アラジンのレビュー・感想・評価
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実写で世界観を出すのは難しいですね
字幕版で観ました。
ラブストーリーは定番モノなので裏切りなく安心して観れます。ストーリーも音楽もとても良かったです。
ただエジプトの話をインド映画風ダンスでアメリカン的ジョークを盛り込んで、、、盛りだくさん過ぎて世界観にしっかり入り込むことが出来ませんでした。ビックネームの俳優を入れることで確かに集客は上がるでしょうけどね。
「アラジン」というよりは「ジーニー」
良いと思ったら、ストンと落とされる映画でした!
面白い!
悪くはないけど…
笑って泣いて、最高でした。
実写版の方が好きですね
山寺宏一の独壇場(吹)
ディズニー映画往年の名作アラジン。
正直今更見てもと気が引けたがあまりの反響にやはり今一度見ておくべきと思い直し着席。
客層は予想通り家族連れやタピオカミルクティーが好きそうな女子二人組といったところ。
TOHOシネマズもポップ&コークの宣伝ばかりではなくタピオカも推していけばいいのに。(メニューにはある)
さて本題に戻ると、実写映画とは思えないほどコミカルでファンタジーな世界観に驚かされる。実写の違和感をほとんど感じさせない作りに安堵。CGのおかげで実写のモッサリとした動きがアニメのようなキレのいいそれに仕上がっており映像実写化の弊害は殆どないと言える。
敢えて違和感があるとすれば動物だろう。やはり少し機械のような印象を受けるのは人間よりも更に自然に近いからなのだろうか。
冒頭の街のシーンでは建物をポンポンと飛び移っていくアクションが見もので、まるでマリオやゼルダの伝説のようである。
隠し部屋のような主人公の家も盗賊らしさが出ていてよいと思う。
一方、話としては設定やあらすじにやや難点があり所々破綻しているのだが、最終的には魅せたいシーンをどれだけ力を入れて描いているかにかかっているのだろう。
アラジンが何の悪びれもなく盗みを繰り返していたり、子供の教育上あまりよろしくはないと思うが、ドラクエでもゼルダでも他人の家の壺やタンスは勝手に物色するので主人公なら仕方ないだろう。
ジーニーが勝手に願いを叶えてしまったりするのも携帯会社が勝手に変なプランをゴリ押ししてくるようなものである。
美味い話には裏があるもの。
契約とは往々にして都合よく丸め込まれるのだ。
多少のご都合主義は物語の進行上割り切って楽しむべきだろう。
個人的にはジャファーにランプを奪われてさらに窮地に追い詰められたら面白いのではと思ったが、それではファミリー映画では無くなってしまうしタピオカが鼻の穴に詰まってしまう。子供にトラウマを植え付けるのはドラえもん映画くらいでいいと思う。
あくまでもテーマは恋愛ドラマなのである。
ジャファーの願いを「主の意のままに」と聞き入れるジーニーの寂しそうな表情だけでもぐっと来るものがある。
いつも陽気なキャラがあそこまで深刻な面持ちになるのは最大の見せ場。
3つ目の願いは最大の功労者への労いだったと思う。
なおその次は魔法の絨毯だと思われる…(原作には無い代物)
最後にポイントとしてやはりジーニー役の山寺宏一氏を挙げる。
シネマトゥデイのインタビュー動画でも触れられていたように、リメイク版で声がかからなかったら嫉妬に狂っていたと言う程思い入れのあるキャラであり、その演技は他の誰よりも磨きがかかっていた。
というかあまりにも年季が入り過ぎて一人だけ技量が突出していた。
もうアラジンではなく「山寺宏一」がタイトルでもおかしくはない。
改めて氏の卓越した演技を楽しむことができた。
今回のリメイクは丁寧なリスペクトの元に創られた素晴らしいものであったと思う。
ディズニーミュージカル
初アラジン!
ジーニー
あまりに有名なお話し。
なるべくオリジナルに沿うように作られたように思う。
昔は絵本だったのが、CGの恩恵を受けて映像作品として代替わりしていくような。
のっけからノリがよく、少しミステリアスチックな、まるで自己紹介のような楽曲。
なのだが…睡魔に襲われる。
16時過ぎの回だったのに、不思議…。
なもので前半はしばしばブラックアウトする事に。まぁ既知のストーリーなわけだから退屈といえば退屈だ。
後半はアクションも始まったので、起きれてた。魔術というファンタジー要素や、異国情緒溢れる感じが、また楽しい。
総体的には物語はさておき、やりたい放題のジーニーが好き!
アニメ版から引き継ぐ「悪ノリ」な感じがこれでもかって盛り込まれてた。
また、それに平常運転で乗っかれるウィル・スミスの達者ぶりったらない。
時間があったらリベンジも含め、吹替版など観に行きたい。
あ、眠くなった理由に心当たりが…。
ミュージカルだったからかも。
元々苦手なトコにきて、強引な歌い出しというか…なんちゅうか調和とか別に考えてもいない感じだった。
つまりは、歌パートが好みじゃなかった。
27年越しの期待
実写版映画『アラジン』公開から19日ですが、
興行ランキング1位で大ヒットを嬉しく思う1人です。
世界中で愛され続けられているディズニー名作、
『アラジン』前作アニメから27年。
25年前に社会人2年目のお給料でVHSを購入し、
悩んだとき苦しいとき、何度も何度も観て、笑ってドキドキして涙した大事な宝物です。
それから25年たち、実写版公開前から期待と喜びで
楽しみにして公開初日に中1の娘と一緒に吹替版を鑑賞しました。
映像、音楽、ストーリー、キャスティング、すべて想像以上、期待以上で、初日から10日間で、吹替版3回、字幕版1回、鑑賞しました。
吹替版を観たかった理由は、27年前と同じジーニー役の山寺宏一さんです。
しかも、ウィルスミスさんのジーニーの吹替なので、楽しみで仕方ありませんでした。
今まで洋画を吹替版で鑑賞した事はなかったのですが、27年という年月を全く感じさせない、さすが山寺さん!そして、さすがウィルスミス!でした。
そして感動したのは、吹替声優初挑戦の
アラジン役の中村倫也さん、ジャスミン役の木下晴香さんです。
映画鑑賞前に、サントラCDデラックス盤で英語版も日本語版も先に聴いていたのですが、実際に劇場で鑑賞してみてびっくりしました。
アラジン役キャストのメナ・マスードさんは今回の出演で初めて歌も歌われていて、中村倫也さんの声と表現が、とても自然で違和感なく、「ひと足お先に」は特に魅力的なアラジンでとてもいいと思いました。
ジャスミン役の木下晴香さんも、注目の新曲ソロ、
「スピーチレス」を見事な歌唱で表現されていて、何度観ても鳥肌がたち涙がこぼれました。
お2人の「ホール・ニュー・ワールド」もとてもいいです!
映画鑑賞後もほぼ毎日、サントラCDを聴いています。
そして大事な、ジーニーとアラジンのやりとりでも、レジェンド山寺宏一さんと見事に演じている中村倫也さんはとてもすごい才能を持った方だと思いました。
吹替の歌に関しても、セリフに関しても、吹替キャストのオーディションに勝ち抜いたお2人を選んでくれたディズニーは、幅広いすべての人に観て欲しい、そして何十年後もまた愛して欲しいと願うキャスティングだったんだなと思いました。
ご視聴される方の中には、劇場に足を運べない方、
視力、聴力が御不自由な方、様々おられると思います。
吹替版を鑑賞してみて、眼を閉じたままでも
楽しめる、想像できる、素晴らしい作品でした。
上映される限り何度も観たい、そしてブルーレイ・DVDは、また間違いなく我が家の宝物になります。
中村倫也を責めないで!
公開以来3週連続トップの当該作品が、
385万人・50億円を突破した。
これは、255億円の「アナ雪」に並ぶ速さだそうだ。
映画レビューで気になるのが、
アラジンの日本語吹き替えを行った中村倫也に対する酷評です。
実際、私も「歌が下手すぎる」と感じました。
ちょっとNHKの連ドラで売れただけなのに、と思ってしまいました。
しかしながら、
Disneyは、アラジンに何を求めていたのでしょうか?
たぶん、歌唱力や説得力ではなく、純粋な「優しい声」だったのでしょう。
一方、ジャスミンは、「美しいだけで発言しない女性」を否定する
「強い女性・民の為に働く女性」です。
「Speechless、心の声」の歌詞が、それを表現しています。
それ故、ジャスミンの声には、歌唱力と説得力が必須とDisneyは考えたのでしょう。
Naomi Scottも木下春香も超一流の歌唱力を持ったsingerです。
「アナ雪」を思い出します。
"Let It Go"が、爆発的に流行したのに、松たか子は、TVやコンサートで
一度も歌いませんでした。
大変不可思議に感じていたのですが、松たか子のインタビューで理解できました。
何度も何度もDisneyから「ダメ出し」された挙句の収録だったそうです。
なぜならば、松たか子の歌い方は、張る歌い方ではありません。
ましてや、怒鳴り声など出しません。
しかし、エルザの「強い女性」「怒り」を、
当然、Disneyは、松たか子に求めます。
結局、公開後、松たか子は、映画のテンポで歌う事を拒否し続けました。
多分、この歌が嫌いになってしまったのでしょう。
脱線しましたが、私は、Disneyは間違っていないと思います。
中村倫也は、「優しい声」だから、アラジンなのです。
そもそも、
映画アラジンの主役は、アラジンではなく、ジャスミンだと
私は考えていますから。。。
"Speechless"、映画とともにヒットすればいいなぁ。。。
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