旅のおわり世界のはじまり

劇場公開日:

旅のおわり世界のはじまり

解説

カンヌ国際映画祭で受賞を果たした「岸辺の旅」など国内外で高い評価を受ける黒沢清監督が、「散歩する侵略者」「Seventh Code」でもタッグを組んだ前田敦子を主演に迎え、シルクロードを舞台に、日本とウズベキスタンの合作で製作したロードムービー。取材のためにウズベキスタンを訪れたテレビ番組のレポーターが、番組クルーとともにシルクロードを旅する中で成長していく姿を、現地でのオールロケで描いた。いつか舞台で歌を歌うことという夢を胸に秘めたテレビ番組レポーターの葉子は、巨大な湖に潜む幻の怪魚を探すという番組制作のため、かつてシルクロードの中心として栄えた地を訪れる。早速、番組収録を始めた葉子たちだったが、思うようにいかない異国の地でのロケに、番組クルーたちもいらだちを募らせていく。そんなある日、撮影が終わり、ひとり町に出た葉子は、かすかな歌声に導かれ、美しい装飾の施された劇場に迷い込むが……。葉子と行動をともにする番組クルーたちに、加瀬亮、染谷将太、柄本時生と実力派が集結。

2019年製作/120分/G/日本・ウズベキスタン・カタール合作
配給:東京テアトル
劇場公開日:2019年6月14日

スタッフ・キャスト

監督
脚本
黒沢清
製作
坂本敏明
水野詠子
太田和宏
宮崎伸夫
吉田達也
山本浩
フルカット・ゾキロフ
プロデューサー
水野詠子
ジェイソン・グレイ
西ヶ谷寿一
アソシエイトプロデューサー
西宮由貴
協力プロデューサー
森山敦
山口幸彦
飯田雅裕
ラインプロデューサー
飯塚信弘
撮影
芦澤明子
照明
永田英則
録音
渡辺真司
美術
安宅紀史
スタイリスト
纐纈春樹
ヘアメイク
HAMA
VE&DIT
鏡原圭吾
編集
高橋幸一
音楽
林祐介
音楽プロデューサー
和田亨
音響効果
柴崎憲治
スクリプター
柳沼由加里
助監督
海野敦
制作担当
相良晶
タイトルデザイン
赤松陽構造
全てのスタッフ・キャストを見る

“観る楽しさ”倍増する特集をチェック!

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17

(C)2019「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO

映画レビュー

3.5前田敦子が素晴らしい

2019年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ウズベキスタンについてよく知らなかったので、楽しみにしていた。どこまでこの国について知ることはできたかは怪しいが、主人公もまた異国の地を知らない人物であるから、主人公と同じ目線で映画を堪能できた。
テレビ番組のロケ一行は珍しいものを探してウズベキスタンをさまよう。幻の魚を求めて人工的にできた湖を訪ね、移動遊園地で乗り物体験するなど、よくあるレポート番組のロケ風景は何か空虚さを感じさせる。前田敦子演じる主人公が、道に迷った途中で見つけたヤギを放してやろうと提案する。むやみに現地の生活に踏み込むべきなのだろうかとも思うが、あれはなんだったのだろう。ミュージカル女優を目指している主人公が劇場で突然歌い出すシーンと大自然背景に「愛の讃歌」を歌うシーンは見惚れる。前田敦子はとても絵になる女優だなと思った。テレビで彼の危機を知るシーンは、『ニンゲン合格』を思い出した。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
杉本穂高

1.0モヤモヤ

2024年2月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
映画イノッチ

0.5黒●清監督って誰?架空の悲劇はルール違反。演出家として最低

2023年12月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
マサシ

2.5ウズベキスタン旅行気分で鑑賞。

2023年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

地味な話だし大きな起伏はないが、ウズベキスタン旅行気分で観るのがおすすめ。
背景の美しいモスクやバザールの街並みを見るだけで楽しい。

異国で言葉が多少通じなくても、現地の人々がいい加減に見えても、そこには彼らなりの生活や正義がある。

遊園地のシーンは実際の撮影も過酷だったと思われる…レポーターも女優も大変なお仕事だ。
撮影において葉子を労わるのが普段はいい加減(に見える)な現地の方というのも人権や健康を軽視しがちな日本のテレビ局の労働状況をよく表している。

前田敦子さんの演技は悪くないが、もうちょっと歌唱力のある人を起用してほしかったなと思うのが正直なところ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Jax