引っ越し大名!のレビュー・感想・評価
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愉快痛快。モダンなエンタメ時代劇のお手本のような作り
まず土橋章宏の原作・脚本が巧い。何度も国替えを命じられる実在した藩を題材に、現代社会のさまざまな苦労や問題に通じるエピソードを手際よく盛り込んだ。藩士全員とその家族も皆新たな領地に移動する国替えは、例えるなら会社が他県に移転して全社員と家族が一緒に引っ越すようなもの。想像を絶する超難関プロジェクトの責任者に、星野源(はまり役!)扮する本の虫の引き籠り侍が抜擢されるという展開が面白い。リストラの悲哀(解雇する側とされる側の両方)もあれば、BL要素も。士農工商の身分制度と男尊女卑が当たり前の時代、そんな価値観に縛られない人たちがいてもいいよね、というエピソードの数々。
歌唱力でも定評のある高畑充希はNHK「おげんさんといっしょ」で星野と音楽の共演を果たしていたが、本作でも「引っ越し唄」を一緒に歌う場面があって嬉しい。高橋一生は豪快な性格の武芸の達人という、彼にしては珍しい役柄で健闘している。
商人たちからの借金や、農民に転出する藩士の説得など 多くの難問を確実にこなし春之介は大業を成そうとしていた。 たよりなかった春之介が成長していくさまが心地いい。 終盤には胸が熱くなる場面がある。
動画配信で映画「引っ越し大名!」を見た。
2019年製作/120分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2019年8月30日
星野源
高橋一生
高畑充希
小澤征悦
濱田岳
西村まさ彦
松重豊
及川光博
富田靖子
山内圭哉
犬童一心監督と言えば「のぼうの城」(2012)を見たことがある。
松平直矩は実在の人物で、生涯に7回もの国替えをさせられ、
“引っ越し大名”と呼ばれた。
国替えとは領地を別の場所に移すことである。
自らの意志ではなく多くは幕府からの命令である。
松平直矩(及川光博)は将軍の側近、柳沢吉保(向井理)と
些細なことで諍いになる。
徳川綱吉に重用されてい吉保は直矩を恨み、
直矩の国替えを進言した。
元々、財政の苦しい姫路藩が石高を減らされ、
国替えは過酷な作業になると予想された。
誰もやりたがらない引っ越し奉行を命じられたのは、
他人と交流せず書物ばかり読んでいる春之介(星野源)だった。
国替えに関して何の経験も知見もなかった春之介だったが、
多くの書物を呼んだ知識や人柄や勇気でだんだんと人心を掌握することになる。
商人たちからの借金や、農民に転出する藩士の説得など
多くの難問を確実にこなし春之介は大業を成そうとしていた。
たよりなかった春之介が成長していくさまが心地いい。
終盤には胸が熱くなる場面がある。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
配役が豪華!
時間ができたので、自宅にて鑑賞。
楽しかったです。
出演している俳優さんが豪華でした。
星野源さんや高橋一生さん、
幼馴染の設定のようですが、とても良かったです。
楽に見られる映画かな?って思いました。
「待つ苦労待たせる苦労」
柳沢吉保の機嫌を損ねたためか、松平直矩の姫路藩は、豊後の日田藩への国替えを申し渡される。その責任者に任命された書庫番の片桐春之介は、幼なじみで武芸の達人である鷹村源右衛門や、前任者の娘於蘭らの助けを得て引っ越しを執り行う。そして15年。
現代でいえば県庁を国内の遠くに移転するようなものか、ずいぶん無茶なお達しです。松平直矩は、生涯でそれを何度もさせられ、実際引っ越し大名とあだ名されたとのこと。前半はその詳細が描かれ、知識としてためになる内容。終わりの方は、そのためリストラに遭った元藩士とのドラマが良かった。
配役が豪華!
テンポよく進んでいくから楽しかった。
参勤交代のときもそうだったけど
必要なのはお金。
侍たちのリストラが現代社会にもあるもので現実味がある。
高橋一生さんの楽しそうな演技が見てて痛快!
楽しい気分になりたい時に見たい作品。
引っ越しはお金がかかる
先日、姫路城に行ってきたのでこの映画を鑑賞。
姫路から豊後まで、あの時代で引っ越しと考えるととても大変な道のりだなーと。
いつの時代も引っ越しはお金がかかる。
本当にあったのかなと思い、調べたら多少のフィクションは入りつつも、本当のことでして。
ゆるりと見れる映画でした。
高畑充希の歌声が素敵でした。
❇️源さん地味すぎで良い😅オーラゼロ!褒めてます。🙇🏻♂️
引っ越し大名!
🇯🇵1682年江戸時代で2代目徳川綱吉。
愛媛藩の大規模な引越しで国ごと九州に行くことを命令された愛媛藩。
書庫番(およそ図書館)をしていた星野源さん。人との会話が苦手だが、文学や過去の書物を読みあさっていた事で、白羽の矢が立つ!
過去の書物を参考に独自の引越し計画をしていく!
藩の引越しを実話ベースとコメディータッチで展開する少しミュージカルストーリー🎵
❇️源さん地味すぎで良い😅オーラゼロ!褒めてます。🙇🏻♂️
◉70点。
★彡制作費が少なそうですが、お金のかかる時代劇で工夫と簡略化でわかりやすく、裏話は魅力的。
🟢感想。
1️⃣読書オタクが、人と関わり成長していく。
★彡女性が関わるとより一層人は力をつける所が良かった。
2️⃣いざ引越しするとなると、大変な事実がわかる。
★彡各自が抱えた荷物や大切な物の断捨離、藩のお宝、リストラ(お役御免)、引越し先での役職や経営などで金がかかる。
3️⃣引越や参勤交代を強制し、金を使わせ、地位を絶大にする徳川家の戦略は本当に凄いと感心します。
4️⃣星野源さんは本当地味なオーラが出ていて、この作品に合っていると思う。
★彡褒めてます。
5️⃣視点を変えた時代劇は良かったが、戦い方は悪ふざけが過ぎる💢
★彡黄色い声援、皿を武器とか、刀が抜けない主人公など活劇が醍醐味でもある時代劇には悪ふざけでしかなかった。残念無念でござった。
✳️藩の引越しで、農家の人は引っ越ししないことを初めて知り、考えさせられました。
また武士から農家へ、リストラされた人もいた事は勉強になります。
⚠️実話ベースの話して主君、松平直矩の生涯7回の引越しをさせられた話だそうです。
一回の引越して約14億位かかる藩のお引越し‼️ をっ?7回って…凄い。
エンタメ時代劇
今も昔も経費削減、節約。
引っ越しの費用を工面する
ため奔走する話。
とくに見せ場があるわけではなく
淡々と話が進むだけ。
平和な江戸時代でも
裏切り者がいて、足を引っ張る。
現代と変わらない人間の
醜い部分がある。
高橋一生はクールで落ち着いた
役のイメージがあるけど、
こういう快活で明るい演技も
様になっている。
引っ越しと言うより民族大移動
2023年10月7日
映画 #引っ越し大名!(2019年)鑑賞
生涯に7回もの国替えをさせられ、“引っ越し大名”とあだ名された実在の大名・松平直矩をモデルにした映画
国替えさせられるは、厳封させられるは踏んだり蹴ったりだよな。しかも東北から九州に行かされるって、サラリーマンの転勤と同じ感じだね
整理とは捨てる事なり
星野源扮する気が利く書庫番片桐春之介の藩は金が無く減俸の国替えが命ぜられ春之介は引っ越し奉行に任じられた。
まわりからかたつむりと言われていた春之介が際立つ展開だったね。何をきっかけにスタートさせるべきか全く検討もつかなかった春之介。整理とは捨てる事なり。最後の方は結構ばたばただったね。
情けない頼りない役が似合う男、星野源、今作も。なぜなんだ、ガッキー...
情けない頼りない役が似合う男、星野源、今作も。なぜなんだ、ガッキー(笑)
コメディ調で見やすい。高橋一生の見せ場もまずまず良かった。ラストもほっこりできます。
ただ、標準語の「姫路」の発音が現地人には気持ち悪い(笑)
TVO
必ず最後に誠意が勝つ
本が大好きな引きこもり侍、春之介。臆病で世渡り下手な彼に、突然下された辞令は、国替え。財政難の中、いかに安くお引越しするか。読書によって得た知識をフル活用、絞って捻って出したアイデアで、ピンチを乗り越える! しかし、その陰で陰謀が渦巻いて…。
頼りない春之介だが、柔軟でフラットな考えの持ち主。なんだかんだ芯はしっかりしている。星野源ちゃん、はまり役!
テレ東の放送を視聴。
普通でした
普通でした。 面白い部分も多かったですが、 退屈な部分もありました。 物語の終盤に納得できませんでした。 [ひろい領地 (15万石) に引っ越すから、 百姓にしたひとをぶしに戻せる] という流れでした。 しかし、 また すぐに狭い領地に引っ越すかもしれないので、 一時的なものに感じました。
軽妙に弱小藩の悲哀
全体としてはライトで楽しい。
弱い立場の藩が幕府の勝手な都合で、あっちやこっちに回されてしまう。
それに対応出来なければおとり潰しという
今で言う窓際に追いやられる局面を
何とか乗り切るあれこれ。
リストラにあう人々が戻らないのも納得が行く。
やはり手ずから開墾した苦労を捨てては行けないよなあ。
笑いあり!感動あり!
「超高速!参勤交代」と同じ監督ということで、笑いあり!感動あり!楽しめました!
個人的に、主役の星野源ではなく、力任せの高橋一生の演技に釘付けだったな!ガサツな笑い方や女や酒にだらしがない感じ、でも最後は頼もしい剣捌き!見惚れました!
お上の声一つで藩替えが起こる。車もない時代に、家財道具を持ち、家族どころか家臣も全員で
藩を移動する。大変な時代だったんだなぁ、と思う。この題材を面白おかしく仕立て上げる脚本と演出に、脱帽です!
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