善惡の刃
劇場公開日:2017年7月1日
解説
2000年に韓国で起こった薬村五叉路タクシー運転手殺人事件をベースにしたサスペンス作品。全北益山市でタクシー運転手が刺殺される事件が発生し、当初第一発見者とされていた15歳の少年ヒョヌが、ナイフを隠し持っていたために逮捕された。それから10年。刑期を終えて出所したヒョヌは、被害者遺族へ賠償金を支払うために作った多額の借金と盲目の母親を抱えて生きていた。度重なる敗訴により職にあぶれていた弁護士のジュニョンは、話題性のある依頼人を担当して一発逆転を目論み、ヒョヌに事件の再審を持ちかける。提案に乗ったヒョヌはジュニョンに「本当に人を殺していない」と打ち明けるが……。弁護士ジュニョン役を「ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆」「レッド・ファミリー」のチョンウ、ヒョヌ役を、「二十歳」のカン・ハヌルがそれぞれ演じる。
2017年製作/119分/韓国
原題:New Trial
配給:「反逆の韓国ノワール2017」上映委員会
スタッフ・キャスト
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いつものように事前に情報を入れないで観たのですが…これ、実話を基にした作品だったんですね。
それもつい最近の出来事って(; ・`ω・´)ナン…ダト!?
韓国って、ある意味凄いですね。
それはさておき、どのくらい脚色されているのか分かりませんが、実話を基にした作品としては、エンターテイメント性に富んでいますし、かなり面白く仕上がっていたと思います。
2020年11月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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弁護士が、少年に包み隠さず打ち明け、涙するラストシーンが、好きです。
カン・ハヌルは、演技が上手で思わずウルッ。
重いテーマだけど、見終わった時は感動が残るものでした。
2020年8月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
見応えはあるけどものすごくしんどい展開が続きます。
しかもこれが実話を基にした話とは。
警察も検察も弁護士も自分のことしか考えない連中ばかりです。
韓国映画でわりとよく見るパターンなので、実際もかなり腐敗した組織なのかな、と想像してしまいます。
この事件で逮捕された少年は再審で無罪判決を受け、現在は幸せになっているようなのでそこだけホッとしました。
他にも同じような冤罪で苦しんでいる人がいるのかな?いるのだろうな。
最後、弁護士がこの映画の締めに相応しいちょっとした演説をして希望の持てる終わり方をするのですが、ここに至るまでの展開が重苦しいため爽快感を感じられませんでした。
とはいえ、この苦味こそが韓国映画の醍醐味なのかもしれません。
2020年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
これがフィクションではないというのが韓国の恐ろしいところなのかもしれない。過去に観た韓国映画では相当良かった部類に入る。