天気の子のレビュー・感想・評価
全1946件中、281~300件目を表示
好きでした。
君の名はの方の作品ということで話題にもなっていたため見ました。
出てくる人たちがなんかすごく愛着の湧く方ばかりで、見ていてすごく入っていける感じでした。
晴れ女の力を持つ女の子。
その子と共に行動をして、晴れてほしいという依頼を受けて、仕事をしていましたね。
その依頼の最中、初盆だから晴れてほしいって依頼をくれたおばあさんの孫がどうみても、君の名はの主人公だと気づいて、わーーーでした。
その後も、晴れ女に誕プレを買いに行ったアクセサリー屋さんの店員さんが、君の名はの女の子でしたね!
ちゃんと赤い紐を頭に巻いてました。
そういうの楽しくて好きです。
内容としては、鉄砲使うシーンが、エッとなりましたが、本当に人を守りたくて好きで一緒にいたくての、若い愚かさからくる、打つ気はなくても、人へ銃を向けてしまうことや、色々な葛藤が垣間見えました。
その子を救うために、救ったら今後雨が止まない世界がくる、それでも僕は君といたいって、そんなに想われてみたいもんですね!
なんだか好きな映画でした。
坂好きにはツボ
まず、主人公の女の子の住む家が田端にあります。
田端というのは、大昔、多摩川の流れによって切り出された武蔵野台地の最端の上野台地の崖の上に位置しています。
上野台地の崖線に沿って走っているのが京浜東北線で、山の手線は田端から上野台地を削って敷かれた線路を通り、池袋方面へ向かっていきます。
田端の2つ先の駅は王子で、その昔大晦日になると荒川から舟に乗って狐たちが王子へ初詣に来た、という伝説があるように、上野台地の崖の下にはまだ大きかった荒川が流れていたということが分かります。
また、武蔵野台地は多摩地方から東の山の手地域へ緩やかに下っているため、数十年前は大雨が降ると王子周辺は石神井川(滝乃川)の氾濫の被害に何度もあったそうです。
ってなことを知ってから本作を観ると、主人公の女の子の家が田端の崖の上に位置している、というのが絶妙だな~と感心させられます。
「君の名は」で思春期の恋愛事情にはピクリとも心が動かなかったオッサンでも、東京の地理をうまく使ったストーリーのギミックは楽しめました。
いつも映画を見ているTOHOシネマズ新宿の前を通ったり、本作を観ている池袋を通ったりと、登場人物たちの存在感がよりリアルに感じられました。
しかし2Dアニメの映像表現としては新海誠監督の作品は最上位でしょうね。
ディズニーが2Dアニメ映画を作らなくなった今、2Dアニメ作品で新海誠監督の映像美を超えるものは国内外問わずなかなか出ないんじゃないでしょうか?
アニメ映像の美しさといえば、「超時空要塞マクロス~愛・おぼえていますか~」や「王立宇宙軍 オネアミスの翼」が今でも心に残っていますが、現代では新海誠監督作品の右に出る者はいないでしょうねえ。
これは―― 僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語
2019年7月26日
天気の子 鑑賞 @キャナルシティ博多
これは―― 僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語
前情報があったので、ソフトバンクのお父さん犬を探したり、君の名は。の瀧と三葉と四葉とテッシーとサヤちんを探したり。
完全なハッピーエンドでないところがいいのかな!
世界を売った男
前作よりもこちらが好きです。
というのも(あくまでも身勝手な解釈)前作「君の名は」は女性&草食系向けに作られてるのに対し、今作の「天気の子」は男性&肉食系向けに作られてますので、私に合ってました。
お料理、家事が得意で年上みたいに世話焼きなのに実は年下・・・というヒロインキャラクターは男性向け目線の最たる例でしょう。(笑)
そして最後、好きな娘を救うため世界を売った男というキャラクター像は男の憧れと言えます。
あと蛇足ですが、実弾を発砲する少年と稲妻を落とす少女・・・攻撃力が高すぎる。(笑)
君の名は。で、色々あったもののこの出来はすごいと思う。
君の名は。で、色々な意見があるなか、まさかのトラウマ苦情で新海誠監督もいろいろ悩んだと思う。
それで、今回は時系列のストーリーになったということを知っています。
弟や声優の使い方など、とても楽しめた作品。
内容はさておき映像がきれい
新海誠さんの映画は映像がホントキレイ。
雨粒のシーンとかほんと素敵。
それに音楽。
今回もRADWIMPSさんですが、
ほんとMVみたいにいいタイミングでサビが入る。
内容はそこそこですが、観た後すっきりとした爽快感がありますね。
新海誠は直後の異常気象を予知していたのか?
作品の評論としてはこれだけの大ヒット作にだいぶたってから後出しじゃんけんのように語るのは割愛します。相変わらずの素敵な映像と物語ということで。
映画と同様の異常気象が直後にやってきた。日本は四季がない国になってきている。台風の進路も変わってきている。夕立もいまやゲリラ豪雨。
気候とは違うが今新型コロナウイルス。日本いや地球がおかしい。天気の子を改めて見直している。
今から見るから予想レビュー
君の名は で糞みそにレビューしたが、あれだけ糞映画だと切り捨てたが故に、実は内心この続編が気になっていた。
CMや特集番組も公開当時はやっていたが、本編に関しては無情報。
これから見る前に先に予想レビューを書いて、見終わった後に改めてレビューを書いてみようと思う。元気があれば。
天気を晴れに出来る不思議な力を持つ女の子
そんな女の子に恋心をもつ主人公の男の子
恋愛感情なのか友情なのか分からない年頃の不器用で淡い人間関係がなんのかんのする。
しかし、天気を操る能力が世界を危機に陥れる。(晴れにした分、アマゾンが洪水になるとか砂漠が増えるとか)
テレビか何かで偶然女の子の力が映り込んでしまい、大人や政府から終われるはめになる2人
逃避行を続ける二人
僕たちは愛し合っているんだ!絶対に彼女は渡さない!的なアレで盛り上げつつ
最高潮の所で彼女が男の子を守るために命を投げ出し観客涙
謎の感動風景描写 (時間経過する)
若干年を取った男の子が死んだと思っていた女の子の痕跡(靴か日記)を発見して
「・・○○子。。」と彼女の名前を呟いてゼンゼンゼンセ的な屁みたいなBGMが流れてエンドロール!
よし、見てみます。
日本を離れる前に、最後に見た映画
『君の名は。』とは別で考えないと。
最初はどうしても前作と比べてしまいながら見ていたが、それが頭にちらつくせいで物語に集中できなかったので、努めて捻じ伏せました。
ま、途中で前作の登場人物が出てきたので徒労だったんですけどね。
製作者側は、ものすごいプレッシャーがあったと思います。
止まらない勢いがあって、僕は好きでした。
この監督に対して、変だけど、ちょっとホッとした感情を抱きました。
いつの間にか若さを茶化したりバカにしたりするような大人になってしまったのかと反省
穂高が「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を持って家出しているというだけで、(少し渋すぎるが)若いな~ニヤニヤしてしまい。その後、いつの間にか若さを茶化したりバカにしたりするような大人になってしまったのかと反省した。
全体的な感想もそんな感じ。
漠然とした理由だけで家出する穂高に、手をさしのべる行政すら拒否し綱渡りな生活を続ける陽菜。視野が狭く、周囲に迷惑をかけた、馬鹿な二人の暴走。
でも、大人になればちゃんとした人間になって望みは叶うのかといえば、須賀や夏美のように一見頼りになるように見えて、実は頑張って自分を押さえこんでいるのに上手くいかない妥協だらけの大人も多い。
そんな大人に「大人になれよ」と言われてすんなりなるだろうか。
暴走し街中を掻き回した二人が、エピローグでは落ち着いて自分の居場所や将来を見いだし、少しずつ社会に歩みだすまでの様子を見守っていて。それまで、見守ったり叱ったり反発されたり社会的な責任を引き受けたりするのも大人の役割なのかもしれないなと思った。
まぁ、こんなもんでしょう。
最初から期待値は上げずに観に行きました。
それが良かった気がする。
新海誠さんの作品は、基本は男女の恋愛しか扱っていない。「君の名は」も同じだったし。ただ、「君の名は」は、そこに謎解きの要素もあり、ストーリー展開も無理なくて、音楽含め感動できた。
今回の「天気の子」は、何かその前の新海作品に戻ったって感じ。
そこそこ面白いけど感動するほどではない。
やはり、「恋愛」だけでストーリーを考えるのは無理がある。
たとえば宮崎駿作品は、恋愛がテーマになることもあるけど、それ以外に別テーマが必ずある。
だから面白いし考えるキッカケにもなる。次も観たいと思う。
自分は押井守監督や神山健治監督、湯浅政明監督も好きだが、監督独自の視点から設定したテーマが興味深く、そのテーマを観終わった後で考えてみたりする。
その体験含めて、良い作品だと感じる。
今回の作品(「君の名は」以前の新海作品)は、「恋愛」だけで押し切り、要するに「俺が彼女を好きなら世界なんかどうなっても良い」というセカイ系の作品。その登場人物の中だけの世界の話なので、観終わった後で他人が考えることが何もない。
これでは、次の作品を観たいと思えない。
「君の名は」を通して、監督は精神的に成長しなかったのだろうか・・。
同じ「恋愛」を描くなら、もっと深い落ちていくような恋なり愛なりを描くとか、違う毛色の作品を描かないと。単なる「Boy meets Girl」作品は同じ監督なら1本で良い。
さすがに、次世代の宮崎駿さんにはなれないよな・・それを期待するのは酷か。。。あの人ほんとに天才だもの。
正直、この路線を今まで通り貫くようでは、今後映画館まで行って作品を観たいと思わない。監督としての成長も止まるのでは・・と、余計なお世話かもしれないが、不安を覚える。
次のステップに進化した、新海誠監督の次回作に期待したいです。
突っ込みどころ満載
ツッコミどころがいつも多い新海誠の最新作。
総合して70点というところ。
さすがの映像美は常に進化をし続け、彼の背中を追いかけている若きクリエイターたちは、
またも舌打ちしながら観ていたことと思うw
しかし今回は「変態」新海誠はいまいち顔を出さず、
前作同様の強気の激愛もので、
この時代に背中を向けたいのかと思うほど。
ファンタジー考証という面で突っ込めば、
あれは魚ではなく、水龍の鱗だし、
せっかくなら水神・瀬織津姫を出してきたらスッキリまとまった気がする。
せっかくの野沢雅子、もっと活かせたのではと。
前半の映像美に圧倒されたからなのか、
それとも見慣れてしまったからなのか、
後半の雲海にいまいち首を傾げたくなったり、
3年の空白の理由もいまいちピンと来ない。
せっかく江戸弁の和尚さん出してきたのにね。
そんないろんなところを突っ込みながら観ていたので、
今回は70点。
ところで光の水たまりってなんじゃー?!
映像がきれい。
今まで新海監督の作品を観たことがなく、今作が初となりました。途中、先に君の名はを見るべきだったのでは…?と思う箇所もあった。
話に聞いてた通り、本当に映像がきれい。色彩、光の使い方、雨の表現もすごく綺麗だった。花火のシーンが印象的。神話や民間伝承が好きなので話の軸となる部分は好きだなと思えた。
ただ帆高や陽菜の行動に、アニメだとわかってるのについつい現実的じゃないと考えてしまって、なかなか感情移入することができなかった。自身が若ければ見方も違ったのかも。
ただ映像の綺麗さに感動したので「君の名は」を必ず観る。
人を愛するということ。他人事ではない地球の将来。
人間愛。
大人の感情と子供の感情それぞれの気持ちがわかって、苦しい気持ちになったりした。ああ、子供の頃はこう思ってたな、そういえば。と、思い出しながら見ていた。
捕まるとか、将来とか、今これをやったら大変なことになる。ってことを知らない、無知な子供だからこそ、助けることができた。
でもそれと同時に、大人の仕事を全うする責任感も分かった。自分の身を守る行動をしたり、止めたいけど止めたくない。という気持ちも分かった。
私が子供の時も、家族に愛されて守られて育ったんだなぁ。上京した時は無知な私が東京行くなんて相当心配だったろうな。なんて思ったりもした。
18の私なら、新宿のキャバの入り口で寝ることもできてたと思うし。今は怖くてできないけど(笑)
子供の頃ならできたのに、今は後先を考えてなんだかできない。そんなことが最近多すぎて、つまらない大人になったなと感じる。
人間いつ死ぬかわからないから、日々全力で生きて、後先考えながら、全力で楽しんで笑って過ごす。それはとても勇気がいる。けど、とても大事なことだなと思う。
雨が降り続けるというのも、新海誠さんが何かを訴えたかったのかな。ハッピーエンドで今までの日常に戻るんだと思ってたけど、雨が降り続けたと聞いてゾッとした。
アマゾンでも火災が起きていて、地球は明らかにおかしくなってる。こんな東京もありえるんだぞ。と、伝えたかったのかもしれない。
あんなに人を愛することができるなんて、羨ましいとも感じた。
何故こんなにロングラン?
令和2年1月。未だに私の地域の映画館では上映中です。
観たのは結構前です。
主人公が何故家出をしてきたのかは描かれず、一人で東京を当てもなく彷徨うのが序盤。
お金もあまり無い時に入ったお店で食べ物を分けてくれたヒロインを後に助けてから物語が変動します。
今回様々な会社がタイアップしているのかチラホラ。特にバニラの広告カーがバニラのBGMと共に出た時はちょっと萎えました。
現実とファンタジーを上手く織り交ぜる事で引き込む映画なのではと思うのですが、流石にやり過ぎ感があり、入れるならもうちょっと主張を下げて欲しい。
物語はヒロインが天候を晴れに出来る力を持ち、それを利用して商売を始めますが、実はヒロインの存在と引き換えの能力だった…というもの。
主人公は雑誌編集をしている須賀という男性にとあるきっかけで出会います。晴れ女の商売以前はその須賀さんの下で記事を作成しています。
この須賀さんの考察で奥さんが晴れ女だったのではないかというモノをいくつか見ましたが、私は否定します。
理由は作中で事故死と須賀さんが口にしている事もですが、晴れ女について調べていた際、神社の晴れ女に関する伝説を聞いた時の須賀さんの反応がノーマルだからです。
心当たるのならば、ここでその反応があっても伏線的におかしくないと思います。
なのでその考察を見た時はロマンチストだなと思いました。
恐らく須賀さんは愛する奥さんの事や昔の自分の事で深い心残りがあり、主人公を見ているとその心残りから刺激されるものがあった為、突飛な行動をしたのだと思います。
世界は主人公がヒロインを望んだ為に大きく変化してしまうのですが、それを後悔なんてせずに生きていくという結末です。
いつかの作品で、新海監督が視聴者が望むものが分かった気がするの様な発言をされており、映画もヒットしておりますが、正直にそこまでのものを感じませんでした。
描かれていない部分(主人公の家出の理由、須賀さんの過去、拳銃の存在にまつわる事など…)が多い為、共感の部分が刺激されづらかったかと思います。
映像美は、リアル過ぎる広告まで素晴らしかったです。
主人公が一人上京して東京で生きていこうとする大変さ。私も似た様な経験があり、苦さが込み上げていましたが、拳銃の存在により現実と映画の落差を感じました。
映画なので勿論、創作物なのは分かっていますが、拳銃の存在で一気にこれは作ったもの感を受けてしまったのです。
なので私の中では作中、拳銃はずっと違和感でした。
主人公は一人東京を生きて行かなければならず、且つ拳銃も隠して生きていかなければいけないってどれだけ大変に生きてるの…。
拳銃を二度目にぶっ放した時、人生終わったなと思いました。
そしてヒロインを迎えに行く方法が的確過ぎる。よく思いついたなと褒めたい位です(馬鹿にはしてません。本当よくそれで迎えに行けたなと…)。
ファンタジーなのでツッコんではいけないかもしれませんが、もう少しこうしたらこうなる的な伏線が欲しい。
例えば以前も居たという晴れ女の伝説から思い当たる方法を神主から聞く機会があったとか…大人になってしまったからなのか、ファンタジーがファンタジー過ぎると感じました。
子供に戻ればもっと素敵な作品だと思ったかもしれません。
新海監督の作品の中で一番印象の薄い作品です。
全1946件中、281~300件目を表示