「アイリッシュマン」を配信している動画配信サービス(VOD)
「アイリッシュマン」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「アイリッシュマン」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「アイリッシュマン」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| 見放題 | 月額890円~ | 今すぐ見る |
「アイリッシュマン」の配信サービス詳細
おすすめポイント
Netflix (ネットフリックス) で映画やドラマをオンラインでストリーム再生! スマートテレビ、ゲーム機、PC、Mac、モバイル機器、タブレットなどでお楽しみいただけます。
配信形態
見放題
無料期間
なし
月額料金
広告つきスタンダード890円/スタンダード1,590円/プレミアム2,290円
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※広告つきスタンダード・スタンダードは同時に2台、プレミアムは同時に4台の対応デバイスで視聴可能
支払い方法
クレジットカードとデビットカード(Visa/MasterCard/American Express/ダイナース/JCB)、バーチャルカード、プリペイドカード(Visa/MasterCard/American Express/JCB)、Netflixプリペイド・ギフトカード、 モバイルウォレット(PayPay)、パートナー経由
映画作品数
3,100本以上
ドラマ作品数
1,900本以上
アニメ作品数
400本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説・あらすじ
「タクシードライバー」「レイジング・ブル」など数々の名作を生み出してきた巨匠マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロが、「カジノ」以来22年ぶり9度目のタッグを組み、第2次世界大戦後のアメリカ裏社会を生きた無法者たちの人生を、ひとりの殺し屋の目を通して描いた力作。伝説的マフィアのラッセル・バッファリーノに仕えた実在の殺し屋で、1975年に失踪した全米トラック運転組合委員長ジミー・ホッファをはじめ、多くの殺人事件に関与したとされるフランク・“アイリッシュマン”・シーランをデ・ニーロが演じるほか、ジミー・ホッファ役のアル・パチーノ、ラッセル・バッファリーノ役のジョー・ペシと、ハリウッドのレジェンド級俳優が豪華共演。第92回アカデミー賞で作品賞や監督賞のほか、パチーノとペシがそろって助演男優賞にノミネートされるなど、9部門10ノミネートを果たした。脚本は「シンドラーのリスト」「ギャング・オブ・ニューヨーク」のスティーブン・ザイリアン。Netflixで2019年11月27日から配信。日本では第32回東京国際映画祭のクロージング作品としても上映。配信に先立つ11月15日から一部劇場にて公開。
レビュー

NOBUさん
投稿日:2020-02-23
”全米トラック運転手組合”に所属する一人のアイリッシュ系ドライバーが、知恵と、胆力と、人間観察の鋭さで、労働組合の”表と裏”の活動に深く関わる姿を、1970年代アメリカの政治、事件と絡ませて描き出す。
1960年から70年代のシーンはスコセッシ節炸裂である。
彼の体内に流れる、”イタリア移民の血”が画面のあちこちに描かれているのだ。
ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)を始め、ほぼ実在の人物を次々に登場させながら、物語は1950年後半から1980年初頭までのフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)の生き様を重厚に描く。
観客に分かり易いように、ワンシーンのみ出演人物の末期がテロップで
流れるところも斬新である。
ご存知のように、”全米トラック運転手組合”はジミー・ホッファが委員長に就任後、マフィアとの関係性を深め政治にも圧力をかける程の存在になっていく。
(今作では、ラッセル・ブファリーノ(ジョー・ペシ:有難うございます。出演してくれて・・。)が代表的存在として、重要な役を担って登場。)
冒頭の老人ホームで語るフランク・シーランの姿から、一気に1950年代にシーンは飛び、ラストは再び老いたフランクシーラン(しっかりと、、”全米トラック運転手組合 チーム・スターズの帽子を被っている・・。”)にFBIが問いかける姿及び彼が愛娘に会いに行くも・・のシーン、告解するかと神父に優しく言われても微笑むシーンで幕を閉じていく・・。
この両シーンがあることで、今までのスコセッシ作品とは趣が違う作品と思ったのは私だけではないだろう。
(それにしても、30年間の人間の姿の変容を表したCGには、驚く)
フランク・シーランは何故に、ジミーに対して”ペンキ屋”の仕事をしたのか?
様々な意見はあるだろうが、私は
”自らが命を掛けて守り、育ててきた愛着ある組織”
を守るため。そして、それが盟友ジミーに対する敬意だとフランクは考えたのでは、と思った。
が、結果的にジミーと親しかったペギーとは絶縁状態になるし(娘は嗅覚が鋭いのだ・・)、組織自体も時代の流れに逆らえず、穏当な組織になっていく。(映画では描かれていない、が老いたフランク・シーランの姿を見れば分かる)
<アメリカ近代史と巧みにリンクさせながら、実在の人物をメインキャストに据えつつ、アメリカの暗黒部分の時代の流れに巻き込まれた人々の生き様、死に様を冷徹に描いた作品。
名優たちの姿を、大スクリーンで観る僥倖を味わえた実に豊饒な時間を堪能した>
ー 今作は、有る方の素晴らしいレビューを拝読して以来、ずっと観たかったのだが、時間的、物理的、地域的な制約のため、鑑賞時期が随分遅くなってしまった。が、それが良かったのかもしれない・・。ー
1960年から70年代のシーンはスコセッシ節炸裂である。
彼の体内に流れる、”イタリア移民の血”が画面のあちこちに描かれているのだ。
ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)を始め、ほぼ実在の人物を次々に登場させながら、物語は1950年後半から1980年初頭までのフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)の生き様を重厚に描く。
観客に分かり易いように、ワンシーンのみ出演人物の末期がテロップで
流れるところも斬新である。
ご存知のように、”全米トラック運転手組合”はジミー・ホッファが委員長に就任後、マフィアとの関係性を深め政治にも圧力をかける程の存在になっていく。
(今作では、ラッセル・ブファリーノ(ジョー・ペシ:有難うございます。出演してくれて・・。)が代表的存在として、重要な役を担って登場。)
冒頭の老人ホームで語るフランク・シーランの姿から、一気に1950年代にシーンは飛び、ラストは再び老いたフランクシーラン(しっかりと、、”全米トラック運転手組合 チーム・スターズの帽子を被っている・・。”)にFBIが問いかける姿及び彼が愛娘に会いに行くも・・のシーン、告解するかと神父に優しく言われても微笑むシーンで幕を閉じていく・・。
この両シーンがあることで、今までのスコセッシ作品とは趣が違う作品と思ったのは私だけではないだろう。
(それにしても、30年間の人間の姿の変容を表したCGには、驚く)
フランク・シーランは何故に、ジミーに対して”ペンキ屋”の仕事をしたのか?
様々な意見はあるだろうが、私は
”自らが命を掛けて守り、育ててきた愛着ある組織”
を守るため。そして、それが盟友ジミーに対する敬意だとフランクは考えたのでは、と思った。
が、結果的にジミーと親しかったペギーとは絶縁状態になるし(娘は嗅覚が鋭いのだ・・)、組織自体も時代の流れに逆らえず、穏当な組織になっていく。(映画では描かれていない、が老いたフランク・シーランの姿を見れば分かる)
<アメリカ近代史と巧みにリンクさせながら、実在の人物をメインキャストに据えつつ、アメリカの暗黒部分の時代の流れに巻き込まれた人々の生き様、死に様を冷徹に描いた作品。
名優たちの姿を、大スクリーンで観る僥倖を味わえた実に豊饒な時間を堪能した>
ー 今作は、有る方の素晴らしいレビューを拝読して以来、ずっと観たかったのだが、時間的、物理的、地域的な制約のため、鑑賞時期が随分遅くなってしまった。が、それが良かったのかもしれない・・。ー
鑑賞日:2020年2月21日 映画館で鑑賞
コメント(2件)
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