ヘレディタリー 継承のレビュー・感想・評価
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ジワジワ
笑うしかない
ホラー映画は舞台や設定、登場人物は違っていても、プロットが大体同じである。即ち、最初は得体の知れない何かが迫ってきたり追いかけてきたり、脇役の誰かが殺されたりしながら、徐々に種明かしがされて正体が明らかになるというパターンだ。そして大抵の場合、原因となるのが主要な登場人物の過剰な思い込みであったり、極度の怒りであったりする。怒りが憎悪を生み、憎悪が怪奇現象となって襲いかかるパターンである。
本作品も前半は例外ではなく、得体の知れない何かが家族を襲うのであるが、原因は主要登場人物の精神異常ではなかった。母親の精神がやや普通でない部分はあったが、異常というほどでもなく、不幸の真の原因はタイトルの通りであった。
祖先が恐るべき力を持っていたという描写も何もなく、継承が超常現象の原因でしたというのがあまりにも唐突で、ラストシーンではもはや笑うしかなかった。これほど不出来なホラーは初めてである。
ワンパターンでもいいから、登場人物の誰かの怒りや憎悪、隠された過去などの描写があって、その結果としての超常現象でしたというふうに落ちをつけてくれたほうがまだマシだったと思う。
こえーよ
もう一度観たいけど…
じわじわと精神にくる怖さでした…
ホラーと言うか、オカルトでした
娘がナッツアレルギーだとか大事な設定など、さら〜っと説明なしに進んでいくので危うくスルーしてしまいそうになったり…
ラストに繋がる伏線などがたくさんあるのですが、オカルトの知識が少なかったため、これはなんだろう???と思うことが多かったです
でも映画を観た後にネタバレや詳しい解説を読んだところ、とても興味が出てしまい、もう一度観たくなりました。
伏線が回収しきれてなかったのでもう一度観て確認したい!いやいや、でももうしばらくは観たくないかも…
グロいもの、痛そうなものは耐性が付いてるはずなのに、怖かったです
気味が悪い、後味が悪い
考えれば考えるほど意味がわからない
でも個人的には好きです!
2018-114
ドス黒い塊みたいなものを心に落とされて、それが服についた習字の墨みたいになかなか消えない。
何を見たんだ。
ここ最近、かっこいいピーターとしか思えなかったトニコレ、今回はメンヘラ母ちゃん役で久々ピーターぽくない。
チャーリー役の女の子の雰囲気がはんぱじゃなく、この期待感は『エスター』並でしたが……。
なんだこれ。
とりあえず怖くはない。
こんな感じのテイスト、『聖なる鹿殺し』を見たあとと同じ感情です。あっちのほうが心に落ちてきた塊、でかいけど。
『オーメン』とか、似た感じので好きな(というか、楽しめた)のもあるのですが。
怖さを推すなら、見せ方によっては『着信アリ』と似たようなシーンもあるし、もっと怖く演出できると思うのですが、どこに重点を持っていきたいのか最後までよくわからず…。
トニコレの表情を楽しむものなのかな🤔
(余談)
隣のお兄さん、トイレ我慢しとったのは充分わかるけど、限界達したときに突然立ってガンダッシュすんのやめてください。一応ホラー見てるんですから。
ラスト10分まで我慢してください。
怖さの次元が違う。
何か見てはいけないものを見てしまった感覚・・・。
夜トイレに行くのが怖くなったり、寝返りをうつのが怖くなったり、部屋の隅の暗がりを見つめるとうっかり何か見えてしまいそうな感覚になる映画です。
特にトラウマ的な映像のこびりつき方はエクソシストのそれと同様で、あれも得体の知れない恐怖とそれに立ち向かう家族の姿だったが、本作の家族は果たして立ち向かうことができるのか?という作品です。
しかし、この映画が面白いのは怖い演出だけでは決してなく、細かな伏線の張り方とその回収方法がこれ以上はないくらい効果的に演出され、最後まで緊張感を持続させていること。
予告編で流れているのでネタバレにはならないと思うが、ドールハウスを使った演出、音を使った演出がとても効果的。上手い。
近年稀に見るオリジナリティに溢れた作品で、とても貴重な映画体験だった。
アホな家族を鑑賞させられる辛さ
祖母の死んだ後、家族に災難が降り注ぐホラー映画。
劇場での予告編にて面白そうだったから鑑賞したのだが、完全に的外れで残念だった。
原因は描かれている家族。
色々とこの家族、まともな様に見えて部分部分が抜けている。簡単に言えばツッコミ所が多いのだ。
(最初の災難を例に例えると、災難までのシーンが災難直後の行動不可解さで台無し、災難の理由や追求も災難が起きてかなり経過して話し合うなんて、、、普通子供の帰り待つなり、最悪でも起きた朝一やり合うだろ?的でありえないやこの家族って感じ。)
「家族みんながアホなんだろう」と思えば済む話なんだが、その後もアホ過ぎて感情移入も出来ず、真面に観る気は失せてしまっていた。
その後シナリオも一体どの方向へ持って行きたいのかが分からず。いや、ドラマ性もだんだん無くなり、「ただ怖がらせたいだけだろ?この映画。」と化していた。
最後の王様もう〜ん。悪魔のオカルト設定が裏にあるとしてもつまらん。
人間ドラマ部分に計画性が無いホラーってこんなに面白く無いんですね。
こんなんだったら、ドラマ殆ど無しのアホな事してる最中にどんどん人が殺されて行く様なB級ホラー映画を観ていた方がまだマシである。
今時珍しいぐらいのストレートなホラー
頭も神経もすり減った
PROのレビューは本当にアテにならない。
今さらニコ動をパクる宣伝担当のセンスの悪さから嫌な予感はしてましたが、やっぱり全然怖くありませんでした。
ホラーというよりはオカルトサスペンスですね。
お話的にはよくあるネタで、この内容で2時間超えは長すぎ。そのくせラストの種明かしはあっさりし過ぎで理解しにくい。そして理解したところで結局よくあるネタだから理解出来た達成感もない。
俳優さんの演技はかなり良かったのでプラス1点。というよりこれで演技が棒だったら本当に見るべき場所がないです。
本作に限りませんが、公開前からレビューあげてるPROレビュアーは本当にアテになりませんね。もちろん試写会や海外公開等、国内公開前から観る手段があるのは知ってますが、「本当に観たの?」と思わざるを得ない過剰なヨイショばかりで、どうしてもまっとうにレビューしてるのか疑わざるをえません。
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