劇場公開日 2019年3月1日

  • 予告編を見る

グリーンブックのレビュー・感想・評価

全909件中、21~40件目を表示

5.0全てが良かった。

2024年7月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

アリの存在感が黒人差別の時代のもう一つの映画「ドリーム」を彷彿させて、かの時代を増幅させてくれた。
ラストシーンに涙したこと、この映画の感想だったこと改めて感じる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
gohno

4.0アメリカの光と影

2024年7月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
sas

5.0二人の友情にほっこりする

2024年7月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

トニーとドク、この二人の友情は何事にも代えがたい。
基本的にこの二人の旅の話だが、笑えるシーンとシリアスなシーンのバランスが良く、景色が単調になりがちなロードムービーでも飽きることなく最後まで観られる。
最後、車のタイヤがパンクしていたことを知らせてくれた警察官も希望の持てる未来を予期させて素晴らしかった。
老若男女が楽しめる映画とはまさにこの作品のことだろう。

ケンタッキーを二人で食べるシーンが特にお気に入り。

コメントする 2件)
共感した! 3件)
タブロー

5.0実話をもとにした温かく心温まるストーリー

2024年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

実話を基にした、人の尊厳と友情の心温まるストーリー。

人種差別、偏見といったテーマも扱っているため、考えさせられること、学ぶことも多い映画です。

主人公トニーのユーモアある人柄やもう一人の主人公のドクターとのやり取りと友情を育む経緯にクスッと笑いあり。全体を通して重くならず、大切な問いかけを投げかけながらも温かい思いになる素敵な作品です。

個人的には、ドクターの奏でるピアノの音色が、回を重ねるたびに優しかったり、感情がより厚く感じられたり、楽しそうになっていく、そんな風にも受け取れたのも見どころでした!

未だ残る人への差別や偏見。重要な社会問題の一つです。
一気に世界を変えようとするのは難しいかとかもしれない。
けれど、この映画を通じて、自分の人生の中で出会う一人一人を尊重し、
仲良くなり、理解に努め合うことこそが、
リベラルでより豊かな世界をつくるための希望だと感じました。

沢山の方に見て頂きたい、名作です。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
鈴木七緒

5.0トニーとドクターが対話するうちにお互いを知り、友情を芽生えさせてい...

2024年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

トニーとドクターが対話するうちにお互いを知り、友情を芽生えさせていく。ドクターの決断は、それもまた偏見をなくす一歩であるからだが、そのコンサートに来るのは、「先進的」だと思っている白人ばかり。黒人の音楽に理解を示す自分は差別主義者などではないと彼らは思っている。しかし、地元の黒人にはめもくれず、この構造自体が差別を温存してもいる。(スパイク・リーが過激な発言をよくするのは、そういう構造に利用されたくないという思惑もあるのだろう)
白人であっても貧困で被差別的な扱いのイタリア系のトニーは黒人に仕えるということに複雑な感情を抱き、黒人であっても知的で裕福に暮らすシャーリーは黒人コミュニティでも馴染めない。人種差別がとても複雑に入り組んでいるのである。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
あんバタさん

4.5人生を戦う人の強さ

2024年5月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

人種差別、歴史的背景などは、生まれてこの方日本から出たことの無い私には理解が及ばないところがありました。でも、だからこそ楽しめた部分もあったのかなぁ、とちょっとモヤモヤした気分です(笑)

グリーンブックという存在について知ることが出来たのは良かったです。当時の黒人が受けていた差別、迫害がどのくらい酷かったのか、この映画が全てだとは思いませんが、その一部でも感じる事が出来たのも良かったです。

黒人に対して差別意識の強いトニーが、徐々にドンと打ち解けていく様が丁寧に描かれていますが、これがとても面白い。飲み屋での喧嘩や服屋での扱い、道中様々な差別を受けるドンを目の当たりにし、トニーの意識に変化が表れます。監督がコメディ映画を得意としていたみたいで、クスリと笑えるエピソードが散りばめられているのも見どころです。

人種差別問題だけでなく、ドンが孤独な天才ピアニストであったという点に胸を打たれました。彼が抱えていた感情を爆発させるシーンは見ていて辛くなります。

ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの真に迫る演技が素晴らしい、観るものに勇気を与えれくれる映画です。

コメントする 3件)
共感した! 19件)
吹雪まんじゅう

5.0星5ではたりないくらい素晴らしい

2024年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

音楽もなにもかも、最高

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ねも

4.5素晴らしい作品に出会えて良かった

2024年4月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

幸せ

知人から紹介されるも食わず嫌いで放置。

音楽系で差別的な内容だろう。
見なくてもわかるからいいやと遠ざけていて
今になって見ることが出来て逆に良かった。

のんびり見れる映画で外れてもいいやと見だしたら細部まで見逃すことなく見入ってしまった。

冒頭の分かりやすい布石から
ラストの感情の変わり具合の流れが締まっていて本当に、本当に良い完結の仕方。

痛快で豪胆で爽快で。
流れ的には単調で一本道なのに全く飽きさせない展開で気持ちよく見終わる事もでき、実話を元にした作品とはいえ、映画って本当にいいなと改めて思わせてくれた作品です。

見て損は絶対にないです!!

これを見てまあ普通だったと感じる人とは仲良くなれないですね、しらんけど。

考えさせられたり、怒りを覚えたり、少しグッときたり、笑ったり、気持ちよかったりと色んな感情を一度に全部放出する事が出来ました。

いつもはネタバレ書いたりしますがこれは書きません。
ぜひご自身で見てください!!!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ルシリース

5.0タイトルなし(ネタバレ)

2024年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

泣ける

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ジャスミンティー

4.5テーマは『近視眼的偏見』アイデンティティに翻弄されるBROTHER達

2024年4月6日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 12件)
アンドロイド爺さん♥️

5.0黒人音楽家とブロンクス育ちのイタリア人の友情の旅

2024年3月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
shigesaku 007

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2024年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 7件)
せんべえ

4.5アカデミー賞受賞式で

2024年3月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

助演男優賞プレゼンターのキー・ホイ・クァンに対する、ロバート・ダウニー・Jrの振る舞いがニュースになった。それを報じる映像の中には、本作ドン・シャーリー役のマハーシャラ・アリもいて、ロバート登壇の際には、祝福のために一歩踏み出した彼も無視されていたのだが、そのことは誰からも触れられていないようだ。(追記:後でXにて「マハーシャラ・アリ」で検索したら、少しいた)

そんなことを考えながら、「ああ、グリーンブックを見返すならこのタイミングだな」と思ってAmazonプライムで鑑賞した。

細かな内容の一つ一つについてはここでは述べるつもりもないが、観終わって、差別は完全に「する人の問題」だということを改めて再確認した。

「差別される人」の属性の問題なのではない。
その人の属性に起因する様々な結果が問題なのでもない。

その属性や、それに起因する様々な結果を「問題にしたい人(つまり差別する側の人)」が、自覚のあるなしに関わらず、「差別する目的で問題にしている」に過ぎない。それを、この映画では全編に渡って様々な例で描いている。

例えば、演奏会のメイン演奏者であるドクが、そのホテルのレストランで食事をさせてもらえないシーン。ホテルのマネージャーは、かつてNBAのチームの選手たちもここで食事をとらなかったことを引きあいに出し、「この地域の伝統だから」と説明する。「自分は差別してるつもりはない。ただここではそういうきまりになっているから」というのは、レイシストに限らず差別する側の常套句だ。
なぜ、受け入れる理由を探すよりも、排除の理由を探すのか。
答えは「差別したいから」以外には見つからない。

主人公のトニー・ヴァレロンガも、差別をする側であると共に、される側でもある。彼は、黒人、ユダヤ人、ドイツ人、中国人への差別感情を口にするが、自分もイタリア人であることで、差別的な取り扱いを受ける。
ある時は、白人として恩恵を受けるが、ある時はイタリア人として蔑みの対象になるというように、差別の基準がコロコロ変わるのは、「差別は、差別する側が恣意的に基準を変えてまで行う、する側に起因したもの」ということをよく表している。

特定の属性に対する無知や偏見は、それが指摘され可視化されることによって少しずつ減ってきていることは事実で、実際、あらゆる面で状況は改善されてきている。
差別を減らしていくためには、そうした地道な一歩一歩が大切だと思うが、時に差別を訴える声に対して、周囲から否定的な言動がなされることもある。
しかし、それこそが「差別はする側の問題」で、「否定的な言動=差別したい気持ちの表明」ということをよく表していると思う。

民主主義社会である限り、心の中で何を思おうがそれのみでは問題にされない「内心の自由」は、最も大切にされるべき権利だが、だからといってそれに従った振る舞いが許されるかどうかは、全くの別問題だ。
アカデミー賞での、ロバート・ダウニー・Jrの振る舞いについて、彼の差別意識があったかなかったか、彼の内心を周囲が騒ぎ立てて問題にするのではなく、可視化されたものに対して一人一人がすべきことは、「自分の中の差別したい気持ちと向き合い、より良い振る舞いについて考えること」しかないと思う。

最後は、話題を変えて。
グリーンブックの中で一番好きなシーンは、ラストのドロレスがドンに抱きついてお礼を言うところ。
もう今回で4回目くらいの視聴だが、やっぱりそこは泣いてしまう。なんでかなぁ。

コメントする 11件)
共感した! 23件)
sow_miya

5.0わかり合っていく2人

2024年3月6日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

知的

トランジットで暇だったので3本続けて映画を見た3本目。前の2本はオスカーノミネートだけどこちらはオスカー3回受賞作品なだけあって、すごく良かった!!
黒人差別を少なくしていきたい志を持って、あえて黒人差別の程度が大きい南部へとツアーに出たその気持ちがドクらしいなと思った。気品があってお金持ちだけど孤独なドクと、ガサツでお金がないけど家族がいるチャーリーが少しずつ違いの理解を深めていくのが良い!ドクがピアノを弾く時はもてはやされるのに、弾いてないときは差別されるという白人でも黒人でもない立場を誰とも共有できない!!と告白したところが印象的。
奥さんがちゃんと手紙はドクが書いたものってわかっていたのがすごい笑夫婦だら相手のことをちゃんとわかってるんだね。やっぱり家族を大切にしたいし、家族は自分を大切に思っているんだと思い出させられる作品です。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
らいらい

4.5勇気

2024年3月3日
Androidアプリから投稿

少し差別意識があるけど憎めない主人公トニーと孤独を抱えているドク。

二人が二人にないものを補い、お互いから学び、理解をすることがみえる映画。

育った環境が違うからこそ補える存在がとても素敵でした。

人はちゃんと人と同じ時間を過ごすことによって偏見はなくなり、友になれる。

映画の中での

"Because genius is not enough. It takes courage to change people's hearts"

というのがとても印象的。

天才であるだけでは人の心は変えることができない、そこには勇気が必要。

ドクはそれをわかっていてこの南部のツアーを行っている。勇気を持ってやっているドクに対するレストランの無礼な対応をみて、トニーがドクに演奏なんかする必要ないと決めるシーンはドクのトニーへのリスペクトがみえる。

もう一つが

"The world's full of lonely people afraid to make the first move."

これも勇気がテーマとなっていて、ドクは待っているだけではだめだとトニーは伝える。

これが最後にドクがトニーのお家に行くことに繋がるんじゃないかと思った。

まとまりがないけど、とても好きな映画の一つです。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
あみ

3.5友達に勧められて

2024年2月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

友達が激賞していたが、まーいい映画だったな〜という感じ。黒人差別が色濃く残る当時の南部アメリカを舞台に黒人音楽家と白人運転手の友情が芽生えていくという、まーよくあるロードムービー。こんな時代があったことを現代の若者もこの映画を通して知るべし!

コメントする (0件)
共感した! 1件)
6k9k

4.5アイデンティティに気づく旅

2024年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

過去鑑賞作のレビュー。
アカデミー賞とったというのに、全くノーマークだった作品。

もう何百人もの方がレビューを書かれていて、ALLTIME BESTにも選出されている名作なので、映画のあらすじは書きません。自分が感じたこと、考えたことを書きます。

■黒人差別の知らなかった一面を知った
アメリカにおける黒人差別がどういうものかは、歴史の教科書以上のことは知らなかった。この映画で、1960年代当時にアメリカ北部と南部でこれだけ違う社会があったということも知らなかった。そして、北部では一部の才能や富を持つ黒人が(一応は)社会的に高い地位にいたことも知らなかった。この人種差別は我々日本人の想像以上に複雑なものだったということを知った。
主人公2人も劇中で「黒人差別の知らない一面」を知り、衝撃を受けるのだから、何も知らない日本人が衝撃を受けるのは、当然と言えば当然か。

■俳優2人の演技力
トニー役のビゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役のマハーシャラ・アリの演技が素晴らしい。粗暴だが、家族想いで本質を見抜く眼を持つトニー。教養高く気品に溢れるが孤独な天才シャーリー。全く水と油のような個性の強い2人が、それぞれの個性を徐々にむき出しにして衝突していくが、その衝突が契機となって相互理解を深めるという過程を違和感なく演じている。淡々と進むロードムービーではなく、動のトニーと静のシャーリーがいて、物語にリズムが出てくる。

■これは1人の天才が、1人のオヤジの力で、自分を取り戻す旅の話
この作品は、大人の男同士の人種と価値観を越えた友情物語であり、美談です。制作側もそれを意図して、狙って作っていると思います。ラストシーンもベタと言えば、ベタです。でもそれだけだろうか?
私が一番印象に残った台詞は以下の2つ。私はこの2つの台詞がこの映画の本題を表しているように思う(あくまで個人的解釈)。

「If I’m not black enough, and if I’m not white enough and if I’m not man enough, then tell me Tony, what am I?」(私が完全な黒人じゃなくて、完全な白人でもなくて、完全な男でもなかったら一体私は何者なんだ?)

「Anyone can sound like Beethoven or Joe Pan or them other guys you said. But your music, only you can do that.」(ベートベンとかジョーパンとかは大勢が弾く。あんたが弾くような音楽はあんただけ)

それぞれ別のシーンで出た台詞だが、繋がっていると思う。自分が何者かわからなくなっている天才に「おまえは唯一無二だ。おまえはおまえだ!」と言うオヤジ。
シャーリーの雨の中での魂の告白には心打たれたが、トニーの言葉には「やるなオヤジ!」と声をかけたくなった。

他にも、名シーン、名セリフがいくつもあり、色々な気づきを得ることができた。感動だけではない、味わい深い映画だった。

コメントする 5件)
共感した! 27件)
TS

5.0対象を深く知ることで世界が広がる

2024年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

腕っぷしが強く快活な性格だが無学な白人のトニーと、教養があり名の知れたピアニストだが黒人差別に悩むシャーリー。トニーはシャーリーから文章力や黒人差別の現状を、シャーリーはトニーから差別へ立ち向かう気概や、縁の無かったアメリカの大衆文化を学ぶ。対照的な2人が、交流を深めることで互いの良い部分を学び合い、世界を広げていくのが面白い映画。何事にもチャレンジしていくことが、人を成長させるのだと思える映画。

2人が黒人しかいないジャズレストランに行くシーンがある。ここでシャーリーは、今までに見せたことの無いような楽しそうな表情でピアノを披露する。トニー含めた観客は拍手喝采する。白人のトニー、上流階級にいるシャーリー、そして一般大衆の黒人達とが、人種や階層の垣根を超えて一体となった瞬間であり、観ていて心が温まる。

人や物事に対する偏見は自分もたくさんあるが、多くの場合表面的にしか対象を見ていないから生じる。対象と深く付き合おうとしなければ、本当のことは何も分からない。そういったことを考えさせられる素晴らしい映画だった。

コメントする 2件)
共感した! 9件)
根岸 圭一

4.5表情

2024年2月12日
スマートフォンから投稿

ドクターシャーリーの表情がどんどん柔らかくなっていくところと情景がマッチしていてとても心が温まった。最後のハグし合うシーンとトニーがジュースのゴミ捨てる時のシャーリーの顔が好き

コメントする (0件)
共感した! 2件)
いぶき

3.5腹の出たビゴの名演

2024年2月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

黒人への差別が生々しく不快感は拭えないがシャーリーとトニーが旅の中で衝突しつつも友情を深めていく様には見応えがありました。
やはり音楽は国境を越えるし、ケンタッキーのチキンは美味しいし、嫌なこと楽しいことの共有は人種関係なく理解を深める。

正直終始不快な差別場面が多くスカッとする物語ではありませんでしたが、奥さんの最後の台詞で幸せな気持ちになりました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
月子