「感動的なストーリー、ではあるが」母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 AuVisさんの映画レビュー(感想・評価)

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

劇場公開日 2019年2月22日
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感動的なストーリー、ではあるが

「君の膵臓をたべたい」という青春小説の映画化作品があったが、こちらは宮川サトシが実体験をつづった漫画に基づく家族劇。最愛の母の遺骨を体内に取り込み、自身の一部として存在を一生感じ続けたいという気持ちは、共感できるかどうはともかく理屈としてわかる。ただ、感動的なのはその部分より、むしろ母の強く深い愛。病弱でたびたび試練を迎える息子に、遠い先まで幸せに生きてほしいとの願いから、できることは何だってやる絶対の愛だ。愛をたっぷり注がれ育った息子も、やはり情緒豊かな大人になるということか。

ただ、大森立嗣監督の映画としては物足りなかったのも正直なところ。原作の細かなエピソードまで拾おうとしたせいか、やけに台詞やナレーションで説明されるだけの話や過去の出来事が多いのだ。監督自身が書いた脚本、練り込みが足りなかったのでは。ストーリーが良いだけに惜しい。浜辺の男たちのシーンも素晴らしかったし。

AuVis
さん / 2019年2月26日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 楽しい
  • 鑑賞方法:試写会
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