彼女の人生は間違いじゃない

劇場公開日

彼女の人生は間違いじゃない
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解説

「さよなら歌舞伎町」「ヴァイブレータ」の廣木隆一監督が、出身地の福島に暮らす人びとを描いた処女小説を自身のメガホンにより映画化。仮設住宅で父と2人で暮らすみゆきは市役所に勤務しながら、週末は高速バスで渋谷に向かい、デリヘルのアルバイトをしている。父には東京の英会話教室に通っていると嘘をついている彼女は、月曜になるとまたいつもの市役所勤めの日常へと戻っていく。福島と渋谷、ふたつの都市を行き来する日々の繰り返しから何かを求め続けるみゆき、彼女を取り巻く未来の見えない日々を送る者たちが、もがきながらも光を探し続ける姿が描かれる。主人公みゆき役に「グレイトフルデッド」「日本で一番悪い奴ら」の瀧内公美。父親役の光石研のほか、高良健吾、柄本時生、篠原篤らが脇を固める。

2017年製作/119分/R15+/日本
配給:ギャガ

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(C)2017「彼女の人生は間違いじゃない」製作委員会

映画レビュー

4.5じわじわと来るタイプの感動

Jolandaさん
2021年5月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

幸せ

衛星で部分的にチラ見していたのを、やっとこさ冒頭からラストまで鑑賞。

なんだか、こう、、良質なプロレタリア文学作品を読みきった後のような、不思議な爽快感がありました。

監督の作品は「ヴァイブレータ」「さよなら歌舞伎町」に続き、おそらく三つ目。
DVD特典のスタッフプロフィールで知りました、監督が自分の親とタメだということを。そして、もともとピンク映画出身の人だということを。

確かに性愛の占める割合が大きいな、とは思ってた。
今作品はテーマがテーマなのでエロ描写少なめ。「さよなら~」とかと比較すると、かなり少なめ。
けれど、エロと向き合ってきた人が作った映画というだけで、デリヘル嬢が主人公の映画でも、信用できるというか。興味本意でネタにしていないことがわかる。

風俗嬢には「自分ぶっ壊し願望」がある人が多い、という話を聞いたことがある。
気持ちは分からないでもない。この映画のみゆきも、そうだったのかもしれない。母は他界し、補償金は父親のパチンコ台に吸い込まれていく日々。週末、渋谷という別天地に繰り出して全てをぶち壊すことで、現実からの逃避を試みていたのだろう。

廣木作品の好きなところは、淡々としていて説明が少なく、感情に溺れないところ。
東京の人間との間にも齟齬はあるし、まだまだ問題は山積している。でも、ちょっと嬉しいことがあって頬の緩むような日もある。そういうことの積み重ねで、人は前に進んでいく。それは何でもないことのようでいて、実はとても凄いことだ。

デリヘル本社の窓から飛び降りた女の子の為に、花を供えて手を合わせるみゆき。喪失を経験した人間は、喪失に対して敏感になれる。

「ヴァイブレータ」というロードムービーで魅せた監督、「さよなら~」でも本作でも、高速バスのシーンがいいですね。
淡々とした日常のシーンから一転、雄大な景色が開かれる。けれど同時に流れてくるのは、胸に迫るような扇情的な音楽。

ミッシングピース(観てないシーン)を埋め、最後まで観て、「ちゃんと観といてよかった」と思いました。「好きな監督の名前」、一個増やします。

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Jolanda

4.0いい映画だった

asaさん
2021年2月20日
PCから投稿

いい映画でしたね。

どうせピンク映画なんでしょう?と思って見るのをためらった
どうせ評価低いんでしょう?

でもなぜかおすすめに出てくるから見ることにした。

結論、いい映画でした。
ピンクっぽいのに全然エロくない。そして見て後味が悪くなる瞬間が一瞬たりともない。待てよ、この写し方絶対死亡フラグじゃんというときも、安心してほしい。

とにかく写し方が丁寧でしたね。
様々なキャストが出てくるけどどれも良かった。
特に、「母ちゃん、寒いだろ」のシーンは自然と涙がこみ上げてきた。
「〇〇さん、笑って」からの写真展も良かった。

福島のお話。きっとあのときの状況を振り返りながら見るのだろうと思うが、僕は割と近い地域だったので共感してみる事ができた。

最後にかけて希望と歩みが見えていい作品だと感じた。

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asa

2.0間違いか否か。

2021年2月10日
iPhoneアプリから投稿

「彼女の人生は間違いじゃない」と思いたい、が正しい題ではないか。
彼女自身が間違いと気付いていて、且つ間違いでないと思いたい、のではないか。
撮る側と観る側が勝手に間違いか否かを決めてしまえない、がテーマではないのか。
不遜、な気がする。
力演だが。

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きねまっきい

3.0明日は我が身

2021年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

人それぞれの人生があるのを、改めて実感しました。

被災者に限らず、特に女性は子犬などに愛の行き場を求めている
と感じます。

瀧内久美さんの、全裸で足を開いて、悲しく泣くシーンは女優魂とでも
言うのでしょうか。

感服です!

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タクロー
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