検察側の罪人のレビュー・感想・評価
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なんでここの評価が低いのか?
ジャニーズ二人がでて、テレビでガンガン宣伝してるせいか年に1、2回映画館に来るようなライトな客層のせいか。ここの評価は低すぎ。
HEROみたいなすっきり感を求める人には現代日本への警鐘的メッセージや観客を戸惑わせる音楽はノイズに感じるのだろう。
セリフが早口で展開されるめ集中力が要求される前半、独特の編集は好き嫌い分かれるかもしれない。2度観れば作品の解答というか、メッセージが理解できるだろう。
原田監督がインパール作戦を引用したのは、そういう惨事を起こす体質がまだ日本に残っているという事と、正義の側にいる人間でも暴走してインパール作戦のような愚行を起こしてしまう可能性があるという事の両方の問題提起がしたかったからではないでしょうか。
インパール作戦のことを知っている人は「ああ、確かに」とメッセージを読み取るでしょうし、知らなかった人でもこの映画を見て気になって調べることがあればそれだけでも意義がある。
95年の米映画セブンが嫌いな人にはラストが忖度したとか胸糞悪く感じるかも。
どちらが正義か!?
脚本が残念
演技はいいが話の内容が・・・
なんだこれ
『映画のプロが驚いた』
『骨太な本格人間ドラマ』
『本物のサスペンス』
『激突する2つの正義、どちらに加担する?』
『二人の新境地』
本当にプロが驚いたのですか?
骨太な本格人間ドラマではないし、サスペンスにもなってないし、登場する全ての人物描写がぺらっぺら。
ぺらっぺらな上に、意味不明な必要ない描写が多く、ラブホのSM部屋、八嶋さん扮する弁護士事務所にもSM台のようなもの。しかも吉高由里子達がその台で戯れて笑う。
エキストラの女性検事やファミレスの女性店員、キムタクの奥さんと娘、八嶋さんの奥さん、告別式での女性の謎の舞、、、
監督は女性に対して偏見があるのでしょうか?
山崎努さん、八嶋さん、松重豊さんなど素晴らしい俳優さん達も、本当に勿体ない。
キムタクもニノも検事として正義を求めてるような描写も全くないので、加担するも何も、ただただ、キムタクとニノが演技してる、としか見えないので感情移入は出来ません。
キムタクもいつものキムタクだし、ニノは髪型も含めいつものニノ。
新境地??
クリント・イーストウッド映画に出て、ニノの中で何かが変わったのでしょうか。その後は演技がわざとらしく感じます。
それでも山田太郎ものがたりやブラックペアンは面白かったし、この映画は話題性もあり、予告が良かったので観てみたが、終始、なんだこれ、、、と思いながら観てました。
とにかく残念です。
クライマーズハイの監督だと後で知りました。この映画はとても素晴らしかった。
同じ監督とは思えません。。。
本当に本当に残念です。
もったいない??
豪華な俳優さん達も、「正義とは何か?」について考えさせられる原作も活かしきれていなくてもったいかな。。
ストーリー全体が中途半端な感じでした。あの原作を2時間で纏めるには無理があったのでしょうか。原作との多少の違いは仕方ないけど、【そこ変えちゃったら、この人の正義は成り立たないんじゃ⁇】と目がシロクロしたり。話の筋に対して意味不明な演出にも違和感しか感じませんでした。
見どころは俳優さん達の演技力でしょうか?ニノさんは迫力があって、私の中の沖野のイメージに近かったです。松重さんの諏訪部、痺れました。ところで、木村さんは何を演じても同じに見えるのは気のせい?
むむむ
冷たい言い方になってしまうが、この映画のどこに価値があるのだろう?
主人公は自殺した友人から政治家?の巨悪を糾弾する資料を託されるほどの正義感の強い検事と思われる。思われると推測で書いたのは、上記以外にそれを示す描写はないから。その説明不足な状態で、「公をよくしたい」という正義感と私憤の間で揺れ動く主人公なんだ。その気持ちを追体験しろ、と言われても無理です。
結果的に「あのキムタクが、ただの悪人の役を演じる?」という話題だけの映画になってしまった。二宮さんも吉高さんも周囲は頑張っていたのに、主人公への感情移入が全く出来ない中では、何も届かなかった。
おそらく、原作の醍醐味を2時間に詰め込むことが無理だったのだろう。もちろん、キムタクが悪いわけではないし、脚本や監督が悪いわけでもない。
映画には、こういう不幸なことが時として起きてしまうという話なのだろう。
あと、私見ですが、画面、不必要に暗い。ATGか。
雫井さんの原作がつまらないわけはないと思うので、あらためて原作を読んでみよう。
9/17追記
上では勢いで書いたので、少し冷静に考えてみる。
クライムムービーだろうか? 主人公が破綻しないクライム?
キムタクの中での葛藤? 果たして彼は葛藤したのだろうか。正義の判事として巨悪を裁く意志。友人を殺した相手と信じた男を厳罰にしなければ済まさない。たとえ冤罪を引き起こしてしまうリスクがあったとしても俺はやる、というもうひとつの意志。それなのに、俺には、彼の迷いが全く感じられなかった。彼の中で、この二つの正反対の強い意志に矛盾を感じたり、葛藤したようにはどうしても思えなかった。正義と冤罪を当たり前のこととして、矛盾も感じず平然と行う(異常な性格の)主人公木村さんと付き合って、(普通な性格の)二宮さんが驚く、という映画? それって、変わってる人の映画?
以上、少し冷静に考えてみようと思ったが、やっぱり俺には、どういう映画なのかわからないや。
これぞ映画
オープニングのスタイリッシュな映像と音楽でゆっくり日常をはなれ映画の世界へ、冒頭の研修シーン、大窓の揺れる緑が美しいです
そして早口で語られる多量の情報に頭の中はぐるぐる高速回転しつつ、沖野が松倉を追い込むシーンで緊張感マックス、そのまま様々な出来事が同時並行して最後まで一気にひきこまれ、緑の中での沖野の咆哮で終わります
多くのエピソードが2時間の中にギッチリ破綻なく詰め込まれていて、視点があちこちにいき、その都度心がゆさぶられるので、それもまた楽しめました
シリアスとエンタテイメント兼ね備え、映像の迫力、俳優たちの密度の高い演技の応酬、映画ならではの贅沢で充実した2時間でした
キムタクの抑えた目の演技もよく、二宮さんの計算された狂気の演技もすばらしかったです
そして悪役三人の演技巧者との相乗効果で高い緊張感がはりつめていました
新米検事の沖野が老獪な諏訪部にくらいついていくシーンは、俳優松重さんが俳優二宮さんを試すような、その演技の応酬自体を楽しんでいるような感じがして、あそび心のある好きなシーンです
残念
原田監督に失念。
肝心な部分がふわっとしてる
最後まで中弛み無し!
原作の大ファンだったので、映画化されると知った時は歓喜しました。ただ、最上役を木村拓哉さんが演じるのはありかな?と思いましたが、沖野役を二宮和也さん…?正直私のイメージとは違うな、と感じました。でも、実際に観賞して二宮さんの演技力に圧倒され、沖野は、彼で正解だなと納得しました。ラストが原作と違うところ、橘が出版社と繋がっていて最上を探っていたり、最上の妻子の描き方等に多少の不満がある…、また全体的に癖の強い演出に違和感を覚えたので、星4つです。でも、迫力があり、ラストまで一気に魅せてくれました。原作ファンの私でも大満足の出来映えです。
制作側の罪人
キムタムでもない、ニノでもない、吉高でもない、その作品の罪人は…
監督はなんせあの「ガンヘッド」を撮った人だ。まだ若かった私が初めて、産まれて始めて、観て後悔をした作品なんです。だから正直なぜ、こんな巨匠扱いされているのか、分からないんです。皆さん何か好きな作品あります?「関ヶ原」?「日本でいちばん長い日」?「クライマーズハイ」?「あさま山荘」?「金融腐食列島」?どうですか?どれもこれもでしょう…ほとんど役所広司に助けてもらっている感じですよね。だから、私には未だに「ガンヘッド」の監督なんです。その彼がまたやってくれました…とにかく原作にないものが全て無駄。最上の禅・コレクション、沙穂の積極性・別の顔、丹野の正義・妻との関係、千鳥の存在、諏訪部&運び屋の活躍、白川の意味のなさ、松倉のモンスター性、沖野と沙穂のラブホテル、意味のわからないダンス集団、戦争のくだり、高齢者ドライバーの事故、そして何より忖度しまくったラスト、あれではそれぞれの正義が全く通じず、沖野の絶叫が意味をなさない…挙げればキリがない…それ程ジャニーズに忖度MAXしないといけないのであれば、別の人で撮って欲しい。やはり所詮「ガンヘッド」の監督ですわ…
映画では、ムリがあったかも
二宮さんが素晴らしい演技
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