若おかみは小学生!

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劇場公開日:2018年9月21日

若おかみは小学生!

解説・あらすじ

累計発行部数300万部を誇る人気児童文学シリーズ「若おかみは小学生!」をアニメーション映画化。小学6年生の女の子おっこは交通事故で両親を亡くし、祖母の経営する旅館「春の屋」に引き取られる。旅館に古くから住み着いているユーレイ少年のウリ坊や、転校先の同級生でライバル旅館の跡取り娘・真月らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の若おかみの修行を始めることに。失敗の連続に落ち込むおっこだったが、不思議な仲間たちに支えられながら、次々とやって来る個性的なお客様をもてなそうと奮闘するうちに、少しずつ成長していく。人気子役の小林星蘭が主人公おっこの声を担当。「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などスタジオジブリ作品で作画監督を務めてきた高坂希太郎が、「茄子 アンダルシアの夏」以来15年ぶりに長編劇場アニメの監督を手がけた。脚本は「映画 聲の形」「夜明け告げるルーのうた」などヒット作を数多く担当する吉田玲子。

2018年製作/94分/G/日本
配給:ギャガ
劇場公開日:2018年9月21日

スタッフ・声優・キャスト

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受賞歴

第42回 日本アカデミー賞(2019年)

ノミネート

最優秀アニメーション作品賞  
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(C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会

映画レビュー

5.0 高坂監督の実力を知らしめた

2018年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

背景が美しい、作画がなめらか、キャスティングもばっちりはまっている、そして脚本の構成が抜群。あらゆる面で高レベルな作品で絶賛が相次ぐのもわかる。子ども向けと子ども騙しは全く異なる。本当の子ども向けの傑作は大人も感動させる力があるが、これはその見本のような作品だ。

おっこの健気さは、両親の死を受け入れていない危うさと表裏一体で、仕事を通じて成長していき、1つの達観した感覚に達する。仏教的死生観が根底にはあるがそれは決して難しいことではない。理屈ではなく感覚でそれをわからせる説得力が画面にみなぎっている。

高坂希太郎監督は、ジブリの作画監督として有名だがこれまであまり積極的に監督業はされてこなかった。しかし『茄子 アンダルシアの夏』など非常に質の高い作品で、監督としても相当に実力がある人なのは明らか。これから積極的に監督業にも進出してもらいたい。日本映画を代表する監督になれるだろう。

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杉本穂高

4.0 原作・TVなど事前の予習ナシで大丈夫です。(再)

2025年10月26日
PCから投稿

まず、構成や脚本が素晴らしい。
そして作画、音楽や演技もいい。

ともすれば説教臭かったり、正義の押し付けになってしまいそうな話を、可愛らしく、切なく、素直に、そして優しく上品に仕上げてあった。

いつも観ていて、アニメーションのリアリティって、すごく難しい気がするんだけど、子供向けになり過ぎず、かと言ってリアルになり過ぎない、絶妙なバランスで感心した。

もう上映期間が終了間際というとこもあるのか、日曜の朝の上映回で、客は数名のオジさんのみ。これはこれでなかなか寂しいものがある。

そもそもこれが比較的ロングランなのは口コミやレビューでの高評価によるところが大きいんだろうし、メディアはこういう良作をもっと取り上げるべきなんだよな。

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ミドレンジヤー

4.0 心温まるアニメ映画。主人公(おっこ)は旅館で働くという善行によって人類の希望を示した。

2025年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

癒される

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eigazuki

3.5 小学高学年の女の子と母で観るならベストな映画

2025年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

少女の成長を見守る作品だがあくまで子供向け
いい人しか出てこないし要所要所でのギャグが子供向け
大人が大真面目に観るのはきつい

少女の成長っぷりは凄まじく覚悟決まってる
成長ぶりは大人向けとも言える

とはいえ男向けではないので観るのきつい

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高い坂