泥棒役者

劇場公開日:2017年11月18日

泥棒役者

解説・あらすじ

「関ジャニ∞」の丸山隆平が映画単独初主演を務めたコメディ。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、人気アニメ「TIGER & BUNNY」などで知られる脚本家の西田征史が2006年に作・演出を手がけた同名作品を映画用にリライトし、自身の2作目となる監督作品としてメガホンを取った。かつて金庫破りとして泥棒稼業に足を踏み込んでいた大貫はじめ。今では足を洗い小さな町工場で真面目に働き、恋人の美沙と幸せな同棲生活を送っていた。しかし、刑務所から出所したばかりのかつての泥棒仲間だった畠山則男に「美沙に泥棒だった過去をバラす」と脅されたはじめは、則男とともに泣く泣くある豪邸に泥棒に入る。忍び込んだ豪邸で「豪邸の主人」「絵本作家」「編集者」と次々と別人に間違えられるはじめは、泥棒であることがバレたくない一心で間違えられた役柄を必死に演じることとなるが……。はじめ役を丸山、恋人の美沙役を高畑充希が演じるほか、市村正親、ユースケ・サンタマリアらが顔をそろえる。

2017年製作/114分/G/日本
配給:ショウゲート
劇場公開日:2017年11月18日

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(C)2017「泥棒役者」製作委員会

映画レビュー

3.5 舞台劇が原作ゆえの閉塞感とわざとらしさを楽しめるかどうか

2017年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

西田征史監督が作・演出の舞台劇を自ら映画化したとのことで、物語の9割は絵本作家が住む一軒家の中で展開する。さらにそのほとんどは一階の居間か二階の作業部屋で進行するので、ある種の息苦しさ、閉塞感は否めない。映画的な美しい引きの絵、心を打たれる構図に乏しいのだ。だがこうした演劇的な空間を好ましく思う人もきっといるはずで、好き嫌いが分かれるところだろう。

出自が舞台劇ということでもう一つ、笑いのネタが大ぶりで分かりやすい。言い換えると大仰でわざとらしい。泥棒に入った主人公が別人に間違われてその人物を演じることになるというパターンの反復なので、この演劇的な笑いにうまく乗れたらずっと楽しめるだろうし、普通そんな勘違いしないでしょうと鼻白むと結構つらい。主人公のやむにやまれぬ〈演技〉を含め、俳優たちがそれぞれ無理して張り切っている感じも演出意図だとは思うが、居心地の悪さが残り続けるのも確かだ。

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高森郁哉

2.5 ほっこり観れる映画です

2026年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

癒される

ほぼ全て家での撮影なので舞台みたいで良かったです。(小並感)

所々クスッと笑える要素があり。

勘違いで間違われた丸山君がウソにウソを重ねて、ラストはどうなるのかと思って見てましたが、上手く収まってたように思えます。

市村正親さんとユースケ・サンタマリアさんの演じるキャラに救われた感はありますが、他の人達のキャラ設定もよく出来ていたと思います。

ただ帰国子女の設定で英語が話せるのはあんまり必要なかったようには思えました。

なんてことのない日にボーッと観るにはすごく適した映画だと思います。

追伸、高畑充希のホットパンツのムチムチさが良き

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あの巨匠!安岡 遊次郎

3.0 前半だけで十分泥棒

2026年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

前半はテンポのよい、痛快で巧妙なコントに引き込まれた。中盤から少し勢いが欠けてしまったが、まあ、前半だけでも十分楽しめた。

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taki家の映画日記

4.0 映画的な表現を大切にした、舞台の映画化作品

2025年8月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

一緒に見ていた妻が「あれ?これ前に見たことあるよ」と言い出した。
座組には既視感があったし、妻いわく「見ながら“演劇っぽいね”って言ってたよ」とのこと。でも、内容だけでなく、見たことすら覚えていない自分が怖い…。

という訳で2度目の鑑賞だったが、面白い映画だった。
誤解が誤解を呼ぶ、ハラハラドキドキで押しながら、途中からは結構泣かせる場面もあって、終わって見れば、それぞれ足りない部分があるからこそ、人って愛すべき存在なんだなと感じさせられる。
登場人物一人一人に気持ちを寄せられるし、ストーリーとしても、広げたものを終末でキチンと畳む展開がよかった。

映像的には、ファーストシーンから高畑充希登場までの表現のスマートさもよかった。かわいい手描きの新しい表札がくっつけられたドアがアップになるだけで、実際に高畑充希が映る前に、2人の関係性や人間性までわかる。
舞台作品の映画化というのは確からしいが、いわゆる演劇らしい屋敷内のワンシチュエーションのやり取りに対して、屋外のシーンはあえて解放的にして、ちゃんと映画的な表現を大切にしようとされていることが伝わってきた。

個人的には、最後、ちょっと説明しすぎて野暮ったくなってしまったと感じたが、それは広げたものを畳む行為の一つなので、これでスッキリという方も多いかもしれない。

片桐仁ときたろうの舞台版も観てみたくなった。

<追記>※ここから内容に触れます。

宮川大輔も高畑充希も片桐仁演じる隣の高梨も、映画版で加わったキャラクターとのこと。
それらがなければ、「キミとまた」ですっぱりと終われたのに、追加キャラが、追加の2エピソードとエンドロール後の描写が必要になる原因になってしまったのではないか。そう思うと残念な気持ちになる。

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sow_miya