友罪のレビュー・感想・評価
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俳優の演技を見る映画
見てよかった
話としてはすごく重いし、被害者も加害者側もこれからを生きていかなきゃいけない
子供を轢き殺してしまった男の人も、償い続けるその親も、亡くなった子供忘れられない遺族も
瑛太演じる青柳も
結局何も変わらないけど、わずかに光が見えた…ってかんじの最後
主演2人の話というより群像劇ってかんじなので本筋がよくわからないという人もいるけど、私はそうは思わなかったな
でも瑛太と生田斗真どこで親友になった???とは不思議だった
瑛太や有名どころの俳優はもちろんだけど、佐藤浩市の義弟役の人と清水役の人がすごくよかった
清水は説明があったわけではないけど、
何かを抱えて生きている心の弱い人というのが伝わってきました
あと坂井真紀が!
さすがでした
存在感すごくあるし、生田斗真に対する複雑な感情が泣けた
生田斗真は何着てもイケメンだなって思った
重いものを背負ってるようには見えなかったかな
堤真一の号泣を真似してる
この監督は…
もう観たくない
期待外れ
咎
瑛太氏が圧巻だった。
「殺人」という罪を背負った人、また、その家族や直接その人達に関わった人達の"その後"を描いた話だった。
凄く考えさせられる。
一時的な衝動や過ちが、どれほどの枷となるのか…消えない記憶を一生引きづっていく。
それがどおいうものなのか?
瑛太氏の存在が全てを語ってた…。
加害者がいて被害者がいる。
赦されたい。忘れ去りたい。
でも赦されない。でも忘れ去れない。
贖罪という単語など無いのかとさえ思う。
今の世の中は、その予備軍で溢れてるように思え、簡単にその暗き溝に踏み込めてしまうキッカケにもシュチュエーションにも事欠かない。だが、その代償は果てしなく大きい。
文字通り、人生を変えてしまうほどに。
暗く重たい話しではあるが、様々な層の人たちに"戒め"として観てもらいたい。
後は…字幕がなあ…意図するところは分かりもするがも少し工夫してほしい。
気が散って仕方がない。
今年度の主演男優賞を瑛太氏に捧げたい。
少年Aは今どうしているのか?
暗く暗く苦しい…。
まるで、深い闇の底を見ているような感覚でした。
登場する人は、過去にくらい闇を抱えている人達ばかり。
彼らはなぜここまで闇抱えて生きているのか。
疑問を解消するには、彼らの底なしの深い闇を覗き見るしかありません。
数々の殺人を犯した少年Aは、今何を思い生きているのか?
犯罪者の弟として生きる、元ジャーナリストの生き様。
交通事故により、幼い子どもの命を殺めてしまった男の父親の孤独な苦しみ。
生きる希望もなく彼氏の暴力に耐え続ける女。
この映画に登場する誰もが、過去に縛られながら生きているのです。
一度は人生を捨てた人間たち。
罪を償うために生きる男たち。
そこには、幸せも喜びも嬉しさも、禁止された絶望というなの孤独だけが存在しているように思いました。
深い深い底なしの沼の底には、希望の光なんて微塵もありません。
「希望」なんて淡い期待を抱くだけ、裏切られるだけ…。
喜び幸せなんて言葉を口にすることは、もう二度とないのかもしれません。
そんな悲しみのどん底に生きる彼らの姿をひたすらに追いかける2時間…。
救済も希望もない絶望的な状況の中、唯一感じられた感が一つだけありました。
それは「愛」するということ。
友を愛する事。
家族を愛する事。
恋人を愛する事。
妻を愛する事。
狂わされた人生でも、過去の罪を背負っていても、大切な人を愛したいという気持ちがあるなら。
信じられる愛があるなら、犯罪者も、被害者も、孤独から脱却できたら、もう一度人生をやり直すことが出来るかもしれません。
頼れる存在、愛する存在、掛け替えのない存在。
大切な存在を見つけられた時、止まっていた時が動き出す瞬間が訪れると信じています。
実際の少年Aは、何を思いこの世に生き続けているのでしょうか?
この映画のように、友達と笑って歌っているのだとしたら…。
それは、許されるのでしょうか?
ずっと罪を背負って生きていてほしいと思う自分もいますし、更生して少しでも世のため人もために生きてほしい気持ちもあります。
少しでも罪の意識があるなら、被害者遺族のために、生きてほしいと願います。
「家族」とは何か。極限の立場から問う群像劇。
【賛否両論チェック】
賛:家族や愛について、「罪」という切り口で問いかけてくる内容が印象深い。
否:様々な人間模様が雑多に入り混じっているので、鑑賞後にモヤモヤ感が残りそう。人によっては、観ていて不快感を覚える描写もある。
「元少年A」という本筋のストーリーはありますが、どちらかというと群像劇に近いような印象を受けます。かつて親友を亡くし葛藤し続ける益田や、家族を解散させることで息子の罪と向き合うしかなかった山内、過去につけ狙われ拠り所を求める美代子や、少年少女達を救おうとするがあまりに我が子との繋がりが見えなくなってしまう弥生。そして何よりも、決して許されない罪を犯した青柳健太郎の心の真実。
そうした彼らの慟哭から浮かび上がってくる、
「『家族』とは何か?『友情』とは何か?『愛』とは何か?」
といった普遍的な問いかけが、観ている側の喉元に突きつけられるような、独特の重苦しさがあります。
一方で、そんな様々な人間模様が一緒くたになっているがゆえに、観終わった後に心に残るものが少ないような気もしてしまいます。女性に乱暴するシーンや、そもそもの事件の猟奇性等、思わず眉をひそめてしまうような描写が多いのも気になるところです。
良くも悪くも重たい内容なので、思わず自分の生き方を考えさせられる作品といえそうです。
友罪って?
なんだろう?
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