オリエント急行殺人事件

劇場公開日:

オリエント急行殺人事件

解説

1974年にも映画化されたアガサ・クリスティの名作ミステリーをケネス・ブラナーの製作・監督・主演、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファーら豪華キャストの共演で新たに映画化。トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪ラチェットが刺殺された。教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人という目的地以外は共通点のない乗客たちと車掌をあわせた13人が、殺人事件の容疑者となってしまう。そして、この列車に乗り合わせていた世界一の探偵エルキュール・ポアロは、列車内という動く密室で起こった事件の解決に挑む。主人公の名探偵ポアロ役をブラナー、事件の被害者ラチェット役をデップ、未亡人役をファイファーが演じるほか、教授役にウィレム・デフォー、家庭教師役にデイジー・リドリー、公爵夫人役にジュディ・デンチ、宣教師役にペネロペ・クルスが配されている。

2017年製作/114分/G/アメリカ
原題または英題:Murder on the Orient Express
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2017年12月8日

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(C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation

映画レビュー

3.5ブラナーらしい空間演出と名探偵の内面描写に酔いしれる

2017年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

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共感した! 16件)
牛津厚信

4.0ケネス・ブラナー、一時の迷走から見事カムバック

2017年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

知的

アメコミヒーローものの「マイティ・ソー」や、アクションスリラーの「エージェント:ライアン」を監督していた頃は、ブラナーの持ち味が出せていない、作品の選択を誤っているのではないかと感じたものだ。そこへ来て今回の「オリエント急行殺人事件」。英国を代表するミステリ作家アガサ・クリスティの代表作であり、シェイクスピア劇の舞台でも評価の高い名優ブラナーにとって、これほどやりがいのある題材もそうはなかっただろう。

果たして、ブラナーが名探偵ポアロを演じ監督も兼ねる企画に、ベテランから若手までスターがずらりと顔をそろえ、見事に再現された豪華な寝台列車内を舞台にアンサンブル演技を展開。格調高い映像に、意外なポアロのアクション場面で新味を出しつつ、これぞ王道の娯楽推理劇という逸品に仕上げた。ブラナー自身も含め、シニアな俳優たちは顔の皺まで味わい深く、こんな風に年を取りたいものだと思う。

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高森 郁哉

3.0映像もメンツも豪華な推理モノ。

2025年1月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

原作もオリジナル版も未読・未視聴。
率直な感想で言うと、犯人の正体も含め面白かったなーと。ポアロは違和感を覚えると気になってしょうがない、一風変わった英国紳士。人道的で正義を重じるような印象を抱いていたので、最後のあの結末を語る言葉は少し驚いた。

推理のテンポはかなり早め。終盤で犯人の正体にハッと気づいたものの、基本的にはポアロの推理を眺めているような形に。推理の内容というよりは、豪華絢爛なトルコの街並み、列車の内装、豪華な俳優陣がメイン。画面を眺めているだけで、まるでその現場に居合わせた客になったかのような気持ちを覚えた。

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こたー

3.5とりあえず小説も読んでおこっと

2025年1月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

小説未読の状態で視聴。
犯人よりも同期が大事なタイプの探偵作品だった。
ヨーロッパの豪華急行のセットを見るだけでも楽しい作品だった。
他の人の感想を見る限り小説を読むべきだと感じた。
小説版の方を読みに行ってきまーす。

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冬タコ

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