バイバイマンのレビュー・感想・評価
全24件中、1~20件目を表示
シリーズ化?
「言う、考える」という回避不可避な方法で人々を苦しめるバイバイマン。都市伝説的キャラクターであり、猟犬まで連れているというビジュアルの高さ。素晴らしい。設定は近年の行動制限系のホラー作品の良いところを取った様な作品だ。だが、きちんと伏線が張られており、まるっきりの二次創作では無いことは見て取れる。冒頭の散弾銃での虐殺シーンから一気に引き込まれ、あっという間にクライマックスへと続く。流れるような展開の中で次第に明るみに出る真実など、よく練られた構成だった。
スラッシャームービーを想像してしまうが、残虐描写に頼ること無く、サスペンスを重視したストーリーである為、鑑賞前と後では大分印象が違い、また観返したくもなる。
個人的に残念なのが、設定は非常に良いが、ホラー作品としてのインパクトがかなり薄く、全体的にあっさりとした味付けな所だ。背筋の凍る珠玉のホラーを観たいときには本作は向かない。
基本はサスペンスの為か、「怖い」シーンは少なく、ドキッとする様な事もなくラストまで続いたが、かといってサスペンスを大いに楽しめるまでの物でもないため、やや中途半端な印象だ。
続編が出来そうなラストなのだが、今後の展開があるとして、だんだん面白くなっていくか、平行線か、つまらなくなるかは微妙な作品だ。いずれにせよ、ヒットすれば製作されるだろう。
バイバイマン
レビュー
バイバイマン その名前を言うとバイバイマンに取り憑かれ 死に至る ...
本体より気持ちの問題。
その名前を知ってしまえば最後、精神まで取り憑かれ幻覚を見、死ぬ事になる。
あれか、ヴォル◯モートか…何か見た目も似て…って違う。違うんだけどヴォルデ◯ート。
主人公達が感じるのはバイバイマン本体に対する恐怖というより、3人がそれぞれ幻覚のせいで疑心暗鬼になり、借りている家の元持ち主による過去の凄惨な殺人事件を探るうちに取り憑かれた人間が起こした行動に恐怖を感じていくというストーリー。バイバイマンはきっかけにしか過ぎない。
そのせいで、ホラー映画の類としては個人的にはあんまり怖くなかった。幻覚のせいで酷い目に遭わされる友人は可哀想になったが…。
気になってしまうのは、広げた風呂敷が回収されないところ。バイバイマンが連れてる犬は結局何だったのかすら。
若者ながら助け合うために奮闘し、頑なにバイバイマンについて話さぬよう警察にも屈せずにグッと堪えるのでついつい応援したくなったw
◯イバイマンに関する謎…
①列車…本編のあちこちで登場する列車、線路沿いに散乱する教科書のような本。
恐らく、バ◯バイマンの私物だろう。そして
生前の死因の1つだと思われる。
列車と衝突して死んだあの女性の見た
線路付近の怪我をした家族の幻覚はバイ◯イマンと関係している誰かだと思われる。
主人公のエリオットは両親が死んでいるが
あの女性は「私の所は変な家庭…」とだけ言っていたため「家族は死んだ」とは一言も言っていない。
②犬…バイバ◯マンの側にいたあの犬はどういう存在なのか。死体を食べていたところがある。バイバイ◯ンと一緒に亡くなったのか、あの世から連れてきた悪魔なのか。
③名前…彼がなぜバイバイマ◯という名前なのか。その名を言った者に幻覚を見せ、人外な行動をとらせる。直接手を下さず、ただ恐怖を煽るのが目的なのか。
生前の彼がどんな人物であったかとても興
味深いこの続きを観てみたい…
考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな考えるな言うな
BAYBAYMAN
ジワジワくる
怖いけどオススメ
バイバイマン
2017年74本目の劇場鑑賞。
死にたくなければその名前を口にしても考えてもいけない、
という邪悪な謎の存在に取り憑かれた若者たちの恐怖を描く。
この作品は都市伝説のような話をモチーフにしているので、
決して実話ではありません。
バイバイマンの名前を知ってしまうと、
その人には幻覚や霊が見え始め、
被害妄想に陥って周囲の人々を殺害していきます。
もし名前を他の人に言ってしまったら、
その人まで同じ運命に陥り、
バイバイマンの霊が感染していくといった設定。
ホラー映画から色々な要素を取り入れらた作品ですが、
列車の意味、
バイバイマンの番犬、
バイバイマンの狙いなど、
すべて謎のまま散らかしっぱなしでした。
バイバイマンとは一体何なのかを最後まで教えずに永延と引っ張っていく、
続編で明らかになるのか?
続編があればですが...
もし続編があれば、
警部ショウ演じるキャリー=アン・モスが主役かな?
この映画の監督さんは女性監督だったんですね。
逃れられない恐怖。定番の極上ホラー!!
【賛否両論チェック】
賛:知ったり言ったりするだけで呪い殺される恐怖の存在が、ひたひたと迫り来る様に、観ていて非常にハラハラさせられる。
否:ホラー映画特有の演出が多いので、苦手な人には向かない。
その存在を知ったり、口にしただけで呪われてしまうため、決してその存在が知られることのない恐怖の男“バイバイマン”。ふとしたきっかけでその呪いを呼び起こしてしまった大学生達に迫り来る、逃れようのない恐怖に、観ていてハラハラさせられること請け合いです。
本作の肝である“考えるな、言うな”を巧みに交え、バイバイマンが一歩また一歩とその魔手を伸ばしてくる様には、非常に怖いものがありますね。
ホラー映画でお決まりの描写も満載なので、好きな方には是非オススメです。
ついつい
全24件中、1~20件目を表示