劇場公開日 2018年10月19日

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億男のレビュー・感想・評価

全248件中、1~20件目を表示

3.5お金について真正面から考える

2020年7月31日
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鑑賞方法:VOD

お金は大事である。でもお金について語ることはなんだか汚らわしいことのように感じることもある。世の中、お金が全てではないが、資本主義社会はお金の循環で回っていく。なので、お金について考えることは社会について考えることであり、ひいては自分の人生について考えることでもある。
3億円あたった主人公を見て、自分ならどうするだろうと考える。金持ちになりたいと漠然と考えることはあっても、具体的なイメージを持っていないことに気がついてしまう。そうなるとお金に振り回される人生に転落するかもしれない。映画には、お金に人生を狂わされた人がたくさん出てくる。お金について僕はどれだけ真剣に向き合ってきただろうかと不安になる。
メインの二人が落語研究会出身であることがすごく効いている。「芝浜」の夢のように、お金という実態のない存在も霧のような存在なのかもしれない。

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杉本穂高

3.0パーティでベロンベロンになった一男は翌朝、 3億円と九十九が忽然と消えたことに気付く。 大金持ちのはずの九十九が何のために? 一男は九十九の関係者を訪ね歩く。

2024年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

動画配信で映画「億男 」を見た。

2018年製作/116分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2018年10月19日

佐藤健29才
高橋一生38才
黒木華28才
池田エライザ22才
沢尻エリカ32才
北村一輝49才
藤原竜也36才
川村元気原作
大友啓史監督

川村元気という人を知らなかった。
映画プロデューサー、小説家、脚本家、映画監督、絵本作家。
恐ろしく多彩な人だ。
しかも関わった作品がどれもこれも大ヒット作である。

大倉一男(佐藤健)は失踪した兄の
3000万円の借金の保証人になったせいで苦労していた。

一男は妻・万左子(黒木華)とひとり娘とは別居。
昼は図書館で働き、夜はパン工場でも働いた。

その一男は3億円の宝くじが当たった。

3億円をどう使おうか。
自信が無かった一男は大学時代の親友で
今は起業して億万長者になった
古河九十九(高橋一生)に相談し金を預けた。

パーティでベロンベロンになった一男は翌朝、
3億円と九十九が忽然と消えたことに気付く。

大金持ちのはずの九十九が何のために?
一男は九十九の関係者を訪ね歩く。

千住清人(藤原竜也)
百瀬栄一(北村一輝)
安田十和子(沢尻エリカ)

3人とも癖が強い。
皆、九十九と起業し後に億万長者になった者たちだ。

九十九の関係者に話を聞いてみたが、手掛かりは何もない。

九十九の行方は?
一男の運命は?

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.0原作を読んでいないので、原作準拠のストリーなのかもしれないが… モ...

2024年6月26日
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鑑賞方法:VOD
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NM

5.0見るべき作品

2024年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

萌える

作品名から勝手な妄想をして今まで見ないでいた。
出会いはいつもあるが、それを出会いとみなさなければいつまで経っても出会ってないのと同じだ。
つまり私にもようやくこの作品を見ていいタイミングが来たと感じた。
映画の感想は面白いもので、作中九十九が話していた「お金の価値は人によって違う」のと同様、人によって大きく違う。特にこの作品はそう感じた。

一男は視聴者だ。誰もが思うごく一般的な人だ。視聴者は彼と一緒になってお金を持ち逃げした九十九を追いかける。
親友だと思っていた九十九がなぜ私のお金を持ち逃げしたのか探し始める。一男と一緒に考え始めるのだ。
あのお金があれば借金を返し、家族とまた一緒に暮らせる。人生を変えられる。誰もがそう思うし、そう思わない人を知らないほどだ。
パーティで出会ったあきらは、偶発的にLINEを繋げたのではなく、金づるを探している女だ。または、彼女にそう仕向けたのは九十九だったのかもしれない。エライザちゃんはいい俳優になっている。
彼女を頼り、九十九を知る連中から彼の行方を探し始める。
それは当時のバイセルの役員たちだ。彼らは株主で、そしてバイセルを200億で売却することを決定した。
九十九は言う「彼らは変わってしまった」
エリカ様は女友達に言われた。「10億手にしたのはズルい」
そしていう。「男は市場でものを買うように女に値段をつける。女も男がつけた条件をイメージして、そして落ちてゆく」
一男に尋ねる。「3億戻ってきたら何に使うの?」 「その使い方を考えています」
「バイカルで追いかけていた夢は、お金では買えない」一男が垣間見た真実だ。口先では幸せを話すエリカ様のバイタリティーに差を感じたのだ。
九十九は一男と一緒に行ったモロッコ旅行で、バイセルの基本概念を思いつく。
起業を決める。お金の価値が人によって違うというということを発見した。
それを一男に話したものの、当時の一男にはチンプンカンプンだった。
「この世に絶対的なものなどない」「お金の正体を知りたい」「でも僕は僕だ。僕は変わらない」
一男の妻は言う「あなたはお金が体に染みついて、生きる欲を失ってしまった」
娘のバレエ発表会 その前に妻に渡した離婚届 自分らしさを全面的に表現する娘の演技に涙がこぼれてきた。
欲しいものはすべてお金では買えないものばかりだということに気づいたのだ。
そこに値段はつかない。自分だけの大きな価値だ。そこにお金の概念は存在しない。
九十九は、お金が人を変えてしまうことを知っていた。あのパーティで集まった人々は、お金によって変わってしまった人々だ。
酔いつぶれた一男もその仲間入りになった気分だった。
一男が九十九に話した「借金を返し残ったお金の使い方を知りたい。もうお金で失敗したくない」 この言葉が九十九を動かした。本気で一男にお金の正体を教えることに決めたのだ。
競馬場にいた百瀬も面白いことをした。100万で万馬券を買って1億当てた。それをつぎ込んで0円になった。実は馬券は一枚も買ってない。
「お金とは頭の中で行ったり来たりしているだけ。お金で家族が戻るなんて幻想だ」
さて、
電車の中で九十九は一男に3億返して言った。「このお金、今の君にはどう見える?」
これは視聴者に質問している。
一男は「まったく別物に見える」と話した。
「あの時すべて解決すると思っていた。でも本当に欲しいものは取り戻せなかった」
「お金の正体は見つかったのか?」
「バイカルのメンバーはすっかり変わってしまった。お金は人を変えてしまう。お金の正体に近づくほど大切なものを失ってゆく」
「変わらないんだお金は。使う人が重くもするし軽くもする」
私は、
自分にとって今あるものがいかに大切なものかを理解したうえで、必要なものに必要な分だけお金を使うことが、今の私自身が私らしく居られることなのかなと思った。
それがこの作品が伝えたかったことだろう。
それがわかった一男は、今娘が欲しいと思っている自転車を買ったのだ。
妻は彼らしさを取り戻してきた彼の手紙を読んで、それを快く受け取ったのだろう。
現実はお金では変えられない。現実を変えるのは、そう思い込んでいる自分自身の思考をかえることなのだ。
これは最高の作品だった。

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R41

3.5信用を失くし、信用を得る男の物語

2024年2月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

お金の話は信用の話と見ます。お金なんてものは、所詮は「単位」。こいつの価値はいくらです、あれの価値はいくらです、あなたの行動はいくらです…という「単位」に過ぎない代物ですよ。

その「単位」を支えているのが「信用」で、多様な価値観をざっくりまとめて「こいつは○○円にしましょう」なんて事を決めている奴がいるんですな。
偉いさんだったり、世間様なんていうあやふやなもんだったりしますわな。

この「お金」ってのが便利なもんだから、あたしらは皆こぞって「信用」してしまう。お金が沢山あれば、何でも買えて、好きなように生きて、幸せになれるんだって、そう信じてしまうんだね。
本当は「信用」の「単位」だったはずの「お金」が、いつの間にか「お金」を「信用」してしまうってんだから滑稽だよ。

そんな「お金」だから、持ってる奴には持ってる奴の苦労っていうのかねぇ。沢山あるからこそ、どうして良いのか訳がわからなくなっちまって、後生大事にしまいこんだり、もっと沢山持ちたいと欲をかいたり、何とか「お金」を御してやろうと躍起になったりするんですな。
それがこの映画の面白味ってもんです。

アクの濃いスタートアップ長者の面々が、実に演技巧者だらけで、特に藤原竜也演じる千住の啓蒙セミナーは「マグノリア」のトム・クルーズを超えたと言っても良いんじゃないかな。
北村一輝の百瀬も最高だったねぇ。最初は北村一輝だって気づかなかったもの。

「お金」を「価値観」と考えている、最も真実に近かった九十九ですら、「お金」の魔力に傷つき挫けそうだった。
そんな彼と作中最も「お金」に翻弄された一男が親友なのも面白いし、「お金」に支配される前の「芝浜」のシーンはとても美しい。

最後に。「銀行口座」とかけまして、「小テスト」と解きます。どちらも「○(マル・ゼロ)」が多いと安心します。
お後がよろしいようで。

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つとみ

2.5お金に振り回される人生。

2023年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

中々豪華な俳優を使っているのに、それぞれのシーンが散漫で、正直まとまりがない。
モロッコ現地のシーンは旅行気分で中々楽しかったが、ストーリー上そんなに尺を裂くべきだったとも思えない。
お金があっても幸せになれるわけではないが、だったらお金はある方がいいとも思ったり。

1億当たったら何に使おうか、と考えてるときが人間一番幸せなのかもしれない。

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Jax

4.5お金と人の本質を巡るロード?ムービー

2023年7月12日
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鑑賞方法:VOD

なんか、良かった。

お金の魔力、
取り憑かれるほど持った事も借金を抱えた事も無いので、分からない。

けど、きっとお金で何でも解決出来る、幸せになれる、全て上手く行く、という思考回路になると思う。

同時に周りに対しての疑心暗鬼も生まれるんだと思う。

とは言え、
千住の台詞、
「人類は皆、お金を崇める宗教に入ってしまう
、生まれながらにね」

そうなんだよね、意識せずとも崇めて囚われるんだよね。

深いわ。

色気を封印して、うらぶれて目が死んだ演技をする佐藤健は、
三四郎の小宮に似てるんだな、

普段は吃っているけど、落語や好きな事を話すときはちゃんと喋れる演じ分けが、髙橋一生やっぱりお見事だな、

エネルギッシュで胡散臭い人物を演じたさせたら、藤原竜也はやっぱりサイコーだな、

西麻布のいい女と団地妻を演じ分ける沢尻エリカ、いい女優じゃないか。色々勿体ない‥

ポッチャリ風体にするなら北村一輝じゃなくてもよかったんじゃない?

演者陣もそれぞれ良くて、原作は知らんけど脚本も映画の尺に巧くハマってて、良かった。

若干ラストはキレイゴトな感もあったけど、

とにかく、なんか良かった。

好きです。

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chupakabra

2.0お金はただの記号みたいなもので そこに価値を見出すのは自分自身であ...

2023年1月26日
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お金はただの記号みたいなもので
そこに価値を見出すのは自分自身である
というテーマは良かったけど

借金生活してて
子どもにバレエ習わせて何十万も出すことを辞めさせたいというのがそこまで責められるか??

映画自体もテンポ悪く
モロッコのシーンなど特に退屈に感じてしまった

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猫柴

3.0お金は大事だけど幸福度には比例しない

2022年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

借金男が大金を得て人生を変える、取り戻すという内容で、あたかもお金で人生は大きく変わってしまうということで描かれていたけど、数億程度では何も変わらないと思う。
実際に数億あっても電気はこまめに消すし、エアコンは極力使わないし、焼き肉を家でやるときに牛タンが高かったら豚トロにする。
なのであまりこのテーマについてはしっくりはこなかった。
ただモロッコのシーンは感慨深かった。
こういう体験が人生を変える可能性があるというのは、実際あるかもと思った。

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hagi96

3.0お金というものを問う映画。必要以上のお金は人を狂わせる、その時どう...

2022年6月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

お金というものを問う映画。必要以上のお金は人を狂わせる、その時どうするべきかという。
冴えない佐藤健とは正反対に、脇役の北村一輝や藤原竜也がかなり良かった。
北村一輝、かなりウケました。

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よっしー

3.0「幸せ、お金、家族」についての壮大な物語

2022年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

高橋一生さんが出演しているとのことで鑑賞しました。

あらすじは借金を残して失踪した兄の代わりに3000万円の返済に明け暮れる主人公・大倉一男「佐藤健」に訪れた幸運とそれを機に様々な人と関わり「幸せ、お金、家族」とは何かを求める物語です。

題名が「億男」ということでフォーカスがすべてお金のほうに向いているのかと思っていましたが、「お金を前にした人間」が中心に話が展開されており興味深く見れました。

アマゾンのレビューでは結構辛辣なレビューが多いようですがそこまで非難するような映画ではないと思います。なによりキャストが豪華で見ごたえもありました。藤原竜也さんの演技は最高でした笑 藤原竜也さんにぴったしの役で「叶います!!」を連呼するところはねずみ講としか思えず、笑っちゃいました。

おもしろいような、イマイチなような。浅い内容だったり、深い内容だったり…

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SAMURAI JAPAN

2.03億円持ち逃げされて友情が芽生えるか?

2021年11月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

3億当たって不幸にならないために一時的に持ち逃げして色々な人に引き合わせ、気づきを与えたということなのか?どうも高橋一生の行動理由がよく分からん。それに3億「当たった」人はよく考えると主人公以外1人も出てこない。

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あっきゃん

3.0可もなく不可もなく

2021年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品に限らずだが、日本映画は可もなく不可もなくな作品が多い気がする。

ハリウッドに比べて少ない予算の中では頑張ってる作品だとは思う。

高橋一生の喋り方が独特すぎて正直聞き取れないところもあり、残念だった。

ここまでお金を真正面から捉えた作品も無いと思うので、そこは評価したい。

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FUNAO

3.060点

2021年10月14日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

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まぁと@名作探検家

4.0元バイカムを訪ねて三億円。想い出の九十九

2021年8月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

知的

映画館では2018年12月3日MOVIX仙台にて鑑賞
それ以来3度目の鑑賞

原作未読

お金にまつわるエトセトラ
お金について講義を受けたような映画作品
人によってはかなりためになるかもしれない

図書館の司書として働く大倉一男(佐藤健)は失踪した兄の保証人になったせいで借金3000万円を返すハメになった冴えない男
商店街の抽選で宝くじをゲットしそれが一等3億円
人生一発逆転を夢見たが逆に不安になった一男は旧友・古河九十九(高橋一生)に3億円を預けた
しかしゴージャスなパーティーの一夜を明けると旧友とともに3億円は無くなっていた
古河九十九はフリマアプリで大儲けしたIT企業「バイカム」の元経営陣
一男は九十九を探すためバイカムの上層部だった百瀬栄一(北村一輝)千住清人(藤原竜也)安田十和子(沢尻エリカ)を訪ねる

一男の別居中の妻万左子役に黒木華
パーティーに居合わせたあきら役に池田エライザ

キャスト陣の役作りが見事
面白い
佐藤健も高橋一生も北村一輝も藤原竜也も素晴らしい
変な関西弁の北村が特に良かった

九十九の吃音と芝浜のエピソードはやっぱり必要だったのかもしれない

九十九が開いたバブリーなパーティーを観ているとテレビ朝日の打ち上げ一次会はこんな感じだったのかと想像してしまう

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野川新栄

3.0主人公は百男ぐらい

2021年7月17日
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鑑賞方法:TV地上波

2021年7月17日
映画 #億男 (2018年)鑑賞

#川村元気 原作の小説の映画化

原作は、かなり前に読んだのでタイトルどおりのお金持ちが出てくる映画としか記憶していなかったが、そういえば、説教っぽい内容だったと思い出した。
出演人はいい役者さんを揃えているのに残念な映画だった

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とし

3.0お金について

2021年6月20日
Androidアプリから投稿

お金は人を変えてしまう。
お金を変えるのは人だ。

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Koki

2.5掘り下げたり掘り下げなかったり

2021年6月12日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

大きな役割をもっていそうなキャラクターが次々出てきて、中途半端に掘り下げてははい次。という印象。
連続ドラマくらいの尺でやるような展開に感じました。
お金そのものについて考えさせる上では、あえてキャラクターについて多くは語らないということなのかもしれませんが、お金が主人公以外の人物をどうしてしまったのか、もう少し描写が欲しかったかなと。

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しおまる

3.0九十九の行動の謎解き

2021年5月31日
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鑑賞方法:VOD
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nata

3.5【コメディ?いや骨太なお金啓発系ドラマ映画でした】

2021年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

・2018年公開の日本のお金啓発系ドラマ映画。
・兄の借金3000万を肩代わりして夜も寝ずに働いていた主人公一男(佐藤健さん)が、ある日宝くじで3億円を当てるも大学時代の親友(大富豪)に持っていかれてしまう。一男が彼を追っていくなかで様々な人と出会いお金や家族・友情について改めて考えさせられていく、という大枠ストーリー。
※原作「億男」は読んだことありません。

[お薦めのポイント]
・パッケージからは想像し難いしっかりした啓発映画
・お金の存在、を自分なりに考えるきっかけを与えてくれる
・(演技含めて)キャラクターが個性的で見入ってしまう

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・奪われた3億円を探し求めるロード-ムービー。その中で出会う人や事柄で自分の人生を見つめなおしていく。一見、よくあるロードムービー。しかし、「宝くじで当てた3億円を追う」という面白い軸がよくあるロードムービーさを感じにくくしてくれています。なので、序盤からしっかり見入ってしまいます。その中に「お金」「家族」「友情」という3つの哲学を創り手目線で提示をしてくれており、とはいえ、決して普遍的な答えを出すわけでもなく、視聴者が考えるきっかけをくれるような、見ごたえのある物語だと思います。

[演出]
・原作を読んでいないのでもともとのキャラクターがどうあるか、はわかりません。しかし、全てのキャラクターの個性がとても際立った演技演出になっていると思います。不甲斐なさが際立つ佐藤健さん、どもり×天才が強い味となる高橋一生さん、怪しい関西弁でふるまいつつも核心を突いた発言をする北村一輝さん…監督と役者さんが一人一人のキャラクターづくりを丁寧にしたからこそ流れるように観れる映画になっているのでは、と感じました。

[映像]
・「ハゲタカ」シリーズを観ている方ならすぐにわかると思いますが、大友監督の太陽や空をうまく使った広い画角のシーンが素敵。ドラマ映画ってわざわざ映画館で観なくても…って思ってしまいますが、こういう壮大さがあるとスクリーンで観る意味、を感じざるを得ません。とても印象強くなる映像演出だと思いました。

[音楽]
・こちらも「ハゲタカ」シリーズを観ている人ならすぐにわかると思いますが、大事なシーンでオーケストラのような重厚感の音楽を合わせ来る感じが非常に素敵ですね。これだけで映画の重みが強くなります。
・そんな社会派で安定感のある大人な演出をされているかと思いきや、ラストにBUMP OF CHICKENを主題歌に持ってくるあたり、しびれました。笑

[演技・配役]
・演出でも書きましたが、キャラクターづくりがとても素敵だなぁと思いました。藤原さん演じる「千住」と沢尻エリカさん演じる「安田」は怪しすぎる×突拍子もない行動すぎて、時代錯誤感が強くなってしまい共感できませんでした💦それでもインパクトのあるキャラクターであることは確かです。

[全体]
・映画広告のタイトルテロップが黄金色で「億男」。なんとなくコメディタッチなにおいがプンプンしていましたが、実際に観るとまるで違います。結構骨太なヒューマンドラマ、お金系啓発ドラマ、です。一番印象的だったのが、北村一輝さん演じる百瀬が発した「今君の頭の中でお金がいったりきたりしただけや」という趣旨の台詞。お金だけではなく、人間のシアワセとか不幸とか、そういうもの一切が頭の中で繰り広げられる妄想でしかない、という原理原則をつきつけられた感じです。極論ではありますが。笑 ただ、この理屈やテクニックだけで普段感じている不幸の90%以上が解決できるのでは、と思わざるを得ませんね。
・何気なくながら観ようとした映画でしたが、鑑賞しだすと一気に引き込まれてしまった映画「億男」。是非一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか。ありがとうございました。

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3104arata