娼年のレビュー・感想・評価
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小説は読んでないですが、、、
SEXシーンが多すぎる気がします。
石田衣良の小説は好きで何冊か読んでますが、きっと原作はこんなにSEXシーンは多くないんだろうな。
領くんの心の変化とか、女性達の気持ちとか描いて欲しかったな。
レンタルして見たのですが、SEXシーンは飛ばしながら観ました。
みなさんの評価はいいてすが、星ひとつもつけたくないかな。
でも、女優さんたちの脱ぎっぷりを評価して星2.5て。
落差がほんとにひどい感想です
あえて大真面目に書くと、この舞台版は未見ですが脚本・演出の三浦大輔さん率いる劇団ポツドールの作品『夢の城』を一度だけ観たことがあって、それとの類似点が気になった。
娼年の劇中には女性たちと出会う都内の地名が必ず明記されてくるのと、逢瀬に使われるラブホテルや住居の部屋が最後空っぽになっているのが映ります。
女性たちの様々な欲求をまるで変幻自在の空の器のように受け止めるリョウのメタファーというだけでなく、その部屋の鏡や窓が映る(時にそれは情事の際に効果的に使われる)のが『夢の城』のラストで客席と舞台を隔てる窓ガラスのような透明な板を想起させるよう。
それは劇中では舞台上の情事を覗き見てるような背徳感を演出するものでありつつ、ラストでは光を反射して客席の私達を鏡のように映して、他人事ではないことを示す演出だったと私は解釈していて、映画ではそれが部屋の窓や鏡に代わり、同時に東京の地名をいちいち出すことで、この都会の片隅で生きる我々もまた同じように欲望を孕んで生きているし、欲望の前では皆等しく男や女でしかないという没個性の集合体としての都市・東京を描こうとしているように思えました。
…うん、わかってる、みんなこんな感想を期待してるんじゃないってことは…笑
以下語彙力ひどい感想↓
濡れ場が多すぎて凄かったけど綺麗だしほんとギリッギリのところでいろいろ映らないあのカメラワークと編集すげえよ…
個人的にはエロより一箇所グロ?があってそこがきつかったので目つぶってたけど…とりあえず桃李くんの彫刻のような身体と、空虚な瞳に光が宿っていくような過程は素敵だった。
最後に私が一番最初に書いてた感想晒しますけどほんとクソヲタここに極まれりって感じですすみません…
「桃李くんのおしり!
グロシーンだめだった。
おせっせに合わせてどんちゃんやる絶叫上映とは」
原作読んでいません。
深みのあるエロさ
松坂桃李!
セックスの見方が変わりました。
きっと原作はもっと深みが有るのだろうね!まあ兎に角出演者の努力賞に星を付けました
原作未読では有るけれど・・・
好青年タイプの役柄が多かった松坂君やたらと最近では役の幅を広げたいのでしょうか?
近年は変わり種の役が目立ってきましたが、本作では役の幅を広げるつもりで、とうとう大股を広げ過ぎてしまったと言うだけの本作品でした!
多分原作の主人公の領君は、何かもう少し違うのだろうなと言う感じがするのだけれどもなぁ、
原作読んでないのにそう言うのは変だろうけれど、領のキャラを考えると画的にこう言う描写になるような青年ではない気がしてならないのだ。
初めて娼年としてお客に会う時の戸惑い感は何となく松坂君の芝居で伝わる物が有ったのだけれども、それからの先のお客様と対峙する彼は、決して身体だけを売るのではなく、女心に寄り添う、女性客の心の内を理解し、その隙間を一時でも埋めて、女性客を受け入れてあげる事が出来るVIPになると言う設定にしては、映画として、女性客のニーズに応えるサービスを提供出来ている一流の娼年に成長?したと言う感じのシーンが描かれていない様に思えて、納得出来ない作品だった。
勿論AVさながらのシーンが露骨で、激しい濡れ場が出過ぎていて、もう食傷気味になって御馳走様でしたと言う気持ちが先に働いた為なのか、納得出来ないで終了した。
余談だが、それにしても老女役の江波杏子氏よくこの役引き受けましたね。ちょっと驚きでした。
何か観終わった時の後味の悪さをどう表現したら良いのか、難しいです。
出演者全員痛いですね、痛過ぎです!
松坂君のSEX描写が激しくて、身体が痛み過ぎでしょう?それも有るかも知れないけれど、
いぇいぇ、余りにも登場人物のみんなの心が病んでいて、痛過ぎて、参りました。
本作を観て、石田衣良氏の原作を一読してみたくなりました。
SEXシーンにはいくつか違和感があるが…
松坂桃李がこの役を引き受けた時点で、凄い役者さんなのかも知れないと改めて思わされた。
話自体は売春クラブの話だが、内気な少年が徐々に心を開き、人生を謳歌していく姿を表現している。
身体と心を重ねて
公開時から松坂桃李の脱ぎっぷり、絡み、濡れ場が話題だったが、こりゃ確かにスゲェ…。
ほとんどポルノかAV。
出始めた頃は若手イケメンの一人に過ぎなかったが、いつの間にか色んな役をやるようになり、まさかこんな役までやるようになるとは…!
もうただのイケメン俳優と呼ぶ人は居るまい。日本映画界の頼もしい実力派。今じゃすっかり同世代の中でも特に好きな俳優の一人。
濡れ場ばかり話題になるが、本作も彼の繊細な演技が光る。
無気力で、世の中も女性もSEXもつまらない。
淡々とバーのバイトに明け暮れる大学生の領は、ある日、魅惑的な淑女・静香にスカウトされる。
彼女はボーイズクラブの経営者で、娼夫の世界に足を踏み入れる…。
題材が題材なので、際どいシーンの連続。
本番さながらのSEXシーンは勿論、フ○ラ、手○キ、放尿、レ○プまがい&撮影、さらには痛みが快感の同僚と…!
凄いとは聞いていたが、想像以上。正直、びっくり。
際どく、生々しいが、でも卑猥には感じなかった。
女性たち各々の心の声…。
底無し沼のような果てなき欲求、特異な性癖、夫に相手にされない、夫の望みに応えたい…。
客ではないが、同僚の娼夫も然り。
抱える悩み、孤独、理解されたい、知って欲しい、見て欲しい…。
そんな欲求や声や孤独を、いい意味で“普通”の領が受け入れ、受け止める。
金の為に身体を売ったり、男が性の捌け口の為だけに女を買うのとは違う。
あっという間に売れっ子になった領。
邪な気持ちなどではなく、純粋に仕事にやりがいを見出だしていく。
そんな領にも人知れず抱えるものが。
未だ夢に見る亡き母の姿。
領を指名してくるのは年上女性が多い。
一見、彼に母性本能を擽られて…のようだが、実際はその逆ではないだろうか。
自分を包み込んでくれる癒し、温もり、触れ合い、存在…。
静香の肩を借りて泣きじゃくる姿なんてまさにそう。
最も孤独で、胸の内を聞いて欲しいのは、自分。
幼い子供のように欲したい、母の面影を求めて…。
この世界、この世界の人々、そう理解はされない。
汚らわしい。偏見。職業差別の対象。
本当はただのイヤらしい性欲を、美化しているのかもしれない。
単純に肯定も否定も出来ない。
だからこそ追い求めている。
理解を。胸の内を。
身体と心を重ねて。
松坂桃李の体当たり熱演も素晴らしいが、彼と絡んだ女優たちの、AV女優並みの喘ぎや昇天も称賛モノ。
中でも、江波杏子は貫禄違い!
同監督&松坂桃李主演で、映画より前に舞台で上演。
舞台でもあの数々の濡れ場を披露していたかと思うと…、一見してみたいものだ。
嫌味のないエロさは桃李くんの成せる技
ちょっと残念。
原作未読
松坂桃李が演じるということで鑑賞。
さすがに劇場では観られず、レンタルで。
とりあえず、痛そうです。
売れっ子なのに?なぜそんなやり方?
ちょっと笑えちゃう。
桃李くんだけじゃなく、女優さんたちも
体当たりな演技ですごい。脱帽です。
あと、やっぱり皆さんお綺麗です。
桃李くんじゃなかったら観てないな。
AVです。
ただただ、普段の松阪さんの行為を想像しただけの映画でした。
女性が求めるものとか、テクニックとか、もっと勉強になるような、男性に見てもらいたくなるようなものを期待していましたが、描き方も雑ですし、テクニックが一辺倒で多様性も描けていないし、全然上手な人のそれではありませんでした。お金ありきとはいえ行為中や行為後の感情のやりとりが全く感じられなかった。
男性が書いた本だからだろうか。そこを演じるのも込みでこそプロだと思うんだけど。
が、腰の使い方、スピード、息や声、演技100ではなく、松阪さんのリアルにかするところはあるのだろうと、ただそこだけにドキドキして見ました。
まさにアイドルや同級生が出ているAVにドキドキする男性の心理と被るかと思います。
でも、第一印象は、松阪さんオシリきれいじゃない。。でした。そこがまたリアルですね。
ストーリーはない話かなあ。
もう一人のナンバーワンの痛みに感じる彼が、出演者の中では魅力的でした。
娼年
不思議なお話であった。思いの外テンポが良く中弛みが意外と無かったなーという印象。
ただ話が進むにつれ、これは女性の多様性と欲望を受け入れる側になった男性の物語だと思ったので「私男の人を抱きたいの。犯したいの」という女性客が絶対出てくるのだろうなと思っていたのですがそういう訳でもなく。
もっと女性の欲望を受け入れる姿が見たかったなと思った。娼夫という仕事であれば尚更。
あと流石に終始あのドリブル手マンはどうなの…?と思った。全編通してそうだったし。
あと松坂桃李、AV男優になる。のシーンは流石に笑って良いのか?となった。唯一コミカルっちゃあコミカルなシーンであるし。
やっぱりセックスって客観的に観ると滑稽なものなんだよな、と妙に冷静な気持ちにもなった。
終盤の母親が娼婦だった事を知るシーンは必要かなあ?と個人的には思った。
全編通して松坂桃李は文字通り体張ってたと思う。
あと、出てくる女性客が皆普通の女が多かったのも好感が持てた。
余談だが、風の噂でこの作品の応援上映が開催されてたと聞いたがどんな感じで行われてたのか非常に気になる。手マンや腰を振るシーンでタンバリンを鳴らしたりしたのだろうか。
欲望の深海…性の深淵へ潜航する青年
Blu-rayで鑑賞。
原作は既読です。
石田衣良の小説は、「I.W.G.P.」シリーズや「眠れぬ真珠」、「夜の桃」などを読んだことがあります。総じて思うのは、女性の描き方がとても上手い、と云うこと…
作品に登場する女性像がリアルで、輪郭がまざまざと浮かんで来る。心の機微が丹念に描写されており、何故そこまで女心が分かるのだろうかと、作者の洞察力が羨ましくなりました。
本作の原作もしかり。登場する女性の欲望のどれもが愛おしく感じられ、それに触れることで成長していくリョウの姿が繊細なタッチで描かれていてとても感動しました。
その印象を引き摺って鑑賞しましたが、観終わった後は、原作の読後感に似た静謐な気分に浸りました。
松坂桃李はリョウ役にピッタリだったなぁ、と…
退屈だった毎日が輝き出し、それに連れて感情が豊かになっていく様を、作品世界に合わせたのだろう抑えた演技ながら、見事に表現しているように思いました。
はじめは目を覆っていた前髪が、娼夫の仕事を通して成長していく中で、だんだん上がっていくところがさりげなくていい感じ。視野の広がり、と云うことでしょうか?
リョウが仕事を通して関わった女性たちがとても魅力的でした。秘めた欲望を曝け出す時、真の美しさが現れて来るように感じました。体現した女優陣の演技も素晴らしかった。
淫らな側面が浮き彫りになり、剥き出しになった瞬間、何もかもかなぐり捨てて、欲望のままに求め合う…
本作で描かれる様々な形の濡れ場が感情を揺さぶって来ました。映像ならではの生々しさがあり、さらには快楽に溺れることへの儚さと怖さ、切なさを感じました。
使い古された表現ですが、次第にどこまでも深いところへ沈んでしまいそうな恐ろしさがありながら、それにいつまでも身を委ねていたくなる感覚に捕らわれました。
その後には、体中を取り巻いていた澱が流れ落ち、芯から浄化されていくような爽快感が訪れ、やがて気怠い時間が流れるような感覚…。一仕事終えた気分になりました。
ここで気になった点を少々―
あの前戯はいただけないなぁ、と…。下手くそ過ぎるなぁ、と…。あんなに激しくしたら痛いですよ。気持ち良くないんじゃないかなと思いました。かつて怒られたことがあるので…。デリケートな部分なんだから、もっと労らないと…
はじめは、リョウは女性をつまらないと感じていたから、思いやりが無く、独り善がりになっているせいかなと考えていましたが、後半になっても全く改善されないので、単なる監督か演者の経験値の問題なのかもなぁ、と…
私も他人にとやかく言えるような立場ではないですが、他のレビューを読んでそう感じたのが私だけじゃないんだなと少し安心しました。あれが許されるのはAVだけでしょう…
本作のシーンは全てがとても艶めかしくエロティックで、薄絹に指を滑らせているような滑らかな質感の映像が、見事に原作の世界観を表現しているなと思いました。
まるで深海のような、幻想的な揺らめきを感じました。夜や暗い場面が多いので余計そんな風に感じたのかもしれません。いい映画を観たなと、素直に思えました。
[余談]
本作では女性限定の応援上映が開催されていましたが、どこをどんな風に応援したのか…? 気になりました(笑)。
※修正(2022/03/12)
意外とよかった
女性に興味がなく、セックスにも楽しみを感じない領。
ある日、静香さんと知り合いになり、娼年になります。
始めは、戸惑っていたが、やっていくうちに女性のことを知るための勉強になると思い、この世界にのめり込んでいく。
そして、いろいろな女性を知るうちに自分の昔のことも受け入れるようになっていくという内容だった。
娼年っていいイメージがなかったのですが、この作品の中で、いろいろな人の物語があり、その人の望んでいることを引き出してあげるという言葉がありイメージが変わりました。
体を売るではなく、その人の欲望を出すのが仕事なんだと思いました。
松坂桃李さんの演技がすごいと思った。難しい役だと思いましたが、すごく役にはまっていました。
娼年になって始めての人と、大学の知り合いの人とセックスシーンが個人的には良かった。
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