フォルトゥナの瞳のレビュー・感想・評価
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運命とは。
最近、「運命」や「宿命」について考えることが多かったので、とても深く心に残りました。
毎日の何気ない人生の選択が、運命という名の結果に繋がっていくという何とも不思議な感覚。考えれば考えるほど、わくわくしてきます。
物語は至ってシンプル。先が読めます。
悲しみ、切なさ、儚さがあるのに、不思議と爽やかさもあり、私はとても好きだと思いました。
そして役者・神木隆之介を少し侮っていたかも。彼の繊細な雰囲気がこの物語に合いすぎていて、本当に凄いと思いました。声にも表情と雰囲気があって良いし、いやー、かなり本気で驚いた。そういえば、「3月のライオン」も良かったよね…神木くん…🦁 と、途中で思い出す。
有村架純ちゃんとも似合いすぎていて「こういうカップル、いるな。いるいる」と納得の共演。
音楽も良いなーと思ったら、おぉ!林ゆうきさん。やっぱり好きな音楽のテイストは一貫しているようです(笑)
音楽といえば、あとはONE OK ROCKの歌う主題歌がとても気に入ったので、帰り道、さっそく聴きながら帰りました。
とさ。
タイミングが合えば、また観たいです。
選択に振り回される
その瞳を自分が持っていたらどうするだろうか、と考えさせられつつストーリーに全く乗れないまま終わってしまった。
慎一郎も葵も周りの人達も、テンプレ感満載。
お綺麗で野暮ったいキャラクター像ばかりであまりにも薄く見えてしまい、誰にも何の感情も重ねられず。
人間的なリアルさが欠けていて、主役二人を全然愛しく思えない。
恋愛の要素が大きくキモになってくるので、二人のどちにも感情移入できないのはなかなか辛いものがある。
「選択」というのが一つのテーマ。
過去を後悔したり現在を恨んだり未来を求めたりと、選択に振り回される慎一郎が哀れ。
やり直しの効かない人生において、小さなものから大きなものまで無意識にも選び生きていることを改めて実感させられる。
正しい正しくないの判断はできないし、考え直したところでタラレバ話になってしまうのが痛いところ。
ただ、終盤の二人の大きな選択について私はあまり共感できなかった。
何の予想も越えない展開にがっかりしながら観ていたけど、少し引っかかりを覚えた眼差しと言葉の意味が明かされた時はかなり驚いた。
しかし、一気に面白くなるか?と期待したのも束の間、圧倒的なコミュニケーション不足に悲しくなる。
その選択が良いものとはどうしても思えなくて、どこかに突破口があったんじゃないかとモヤモヤしてしまった。
具体的に何をどうすれば良いかと言われると困ってしまうけれど。
でも絶対に一度きちんと話し合うべきなのでは…なんて客観だから言えることか。
めちゃくちゃ綺麗に愛し合う二人の姿にスーッと冷めてしまうのが痛かったな。
設定に惹かれて観たわけだけど、そもそもの設定に若干の疑問を抱いてしまうこともチラホラ。あまり気にせずいられたから良いけども。
死を直前に控えた人間の透け方が、肉体組織がブワッと解けているような映像で気持ち悪かったのはとても好き。
やたら鈍臭い演技と演出が鼻につく。
開き直ってそれを武器にできるほどの勢いや強い魅力を感じられず。
物語のアクセントになりそうなナイスキャラも尻すぼみしてしまうのが勿体ない。
しかし冒頭の飛行機事故を示す音声は恐怖感を煽られて非常に良かったと思う。
私は結構薄情だしなかなかこの物語に入り込めなかったので、いざ自分の身だったら…と考えても名前も知らない人の命のことまで考えていられないかも、なんて思った。
全ての人に目を向けていたらキリがない。
ただ、見過ごした際の後味の悪さを一生味わい続けるのがどれだけ苦しいかは容易に想像できる。
よかった、フォルトゥナの瞳を持っていなくて。
感情込めることができていたら感じ方も違っただろうな。惜しい。
「命を懸けて自分を守る彼氏が欲しい」と願う女性向け
女性向けに泣かせようと作っていますねえ、この作品。
作為が透けて見えるけど、こうゆう作風を楽しく感じる人もいるはず。
ちなみに自分は、原作者の百田氏の顔が浮かんで集中できなかった。
百田さん原作だった。
娯楽性はたっぷり。要所要所の盛り上がりも間違いなし。ただ、人の運命を変えるという根本的なところが見ていてあんまり納得できず…。
結末もこじつけが強引すぎてなんかちょっとしらけたかなー。
面白かったけど。
若いっていいなぁ
ところどころに出てくる二人の幸せそうな姿を見て、私にはこんな幸せな時間無かったなぁ…とか、羨ましく見てました。
自分が同じ立場ならどうするだろう、とか考えさせられました。
DAIGOのがこの映画ではすごく嫌な役でギャップがー。
ピュアな恋愛映画
神木くんと有村架純ちゃんの
お似合いカップルにほんわかしました!主題歌のONEOKROCKも映画に
ピッタリですべて良かった。
ピュアな恋愛映画でキュンとした。
原作は慎一郎がなぜこの力を持ってしまったのか、どうすればいいのか
という心の葛藤が描かれていたけど
映画ではその力を受け入れて死を目前にした人間をどうやって救うかに重点が置かれていた気がする。
愛する彼女・葵の身体が透けてみえて
しまっていてどう彼女を救うか…。
葵を守る為に慎一郎が下した結末は…。 どんでん返しが最後にきて
びっくり!最後の手紙は感動でした。
葵と慎一郎は出会うべきして
出会った。
心癒される恋愛映画でした。
観てよかった!
朝から泣いた
朝イチで観てきました。
2人の思いに胸が締め付けられました。久しぶりに映画館で泣いてしまいました。とても感動しました。
そして、キャスティングも、音楽も、全てが、素晴らしかったでした。たくさんの方に映画館で観ていただきたい映画です。
残念ながら感動しない
試写会で拝見しました。
設定はありきたりで結末も想像がつく、そんな中でどうやって伏線を散りばめて回収し、魅せてくれるのか?という期待があったのですが、感動させようというわざとらしい演出が冗長でテンポも悪く、つまらなかったです。
吉本新喜劇とか暴れん坊将軍なんかがいい例だと思うのですが、全体の展開が見えていてもちゃんと毎回楽しめるのは、登場人物の背景がそれなりに書き込まれていて魅力的だからだと思うのです。今回は、脇役にこれだけいい役者さんを揃えていながら、キャラの書き込みが浅いせいで、登場人物それぞれの魅力が伝わってこず、誰にも感情移入できなかったのが残念でした。
主人公たちの年齢設定がアラサーなのも違和感ありました。この展開、2人が高校生ならありだったかもしれませんが、大人なのだからもう少し考えようよとしか思えなくて。これではピュアというより……という印象でした。
切ない。ワンオクの音楽も切なく美しい。
原作は悩み苦しむ描写が延々あって疲れたけど、映画の方はテンポ良く展開して、一気に引き込まれました。神木隆之介さん演じる慎一郎が予想以上にいいです。有村架純さんもとても綺麗。二人のラブラブなシーンは思わず微笑んでしまうような雰囲気です。音楽もとてもいいし、ラスト見終わって自分だったら?と考えさせられた映画です。
フォルトゥナとはローマ神話に登場する運命の女神
何か物足りないが、面白かった。
フォルトゥナの瞳を持つと、死を目前にした人が透けて見えてしまうという、不思議な力が宿る。
主人公木山慎一郎(神木)がフォルトゥナの瞳を持っていることに気づき、人の運命が見えてしまった時に、助けるべきか、放っておくべきか、そして恋人の運命までもが見えてしまったとき、、、心が震えるラブストーリー。
伸ばし伸ばしの進行で途中少々飽きて退屈するが、大どんでん返しが得意でハッと驚かせてくれる百田尚樹原作なので、ただの悲しいラブストーリーではない。
試写会で、「結末は秘密で」と念を押された、心が震えるラストはお見逃し無いよう最後まで鑑賞することをお勧めします。
君の瞳に私は溺れる
なんて素敵な神木隆之介君…。
なんて可愛い有村架純ちゃん。
2人の恋に胸がキュンキュンして、心臓がばくばくしてました!
スクリーンに釘付けになる程、2人のことを見入っていたので、目が少し痛いくらい…。
2人の運命的な出会いから始まる恋に、ときめきっぱなしの110分でした。
なんといっても、神木くんの大人っぽい演技が素敵!
自動車修理工場で真面目にコツコツと働く彼のひたむきな姿。
かすみちゃんのことをバックハグする色気のある姿に惚れました(^^)
今までやんちゃで好奇心溢れる少年の役が多かっただけに、これまでとは全然違った一面が見られて感動です!
さらに、かすみちゃんの切な顔にも釘付け。
どんどん近く2人の距離に、見ているこっちが恥ずかしくなりそうになる程。
ラブストーリーを期待していなかっただけに、予想外のラブラブした展開に大満足でした(笑)
そもそも『フォルトゥナの瞳』とは、人の死ぬ瞬間を見ることのできる特殊な目のこと。
この瞳を持ったなら、他人の死をいつでも知ってしまうという、過酷な運命を背負っているのです。
その人を助けようとしたなら、自分の命に負担がかかってしまうという、かなり酷な状況の中、優しくて真面目な青年はどんな人生を選択するのか…⁈
という、かなりラブストーリーとは程遠い話。
それを、ここまで恋愛要素強めに出してくれたのは、三木監督のなせる技!
数々の恋愛映画を成功させてきた監督だからこそ、ここまで感動できたのだと思います。
彼の得た能力は、幸福だったのか、不幸だったのか、最後まで考えさせられるラスト。
愛し合う2人だからこそ、より一層感動できた分、悲しみも倍増してしまいました。
試写会で隣に座っていた高校生も号泣するほどの、感動のラスト…。
この感動は映画館でリアルに体感することをお勧めします。
2人の恋と運命に最後まで心揺さぶられてみてください。
そして、2人の運命はこれで正しかったのか?
その答えを探すためにも、もう一度映画を観てみるのもいいかもと思っています。
テンプレート
シナリオ、撮影、音楽、人物、すべてがテンプレート。ONE OK ROCKの主題歌まで、ワンオクらしいテンプレートだった。フラグが簡単なのに、テンポゆっくりなので、イライラした。1時間の映画にしてほしい。あと、余命何日になると透明になるの?
大きめタオルで
試写会にて鑑賞
原作とは少し違いますが、テンポよく感動した映画でした。
慎一郎が葵を好きになったんだなって感じ取れる表情があって。そこから慎一郎の世界は彩りを帯びてきた世界観はキュンとしました。
クライマックスに向けて慎一郎が走るシーンは危機迫る感じが伝わります。自分がその立場ならどんな選択をするのか⁇大切な人を大切に思うそんな事を考えさせられる素敵な映画です。
大きめなタオルをお持ち下さい!
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