イエスタデイのレビュー・感想・評価
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ビートルズ、フォーエバー
ビートルズが好きなら、終盤に「ありがとう」と言いたくなるような素晴らしい名場面があります。
ある人と出会い話すそのシーンは、静かながらとてもエモーショナルで、いつまでも続いてほしいと思える幸せな時間でした。
ストーリーは筆者が若かりし頃に妄想していたことそのままで、ある意味読めやすい話がどう料理されるのか興味半分であったが、そこはダニーボイルの力技ともいえる手腕がうまくハマっていて、飽きずに見ていられた。楽曲の良さは当然ながら、ユーモアのセンスが抜群でさすがの出来。説教臭くなりすぎないオチも良い。
健康的でキュートなリリージェームズはこの映画の象徴のような存在で、ビートルズファンはもちろん万人におすすめできる、多幸感に溢れた素敵な映画でした。
なんだこれ
スッゲーいい。ダニー・ボイル監督、最高かよ!
もしも世の中にビートルズが無かったら…という、トンデモな設定は拍手だけれども、「歴史に残る傑作」というジャンルの映画ではない。ストーリーも「いわゆる」的な範囲に収まっていて、普通の映画なら寝てたかも。
しかし、しかし!
個人的なツボを全部押さえてくれた感が半端ない。
もちろんビートルズは大好きだが、どうせ友情出演の顔見せくらいだろうと思っていたエド・シーランが、バリバリ出演。「ヘイ・”デュード”」は笑った。コメディの才能あるね。
主人公ジャック役のヒメーシュ・パテルは初見だけど、インド系でデブ・パテルを少し崩した感じの、愛嬌がある雰囲気が良い。
なんと言ってもリリー・ジェイムスが最高に可愛い。本作では、なかなか友達の線を超えられないジャックを、健気に想い続けるエリーを、またまた好演。大和撫子か!? 彼女はパッと華があって良いですね。顔立ちとかは、同世代で言えばシアーシャ・ローナンのような女優さんの方が好みですが、"笑顔がはじける"感じは、この手の明るい映画には、欠かせないでしょう。「マンマ・ミーア」「ベイビー・ドライバー」と出ていて、音楽ものでこの上ない存在感を発揮してます。そう言えば、「ベイビー・ドライバー」でリリー演じたヒロインの役名がデボラだ。本作では、ハリウッドの欲張り女マネージャーの役名がデボラだったけど、偶然だろうか?
展開としてはまあ、ジャックと愛しのエリーの、くっつきそうでくっつかないところが、もどかしくて楽しい。がんばれジャック! 押せ押せエリー! おまえら「逃げ恥」か!?
万人受けするのかはよくわからないけど、私は完全にやられましたね。兎にも角にも、ビートルズ愛に溢れた、楽しい映画。もう一度劇場で見て、ブルーレイ出たら必ず買います。
名曲が次々と…!
いろんなビートルズの曲が流れ楽しかったです。
また、最後は心温まるストーリーで良かったです。
私はエド・シーランが好きなので個人的には1番嬉しかった事です。
そしてこの映画は、
ビートルズじゃないとできない映画だと思いました。
その反面ビートルズだから良いんだなとも思いました。
私は最高に良い映画だとは思えなかったのが事実です。
でも悪いとも思わないし内容も良いと思いました。
ビートルズって誰もが知っていて嫌いな人なんかいないんじゃないかって思います。
ファンまではいかないけどlet it be なんかは私は大好きです!
映画館でビートルズの曲が流れる。
それだけで楽しいって思える。
ビートルズが凄すぎて映画として良いと思えなかったが正しいかもしれません。
私の中でビートルズってクールで天才で史上最強のバンドだと思っているのでこの映画は、ビートルズを最大限に活かせなかったと思えました。
ごく普通の女子大生の一意見です、、
今すぐTSUTAYAに行きたい!
なんてったってビートルズの曲がいろんなシーンに散りばめられていて、懐かしくなった。観た後はは口ずさみながら帰りました。
あと、主人公の相手役の女優さん!めっちゃ映画映えする!とても綺麗な人やった(^^)
超感動、超泣き!
私の感性で今年のベストスリーに入ります。何せ50年前から聞いているビートルズの名曲が、もったいないくらいに恋愛ドラマの下敷きになって登場するわけですから、涙が出ないなんてありえません。
あのビートルズの名曲が、素晴らしい詩が、2人の愛をグングンと導いて行くストーリーはまさに人生の宝石のようです。ビートルズを知らない世界に、あの名曲が誕生したらどうなるという面白さを突き抜けて、考えさせられました。
やはり、偉大な音楽家たちは、宇宙からの贈り物なんですね。
最後には真実が明らかになるけれども、青春時代からの恋を成就させ、幸せな人生を2人は歩みます。ハッピーエンドの王道か!
嬉しくて、涙最強だったのはジョンレノンの出現。セリフも輝いてました。
ぜひ一度観てください。命が軽くなります。
コカ・コーラも無くなった世界じゃ「カム・トゥゲザー」が歌えない!
パラレルワールド?と思しきビートルズが存在しない世界。ことあるごとにPCで検索かけるジャック・マリクもほのぼのしていて良いし、自分だけが飛ばされた世界でもしっかり生きていこうとする姿勢が素敵でした。この手の映画じゃ元の世界に戻ろうとするのが定番なだけに、逆にオチが新鮮でした。
意外と会話の中にもビートルズの曲名が使われ、笑わせてくれるのですが、ビートルズを知らない観客がそこで笑えないところが難点か。ちなみにLong and Winding Road 、When I'm sixty-four、 With a Little My Friend です。エリー、笑ってもっとベイベー~てな感じのセリフでした。
幼馴染みの片方がスターダムにのし上がっていくドラマはありがちですが、ほとんど盗作の世界というのも新しいところ。しかも、存在しない本来の作曲家だから訴える人もいないのです。そこへ悪徳(?)マネージャーがついて、金儲けにしか頭にないヒール的存在を演じてるのもアクセントになっていました。
COKEもCIGARETTEもない世界ってのも、健康的でいいのかもしれないけれど、ビートルズに影響を受けたミュージシャンの存在はどうなるんだろ?などと細かいところまで考えちゃいけない。そしてバンドが結成されなかったおかげでジョン・レノンは生きていた。ここで客席からもどよめきが起こるほどソックリさん。78歳まで平和に漁師として暮らしていたんですね。もう一つ、イギリスの大ベストセラーのあの人の存在も消えていた・・・
廃業復活したホテルの階上ではHelpのパンクバージョンも聴けるし、最後のコンサートは『ボヘミアン・ラプソディ』と同じウェンブリーで、いきなり I Saw Her Standing There (エルトン・ジョンとの共演でも有名)という始まり方は痺れてしまった。この段階で『ボヘミアン・ラプソディ』と『ロケットマン』を繋げてくるんですね~上手い!
イエローサブマリンを持った人たちが謎でしたが、彼らもまたジャックと一緒にパラレルワールドに来てしまったのでしょうね。盗作を訴えるわけでもなく、ビートルズの歌を聞きたいと願う優しさも感じました。
※ ビートルズが好きな方には『アクロス・ザ・ユニバース』(2007)もお薦めです。
ちょっと残念だったのは、ファンから逃げるときタクシーにそのまま乗り込みましたが、反対側のドアから降りて逃げれば完璧なオマージュでした・・・
もひとつ、演奏しようとする曲のメモにRevolution9があったところも笑った!
最高の映画体験!
あるシーんで、往年のビートルズファンであろう、
おじ様おば様から「わぁっ!」という完成が起こり
鳥肌が止まらなかった。
このシーンを見るだけでも価値があると思う。
むしろ、これをダニーボイルは見せたかったのかな
とも思う。
映画にしか出来ないマジックに痺れました。
誰もビートルズを知らない世界で、
ビートルズの名曲にある意味翻弄される男の話だけど、
ベースは誰もが経験したような甘酸っぱい青春なので
共感出来たし、
ビートルズの大名曲との対比で描かれる、
そこにある愛だからこそ、
リリー・ジェームスの可愛さと存在感が際立った。
普通の生活って名声を得ることより幸せかもなと
思えて、また日々を過ごす事が出来そうだ。
全編、ビートルズと愛に溢れてて
とても気持ちが良い映画でした。
やっぱりダニーボイル好きだわ、
と思える作品でした。
たぶんサントラとDVD買っちゃうな。
ビートルズの偉大さを再認識した
最近、往年のビックミュージシャン関係の映画が立て続けに公開されていますが、我々(50代)の世代にはジャストミートの映画ばかりで嬉しい限りです。
本作は最後の大物ビートルズモチーフです。ビートルズが存在しないパラレルワールドに次々とビートルズの曲を発表して天才扱いされる売れないミュージシャンの話ですが、エルトンジョンやクイーンも名曲揃いだが、やはりビートルズは改めて聞くと本当に素晴らしい曲ばかりですね。40年前に初めてビートルズを聴いた時の衝撃が甦りました。曲だけで泣けるのに主人公を支えるマネージャー役のリリー・ジェームズの演技がとてもキュートで素晴らしい!今回は本人役で出演しているエドシーランのウイットに富んだ芝居もとても楽しくて、なかなか贅沢な時間を過ごせました!ビートルズ以外にも存在しないものがいろいろあって笑えました。
映画と関係無いですが、映画マナーの案内フィルムは本編上映直前に流して欲しいですね。マナーの悪い人はギリギリか始まってから入ってくるような人達ですから。
盗撮防止ムービーよりこちらの方が重要ですよ。
また最近、特に持ち込み食品を食べる人が多く、コンビニ袋やスナック菓子のシャカシャカ音させる人がホントに多くて、映画関係者の皆さまには、特にこれの防止啓蒙をお願いしたいです。
音楽好きなら気楽に楽しめる
ちょっと変わったファンタジー映画?世界からビートルズが消えてしまったら?そんな発想で生まれた映画。演奏されるどの曲も耳にしたことのある曲で、音楽聴いているだけでも楽しめた。ただストーリー的なことで言えば、最後まで肝心の謎は謎のまま。なぜ世界からピンポイントでビートルズが消えたんだろう?もやっとした気持ちは残ったまま。途中出てきたあの人や、イエローサブマリンのあの人達は何だったの?誰かにスッキリさせて欲しい。
愛を失った世界にもう一度愛を
個人評価4.7
期待した2つくらい斜め上をいく、素晴らしい作品。ifもしものストーリーを、ありきたりな展開ではなく、よりリアルに奥深く描いている。ビートルズが無くなった事、それは愛が無くなった事に等しい。失われたた愛を説くために現れたジャックは、まさに神の教えを説いたメシアのキリストと同じであり、それは盗作ではなく、彼が伝達者であった事を気付かされる。ビートルズの歌で世界が愛に包まれる事で、よりそれを実感する。
エド・シーランの存在が素晴らしく、本人が本人役を演じる事により、この物語が息づき、よりリアルな2019年の世界に導いてくれる。
新たにビートルズの曲が生き返り、ジョンが願った戦争がない世界へときっと変わっていく筈だ。
ビートルズ知らない人は楽しさ半減
ビートルズ知らない人は楽しさ半減。
エドシーランしか知らない人が多すぎ。
EXILEとか聞いてないで
もっとビートルズ勉強してから見に行きましょー
yesterday
もし、あなたがビートルズ良いない世界にいたら…
そんな突飛なストーリーのお話し。
そんな世界をトレインスポッティングで有名なダニーボイル監督がえがいてます。有名どころだと、スラムドッグミリオネアの監督。
ビートルズがいなければ、オアシスもいなくなる。ビートルズに関連した色々なものも存在しない。言ったら今の音楽シーンの8割はビートルズから生まれてる今日。
ジョンのシーンのサプライズ。
そして、エドシーランが物語にしっかり絡む形で出演しています。
ビートルズがいなくて、エドシーランが存在するのはよくわからないけど、エドシーランのオリジナル書き下ろしも2曲も聴くことができます。
ビートルズが大好きな人は小ネタ満載で本当に面白い映画だと思います。
主人公の歌がもう少しうまければと思ったけど、面白い映画でした
物語 4.1点
配役 3点
演出 3.8点
映像 3.9点
音楽 4.9点
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嬉しいサプライズに感謝
ビートルズ、 ダニー・ボイル監督、リリー・ジェームズ。行くしかないと決めてた映画がようやく公開。
楽しかった!
改めてビートルズの偉大さを感じる。
時代も国も越えて知られる名曲を数えきれないほど生み出した唯一無二の存在。
彼らがいなかったら本当に退屈、伝えてくれてありがとう!というメッセージが一番刺さった。
映像の巧みさ(カットが素敵)、早いテンポ、サプライズありの展開はダニー・ボイル監督らしく好み。これが観たかったのだ。
リリー・ジェームズ可愛すぎ。あんなに綺麗なのに設定に馴染む演技が上手だと感じた。
好きにならない主人公の気持ちが理解できない。
個人的に撮影場所がどこも美しく感じ、ビートルズの聖地巡礼とセットでいつか訪れてみたい!
アイデア賞
自分以外が突然ビートルズを知らない世界になったら、という予告に強烈に引き込まれて興味を抱き、鑑賞したがその期待値は予告止まりであった。
鑑賞前にざっとこちらの映画のレビューをみていて、そのタイトルの「78歳」というキーワードが目に入り、
あ、もしかして主人公は実は78歳だったというオチなのかな、タイトルでネタバレされては困ると思いつつ鑑賞したが、悪い意味でそのオチを裏切られた。
「ビートルズ」というワードと曲ありきの超普遍的な映画であった。
主人公が盗作に似た行為を続け、苦悩する物語でも開き直る物語でもなく、小さくともビートルズを未来に伝授していくといういい人止まりの物語でまぁそうだよなと思いつつ、映画としてつまらなかった。
ただ随所随所にいくつかのビートルズの曲が折り込まれ、あぁ、やっぱりビートルズっていいな、絶対的な認知度であり、いかにビートルズが現代を生きる人間の心をも動かす存在であるかということはあらためて認識することができたし鑑賞中退屈することはなかった。
また、ビートルズの存在を知る男女と主人公とのやりとりは素敵なシーンだった。
日頃、好きなものを他者と共有できる喜びは意識に及ばずとも孤独を覆っているのだと思う。
ビートルズが壮大すぎて、それを扱う映画だから遠慮もあるのだろうか。テーマ止まりの普遍的な映画。
あえて軽いものが観たいときや、さらっと「へー、よかったね」程度に流したいときに適した映画。
78歳だったオチのほうが個人的にはまだおもしろかったな。
音楽は時代を超える
ビートルズが教科書に載っているような世代ですが、やっぱりいいなぁ、と、久々に引っ張り出して聴きました。
年齢が変われば、聴いた印象も変わってくる、何年先でも、自分が死んでからも届けることができる、音楽って素晴らしいですね。
もちろん、消えていった音楽もたくさんあるのだと思いますし、その方がむしろ多いのだと思いますが。
開幕からテンポの良いシナリオにぐいぐい引き込まれながら、あっという間にラストシーン。
こんな結末の描き方をするんだ、と驚きました。
ビートルズに思い入れがない人も楽しめる素敵な映画です。
ビートルズがない世界を映画にする事を思いつくなんて!!
改めてビートルズの良さを噛みしめながらの主人公の素敵なラブストーリーに感激しました。
サプライズに涙し最後は幸せな気持ちで観終えられて良い映画でした。
三谷幸喜作品を観る感覚で楽しむことをお勧め
まずビートルズに関しては『1960年代に活動した偉大なロックバンド』『主要メンバーのジョン・レノンは、彼のファンとも言われる男に射殺され既に故人』程度の事を知っていれば概ね楽しめる映画。
逆に『ビートルズは神聖にして侵さず』という人は楽しめないかも。
神経質に観れば矛盾やアラが気になりますが、軽快なノリと時々感動を含んだ三谷幸喜作品を観る感覚で、矛盾やアラも含めて楽しむのをお勧め。
あとエド・シーランは、結構出番があります。
『僕はビートルズ』
ビートルズ12作目のオリジナル・アルバム『アビイ・ロード』から今年が半世紀であり、この時期に合わせた公開であろう。
表題の通り、同じようなテーマの漫画が日本にもあり、多分世界中にこういう“歴史改編”モノは存在してると容易に想像できる。その中に於いて、今作の位置づけは自分なりに考察すると、それ程高いレベルではない。というのもファンタジーとしてはどうにも雑さが拭いきれず、飲み込みづらさをビートルズの楽曲という“オブラート”で喉を開けて流し込むという建付けで出来上がっているからである。そもそもの根本のプロットである、“ビートルズが存在していなかった世界”という前提がその後の社会にどれだけの影響力を及ぼしているのか、端的に言えば存在するモノと存在しないモノ、そして大事なのは無かったことで全く別の違う“何か”が代替として登場するのかという考察が緻密に積み上がっていないことに、ストーリー設定のグラグラ感を醸し出してしまっているのである。まぁ、その辺りは多分、どのレビューでも問われていることであろう。本筋である、幼馴染みの女性とのラブコメ要素も、インド人と白人という人種的な違和感が拭えない(人種差別を助長しているのではなく、寧ろ現在に於ける差別問題としてのテーマの折込の深度が足りないと感じる)キャスティングに、ピースの嵌っていないジグソーパズルの印象を持たせられてしまっている。
と、ここまで考察してみて、ハタと気付く。そうか、この違和感こそが、今作のテーマなのかと。それは、自分のように旧態然の思考であることこそに対するアンチテーゼなのであろうと、遅まきながら気付かされてしまったことに大変な恥ずかしさを感じてしまったのだ。
“ビートルズは白人だけのモノではない“、”インド人と白人だって恋愛し結婚もする“、そしてそのことに昔のように抑圧された葛藤を慇懃無礼に織込む必要もないんだということを。今作品に抵抗感を感じるとしたら、それはそのまま現在席巻している右傾化に繋がるベクトルなのだということを。登場人物の白人のおじさんとおばさんが、主人公に詰め寄るようなイメージを醸し出す。勿論主人公にとっては自分の悪行がバレ、追求されることへの恐れを感じる。しかし、二人は逆に感謝の辞を述べる。意外にもビートルズの代わりに世界に偉大な楽曲を披露してくれることが嬉しかったのだ。そして、クライマックスは世界同時停電後のパラレルワールドで船乗りとなっていたジョン・レノンとの邂逅。勿論、満載なツッコミどころの一部だ。しかし、曲こそ作らないジョンは、それでも幸せを感じている心の穏やかさ、そして幸福なことに78歳でも生きていることの有難みを強く感じてしまうのだ。荒唐無稽ではあっても、それは、『ワンスアポンアタイムインハリウッド』に於ける『シャロン・テート』以上のフィクションによるマジックなのだろう。出来れば、その他3人も出演させて欲しかったのが心残りである。その件も含めて、主人公がインド系ということにこそ存在の意味合いを演出させている制作陣の強いメッセージなのだろう。今作を作るに於いて相当楽曲使用料が嵩んだという噂だが、劇中にフリー音源として提供するという皮肉も相俟って、素晴らしい文化は世界の共有財産という訴えは強く心に響くものだ。なかなかの挑戦的な、手荒い洗礼である。ストレートに素直に共有されるこそ、これからの社会は次のステージにアップグレードする、試金石的作品なのであろう。
まぁ、ヒロインの女の子と付合っていた男があっさりと退いた件は、幾らビートルズでも飲み込めなかったのは、ご愛敬であるw
我々世代には泣ける映画でした
なんだか、懐かしくって。あんな熱い恋愛はなかったけど、それでも自分の青春時代を思い出して、ビートルズの音楽が流れた途端に鳥肌がたってしまった。
最後の方でこの世界でのあの人が出た時はほんと震えました。しかし、まぁ良く似た俳優さんをみつけたなぁ。
若い方たちのレビューには「なんだかなぁ」というレビューもあるみたいだけど、そりゃそうだ、君たち若者にはビートルズは分らなく結構です。
逆にエド・シーランって誰って感じです。youtubeで聞いてみて、あぁ聞いたことがあるなぁという程度。
全616件中、501~520件目を表示