母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

劇場公開日:

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

解説

家族の絆を描いた宮川サトシの自伝エッセイ漫画を「さよなら渓谷」「日日是好日」の大森立嗣のメガホン、安田顕主演で実写映画化。子どもの頃から病気がちだったサトシは母のかけてくれたやさしい言葉に救われてきた。2年前、そんな母ががんの告知を受けたことから、今度はサトシが母にやさしい言葉をかける番になってしまった。百度参り、修行僧のような滝行、国産野菜のジュース作り……サトシは恋人の真理に支えられながら、母のためになるならと、どんなことでもやった。しかし、30代後半になったサトシに母との永遠の別れが訪れる。あれから1年。生きる気力をすっかりなくしていた父と兄もようやく新たな人生へ再スタートをきった頃、サトシのもとに突然、母からのプレゼントが届く。主人公のサトシ役を安田が演じるほか、母・明子役を倍賞美津子、サトシの恋人・真里役を松下奈緒、兄・祐一役を村上淳、父・利明役を石橋蓮司がそれぞれ演じる。

2019年製作/108分/G/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2019年2月22日

スタッフ・キャスト

監督
原作
宮川サトシ
脚本
大森立嗣
製作
間宮登良松
村田嘉邦
安井邦好
鈴木仁行
板東浩二
高木司
樋泉実
佐野真之
荒木宏幸
伊藤亜由美
稲村甲一
エグゼクティブプロデューサー
加藤和夫
プロデューサー
小林智浩
川崎岳
ラインプロデューサー
伊達真人
撮影
槇憲治
照明
野村直樹
録音
赤澤靖大
美術
安宅紀史
山本直輝
衣装
纐纈春樹
立花文乃
ヘアメイク
豊川京子
編集
早野亮
音楽
大友良英
主題歌
BEGIN
音響効果
伊藤進一
VFXディレクター
須賀努
カラリスト
小林哲夫
タイトルデザイン
赤松陽構造
キャスティング
田端利江
助監督
小南敏也
制作担当
斉藤大和
アソシエイトプロデューサー
田坂公章
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映画レビュー

3.5感動的なストーリー、ではあるが

2019年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

「君の膵臓をたべたい」という青春小説の映画化作品があったが、こちらは宮川サトシが実体験をつづった漫画に基づく家族劇。最愛の母の遺骨を体内に取り込み、自身の一部として存在を一生感じ続けたいという気持ちは、共感できるかどうはともかく理屈としてわかる。ただ、感動的なのはその部分より、むしろ母の強く深い愛。病弱でたびたび試練を迎える息子に、遠い先まで幸せに生きてほしいとの願いから、できることは何だってやる絶対の愛だ。愛をたっぷり注がれ育った息子も、やはり情緒豊かな大人になるということか。

ただ、大森立嗣監督の映画としては物足りなかったのも正直なところ。原作の細かなエピソードまで拾おうとしたせいか、やけに台詞やナレーションで説明されるだけの話や過去の出来事が多いのだ。監督自身が書いた脚本、練り込みが足りなかったのでは。ストーリーが良いだけに惜しい。浜辺の男たちのシーンも素晴らしかったし。

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高森 郁哉

3.5死にはエネルギーがある

2023年9月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

幸せ

久しぶりに映画鑑賞したら、賠償さんと安田顕さんの演技に泣かされた。

死のイメージって、悲しい、寂しい、空虚感など、ひたすらネガティブなものしか無かったけれど、映画の中でサトシが未だ見ぬ我が子への手紙に、死にはエネルギーがあると書いたのを見て、新しい!!と感じた。

本作は、宮川サトシさん御本人の実話を原作に作られているが、大好きな母親がある日癌になり、その闘病生活〜亡くなる瞬間までをしっかりと描く。
サトシさんは二人兄弟の下。甘えん坊で泣き虫で、お調子者。The末っ子なサトシくんが私には可愛く思えた。

賠償さん演じる母、明子はそんな末っ子サトシを心から愛し、死ぬまでも、死んでからもその愛はサトシだけでなく、夫、兄、サトシの妻、みんなへと注がれていることがよく分かる。

大好きなお母さんが病気になる、治らない、死を受け入れる準備をする、死んでしまう。どのステージにもその都度心の葛藤が描かれ、その度にギュッと心がつかまれる。
泣き虫なサトシの泣き顔が、情けないんだけど、そりゃそうよね、お母さんが死んじゃうかもしれないんだもんねってものすごく共感。

ただ、この映画、サトシのお調子者具合いもちょいちょいあって。シリアスな場面でもお笑い要素が。がん細胞が脳に転移したのも、「移転」って言っちゃうし。妻をなくした夫(石橋蓮司)が寂しさのあまり、酒浸りになって庭で肉を持って寝転ぶし(案の定、庭は荒れ放題)、父と末っ子がよく似てて泣き虫だし、兄貴がお母さんに似てドンとしてるかと思いきや、やっぱりこちらも父さん似だとか(笑)

タイトルは、君の膵臓をたべたいのパクリみたいだけど、まぁ、そこは敢えておいておいて。亡くなって形はそこに無いとしても、その人からもらった愛情、命、絆などなど、大切なものは自分が生きているだけでこの世にあるんだってこと。

登場人物の女性陣が凛としてるからか、余計に男性の弱さが引き立つ。
そんなところも私はこの作品の好きなところ。

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共感した! 2件)
M hobby

3.0死に向かって生きている人たちを描くと、同じようなテイストになってしまうんだと思う。 それは残された人たちはそのことに対して何もできないからだと思う。

2022年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

動画配信で映画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」を見た。

劇場公開日 2019年2月22日

2019年製作/108分/G/日本
配給:アスミック・エース

安田顕46才
松下奈緒34才
村上淳46才
石橋蓮司78才
倍賞美津子73才

倍賞美津子はステージ4の癌で余命数年と宣告された。
安田顕はそのマザコンの息子。
松下奈緒は安田顕の恋人。

序盤は安田顕の生い立ちが描かれる。
中盤は倍賞美津子の闘病生活に関する描写。
終盤は倍賞美津子が亡くなった後の家族に関して。

人間の余命に関する映画は少なくない。

「象の背中」
「死ぬまでにしたい10のこと」
「ボクは坊さん。」
「泣くな赤鬼」

オレはこの2カ月半で人間の余命に関する映画を4本見ていた。

死に向かって生きている人たちを描くと、同じようなテイストになってしまうんだと思う。

それは残された人たちはそのことに対して何もできないからだと思う。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.5大切に

2020年3月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

産まれたら死ぬ。
当たり前のことだけど、自分は主人公みたいに母を、家族を大切にできてるだろうか?
そんなことを考えた。

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