引っ越し大名!のレビュー・感想・評価
全199件中、81~100件目を表示
秀作
面白かった。
何やら実話らしいのだが、人物たちは創作なのかなぁとそんな感じ。
主人公の成長譚も絡めてあって、とても見やすい。引っ込み思案の主人公が親友に引っ張りだされ、助け合いながら、自分の才というか知識を見いだしていく。
そんな中で、夫婦になりと…苦あれば楽ありという昔ながらの標語が頭を過る。
何事も立ち向かった先がどうなるかは、立ち向かった後にしか分からない。そんな事を観賞後に考えた。
春之介の武に関してのダメっぷりが秀でていて星野氏のハマりっぷりが楽しい。反面、高橋氏の肉体派って違和感は払拭しきれず…ご本人は大健闘だったのも残念だった。
高畑さんの役はハマりどころで、頼りない春之介の足りない部分を全て補完するかのような説得力が素晴らしい。
加えて、周りの曲者ぶりもなかなかのもの。
全体的にはエンタメ色が強くて、グッと締まりきらない感じが残念だった。
襲撃されたとことかライトなノリの部分だけじゃなく、危機感とか欲しかった。侍の本分というか…刀が存在ごと軽い。
帰農してる間に亡くなった家臣や、そのまま帰農した家臣たちの刀を前に「おかえりなさいませ」という所はもっとグッときても良かったとは思うのだが…あと一山超え切れなかった感じがした。
ピエール瀧さんはいい表情すんなと、そのバイプレヤーぶりを改めて思った。
頭っからケツまで殿の芝居には首を傾げまくりだった。
引っ越し大名
なかなか愉快で面白い映画です。時代ものの映画と言えば、合戦もの、仇討ちもの、捕り物などが多くありますが、江戸時代の大名や家臣たちの一大事にスポットを当てた作品で、これまでの歴史感を変えるものでした。
主人公の選択が意外で、脇を固める高橋一生の役割が面白かった。最後のシーンの約束を守り迎えに行くところはジーンときました。
笑いありアクションもありで 丁度いい具合に最後まで楽しかった! 星...
笑いありアクションもありで
丁度いい具合に最後まで楽しかった!
星野源さんと濱田岳さん高橋一生さん
とても良いトリオで、たまに出るアドリブの様な台詞が笑ꉂ(ˊᗜˋ*)
高畑充希チャンはとてもしっかりとした芯のある声なのでリーダー格に向いてますね
歌もお上手♬(勿論丘みどりさんもです!)
あと漁師たちから奇襲されるシーンで
一瞬、私の大好きな作品の「忍びの国」のような動きになった気が...
関わりがあるかどうかは分かりませんが
あちらも少しコミカルな戦闘シーンでしたので
こちらではどういう展開かと思えば
鷹村が大活躍!
大槍振り回して熟女からの熱い声援(笑)
難しそうな時代劇と違って
とても分かりやすいので、老若男女問わず楽しめる作品です
なるほど
こうやって引っ越ししてたんだぁ。と言う感じ。色恋も途中のトラブルも、まぁ想定内。引っ越し奉行に焦点を当てたのはおもしろかった。こんなのもいたんだなぁ。そりゃいなきゃダメだよなぁ。二度目の抱っこでシネマ。初のユナイテッドシネマ新座。めちゃ空き空き。
書物の力で活路を切り開け!
安心して楽しめる娯楽映画
三谷幸喜映画的なのんびりした空気感で、特に大きな危機もなく、それが楽しくも物足りなくもある
主人公のサブカル感と、星野源のキャラクターはマッチしていて良かった
一方、高橋一生がムキムキ粗暴系侍を演じるのは、かなり違和感があった
ここは好みが分かれるかも
書物を知識として蓄積し、それを武器に難局を乗り越えていく、という設定はとても好きだったので、もっとそのアプローチで活躍するシーンが観たかったかなー
本読むこと大事
原作未読。高橋一生はこんな役もできるのかーと驚く作品。
歴史物なので単語単語に多少頭使いながらも、それぞれのキャラが引き立っているので理解しやすい。
上の言うことは絶対。無茶でも絶対。
頑張ったよくやったで終わらせず指南書を残す有能社員!自分のおかれた立場を考えて最大限の力を発揮する社畜!(社員でも社畜でもないけど)
本を読むこと大事。
ライトに。
楽しく気楽に、これぞ娯楽映画。しかもお勉強にもなって最後泣ける。
登場人物がみんな可愛い。向井理はあれでいいのか?笑。
高橋一生の時代劇はどうにも直虎を思い出してしまって脳筋な鷹村についていけなかったけど冷静に刀を抜く姿は萌えますね。星野源も良いです。滲み出るいい人感。
それにしても国替えは大変。
星野さん、高橋さん、高畑さん 素敵です。
大河ドラマをほとんど観ず「前向きな姿勢、過去を振り返ることを良しとしない」をモットーに学生時代から日本史・世界史の成績がすこぶる芳しくなかったため時代劇には触れないまま過ごしできたのですが、最近の時代もの(超高速参勤交代、居眠り磐音など)を楽しめた経験から「ミュージカル克服のつぎは時代劇克服」がここんとこマイブームです。でも予習は大事と小学校の時担任の先生からよく言われていたのでちょっとだけ調べてみました。原作は小説ではありますが史実に基づいたお話なんですね。生涯7回も国替え(引越し)をした松平直矩、色々と紆余曲折あったのでしょうが、本作品のごとく星野源さん演じる春之介のような参謀がいたのかもしれませんね。頼りない役をやらせたら右に出るものはいない星野源さん。億男でもいい味出してた高橋一生さん、顔を見ると思わず鶏肉が食べたくなる高畑充希さん、それぞれいい役者さんたちですね。星野さんはガッキーやら高畑さんやらモテ期まっただ中のようで羨ましい限りです!本題としては断捨離をしてリストラをつつがなく進めながら皆の信頼を失わない春之介(星野源さん)、時代を超えてのリーダー像として学ぶことが色々ありそうです。現代のサラリーマン社会にも置き換えられる深い内容でした。
※本題には関係ありませんがピエール瀧さん、出てましたね、いい役者さんなので残念ですね。でも作品に罪はないのでそのままの上映でよかったです。
必ず迎えに来ます。
はじめ、
タイトルとあらすじをみたとき
スルーしようかなと思ってました。
泰平の世を続けるための
幕府の政策として、
藩に戦準備をさせない妙策。
ドタバタ劇なんだろうな
くらいに思ってました。
だけど
知り合いにいいよと
教えてくれた人がいたのと、
本レビューをみて劇場へ。
人嫌いの春之助が
仲間に助けらて
難局を乗り越えていく様が
面白い。
何かやろうとしたときは、
人、ノウハウ、金が
いるけど
春之助には、彼の人柄に惚れ
いつも隣にいる
鷹村や於蘭、中西を始めとした
味方がそれらを解決していく糸口を
作っていく。
その絆が面白いです。
わたしがこころに残った場面は
三つあります。
一つ目は、於蘭とのからみです。
協力してもらうまでは、
三国志での諸葛亮への
三顧の礼のような誠実な態度や
婚礼に至る場面では
どさくさに伝えるプロポーズが
微笑ましいです。
二つ目は、最後の殿様の言葉です。
石碑を前にして
帰還した部下達をねぎらう
姿が、前半のギャップもあって
藩における国替の
苦難を感じさせました。
三つ目は、リストラと再雇用です。
想像したらわかるはずなのに、
こんな場面が作中であるとは
夢にも思わなかったのです。
今は藩をやめてもらうのだが、
いずれ石高が復活する際には、
必ず迎えに行くと誓い、多くの志士に
開墾の指示をして
置いていく。
そして、本当に約束をはたし、
再雇用を実現させたときに
再び訪れた故郷の開墾された
棚田の美しいこと。
引っ越しだけと思って
劇場にきましたが、
そのプロセスと春之助の熱い思いで
素直に感動しました。
おすすめ。
展開が早くてあっという間に終わった感じ。
面白そうな話だからと見に行って、予想通りテンポよく、主人公もダメダメな人からぐんぐんしっかりしていくその育ちぶりがわかりやすくて、楽しめた。
娯楽映画としていい出来だと思った。
味が少し薄いコミカル時代劇
「のぼうの城」や「殿、利息でござる」の犬童監督×「超高速!参勤交代」原作:土橋さん×主演:星野源さんと言うことで、この度鑑賞。
見慣れたストーリーではあったものの、笑いとシリアスと涙を誘う人情的シーン、正に現代にも通ずるエンタメ時代劇に仕上がっていました。
鑑賞者はやや年配よりで、声に出し笑い涙されてる方もいて平和な時間に思えました。
ただ、やはり平坦な展開に過去作品と照らし合わせると、物足りなさは否めませんでした。
そんな中でも濱田岳さんはこの映画にとっては欠かせないキャラクターで私は好きです。
時代劇って何なんだろう。。。
評判が良かったので公開されてすぐ見に行きました。 期待が大きかったのでその分ちょっと期待はずれ? 主人公のあまりにも武士らしからぬ振る舞いとBL(お国替えのきっかけ)で笑いをとろうとしているのですが、(じっさい楽しそうに笑っている方たくさんおられました)、 もう一つ乗り切れず。 ただ後半、 主人公が引っ越しの諸問題にしっかり取り組み始めると、 だんだん面白くなり、 松林の立ち回りは楽しかったし(高橋一生さんかっこいい)、 棚田には感動しました。 時代劇というと、 「たそがれ清兵衛」的シリアスな時代劇を思い浮かべてしまいますが、 昔の娯楽時代劇ってこんな感じだったのでしょうか。
めちゃくちゃ面白かった!
個人的にキャストさんが好きな人ばっかり出ているというのが嬉しくて嬉しくて…。皆さん演技が素晴らしく上手くて…。陰気臭くも頭の回転が早く聡明で心優しい春之助、可愛らしく綺麗なだけでなく一本筋の通った於蘭、誰よりも春之助のことを理解しちゃんと周りを見つつ戦いになると男らしさ全開の鷹村。他のキャストさんもすごくすごく面白くて思わず吹き出してしまうくらいの面白さ!笑わせようとしているのではなくナチュラルな笑い!テンポの良い会話もまた面白くて面白くて(笑)予想以上に楽しめる映画でした!
面白かったんですけどね。
原作・脚本/土橋章弘さん(「超高速!参勤交代シリーズ)、監督/犬童一心さん(「のぼうの城)。
笑える箇所が多かったし、人情味のある面白い作品でした。
「松平家」と言ったら、地元・越前藩主。
実際に福井県・丸岡城のロケも、エンドロールで発見(どこだったか分からなかったけど)。
書庫番で「カタツムリ」と揶揄された主人公が、周囲の助けで成長していくのもナイス。
ただ、正直に言うと。
「超高速!参勤交代シリーズ」「殿、利息でござる」「武士の家計簿」を足して、3で割った感はありました。
つまり既視感が結構あり、新鮮さにかける。
ちょっと私、最近の時代劇。見過ぎてるって言うのもあるんですが。
なので、見たことない方にはよりもっと、楽しめると思います。
主人公の脇を固める登場人物も、グッジョブが多かったです。
松平家を取り上げてくれたので、星0.5増しにしました。
最初から最後まで楽しめる良い映画
予告の時点で気になっていたのと、評判が良いらしいという噂のを聞いたため観賞。
良質な娯楽映画でした。
無理難題を押し付けられた主人公が奮闘するという王道ストーリーな時代劇ですが、
どこか現代社会にも通ずる部分があるため感情移入がしやすく、物語にしっかり引き込まれます。
また、脚本が丁寧かつテンポ良く物語が進むため退屈せず、最初から最後まで楽しむことができました。
ただ少し気になった点として、私だけかもしれませんが
登場人物の髪型や服装がガラッと変わる際に誰が誰やらわからなくなり混乱したりしなかったり。
逆に言えば気になったのはそこだけでしたので、万人にお勧めできる良い映画だと思います。
あと最初にポスター見た時から観賞直前までユースケ・サンタマリアが主役だと思ってましたごめんなさい。
役者さんは良いのに・・・
星野源さん☆1、高橋一生さんで☆1、高畑充希さんで☆1のオマケで☆3
本当は2.8(このキャストでもキツかった)
カタツムリそのもの星野源さん!
高橋一生さんの鷹村源右衛門良かった!
高畑充希さん可愛いなぁ~好きなのよねぇ♪於蘭魅力的でした。
脇を固めるキャストも良い!なのに・・・まぁ中途半端だったよねぇ・・・。
及川さん(ミッチー)然り脇役を含めキャスト皆さん良いのに何でだろう・・・。
笑いに走ろうとして、ミュージカル風にして、大切なメッセージを込めようとして、時代劇で殺陣を含め歴史を伝えようとして、全部締まらないまま流れちゃって失敗しちゃったと言う感じでしょうか・・・。
まぁ中途半端だったよねぇ。
出演キャストのファン向けの映画でした。
丸の内ピカデリーで観賞したのですがまばらな人の上に居るのはシニアだけで泣いた。その後に某邦画の完成披露試写会があって劇場前にはマスコミだらけ、そちらは人がたくさんでした。
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