蜘蛛の巣を払う女のレビュー・感想・評価
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すごくよかった
アクションがいちいちリアルでかっこよくて面白かったのだが、コンディション調整に失敗してウトウトしてしまった。ウトウトしながらもとても面白かったので、次は1と続けて見たい。通話すると途端に発見されてしまうのが恐ろしい。
(追記)
スウェーデン版の三部作を見て、フィンチャー版を見て改めてDVDレンタルで見る。すると、スウェーデン版の三部作の後の話であった。スウェーデン版では姉の存在がなかったので後付けの設定なのだろうか。
疫病神とアメリカ人が連動して、建物の中をスキャンして超高性能の狙撃中で敵を射殺するのがめちゃくちゃかっこいい。
このシリーズは性的虐待や人身売買、武器の密売などが犯罪要素だったのだけど、世界中の核兵器を操るアプリを巡りだして、『ミッションインポッシブル』か『007』シリーズみたいになった。
ミレニアムらしさは健在
原作のファン。
ファンと言いつつ読了したのはだいぶ前なので内容は忘れつつあるが、キャストが一新しても「ミレニアムらしさ」は損なわれてはいなかったと感じる。
急逝した作者スティーグ・ラーソンの第二、第三作目をすっとばし、他の作家が代筆した四作目を映画化すると聞いた時は、時系列が混乱しリスベッドの「核」が抜け落ちるのではと心配したがそれは杞憂だった。
本国スウェーデン版より、ハリウッド版の前作【ドラゴン・タトゥーの女】の方が小説の世界観をよく表していたと思っていたので、一作目の暴力のなかの色気、フィルムノワールさが今回も踏襲されていたことが嬉しい。特にオープニング画面は今回も秀逸。
腕力では脆弱だからこそ、際立つリズベッドの魅力。元KGBでマフィアの父親のを持ち、天才ハッカーという特殊なスキルを持つパンクな出で立ちのバイセクシャルという強い個性が、同性をも惹きつける。
しかし何よりシビれるのは、彼女の決断力とその速さ。
知恵を駆使し、屈強な男たちに立ち向かう姿は、力でねじ伏せられている女性たちに勇気を持てと鼓舞しているよう。
DVで苦しむ女性や子供のニュースを見るたび、現実にリスベッドがいてくれたら…と思わずにはいられない。
本作では大分いろいろな要素が削ぎ落とされているし、一作目のルーニー・マーラの病的な美少女ぶりが目に焼き付いていてクレア・フォイの健康的な雰囲気にやや物足りなさを感じたが、ラストシーンの演技は良い。
普段は感情を表に出さないリスベッドが、唯一感情を露わにした相手、カミラ。不幸なすれ違いでは片づけられない生き方の違い。自分が棄てたのか棄てられたのか、葛藤しながら生きてきたであろう二人。
リスベッドは父親の下で暮らすぐらいなら死ぬ方がましという強い意志を持つが故に、カミラがまさか自分を待っているとは思わなかった。
他者への共感指数が弱いところがリスベッドの弱点でもあり、不幸を呼び込むところでもある。
もう一つ物足りないのはミカエルの存在感の無さ。小説では別々の場所で共闘していた二人が最後の最後でやっと顔を突き合わせるという非常にロマンチックな展開だったが、映画ではエレベーターのすれ違いという演出はあるものの中盤ですんなり落ち合ってしまうし、完全な脇役に回っていた。もし次回作があるなら、二人の絡みを丁寧に描いてほしい。
彼女が弱者の救世主たりえるのは、権力欲や物欲など世俗的な欲がないこと。
でもできれば「幸せになりたい」という欲は彼女に訪れてほしいし、それを与えてあげられるのはミカエルだけだと思う。
今のところ第四部でも絶妙な距離感の友人関係を結んでいる二人の関係がもどかしい。
しかし日本版のポスターにカミラの心の声がキャッチで使われていて、ちょっと配慮が足りないと感じた。最近キャッチでネタばれが多い気がする。
張り詰めた不気味な世界観。己の過去との壮絶な戦い。
【賛否両論チェック】
賛:世界規模の危機と、自身の過去が絡んだ不気味な脅威を前に、孤軍奮闘するヒロインの活躍が、サスペンスとして上質。アクションも圧巻。
否:設定や展開にかなり無理があり、ツッコみどころも多い。グロシーンもあり。
予備知識は、特段なくても大丈夫そうです。終始漂う不気味な空気感の中で、次第に全貌を現してくる自身の過去からの脅威に、ヒロイン・リスベットがどう立ち向かっていくのか、観ていてハラハラさせられること請け合いです。
サスペンスとしては勿論ですが、アクションもかなり迫力があります。緊迫したカーチェイスや、クライマックスでの息詰まる攻防戦は必見です。
展開はかなりご都合主義で、主人公達が危ういところをギリギリで助かっていく辺り、お約束が満載な感は否めませんが、ミステリーやサスペンスが好きな方には、是非ご覧になっていただきたい作品です。
良作ミステリー「ミレニアム4」の映画化失敗
ミレニアム原作・二次原作を読了された方向けに書いています。
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バイクで氷海を渡るシーンは好きでした。舞台セットも現代芸術的。しかし、この要素はミステリー映画本筋と関係ありません。ネタバレな内容としては、アウグストが言葉を出す・リスベットの母が回想で掘り下げられない等、ストーリーへの化粧と剥脱が度を過ぎています。
Netflixで借りて、ポテチを摘みながら鑑賞する位が丁度いいでしょう。
「ミレニアム 4」以降は執筆権問題でドロップアウトした人も多いと聞きますが、今回の映画化はラーゲルクランツの実力によるミレニアムの再興の成果と勝手に思っていました。それを裏切られたことが、今では非常に悲しく思います。
良かった
楽しめたことは楽しめた
やはりデビッドフィンチャー版の「ドラゴンタトゥーの女」と比べてしまうとどうしても劣る部分が目立つかなあというのが正直な感想
ルーニーマーラ演じたリスベットはクールながらも心の闇をうまく表現していて独特で複雑なリスベットの人間観を理解しやすかった。リスベットの魅力はその心の欠陥にあるのに、対して今回のクレアフォイはとてつもなくクールではあるがそれが裏目に出てもはや完璧すぎる人間になってしまったように思う
前作のような重厚な推理物を期待して見に行ったらサスペンスアクションっぽくて、こればっかりは人の好き嫌いですが僕は肩透かしを食らった気分です
原作は未読なので、原作ファンの方から見ればこのレビューは全く見当違いかもしれませんが、フィンチャー版の続編と銘打って公開したのであればフィンチャー版に即した作品にしていただきたかったなあ、というのが僕の感想です。まぁでも、今作を見たおかげで一層前作が好きになったのでそれはそれでいいかな
アクション要素強し!
前作とは違うが
前作とは別物ですね
前作「ドラゴンタトゥーの女」は、ルーニーマーラ が素敵でしたね。って言っても、肝心な ドラゴンタトゥーの女 であるリスベットが目立たず、ダニエルグレイグの存在が大きすぎました。でも、面白かったんですよね。
今作品も、個人的には、面白かったと思ってます。リスベットの過去も描かれてて、続編としても機能してるかな…と。でも、ルーニーマーラ が美し過ぎた。今回の クレアフォイ も悪くないんですけど、ルーニーマーラ には勝てない。完全な、好みの問題です。続編ということになってるけど、主演が、ルーニーマーラ から クレアフォイ に変わったこと、ダニエルグレイグ が出演してないことなど、なんだか続編って気はしませんでした。ま、ダニエルグレイグ の出演は、仕方ないかな…。でも、リスベット って、あんなに友達がいた記憶ないんですけどね…。社交的になったんですかね。ストーリーも、意外と分かりやすかったし、アクションも良かったし、私は好きな作品でした。
裏目裏目…
期待した俺が悪いのか。。
ドラゴンタトゥーの女が良すぎた
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