に興味もてなかった、という。
そして、ここに限らず、この映画にいい評価をする方々に、「ホントにそこまでよかった?」、「どこにそんないい要素があったの?」なんても思ってしまうひねくれた俺。
そして、映画の放送途中で、最後まで見ることなくたまらずこんなレビューをあげてしまった俺。
最後まで見てたら感動なりいい感想なりあるんだろうけど、そんな俺には途中でこうなんだから最後まで見る気力もなく。。。
君の名は、とは正反対のテーマ
相変わらず圧倒的な映像美!
ですが音楽の合わせ方やストーリー展開は「君の名は」のほうが好きでした。
なんというか…あまり救われない…(笑)
君の名はに比べたら、悲しい話だなと思いました。
後から監督のインタビューを詠んだら、「君の名は」で「何の代償もなく生死を捻じ曲げた映画」みたいなことを言われて、君の名はで怒られたことを全部入れた…みたいなことを仰っていて、なるほど、と思いました(笑)
確かに今回はしっかり「代償」が描かれています。
それゆえに物語としてすっきりハッピーエンド!ではなく、少し悲しみが残ります。
「君の名は」が、神様の力、運命、愛情によって君”も”世界”も”救おうとする物語に対し、
「天気の子」は神様は”敵”で、敵に立ち向かい「君”か”世界”か”」を救おうとする子どもたちの「怒り」の物語です。
「天気の子」は「怒り」で世界に立ち向かって、ある側面で勝ち、ある側面で負けます。
「君の名は」は、「喪失の悲しみ」で、世界を探り、そして世界に助けられます。
まぁ確かに、「天気の子」のほうが、現実に近いかもしれません(笑)
でも、どちらかというと「世界を天秤にかけられても、”君”を守ろうとする」のは、特に素直な子どもなら、当たり前じゃん…という感じで、
むしろ「君も世界も」救おうと頑張る滝君、みつはちゃん、その友人の行動のほうが、私は勇気がもらえました。(自分たちだけ逃げる方法もあったのに)
なので、「君の名は」と「天気の子」のどちらが好きかで、自分の共感するのがどちらなのか、浮き彫りになる感じがしますね。
東京百景
運命への反逆←厨二臭!
なーんて言ったら厨二臭いですが要は周りに流されないように。自分で決断して。って事ですかね。
物語ラストで帆高は世界を変えてしまう変わりに陽菜を助けます。ここで「自己中だ。」とおっしゃる方の気持ちも分かります。ですがね。ラストを見てください。誰一人として表情は変わっていません。サラリーマンはムスッとしてるし女子高生はバカみたいに笑いあってるし子供は楽しそうだし。私は誰か嫌な顔をしている、いつもは見せない顔をしている。というのが嫌いなので全然気になりませんでした。
まあ迷って迷って迷った末出した答えなら後悔は無いんじゃないかと勝手に思っております。トンチンカンなこと言ってるって?良いんだよ。こっちは勝手に学んだし考えたんだから。
まあネタバレ感想を見てるってことはあなたも本編を見てるんですよね。その他は多分みんなと一緒ですよ。作画は綺麗だし。演技上手いし。陽菜は可愛いし。陽菜は可愛いし。
賛否両論を招きそうだったラストについて書きたかっただけです。
良い映画だったなー。
天気の子
良くも悪くも子供向けに作られているなと思う
帰る場所のなかった少年が
帰る場所を見つけて、
それを世界とを天秤にかけたときに
帰る場所をとる話。
世界よりも大切なものが出来る話。
世界よりも、大切なものを選んでしまうとどうなるのか。
その先を知るのは、大人だけでいい。
若さがあるからこそできる真っ直ぐな恋
私が10代、今の現代を生きる高校生だから感動できた作品なのかもしれない。私は帆高と同じ、高校一年生だ。確かに、なぜ?と説明不足な部分も多かったけれど、そこがハッキリしていないからこそ良いのかなと。
私は今、恋人がいる。
「大人は理解していない」と若く、何も知らない私たちは良く話をする。
作品で帆高が「お前らは何も知らないくせに」と大人に問うシーンがある。
そこで新海監督は若者の心理をよく分かっているなと思った。素晴らしいです。
世の中の汚い部分を当たり前だと感じている大人には、面白くない作品なのかもしれない。
まだ純粋な私たちには共感できる部分、世界を犠牲にしても好きな人と一緒にいたいという気持ち。大人が言う”若気の至り”が十分に表現された作品だと思った。(本作では、犯罪行為も犯しており、若気の至りでは処理しきれないが)
こんなちっぽけな十代の話を大人は耳を傾けてくれるだろうか?真剣に向き合ってくれるだろうか?
分からないけれど、現代の十代の感想も参考程度にできたらと。
私はとても感動したし、十代ながら考えさせられたので4.5です。
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