名探偵コナン ゼロの執行人のレビュー・感想・評価
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もはや子どもには無理かも。
GW恒例のシリーズも22作目。興収70億に向けて順調に発進しているようだ。
安室透が登場するということで、公安がからむ話になる、それは、大人でも難しくなるのに堂々とやってのけた。
昔から、刑事ドラマなどでは、公安にはあまりいいイメージがない。国家公安委員長と聞くと、権力の権化のように思ってしまう。何かを統制するイメージである。あくまでドラマでは、である。
無論、本作ではそのようなダーティーなイメージは皆無である。国家公安委員長も出てこない。
公安警察とはよく聞く言葉だが、検察にも公安部はあるのか。これはフィクションなのか。フィクションだとすれば、今回の物語の構築には恐るべきものがある。
櫻井武晴の脚本は、「相棒」の映画版でもそうだったが、話が大きい。国家を揺るがす大事件に発展する。自然、映画もスケールの大きいものになる。
今回、初登場の立川譲監督は、アクションを控えめにして、この複雑なプロットをよりわかりやすく見せることに腐心していたように思う。説明セリフが多いのは、もうしょうがない。
でも、おもしろかった。
なんだか、アニメの感想じゃないみたい。。。
二回観てスッキリした。
ストーリーは結構複雑で集中力を求められます。各警察組織の役割や力関係、キャラクター達の人間関係、考え方(正義)の違いなどを真剣に追っていく必要があります。毎年思いますが流石よく作り込まれているなあと感じました。
安室透というキャラクターを知らずに観ても問題は無いと思います。今作は安室ファンのための話というより、安室透というキャラクターを知ってもらうための話なのかと思いました。安室透(特に降谷零として)の立場、性格、能力が分かりやすく描かれています。安室透を知っていた私でも「彼はこんな人なのか」と改めて知ることが出来て面白かったです。とはいえ安室ファンのため?なのか、サービスショットらしきカットもちらほら(笑)ご馳走さまでした。これだけ彼が押し出されているということは、今後本編ストーリーの展開に大きく絡んでくる重要なキャラクターなのかもしれませんね。
もはや恒例のアクションも大興奮でした。現実では出来ないアニメだからこその展開。ファンタジーだけどファンタジー過ぎないリアルさ(?)。とても迫力がありました。
あと、主題歌が非常に良かったです。これぞ"主題歌"。映画の内容にきちんと沿った歌詞が余韻に浸らせてくれました。
ただ☆5つはつけられないかな、と思った理由ですが、一回観ただけでは話を全て呑み込むのが大変。複雑で大人向けな話のわりには、少年探偵団の活躍もあったり恒例のなぞなぞもあったりして、子供も楽しめるようにしてあるように思えましたが、子供向けでは無いかと…(笑)あと、正義がぶつかり合う話ですが、この人このやり方はどうなんだろう…もっとこうした方が良いのでは…と私の正義感がモヤっとする場面も少々あったことですかね。
結局三回も観て、まだ観たいと思ってしまっている時点で私の中で傑作認定です。長文失礼しました。
シンゴジラになれなかったイケメンカーアクション映画
友人に誘われて久しぶりのコナン映画として鑑賞したが、正直がっかりだった。
私が感じた問題点は
・犯行手段がよく練られたトリックではなく便利なツールを用いたゴリ押し。
・有名人を声優に用いたキャラの存在意義が薄い。雰囲気だけで重要な活躍は無し。
・今回の要である公安の仕組みがややこしく物語が理解しづらい。
など。
それと法律や警察についての専門知識のひけらかしや防災服を着た閣僚が集まるシーンなどがあり、「シンゴジラ」に影響を受けたのかなと個人的には思えるところがあった。安室(と公安)を「国を守るカッコイイ存在」と描写しているのもその一つだと思う。しかし話の壮大さや面白さ、作り込みはシンゴジラに遠く及ばない。
つまるところイケメンキャラが派手なカーアクションするのを観客の女子がキャーキャー喜ぶだけの映画だった。興行的には成功だろうが話は微妙。
今後制作サイドが味をしめてキャラ人気をあてにし、ストーリーを軽んじるような志が低いまねを続けるなら悲しい限りだ。
キャラ萌え映画としては良い
ひとつの劇映画作品としてはかなり不満。
FBIやCIAはある意味ファンタジーな存在として成り立つが
今回のようなネタで公安というダーティで現実的な存在はコナンサイドの非常に甘やかされた設定との食い合せが悪くシリアスな表現やセリフが積み重ねられるほど不快感が湧くほど飲み込めない部分増えていく。キッドの存在など、もともと現実的な部分との兼ね合いが危うい作品ではあるが今回は顕著だと思う。
犯人の犯行動機の下りも非常に雑。40のやり手検察官とはとても思えない。
日下部が降谷に向かって身分を明かしていないにも関わらず公安と言っているのも謎。
協力者の運営は非常にデリケートでその時の心理状態の把握はもちろん、ありとあらゆる個人情報が調べ上げられるにもかかわらずあの女弁護士が投入されるのは無理がある。
(公安と日下部で協力者との関係がわかりやすく対照的に描かれているが協力者の接触から獲得までに時間をかけ家族のような絆を築いていくのは公安警察も同じ)
重箱の隅をつついてもしょうがないが過剰にシリアスなネタにしたおかげで作品内でフィクションの基準値がバラバラになり粗が必要以上に悪目立ちしている他ならない。
脚本は「相棒」「科捜研の女」とを書かれた方と知り腑に落ちた。
実写は実写というだけである程度納得できる絵に出来ますもんね。脚本だけの問題ではないですけど。
小五郎が拘束に至るまでの不安感を煽られる薄暗さや
逮捕から起訴に至るまでがわかりやすく解説してくれる妃弁護士のシーンは(身内の逮捕という危機感もあり)良かった。
子供たちのドローン遊びシーンが重要ではあるが冗長で退屈。
(そもそもラストのドローン操作も目的を知らない子供に任せる事自体受け入れ辛い、コントローラーをいじくり倒すシーンがあるのでハラハラさせるつもりで入れているのかもしれないが正直あり得なさすぎて萎える。あいつらが気まぐれに操作放棄したり誤った方向へ飛ばしたら灰原はどうするつもりなのか)
ZEROとしての風見とのやり取りや恋人うんぬん、カーアクショシーンのカッコよさに比重を置けば萌え映画としてはとてもいいと思うが人物作画が崩壊レベルで酷いので個人的にはノレない。降谷というキャラ自体は凄く好きなだけに本当に残念。
メインである降谷の顔が全く安定していない、デッサンが崩れまくっている。
髪さえ伸びたり短くなったり減ったり増えたり。
ED曲の歌詞は降谷の心情に沿ったものだけれど捻りがなさすぎて幼稚に聞こえる。「子供に正義をテーマに書かせた作文」みたいな歌詞をバカでかい字幕スーパーで見させられる気分たるや。
本編終了からいきなりアホみたいに明るいマカロニウエスタン風トランペットが鳴り響くのも衝撃。笑わせたいのか。歌声は非常に籠っていて不明瞭。これならいっそインストでいいわと思える印象の薄さ。EDでエピローグ映像が流れるから余計に薄い。小五郎と妃弁護士のイチャイチャごはんシーンは和んだ。
追記5/21 2回目鑑賞
安室を80憶の男にはしたいがやっぱりお話としては?な作品だと思うので追記。
結局メインのストーリーがアニメと漫画で現在進行形で進んでいる作品だから
キャラの根幹を揺るがすような出来事や今後のキャラクター同士の関係が変わってしまうようなぶつかり合いは出来ないわけで
CMでやっていた「正義で人が死んでもいいのか」が
VS安室(公安)ではなくお茶を濁すようにVS日下部にスライドしたことでかなり中途半端な着地になってしまったんだなあと思う。
スライドしてしまったからこそ安室のキャラをコナンサイドの味方であることから外れられない言動と公安的怖さ、厳しさの兼ね合いが放り投げレベルで適当になっていたんではないかと。
正直日下部のエピソードは全カットでもいいだろというぐらい無駄に話を難しそうな雰囲気にする為だけの要素にしかなっていないうえに実際動機、犯行手口で一番「何いってんだこいつ」メーターが跳ね上がる。
警察検察の専門的な単語飛び交うのでとっつきにくそうではあるが話自体はかなり単純では。単語の説明はそのつど優しく作品内でされますし。
あと羽場が罷免される原因のシーン。あれみた限り「そりゃ裁判官なれねえわ」としか思えないのでまったくこのキャラに同情のかけらも湧かないのがキツイ。
個人的には◎
監督の変更が失敗
監督が変更したからか
言葉と言葉の間が開きすぎていて違和感
キャラのオンリーカット多すぎてスムーズじゃない
今までの終始ワクワクする感じがない
安室さんはイケメンだったエロかった
恋人がこの世界ってなんだよ 惚れるだろ!
安室さんの作品としては最高だが
これを年一のコナン映画として出して欲しくない
コナン映画はアニメなのにエンドロールで実際の撮ったものを流す
福山雅治が今作ととてもあっていて良かった
そこが好き
やはりコナンは安定してる
コナンの映画として楽しめたけど、今回は少し話が難しすぎると思いました。
まず良かった点です。
予告の通り毛利小五郎が捕まりましたが、その後のコナン(新一)と蘭の関わりが良く描かれていて、この二人ならではの絆の深さが現されてたので、昔からのコナンファンに必見です。
コナンとメインキャラである安室徹の活躍は充分出ていて、二人のアクションはコナンらしく、安室らしく、何よりも歴代のコナン映画でも上位のド派手さが観れました。
ラストもド派手で「純黒の悪夢」並みのクライシス映画と思うほどでした。
悪い点は何ヵ所かあるのですが、一番気になったどころだけ述べます。
前述の通り話が難しすぎると感じた点です。
自分は解ったのですが、子供のファンも多いコナンとしては少々難しかろ?という印象です。
特に公安部の描写はかなり詳しくまで説明されていて、検察などの関係等もリアルに描写されていました。
割りと硬派な描き方なので、どちらかというとファミリー路線のコナンにそこまでやらなくても(笑)と思いました。
やるのであれば、図等をもっと足したり字幕を入れたりしてもっと解りやすくした方が良いと感じました。
今回も一応面白かったのですが、いくつかの突っ込みどころと前述の悪い点が響いたので、個人的には一昨年と昨年の作品の方が好きでした。
コナン史に残る駄作
コナンの原作・映画全作含めた話の中で一番の駄作。
安室の3つの顔に合わせて3つの事件とか公安とか入れたかったんだろうけど話を詰め込みすぎ。
詰め込んだ上で会話説明ばかりなので子供は理解できないだろうし。
無理やり推理要素入れるくらいなら純黒の悪夢くらいバッサリ切ればいいのに。
容疑者が少な過ぎるくせに、肝心の手口は謎のままIOTテロの一言で片付け、凄いトリックがあるわけでもなし。
これならまだ組織のサイバーテロ集団による犯行とか、ナイトバロン出して超凄いウイルスだから仕組みはよくわからないけどIOTテロも可能とかにして欲しかった。
少年探偵団も博士の家から一歩も出ず、コナンと共に動き回るわけでもなく、真実も知らないままと最悪の扱い。
さらに公安が無能すぎ。
羽場が要注意人物なら羽場を協力者にするような日下部はもっと注意しとけよと思う。
安室もガキの力を借りたいが為に一般人を容疑者に仕立てあげ、その家族を悲しませる屑野郎に成り下がる始末。
特段安室が好きなわけじゃないから楽しめなかったのかと一瞬考えたが、自分の好きなキャラがこんな描かれ方はして欲しくないと思う。(ホームズフリークの動機が少し理解できたので★+0.5)
特定キャラメイン回なら、そのキャラは文句が出ないくらい格好良く描いてやれよ。
唯一評価したいカーアクションも高さが足りない→ビルぐるぐるで最後の最後でテンポ最悪。
探査機+テロの時点で悪い予感はした。まさか墜落してこないよな?何番煎じのネタだよ!
駄作
相変わらず物理法則を無視したアクションには目を瞑るにしても…
製作スタッフは、警視庁、警察庁の庁舎と検察庁庁舎の位置関係さえ調べてないのか?
そもそも、恋人の父親を一時的にせよ冤罪にするような連中に、コナンが何故協力する気が起きるのか理解に苦しむ。
また、劇中で不自然に愛国心を強調する台詞が入って気持ち悪い。そのくせ、今回の事件は政治的背景に依るものでなく、公安警察の失策が招いた怨恨たなんて馬鹿げている。
全体的を通して退屈
毎度の事ながらアクションは良いです。
もちろん例に漏れず物理法則を明らかに無視した非日常アクションですが、私みたいに単純な視聴者はそれだけでワクワクしてしまいます。
今回はアムロさんをフューチャーした作品ということで、知人やSNSでアムロ愛に溢れた感想を述べている人が多かった為、さぞ活躍するのがと思ったら…
前半部分においては寧ろアムロさん嫌いになりましたw
そこから一体どんな活躍をすればアムロさんを許せるかと思ったら謎解きは人任せ、アクションもメインはコナン。
ほとんどドライバーじゃないか…
肝心のストーリーも勧善懲悪ライクなものではなく、勘違いが生んだものでモヤモヤ…
最後に駄目押しのように大吉先生の演技…
人寄せパンダももう少しまともに演技できる人を呼んでよ…
今まで観た全ての芸人さんの演技でぶっっっっちぎりに下手でした。
来年はキッド。またもやキャラ物になるなら残念だ
歴代一位
敵の不在
久しぶりにコナンを劇場で見ましたが
ビックリするくらいつまらなかった。
理由は2つで、
①超能力かというような動作が多々あり、みててねーよwと突っ込まずにはいられなかった
②敵役の動機も微妙、そこから起きる災害も微妙で全くワクワクもハラハラもしない
次回作はキッドが敵役なので少しは面白くなるといいですね。
カーアクション力が強い映画!
今回のコナンは、やっぱり、カーチェイス、カーアクション、スケボーアクションが全面的に出ていて楽しめました。
前々作品の冒頭のカーアクションがすごかったので、今回は多めにしてくれたと思います。
僕はあの時、コナンも参加してほしいと、思っていましたが、今回はようやく参加してくれて、本当に良かったです。
ただ、映画に出ていた登場人物の結末がイマイチで、中途半端で終わったので、最後まで、描いてほしかったと、思っています。
けど、まぁ楽しめれたので、良かったです。
ケーサツとケンサツ
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