蜘蛛の巣を払う女のレビュー・感想・評価
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ミステリーじゃないの?
ミレニアムシリーズの新作である。「ドラゴン・タトゥーの女」(デビッド・フィンチャー監督)の続編という位置付けであるが、監督も出演者も交代している。
国家安全保障局(NSA)に保管されているファイアーウォールというソフトを盗んでほしいと依頼されるリスベット(クレア・フォイ)。たやすくハッキングしソフトを盗むことはできたが、何者かに奪われてしまう。
このファイアーウォールのいうのがどういうものか、よくわからないのが少し難点であるが、リスベットの奮闘ぶりを観るのには邪魔にはならない。
ノオミ・ラパスもルーニー・マーラも、どちらかというと華奢な感じだったので、リスベットは線の細い人と、勝手にイメージしていたが、今回のクレア・フォイは太ももががっしりしていて、いかにも女性というスタイルで、これはこれでありかな。おそらくかなり鍛えたものと思われる。
フェデ・アルバレス監督は、ストーリーを進めるのに手一杯という感じで、彼らしさは冒頭にしか感じられなかった。悪くはないのだが、「ドント・ブリーズ」のインパクトには及ばなかった。
さらなる続編はあるのか。
原作は、まだ続いている。
単体で見れば及第点、続編としては・・・
単体作品としては及第点。でも前作「ドラゴン・タトゥーの女」が素晴らし過ぎた為、どうしてもガッカリ感が否めない・・・。比べてはダメだと分かっているけど、ツッコミ所満載の脚本とスタイリッシュさゼロの登場人物たち。劣化が凄い・・・。リスベットはもっと華奢で少年のようないで立ちのはずでは?ミカエルもただのポンコツおじさんになってしまい悲しい・・・。
いかにドラゴン・タトゥーの女が素晴らしかったかを痛感しました。
いっそのこと、タイトル変えた方が良かったと思う
ダイナミズムではM:Iに引けを取るものの、答えを引っ張らないスピード感がスカッとしてて、面白かった!
凍結路面を、DUCATIやマットブラックのランボルギーニでぶっ飛ばすだけでも痺れる。パスコードが因数とかハッカーなら直ぐに解けるでしょとか、一点からの電波・電磁波じゃ三次元のスキャンもモーキャプも無理だとか、見ながらツッコミまくってしまうけど、パスコードは息子だったのかと言う意外性や、狙撃で吹っ飛ばす様がカッコ良かったので許せる。
虐げられる女性の救世主と言う設定は、ラストにつなげるために必要なんでしょうが、この展開からは、むしろ萎えるかなぁ、って思いました。
因みに、原作の世界観から、ちょっとそれ過ぎって事は無いですか?
追記
舞台は凍ったストックホルムで、モノクロームの世界。暗いです。姉妹の確執も描かれています。心理劇もあります。しかし、本当に不思議なんですが、ダークさが希薄。「蜘蛛の巣感」が無い、なぜか。多分、リスベットが超人化されすぎたからだと思う。
ちなみに、「蜘蛛の巣を払う」のは、蜘蛛の巣に命を奪われることのない、蜘蛛よりも遥かに大型の生物の動作。in the spider's webは、蜘蛛の巣に捕らわれる立場の、小さな生物からの視点です。この邦題、根本的に間違ってますよ!
ボケのない真面目なヤツ
北欧の映画て 福祉充実て割には 何か病的に暗い
ボケもシャレもなくひたすら真面目
それが新鮮だったのか面白かったです
なぜガス? なんてのは言いません
面白かったです
楽しめました。
映画「ドラゴンタトゥの女」と小説「ミレニアム」は私を北欧のエンタテインメントに導き今もはまっている。そして今作、楽しめました。難を言えば、リスベット役には陰のパワーというか狂気が欲しかった。初代リスベットが強烈すぎ!今も「ドラゴンタトゥの女」は好きな映画のベスト3です。
大当たりは無くてもハズレも無い、バランスの良さが際立つ作品
原作未読。
これだけ濃密なのに分かりやすいし、重い雰囲気は伝わってくるし、つまり、作品の世界観に浸れるし、この作品でのミカエルの存在感に比例して役者さんも前作より薄まってたし、2時間ちょいでまとまってたし、ハイテクとアクションも程よく融合してたし、リスベットの手際の良さに唸らされたし、……。
ということで、サスペンス、アクション、映画の世界でしか味わえない裏社会の怖さなどがすべてに亘ってバランス良く、嫌〜な余韻も残らず、飽きさせることの無い娯楽作品に仕上がってると思います。大当たりは無くてもハズレもない、なかなか絶妙な職人技が味わえる良い映画です。
ない
いやぁ、これはないでしょ。
リスベットは全然リスベットらしくなくて、ミカエルはまるでミカエルに見えない。カミラはこんな可哀想な女の子じゃないよ。
原作からの改変はまるでその理由が分からないし、出来上がった物語はまるでミレニアムじゃない…
なにをやりたかったの、フェデ・アルバレス?
心地よい女性中心さ
評判がすこぶる悪くて恐る恐る鑑賞。構成・脚本が後半尻すぼみ。。そして終始カメラ寄り過ぎでは?ボーンシリーズのカット多用の手法でしょうか。
主演Claire Foyと姉妹役を入れ替えて欲しかった。。Sylvia Hoeksは素晴らしい。Andreja Pejicにビックリしたけど、警察のお偉いさん役のSynnøve Macody Lundと共にめちゃくちゃキマってて良かった。
それでもこのシリーズの雰囲気は相変わらず好き。心地よい女性中心さ。総じてRooney Mara/Noomi Rapace版には遠く及ばないまでも、単体で観れば楽しめました。リスベットの部屋爆破&バイクで湖ダイブは超素晴らしい。
ドラゴンタトゥーでなくても…
あまりにも久しぶり過ぎて前作をすっかり忘れて鑑賞。ドラゴンタトゥーがたびたび写し出されるけどあんまり必要ないのでは…。姉妹のオンナのたたかいだから単作つくりでOKのよいな気がする。
まあ、それは別にしても派手さ控えめなアクションがカッコよくて良かった。
赤と黒
原作未読
アメリカ国家安全保障局から核兵器プログラムを盗む様依頼を受けたハッカーと更にそれを略奪しようとする組織の話。
原作は続編的な位置付けとのことでドラゴンタトゥーの女と登場人物は被るがストーリーの絡みはないしキャストも違えば登場人物の性格や印象から作品の雰囲気まで異なる。
ハッカーの主人公を中心とした一般人チームが犯罪組織と対峙するストーリー。
スパイ映画さながらの行動力を持つ主人公達で展開はご都合主義満載だけど、ミステリーの 部分を売りにしている感じがそれ程ないし、それに関わる部分はムリがある感じも受けないし。
ハッキングとかの小ネタに関わる部分もきっちり説明してくれるしね。
ミステリーとかサスペンスというやりクライムアクションという感じかな。
万能過ぎるハッキングを上手く使いつつアクションもみどころがあって面白かった。
ソフト路線?
まだ原作を読み始めたばかりのところで映画を見てしまった。著者者が亡くなりシリーズの2・3を飛ばして、いきなり新著作者による4から始めたわけだが、リスベットの生い立ちに戻らせたのは仕切り直しの意味があるのだろうか。物語的には悪くはないのだが、全体的にソフトになってしまった感じがする、リスベットも可愛すぎるし、ミカエルにいたってはボンクラに見えてしまった。やはりダニエル・クレイグを使って2・3と順番に作ってほしかった。原作はやたらと回り道が多いような気がするが、映画としては原作どおりに作っているのかしら。
ハッカーが万能すぎてなぁ
色んな勢力が同時に動きながらも、こんがらがる事はなく分かりやすい演出だったのでは。
北欧(?)的な寒々しい絵作りもうまかった。
けどもさ、
敵対勢力との駆け引きで事態が動く時はだいたい逆探知かSFレベルの遠隔操作だし、例の真空パックからの脱出も力ずくってのは、ちょっと芸がなすぎるでしょ。
謎解きも裏切りもアッと驚く事がなかったし、リスベットとミカエルの連携も今ひとつだった気がする。
原作が代筆で完成しているって事だし、予想通り前作(本国版)は超えられなかったな。
独特の世界感に引き込まれます
「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス監督の新作と言うことで期待して観に行きました。作品自体は「ドント・ブリーズ」には及ばないものの、観ているうちに独特の世界感に引き込まれていく感じが心地よく、アクションシーンも程よく組み込まれていて、サスペンス作品としては上出来だと感じた作品でした。
ただし、ラストシーンは自分好みではなかったので、0.5点減点しました。
続編か?
2011年にアメリカの女優とジェームズ・ボンドの撮影が延びて出演となった俳優が登場した前作、そのタツーより奇妙なピアスの印象のあるものであった。今作は、そのピアスの量が減ったのと同様に視聴者からも批評家からもあまり好ましく受け入れられていないのは確かで、今回は主人公の天才ハッカーであるリスベット・サランデルの設定がやや大げさで陳腐なものになり、イギリス女優の体型があまりついていけない。これは個人の意見でほかの人は、アクション映画として受け入れるかもしれない。この手の映画は、もういい。
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