オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
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これがアガサ・クリスティ!
小説はよく読むがアガサ・クリスティ著作は今まで読んだことがなかった。
そのアガサ・クリスティ代表作『オリエント急行殺人事件』が現代に甦った。
前々から期待しており公開日当日に鑑賞。
第一印象からすると
キャストがとにかく豪華。
主人公のエルキュール・ポワロをケネス・ブラナーが
エドワード・ラチェットをジョニー・デップが演じている。
推理ものというと単調なシーンが多くなるイメージだがこの作品はテンポが非常に良く、中ダレすることなく最後まで集中して見ることができた。
さすがに豪華なキャストなだけはあり、演技がすこぶる良く、どのキャラクターも犯人そうな気もするし犯人でなさそうな気もする絶妙なラインを行ったり来たりする。
原作を読んでいないため自分も一緒になって推理する楽しさもあった。
エンターテイメント重視
推理小説名作の映画化・・
映画向きじゃないかも
原作も読んでないが、映画向きじゃないと思った。
次から次へと出てくる新事実が前フリなしでセリフで語られるのみで中盤がおそろしく退屈だ。ポアロがそれぞれの人物の背景を知ったのはいつなんだ?前提条件の昔の事件を知ってる時点で出来過ぎ。最後のオチも途中で予想されてたから驚きもなかった。
小説だからこそ入れる世界かもしれない。2時間という映画の世界ではひたすら前後関係を語るのみで、ドラマが薄い。加えて古典的名作は今読み返すと新鮮ではないという悪い例だ。
早速オリエント
ずっと何ヵ月も前から楽しみにしていた。
まずケニスブラナーはこの配役にあっているのでスムーズに見いることができた。
映像作品として美しい。
絵の撮り方はあらゆる角度から列車を写し、車内の映像も真上の角度から撮ったりと凝っている。
配役は素晴らしく演技派ばかりで違和感はない。
大事な脚本に関してはミステリーとしてはスムーズ、トントン拍子過ぎて物足りなくも感じるが、キャストがとにかく演技がうまいので見いってしまう。
終盤からラストにかけてはもっと膨らませてほしかったが、物語の結末がこうなので仕方がない終わったときは何とも言えない、気持ちになった。
ただ、ジョニデもはまり役だしポアロの髭も違和感なく見れたし、総評としては高い。
演技だより
退屈
新しいポワロ像
ポワロといえばデビッド・スーシェのイメージが強いので、ケネス・ブラナーの演ずる妙にアグレッシブなポワロには違和感が拭えず。ディケンズをヒーヒー笑いながら読んだり、女性の写真を見つめて想いにふけったり…する?でもこれはこれでありでした。
ストーリーや演出はそれなりに原作に忠実ですが、やや駆け足なためじっくり謎と向き合う余裕はなく、いよいよ謎解きへと向かう終盤からはオリジナルな演出。
原作からイメージする登場人物のキャラクターは読者それぞれだと思いますが、ラチェットはもっとブサイクなイメージだったのでジョニーデップではカッコよすぎました(笑)
アームストロング大佐の人種を敢えて変える必要はなかったのでは?
ジュディデンチ、ミシェルファイファー他、皆様の演技はさすがです。
個人的に一番好みだったのはヨーロッパ大陸を駆け抜けるオリエント急行そのものです。CGにしても大自然と列車の美しさ、力強さが素晴らしい。
原作を未読の方がどこまで楽しめるかわかりませんが、ご存知の方は2017年版「オリエント急行殺人事件」きっと楽しめると思います。
大人の、ミステリー。
オリエント急行に乗り込むゾクゾク感w
クリスティ映画と言えばオールスターキャスト‼︎
43年前のシドニー・ルメット版は大好きで何回見た事か。
最近この様な作品が少ないのでとても楽しみにしていましたが、期待を裏切る事なく満足の行く作品でした。キャストがオリエント急行に乗り込んで行くゾクゾク感w
全体を通して、シドニー・ルメット版はコミカルで爽快なのに対し、ケネス・ブラナー版はリアルでしっとりと情緒があり、ラスト目頭を熱くさせる描き方にはやられました。また車外の風景も多く良かった。
ちょっと気になったのが、ポアロをジェームス・ボンド的にアクションヒーロー化してシリーズにするのはやめて欲しい… そんな心配をチラッと感じました。とは言うもののすでに次作の『ナイル…』が楽しみです!
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