孤狼の血のレビュー・感想・評価
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ヤクザが頭が悪すぎでは。
すぐ騒ぐし我慢できないしあんなに頭悪かったらヤクザやってられないのでは。
残酷描写も最初だけであとはあんまり緊張感もないし。
なんで素人殺しちゃったんだろ。話の展開にちょっと無理があるような。
山上の人物描写も薄いしひとり空回りしてるみたい。
みんな力みすぎ!
あんな都合のいい女いないよと思ったら最後落ちがあったのであれは良かった。
ギトギトでいきますけん
波しぶきOPから暴力団抗争を述べる堅いナレーションの声。バリバリの東映テイストで嬉しくなる。血生臭さ・汚さもしょっぱなから全開。こういうのをやります!という宣言だ。舞台は広島で主役は刑事側。お決まりのバディ展開と見せて…というね。
顔出し的な豪華キャストも東映的。暴力映画の流れを止めやしないぜ! と言わんばかりの作りがたまらん。噂に違わず松坂桃李は熱演。彼の熱さと映画がシンクロしてた。実に良かった。
バディ映画として好みすぎる作品
1人の金融屋が姿を消した。異常な捜査を行うマル暴の大上と新米刑事の日岡は暴力団が抗争を続ける広島を駆けるが…。
松坂桃李目的で鑑賞。警察映画+極道映画な内容で捜査とバイオレンス両方の楽しみがしっかりある。終盤の展開が好みすぎるので続編の製作が何より嬉しいです。
孤狼の血
原作既読。
音楽、テンポ、キャストは良い。
本来は、警察✖️ヤクザの映画だと思う。しかし広報で、ヤクザを前面に出し過ぎた気がする。
しかしながら、面白かった!
役所広司がやはり良い。
松坂桃李も頑張っていた。
日本映画の誤り・・安っぽさ
そもそもの日本映画の誤りは、先日の日本アカデミー賞なるものにあらわれている。役所広司が主演で、松坂桃李は助演、それで賞がとれるなんて、お笑い沙汰だ。
その内容は、民法の2時間ドラマで十分な内容だが、場面によってはテレビでは放映できないため、映画になったのだろう・・・ぐらいにしか理解できない。
せっかく後半残り30分から盛り上がるべきものが、登場人物、役者が安っぽいため、なかなかクライマックになりきれない。見所がグロ・・というだけでは、あまりにも残念だ。
まずは・・・もう少し、広島弁を使えるんようなってから撮って欲しい思うんちょるんじゃが・・。
もう少し真剣に映画作りを行えないものか。
昭和ヤクザ映画リバイバル
目新しさは全くなかった。しかし外しているところも特になく、役所広司がいい演技していた。
ヒロインの薬剤師は演技がヘタクソで一人浮いてた。あとクラブのママも何ヶ所か演技がデカかった。
それからBGMがクソ。もう少しなんとかならんかったのか。酷すぎ。
わしは広島弁が大好物じゃけ、こういう広島弁のヤクザ映画は大好きなんじゃ。
関東というか東京周辺出身の人は、田舎がないし、方言もないから、そういうものにあこがれてる傾向がある。
方言は大好物だけど、関西の人の関西弁みたいに、これ見よがしにしゃべられても、ちょっと引くところがあってあまり好きではない。
ヤクザ映画は関西弁のものが多くて、合ってはいると思うけど、関西弁は漫才師の使う言葉というイメージがあるから、いまいちかっこよくない。
東京弁の方がかっこいいけど、ヤクザ映画にはあまり合わない。
ザックリだけど、東北地方や、九州沖縄地方の人は純朴で柔順なイメージがあるから、方言がヤクザ映画には合わない。
方言全部知っているわではないけど、考えてみると、強そうで尚且つかっこいい方言といえば広島弁かな?という感じがする。
映画ファンならだいたいそうだと思うけど、深作欣二監督の「仁義なき戦い」シリーズが大好きなせいもあって、広島弁のヤクザ映画は大好きです(”仁義”以外はあまり見たことないけど・・・)。
この映画の場合は、台詞を復唱しながら見ていて、別に役者さんでもなんでもないんだけど、台詞のある役ならなんでもいいので、とにかく出演して広島弁しゃべりたいような気がしてしょうがなかった。
原作は読んでないけど、映画的には「仁義ない戦い」になんとかひっかけて、観客の心をつかもうとしているのがありありとわかった。
音楽もあの名曲にちょっと似せている感じだったし、最初に出てくる東映のマークも最近のものではなくて、昔の熱海の岩に波が当たるやつで、さらに色あせた感じになっていた。
最初の冒頭部分だけだったけど、「仁義」みたいにハンドカメラで追っかけていって、揺れながら撮っているシーンもあった。
時々入るナレーションもまさにそんな感じだった。
外形はそんな感じだったけど、中身は当然ながら全然違っていて、ヤクザというより刑事が主役で、映画でいうと同じ白石監督の「日本で一番悪い奴ら」に近い感じだった。
主役は悪いんだか悪くないんだかよくわかない刑事役の役所広司さんで、その助手で広島大学出の新人刑事が松坂桃李さん。
人気、実力的にしかたないのかもしれないけど、この配役は非常によくないような気がした。
この二人が出てきた時点で、先がだいたい読めてしまうし、二人とも”いい人”のイメージが強いので役に合わない。
この二人の役は、いかにも悪そうなイメージで、何をするかわからないような人、できれば広島出身の人がよかった。
他に竹野内豊さんや江口洋介さんもヤクザの幹部役で出てくるんだけど、この二人も全然ヤクザに見えないイケメンでよくなかった。
役に合ってたのは石橋蓮司さんぐらいだったかな・・・?。
女性客目当てなのかもしれないけど、ここはそれなりの人にしてほしかった。
面白かった!
冒頭の豚のシーンを見たときにこの映画見ることできるかな(笑)?と不安になりましたが、最後まで楽しむことができました。一人一人の人間性が描かれて意外と胸にくるものがありました。演者さんみんな上手でカッコいい!ネイティブからしても広島弁が上手!役所広司ってやっぱすごい。また役所広司(ガミさん)の正体がわかった後の松坂桃李も上手でした。
また、広島在住のため見たことある風景が出てくるたび、興奮してました。広島のローカルアナも出てくるし。目を覆いたくなるような場面がたくさんでてくるので子供さんと見るのはオススメできませんが、明るい時間帯に楽しくみてもらえたらと思います。
ゾクゾクした
演技の迫力にゾクゾク!
最後まで夢中になって観れた。
松坂桃李、今まで良いと思ったことなかったけど、これはとても良かった!
映画賞とかも獲ってるけど、納得です。
本当に素晴らしかったです。
そしてもちろん、役所さん!
すごい演技!
見応えたーっぶりの作品でした!
円熟の役所広司と成長著しい松坂桃李
松坂桃李は、二枚目であることに執着せず、役者業に真摯に取り組んでいて、好感をもつ。
この映画は、ヤクザ同士の抗争を背景に、ある特殊な刑事の生きざまを描いたサスペンス活劇である。
「仁義なき戦い」シリーズが引き合いに出されているが、広島ヤクザ抗争が舞台なのであえて模倣した表現はあるものの、全くテーマは異なるので、その辺は要注意。
形式としては、
アウトローなベテラン刑事が真面目な新人刑事の教育係となって捜査を進める、バディ・ムービーだ。
教育係はルール無用の不良刑事のようで実は正義漢だった。
新人は、最初は反発しながらも徐々に先輩の行動の真相を知り、理解者となって成長を遂げる。
と、全くセオリーどおりだ。
ところが、この映画はセオリーを下敷きにしながら、ヒネリを効かせて独自の世界を構築している。
伏線が巧妙で、終盤に縺れた糸を一気に解いていく見事な構成。
登場人物のキャラクターが、それぞれの役者の魅力もあって面白い。
ヤクザ達のキャスティングは意表を突いているが、皆はまって見えるから不思議だ。
見馴れたヤクザは石橋蓮司だけ。
新人刑事松坂桃李は、県警からある使命をもって所轄に送り込まれているのだが、
これが巨悪というほどでもない中途半端な点が物足りない。
だが、これも滝藤賢一のキャスティングが効果をあげている。
最後に松坂が突きつけるしっぺ返しも、県警幹部を脅かすほどの材料なのか?と、疑問ではあった。
レビューの評判と賞レースを見て
レビュー程グロくは感じなかったし、松坂桃李がここ何作かでイメージが変わってきたかな(^ー^)良かった
あの当時はこう言った話はガチであったんだろうなぁと思いながら、広島弁が雄臭くて好きw
面白かった
役所アレルギーの私が、TSUTAYAの策略(新作・準新作5本1000円)に乗せられてつい借りてしまった本作。
役所広司の暑苦しさはいつものことながら、本作に限って言えばこれはこれで良かった。
松坂桃李、最近一皮剥けた感があって注目してる。
中村倫也もこれまたイッちゃってていい。
とりあえず観終わった日の夜は、夢の中でも映画の内容がグルグル廻っててほとんど眠れなかった。
こんな強烈な映画、凶悪以来だなと思ってたら同じ監督だったのね。納得。
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