もんちゃん
劇場公開日:2019年5月25日

解説
文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト(New Directions in Japanese Cinema=ndjc)」の2017年度に製作された短編映画5作品のうちの1作。保育園の年長組に通う元気な男の子もんちゃんは、ある日パパから、「引っ越しをするから、ママの遺品を箱ひとつにまとめなさい」と言われる。ママの遺した口紅を塗ってみたり、いまだに届くダイレクトメールを大事にしまったりと、ママへの思慕を募らせていくもんちゃん。ある朝、保育園で熱を出したもんちゃんを迎えに来たのは、パパの恋人・若菜だった。パパと若菜に心配されながら休んでいたもんちゃんは、家をふらっと抜け出して、不思議な女の子たちに出会う。出演は「心中エレジー」の眞島秀和、「愛の渦」の中村映里子。監督は、デビュー作「東京は今、タコニナッタ」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門で審査員特別賞を受賞した映画作家・詩人の金晋弘。18年2月に「ndjc2017」の他作品とあわせた5本立てで劇場公開。19年5月には、東京・下北沢トリウッドにて単独で劇場公開。
2018年製作/30分/G/日本
配給:映像産業振興機構(VIPO)
日本初公開:2018年2月24日