響 HIBIKIのレビュー・感想・評価
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これが爆死というのなら
“推しが主演だから”
そんなぬるい理由で観に行ったけど推しは私が思ってたよりももっと凄い才能があったらしい。
欅を休んでまで選んだこの映画、つまらないものになってたら怒っていただろうがそんな心配は要らなかった。
推し補正抜きで平手友梨奈は凄かった。
鮎喰響はただの女子高生、天才という面だけではなくちゃんとひとりの女の子だということ。それを平手友梨奈は上手く体現していた。きっと平手友梨奈自身にも通ずるものがあるからなのだろう。目や表情筋のちょっとしたつくりまで鮎喰響だった。
エンディング曲も最高だった。メインディッシュの後に思わぬご馳走が待っていたようだった。むしろこのために映画があったと言っても良い。映画では描かれなかった鮎喰響の内面がシンプルに伝わってきた。エンディング曲をつけようと思った月川監督、この詞を書いてくれた秋元康、心からありがとう
アヤカ・ウィルソンも適役だったと思う。
薄っぺらいギャルじゃなくてちゃんと自分の考えを持つ女子高生を体現していた。あんな彼女の性格だからこそ父親とのシーンは胸が苦しくなった。
小栗旬をこんな役だけのために、と正直思ったこともあったが上手に売れない作家を演じていた。特に小栗旬がよくいるカフェのシーン。あんなにも煙草くさそうで小汚そうで陰気臭い、良い意味で小栗旬の役の身の丈にあったカフェを使ってることがまた凄いと思った。これから見に行く人はぜひ周りの背景にまで注目して欲しい。
アイドル映画だからといって敬遠する人が居るのであれば、その人は貴重な106分を逃してしまってもったいないと心から同情をする。
平手友梨奈はそこら辺のアイドルではない。それだけはファンとして胸を張って言える。
そんな敬遠する人達のせいで爆死と言われているがもしこの映画が金銭面だけで爆死と言われるならこの日本はくそだ。どうか内容を見てから判断してほしい。きっと価値観が変わるだろう。
以上語彙力の無い平手推しが頑張って語彙力を集めたレビューでした。
面白かったです。
不自然さが目立つ省略もなく、原作ありの映画としてあまり期待せずに見ましたが良かったです。鮎喰が社会的に成功に向かっていて自分の望んでいることを周りがしてくれているにも関わらず自分でそれを壊してしまう行動を取ってしまうことにハラハラしたりしましたが、それもスパイスとして味がありました(笑)圧倒的な才能がある人にとっては感情的でマイナスな行動も大したことはなくなるのでしょうね。次回に続く終わり方なのも気になります。
大人が観ても、誰かに自己投影できる
レディースデイに時間があり、TV番宣で、平手さんを見かけた事、原作はさらっと読んでいたので、アイドル映画色が強いだろうなと、あまり期待せず観た。
スクリーンには、TVで見た自信なさ気な平手さんはおらず、響がいた。響が動いたら、こんな感じなんだろなのイメージは、全く壊れず、あっという間にエンドロールだった。
動物園のシーンや、リョータローをつんつん、憧れ小説家との握手、スナックでおつまみ口にしたりなど、正義とはいえ、安易に怒りにまかせ、暴力的なる異常な女子高生場面だけでなく、15歳らしい可愛いシーンもあり、響のリアルな高校生の表現もうまく散りばめられたと思う。
響が、ロリータ衣装を少しは、衣装を楽しんでる表情が2秒くらい欲しかったかな。(もう一度観たら、見つけられるかな。)
リカも、原作より表情豊かで、言葉にしない心の声の演技も本当に素晴らしかった!
小栗旬は、作品の錨のような重要な存在感。柳楽優弥も、鋭い視線が作品の中の流れ星のよう。
響の周りの大人の心情の変化、リョータローの響への想いなんかも、もう少し丁寧さがあってもなぁと思うが、作品の時間の事を考えると、満足度は高い。
エンドロール「角を曲がる」は必聴。平手さんが歌ってると言うより、響が歌っていると思った方が、すとんと心に入る。劇中、ズケズケ言いたい事を言っているようで、響本人の心の声が聞けない分、この曲で響の心の葛藤が表現され、この歌までが「映画 響」なんだと思う。
観客は、若い方が多くなるとは思うが、角が丸くなってしまった大人が観ても、出演者の中の誰かに自分を投影できるエンターテイメント映画だと思う。
アイドル映画にあらず
原作マンガの大ファンなので、
実写化がどうなるか、ヒヤヒヤしながら観に行きました。
心配は杞憂でした。
テンポよく、原作のいいところをギュッと固めた感じ。
帰って改めて原作を読んでみました。
一部省略されたり、エピソードをくっつけてシンプルにしていたりもしましたが、
ほとんどがいい方向に作用していました。
実写化にありがちな、余計なオリジナルエピソードを加える、と言うものもなく。
台詞回しも、原作に忠実に作っていたり、
「マンガの面白さをどう表現するか」
と言ったところに注力していたのが、
ファンとしては嬉しかった。
平手さんは、主人公響のキャラクターを上手く表現、というか、響が乗り移っていました。
欅坂は詳しく知りませんが、おぼろげに知っているミステリアスな、他の坂道グループとは違うカッコよさ?が、響の世界とマッチしていました。
原作を知らない人は、響の破天荒さに驚くでしょうが、それは原作を読んでいても同じなので笑
もったいない!
私的な感想ですみません。
映画の感想としては、演出やキャスティングもはまっていて良かったのにもったいないと感じました。
もったいなかったと感じた点は響の心理描写が少なかった点です。
原作では響の「私はどこかおかしいのだろか?」と言う葛藤や「ダサい」と言われて自分はダサいのかと気にする人間らしさ、思春期らしさ、弱さも描写されていました。
その描写があったからこそ、原作の響の意思の強さがより際立っているのだと思います。
映画ではそういった響の葛藤を想わせるシーンがなかったので、みる人によっては響が短気で人の好意に冷たい人にみえてしまって、作品の良さが伝わりにくくなっていそうだと感じました。
原作がまだ完結していない長編作品なので、映画の約2時間にまとめるのは元々難しいとは思います。
その中ではよくまとめてあったとは思いますが、ヒューマンドラマの枠に入れるなら、もう少し心理描写を増やして他を取捨選択出来ていたらと思ってしまいます。
それが出来ていたら文句なしで最高の作品だったと思います!
響の生き方が好き。 真っ直ぐに筋を通す、感じた事を思いのままに表現...
響の生き方が好き。
真っ直ぐに筋を通す、感じた事を思いのままに表現する。生きているだけで難しい事なんだけれど、忘れてはいけないと我に返った。
主人公の一切の弱みや意外な一面、変化を徹底して見せない、いや必要にならない物語の流れだったのが痛快!完全無敵なジェットリー映画を観ているようだった。
響の様に固定観念にとらわれずに見てみよう、そう映画も。
違う世界が見えてくるだろう。
後半もっと話が広がると思ったが...
原作未読。媚びない生き方と言うのは多くの人が一度は憧れるものですが、言うは易し行うは難し。主人公・鮎喰響が巻き起こす騒動を観ていると、納得ずくの本人は兎も角、周りの人達をつくづく疲れさせるものだと改めて思います。しかしそれにしてもこの随分とキャラの立った主人公がとても鮮烈で、作品冒頭の掴みはなかなかのもの。そしてその勢いで話が展開してくれるのではと期待したのですが、ラストは案外予想の範囲内の落着でちょっと拍子抜け。そもそも小説が題材の作品なのに、響がどんな作品を書いたのか作中では殆ど語られず仕舞いで、彼女の特異なキャラを強調する演出ばかりが目立っていたように思います。彼女の(天才的)文才をイメージしながらこの作品を共感できる部分が殆ど無かったのは残念。
なんとも言えず…。
別の映画を観に行った時に予告で見て面白そうだなと思い特に目的の方がいるわけでもなくみに行きました。原作も未読です。
観ている最中にこれのゴールはどこなんだろう。と思って観ていました。響の暴力行為、普通には考えられないことでひやっとする場面はありますが、理由があり相手思いの優しい子という感じがしました。部員のみんなと動物園へ行くシーン。普通の女の子の感じがすごく出ていて良かったです。一見狂気溢れているのかと思いきやちゃんと人間味あふれる部分もたくさんあるんです。そういう場面が観れた時に楽しんでいる自分がいました。
面白くなかったわけではないですが、私は観終わって感じるものはありませんでした。
あと、それなりに人が入っていたのですがエンディングが終わるまで誰一人立ち上がることはありませんでした。そのような映画は久しぶりでした。
私が良さに気づけなかった部分もあったのかもしれません。機会があればまた見返したいと思います。
響の魅力がわからない
原作は読んだことはなく、平手友梨奈が好きで鑑賞しました。原作を読まなかったからこそなのか、響の魅力が全くわからなかった。
言葉の暴力に対して体の暴力を振ってどうするっと?天才ならば、小説家ならば言葉で戦えと正直思いました。まあこれは自分のモラルを押し付けてるのかもしれませんが…
でも私には響は子供にしか見えなかったのです。確かに響は子供ではあるけど、天才と言われ、暴力的な彼女を許してしまうほどの小説を彼女が書けるとは信じられませんでした。好き勝手にやって、人間であることの辛さを理解せず、人の心を動かせるほどの小説を書けるのか?
原作ではこういう場面は描かれてるのかもしれませんが、映画に映されなかった以上、私は響の魅力はどうしてもわかりません。
でも平手友梨奈が可愛かったので見る価値があったなと思います。
ほぼ文句無しの傑作
平手友梨奈が主演、尚且つ宣伝などでもとにかく本編のストーリーよりも演じている彼女を中心に宣伝されているため、アイドル映画だと思い「絶対観に行かない」と決めている映画ファンも居るだろうが、まずは観てから文句を言って欲しい。
原作は読んでいないのでどこまで忠実かは分からないが、少なくとも私の中では平手友梨奈のイメージと響の言動、行動は間違いなくマッチしていたと思う。
序盤では響がハチャメチャな事をやっているように見えるが、ストーリーが進むにつれてどんどん周りの人達の価値観が変えられていく。響の信念は強固なものだし、言動にも嘘は一つもない。それ故に非常にスカッとするストーリー展開だった。
今後も彼女が女優として作品に出演するかは分からないが、彼女の才能にはこれからも期待したい。
言葉の一つ一つを額縁に入れて飾りたい。
欅ファンでも無ければ原作ファンでもない。友達に誘われて見てきました。
人の感じ方はバラバラなので批判する人もいるかも知れませんが、私はとても面白いと思います。見て損は絶対にないです。
漫画が原作なのでカットなど厳しいかなと思ってましたが自然でさほど気にならなかったです。
見ている途中 何度もなんかこう込み上げてくるものがありました。とてもうずうずしました、私は一体今まで何をしていたんだろうと。
言葉に表すのがとても難しい作品です、いろんな感情が込み上げてきて何から話したらいいのか、、
この感覚は見た人にしかわからないと思います。見終わったあともう一度見たいと強く思いました。必ず見に行きます、
私は皆さんにぜひともこの映画を見て欲しくて堪らなくなってここのサイトに来ました。
私も響のように生きたい。
自分を曲げない
予測不可能で前代未聞、自分を曲げない暴れん坊・鮎喰響の世界に引き込まれた。平手友梨奈(響)とアヤカ(凛夏)はハマり役。その二人をサポートする北川景子(ふみ)はさすがの安定感。
「人がどう思うかではなく、自分がどう思うか?」
響の言葉が強く印象に残る学ぶことが多い作品。
2018-181
広まって欲しい
原作が面白かったので映画も見てきました。
映画化の宿命ですが人間描写が薄くなってしまったりと惜しい部分はあります。しかし限られた時間内で上手くまとめられていたと思う。
やばい人がいると思わず目で追ってしまいますが、その感覚に近いです。
クスッ、となる場面も多々ありすごく楽しめました。
この映画を見るのは、原作ファンかアイドルファンでしょう。
一般層には刺さらなさそうなジャンルですが、作品自体面白いので口コミで広まって欲しいです。
アイドルムービーとして扱うのはやめてくれ
欅坂46 平手友梨奈 主演だからといって
アイドルムービー や、
そこらの スイーツムービー として扱うのは
本当に止めて欲しい。
明らかに 衝撃作 であり
平手を知らない方にも観て欲しいし
平手に贈りたくなる。
役ピッタリ過ぎて次回作が心配なくらいお見事。
演出の部分で細かい突っ込み箇所は多々あるか
小説界 を描く傑作として
本当に面白かった!!
ドルヲタのみ大絶賛 無価値な110分
ゴリ推しの具象化を見せられた。
一言で現すとそんな感想。原作ファンは怒っていい。
簡単にまとめると「平手に合いそうな簡単でカリスマ性有るっぽいキャラが主役だから映画にしました。」という映画。
そもそも映画なのか?
と思うような平手のプロモーションビデオ感。
原作にある、天才を台風の目とした破天荒で社会的では無いけれど、だからこそ閉塞感溢れる現代社会においてはカタルシス感があってウケているという点が蔑ろにされている。
作品としてのストーリーが弱いのではない。
むしろ監督は今ノリに乗っていると言ってもいい。
競演者も素晴らしい。
小栗旬の生き苦しい演技は流石ですらある。
北川景子は眼福。
だが伝わってくるメッセージは、「推されまくっているという偶像を崇拝させる為の宗教映画」なのだ。
推されてる子は演技出来なくても主役やらないといけないから大変だなあ、と某プロデューサーの名言が頭を過るほどである。
演技が下手であろうと、世間的にはブス寄りのビジュアルであろうと、お金を出すヲタがそこに居れば偶像にならなければいけないのがアイドルだ。
続編無しを匂わせるエンディングに、初週6位発進という爆死気味の興業収入だが、そこはヲタ頑張れ。
「なんかガンガン宣伝されてるから観に行こうかな~」という方にひと言。
予告で充分。あれ以上のことは起きない。
不自然過ぎる持ち上げで辟易しているであろうキャスト陣と、キャラ作りのためにこき下ろされた制作陣の苦労に星0.5は捧ぐ。
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