さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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素晴らしい
愛を知っている人には、文句のつけどころのない作品です。
誰も愛したことがない人、子供を持ったことのない人、愛するものを失ったことのない人には決して分からない映画なので観ない方がいいですよ。
個人的には、ジブリの数段上をいく作品だと思ってます
改善して新しくしたのをもう一度見たいくらい勿体ない作品
映像、音楽、声優、話の設定はほんとに最高でした。前半はとても引き込まれる内容だったのですが、後半になると前半に設定した内容を壊すかのように話が右往左往していて何度も「え?なんでそうなるの?」っていう場面が結構ありました。たとえばエリアルが母マキアを守れるくらい強くなるために兵士になるって決めたはずなのに、戦争中にマキアと再開してその後にラングに会いに行っていいぞと言われたにも関わらずなんか別の理由言い出したり、レイリアが娘に会わせてってずっと言ってきていざ会うと抱きしめたりすることも無くお別れ。あと戦後のエリアルとマキアの別れのシーン。あそこキスまでいかなくても抱きしめ合うシーンくらい入れて欲しかった。別れが胸糞悪いよ。抱きしめ合うシーンだけでいいから足して欲しかった。とてもいい世界観でめちゃくちゃ好きなのにあともうひと押し足りなかった。
マキアが自分の人生を受け入れる物語
去年僕は80本近く映画を観てきたのですが、その中で1番好きな作品です。
素晴らしかった映画は数ありますが、その中でもやはりこの作品だけは譲れませんでした。
恐らく僕が今まで劇場で観た映画の中で一番泣いた映画です。
こんなに泣いたのは「グッド・ウィル・ハンティング」を観て以来かもしれないです。
単なる「泣けるアニメ」では無いです。
「泣ける映画」と言うと人が死んで悲しいだけで泣かそうとする作品が多いのですが
、この映画は観た後に「暖かい涙」を流せて「明るい気持ち」になれると思っています。
確かに「泣かせよう」とする演出や何度も観ないとわかりづらい設定も含まれていますが、それでもこのストーリーとキャラクターには引き込まれました。
似た設定の作品にクリストファー・ノーランの「インターステラー」がありますが、親子の年齢が逆転する設定をこの映画よりも深く強く描かれているのが特徴です。
長寿の主人公マキアの母親としての生きざまに強く心揺さぶられました。
拾い子のエリアルとは血の繋がりが無いことと、いつか自分の年齢を追い越して先立たれてしまうという切ない運命を受け入れる姿に観る度に涙が出ます。
ですが、この映画のテーマは「自分の人生の受け入れる事」だと思っています。
この映画はエリオルとの関係性を軸にマキアの半生を描いていますが、その人生がどんなに辛いものだったとしても、それを肯定的に受け入れる事が"幸せ"の一つなんだとこの作品から教わった気がします。
僕はこの映画を初めて観たとき、実は精神的に辛い状態にありまして、辛い過去に何度もくよくよしていました。
ですがこの映画を観て、過去に対して前向きに考えられるようになりました。
スタッフの皆さん、キャストの皆さん、
そして監督の岡田麿里さん、
改めてこの素敵な作品を作って下さって本当にありがとうございました!
何かなぁ
作画は凄く良い、キャラデザもあんまり誇張し過ぎなくてモブと主要がちゃんと判るくらい。
でもなぁ、ストーリーがなぁ...
掘り下げが少ないのと展開がポンポン変わりすぎて、置いてけぼりにされた...
正直泣けたのは犬が死んだシーンだけ
長い時の中で沢山の人と交流して、ってのが醍醐味(だと思う)なら、伏線もしっかり張って人一人の人生をしっかり視聴者に見せて、王道だから分かるでしょ?みたいな雰囲気を無くせば、凄く良い作品だったと思う
言っちゃえば幼稚、外見だけ取り繕った残念な作品
解釈はあくまで見る人に委ねるものだけど、投げやりは違うんじゃない?
大衆向きだとは思うけど、君縄とか聲の方がよっぽど良く出来てる
ヒットした作品の二番煎じ感半端ない
ほんとに最高の映画
作画も綺麗だし、曲も美しい。
この映画は色々な事を教えてくれる。
ひとつの感情に対しての映画ではなく、「寂しさ」「怒り」「愛情」など色々な感情が描かれている作品。
そして愛情に関しては、親子愛、恋愛など様々な表し方をされています。
親子とは何か、人の時とは何か、死とは何か、愛情とは何か。
とても考えさせられる映画です。
色々なキャラクターの物語があってすごく見入ってしまいました。
幼い頃から親がいないマキア。
そして、外の世界で出会った1人だけ生き残った子供のエリアルを育て愛していく。
幼い頃に親が死に、マキアに育てられたエリアル。
母親であるマキアに愛され、そして自分の子供を妻と愛していくと決めた。
エリアルの寿命が来ても、絶対に泣かないと約束したマキアはエリアルの最後を見た時、その約束を初めて破った瞬間にこちらも涙が出ました。
どうせオタク向けの映画だろうと思って劇場鑑賞をスルーしてしまったが・・・
序盤からハープ中心の美しい音楽と、透き通るようなイオルフの民の映像。わざとらしい説明もなく、長老ラシーヌがマキアに伝える一言一言が彼らの住む世界を教えてくれる。特に布を織るという民族性が幻想的な世界観を醸し出しているかのよう。
そんな平和な時間もレナトと呼ばれるドラゴンのような獣にまたがってやってきた軍に壊滅状態にされるのだ。生き残った少女マキア。森の中をさまよい、親を亡くしたばかりの赤ん坊を見つけ、エリアルと名づけて母親になろうとするのだった。この一方的な侵略戦争以外にも後半に戦争の描写がある。こちらはレナトが徐々に死に絶えていき、国も衰退していく様子を描き出していたが、長い年月を経験するイオルフの民にとっては一瞬の出来事だったのかもしれない。レイリアとクリムの悲劇も織り交ぜてはあるが、レイリアの母性も生まれてきた子が長寿ではないことで別れは必然であったのかもしれない。
戦争をはさんで描写される母マキアと息子エリアルの生活。努力するも、ラシーヌの言葉通り、人を愛してはならないことを痛感させられるのだ。歳をとらないマキア、人間の寿命を全うするエリアル。大切な人を看取ることは人間の社会ならば“順番”と諦めもつくが、異寿命の者同士ではわかっているだけに辛い。なんで息子が先に死ぬんだよ!と。序盤で犬が死ぬ場面が結末を予想させてはいたのだが、戦争が運命を変えるのでは?と忘れてしまっていた。レナトの絶滅も予測不可能だったし、かなり奥が深い物語になっていました。
思わず涙が溢れてしまったのは、エリアルに自分が老いさらばえて死んでいく姿をダブらせてしまったからかもしれないが、その老いを姿の変わらない母親が自分を看ていてくれるだけで幸せなのかもしれない。と、自分の過去や未来を想像してしまったからなのだろう。もしかすると、かなり大人向けのアニメ作品だったのかもしれない。
シラけた
エリアルの行動が残念すぎる。
エリアルはあれだけマキアに愛されたのに
マキアと敵対するかもしれない軍に
逃げ入って、それ以降疎遠になって
いきなり女子供作ってて、
は?って感じ。
で、マキアと再会したら
今度は行かないでって。
意味わからない。
一人っ子のわがままぼくちゃんやん。
すごいシラけた。
疎遠になってから再会までの間、
エリアルがマキアに対しての思いが描いてないから見てる側はなんのこっちゃって感じ。
マキアの為に!ってゆう愛はないのかいって
ツッコミたくなった。
マキアの為に生きてたと思いきや
まさかのディタwww
ないわ。
ミドやラシーヌのその後もよくわらないし、
愛も中途半端だし
キャラを雑に使いすぎだし
終わってみれば誰も報われてないし
なんか残念。
かわいそう(苦笑い)って感じでシラけた。
映像も声優もよかっただけに
ほんとシラけた。
ちょっと無理やりすぎかな。
クリムが可哀想だった。
最初はリア充のクリムシネと思いましたが
最終的にはレイリアに怒りがこみ上げた。
彼は何十年と一生懸命にレイリアの為に
傷つきながら国と戦い、愛する彼女が孕まされ、最後には子供のメドメルを抱きしめたいと拒まれイゾルに致命傷をうけ死んでしまい。とても過酷で残酷な運命だった。
マキアを巻き込んだ理由は、わからなかった。
が、マキアにも、もう一度説得してもらいたかったのかも知れない。
メドメルを抱きしめることなく、レイリアは
私を忘れろ私も忘れると言って勝手に去るのはおかしい。
これから大変可哀想な事になりそうなメドメルなのだが。それならクリムと一緒に行っても良かったはずなのに。
この話は、とにかく時間が飛ぶ。
だからこそクリムがずっと辛く悲しい運命が
酷すぎる
見た人は、クリムの死で泣かなかったかも
知れない。俺は彼の死で泣いた。
エリアルは、うざかったかな。
大人になって落ち着いたのはいいけど
母親と戦うかも知れないのに
兵士でいる理由がわからなかった。
今の居場所や仲間や嫁が大事だから?
その理由で母親と敵対するつもりか?
もはや、エリアルは好きじゃなかった。
感動はするが…
絵は綺麗だし設定も面白い。
主人公も周りの人も報われないことが多いので安心して見れるかは微妙なところ。笑
感動はした。ただ、展開が早い。
展開が早いというのもテンポが良いということではなく、登場人物それぞれに焦点を当てようとして誰も輝かないパターン。
深く共感できず、どのキャラクターにも感情移入しづらかった。
救われないストーリーだからあっさりにしたのかなぁ。
もっとドロドロでもよかったのでは。
それから長老様や他のイオルフのことなど、色んな要素を詰め込んだわりにその後は放ったらかしにされた要素も多かったのかな。
その辺も残念でした。
急流大河
感動はするが、作られすぎた世界の話なので、現実のメタファーにはならない。最後は感動のツボを押し過ぎのきらいがあり。織物にメッセージを託すアイデアは面白く感じる。しかし、織物に秘めたメッセージ性は届かなかった。この世界観で話を組み立てるには尺が足りない。
母
ファンタジーで悲しいお話でした!
1人で泣き虫の少女がある男の子の赤ちゃんを拾い、育てていく。けれど、種族の違いから少女は人の何倍も長生き…そのため、子どもが先にさよならをすることは確実。それでも、子どものことだけを思い一生懸命生きていく!
絵が可愛いのに内容はシビア。
展開が急すぎて視聴者が時々置いてけぼりになるけどそれでもいい映画だと思った
愛すれば本当のひとりになってしまう
別れはイオルフの民でなくても訪る。
実際に『こんな悲しいことがあるなら、出会わなければ良かった』と思うこともありました。
「愛すれば本当のひとりになってしまう」と教える長老が愛することを臆病になってしまった背景も気になります。
ただマキアのエリアルへの愛は純粋で一途で一生懸命で。
最後、マキアとエリアルのたくさんの思い出が綿毛となって飛んでいくシーン、とても感動しました。
別れは辛いばかりではない、それに尽きます。
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