怪談新耳袋Gメン 冒険編 前編
劇場公開日:2018年8月25日
解説
人気ドキュメンタリーシリーズ「怪談新耳袋殴り込み!」を、「冒険編」と題して初の前後編で製作した2部作の前編。CGや特殊造形、スタント、フェイクなど一切の「やらせなし」で、全国の心霊スポットに突撃取材を敢行する男たちの姿をとらえる。「別冊映画秘宝」編集長の田野辺尚人、映像制作会社シャイカーの社長・後藤剛、前作に続いて本作でも監督を務める佐藤周、映画監督で特殊造形アーティストの西村喜廣といった「新耳Gメン」の面々が、廃墟の旅館や山小屋、工場跡地などに潜入する。
2018年製作/85分/日本
配給:ブラウニー
スタッフ・キャスト
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2018年9月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ホラー秘宝まつり2018のグランプリ作品上映回にて。
見聞きしたことある監督達が肝試ししてたら本当に怪奇現象に襲われる、オムニバスタイプのモキュメンタリーだと思ってたらこちらも特に手加えの無いドキュメンタリーだった。おそらく。
いくつかの心霊スポットに出向き小さなミッションを繰り返して霊との遭遇を狙うGメンたちだけど、それぞれの場所が本当に曰くつきなのと、わざわざ真っ暗な中をわざわざ一人ずつ霊を挑発するような行動をとるので結構気が気じゃない。
自分も一緒に行動しているような、ホラーゲームをプレイしているような気分になる。
偶然なのかも分からないけど怪現象もちまちまと起きていて、怖がりつつ謎の感動を覚えた。実際本当にこんなことが起こるのかと。
地味な現象ではあったけどじわじわ来る重いものを感じて気味が悪かった。
霊障は作り物である前提がないと途端に恐怖で日常生活に支障が出てくるので…
ただそのおどろおどろしい雰囲気や恐怖を上回るのがGメンチームのおじさん達の言動で、そのおしゃべりがとても面白かった。
特に、田野辺氏の杖のくだりと廃老人ホームの霊安室で永眠する西村氏ではかなり笑えた。
シリーズとは知らず、初見で前編だけ観てしまった。
一つの話が続いている訳ではないけど後編も気になるのでいつか観られたら。
肝試し慣れしているはずのおじさん達でも結構普通に怖がってて安心。
いちいちキャッキャする姿が少し可愛かった。