ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のレビュー・感想・評価
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ジョニデ、黒くないでしょ
主人公ニュートはまあ良かったのですが...
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の続編。原題では「グリンデルワルドの犯罪」となっているので、魔法使いグリンデルワルドと主人公ニュート達とのバトルであることはある程度察しはつくのですが、グリンデルワルドがどんな「ワル」なのか良く分からないまま物語が始まります。魔法使いの総本山である魔法省の権威に盾突いていることは分かるのですが、彼が主張していることは(本音かどうかは別として)結構普通に聞こえたりするものですから、ニュートの行動を見張っていた魔法省の方が余程官僚的で思想狩りをやっているようにも見えたりするので少し混乱してしまいます! 勿論、お話のベースは勧善懲悪でしょうから、グリンデルワルドが悪で、魔法省が正義に決まっているのでしょうけれど、原作の知識なしにすっとこの作品の世界に入り込みにくいように感じてしまうのは、本作が次作の繋ぎになっているせいか、ヤマ場感がちょっと薄目であったことと関係がありそうですね。ハリーポッターシリーズでこの種の魔法使いの映画はすっかりお馴染みになりましたが、あの時は一話一話ストーリーが完結していましたし、主人公の成長と作品がそれなりにシンクロしていたような感覚がありましたが、本作のように、起承転結の前半だけを見せられてもそう簡単には盛り上がれません。もう少し演出の「魔法」を利かせて欲しかったな、と感じてしまいました。
もっとワクワクしたかった
うーん。ちょっと暗いかなぁ…
そんな物足りなさを感じつつ、それなりに楽しんできた
魔法動物が専門の魔法使いニュートの冒険ファンタジー第2弾
今回はパリが舞台
アメリカの刑務所からパリへと逃げ出したグリンデルワルドを追うニュートの物語
パリへたどり着いたグリンデルワルドは、優秀な魔法使いたちを集め「純血こそが一番!」と言い
ノーマジ(人間)だけでなく、ノーマジとの共存を第一とする魔法使いたちをも敵にして、蜂起する
そのグリンデルワルドの姿はヒトラーさながらであり
そこには
「現代社会における悪とは、異なる者と共存できない独裁者である」
という思想がハッキリと表れている
そこには、日頃からトランプ政権に対して反対意見を表明している原作者のJ・K・ローリングの思いが色濃く出ているなと思った
だからこそ、この映画の中でも、多くの白人たちが、グリンデルワルドの強さに惹かれて吸い寄せられていく反面、
勇気を持って立ち向かっていくのは黒人だったり、反発するのはアジア人なのだろう
つまり、これは、魔法使いとノーマジが平和に共存する世界を夢見ながらも、
「魔法使い至上主義」を掲げる独裁者によって、その夢の世界はもろくも崩れ去ってしまう暗黒の時代が描かれているのであり
そこには、トランプ政権が掲げる「アメリカ第一主義」や、ヨーロッパで見られる移民排斥を危惧するローリングの思いがあるんだろう
独裁者となるグリンデルワルドを止めたいダンブルドアだけど、ある理由があって、彼は直接手を下せないので
忠実な弟子の一人であるニュートをグリンデルワルドの元へと向かわせる
このニュートは、まさに人畜無害な平和主義者であり
ローリングにとっては、そういう「普通の人の良心」が世界を救う希望だと考えているのだろう
そんなことを思いながら、この映画を観て
子供が観るには、ちょっと重すぎる描き方だなと思ったし
何より魔法動物の見せ場が少なかったように思う
ローリングの世界を変えたい気持ちはわかるけど
もうちょっとウキウキワクワクするような魔法があっても良かったんじゃないかなと思う
しかし、エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、ジョニー・デップというスター共演の中で、これはエズラ・ミラーの映画だと思った
彼は、とても重要な役を演じていて、しっかりと印象も残していた
今後の活躍も、とても楽しみだと思った
もう少しジュード・ロウの活躍も観たかったな
あれ、あれ?
前作のラストでは忘却術まあまあ効いてたよね。「効いてない!」ってばれちゃったら、さすがにかけ直すでしょ。だから「あれは効かなかったんだ」って設定は無茶だなあと思うの。
それで主人公が「ティナは?」って積極的に言っちゃうんだけど、ここも前作のラスト踏まえると、もう少し「ふふーん。ところでティナは?」ぐらいの感じだと思うんだよね。
そこは、まあ、解りやすく設定が説明されたということで納得し、観てくのね。主人公モテモテだよね。出てくる女の人、みんな主人公のことが好きだもん。
それでダンブルドアも出てきて、お兄さんも出てきて、色んな人が敵陣営と味方陣営に別れてって、やっぱりJ.K.ローリングの書く話だよね。ハリー・ポッターそっくり。
「これから、どうなるんだ!?」ってところで終わるから、続編も観なきゃだね。まんまとやられてるんだけど、面白いから、いいよね。
大迫力
面白い。
期待通り面白かったです。最後の方のクイニーが行っちゃった~。という驚きがあり楽しかった!エディの顔はやはり落ち着くイケメンさんで良かった。
ただ自分の理解力に追いつかず、もう一回見た方が良い感じで1回目としては満点には届かず。
でもこれは観るべき物ですね!
頭を使うファンタジー
早く続きを!
「ハリーポッター」シリーズのスピンオフ、「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」の続編。
ファンタスティックビースト(以下ファンタビ)は5部作構成となっており、今回はその2作目。
前作は、「ハリーポッター」シリーズの世界観を見事に踏襲しヒットした。
それもこれも「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」から、今作までメガホンを取ったデイビッド・イェーツ監督だからだ。
しかも、ファンタビ自体、原作者のJKローリングが脚本を書いているだけあり、そりゃあ面白いに決まっている。
今作もキャスティング・脚本・監督も同じままに撮っているので、期待して鑑賞した。
今作の感想を言う一言でいうと、「早く続きを見せてくれ!」
ハリーポッターシリーズから説明だけで聞いていた、ダンブルドアとグリンデルバルドの闘いが恐らく5作目になるだろうが、ファンの人達も知らない事実がこれでもかと今作には散りばめられている。
え?え?という展開が次々起こり、安定感のあるシリーズと信じられない展開が見事にマッチしていて、飽きがこない。
とにかく続きが気になる作品だった。
しかし、小説家であるJKローリングが脚本を書いているだけあって、説明のシーンが少し多過ぎたのは気になった。
3作目以降は、説明と演出のバランスを上手くとって欲しいと思った。
今作でなにより衝撃的だったのは、私の大好きなクイニーがグリンデルバルドの元に行ってしまった事だ。
このシリーズならハッピーエンドにならなそうな気をもして不安だが、とにかく続きが気になります。
ラストの魔法での戦闘シーンは大迫力☆
CG大会
ハリーポッターとの繋がりが強く演出されてるが...
ハリーポッターの世界が好きな人にはオススメです!賢者の石で名前だけ出てきた人が本映画に登場するなどハリーポッターの世界観がきっちり踏襲されてるなと。ただ、自分の中ではハリーポッターは既に物語が完結してるので、凄いスピンオブ的な感じでそこまで好きにはなれないかなと思いました
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