いぬやしきのレビュー・感想・評価
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救う力VS奪う力。真の強さと家族愛を問う異色アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:突如得た力を、「救う」ためと「奪う」ためという対極の目的のために使う2人の戦いが、最先端のCGで描かれ、その迫力やリアリティに圧倒される。一本気な家族愛にも、思いのほか感動させられる。
否:どうしてもストーリー上のツッコミどころは多く、そもそもの設定にも無理がありすぎる。大量殺戮のシーンも、好き嫌いは分かれそう。
突然の不可思議な事故に巻き込まれ、機械の体となった2人の登場人物達。そんな2人が辿る正反対の道の行方に、まずは考えさせられます。片や、家庭や職場で居場所をなくし、余命もわずかと宣告され、生きる意味を見失っていたところで機械の体となり、見ず知らずの人々の「命を救う」ことに存在意義を見出していく犬屋敷。片や、幸せな家庭への憎悪に囚われたまま機械の体となったがために、最愛の家族を失い、人々の「命を奪う」ことに取り憑かれてしまう獅子神。2人の意志の果たしてどちらが強さを生むのか、その戦いから目が離せません。
アクションも非常に痛快です。ともすればB級感が出かねない設定を、ド迫力かつ繊細なCGで見事に体現しているので、荒唐無稽なストーリーでも自然とその世界観に入っていけるのがスゴいです。
そもそもの話の根底から好き嫌いが分かれそうなストーリーではありますが、大切な家族を守ろうと奔走する父の姿も感動を誘う本作ですので、是非観てみて下さい。
憲さん素敵!
原作もアニメも予告編もみどく、未見で鑑賞した。なかなか良かった。同世代の憲さんの定年間近のサラリーマンの哀愁漂う演技と捨て犬花子に引き込まれた。うだつの上がらない男がある事件をキッカケにある日突然ヒーローになるというその後の展開もテンポが良くて分かりやすく、アクションやCGも邦画としては健闘していると思う。スーパーマンやスパイダーマンを日本で作るとこうなるというお手本のような内容で、ラストの父が娘を救う場面ではウルっとなった。今年見た邦画の中ではベストワンだ。
監督らしいアクション
佐藤信介監督の『アイアムアヒーロー』を観たときに日本映画のアクションの最先端を感じたときと同様、今回も監督らしいアクション満載でした。佐藤健の演技力は抜群で、恋愛ものからミステリアスな役まで何でもこなせる俳優さんで、今回改めて演技力の高さを認識しました
原作を知ってから映画を観ましたが、原作を知っていても配役に違和感を...
原作を知ってから映画を観ましたが、原作を知っていても配役に違和感を感じなく観れました^_^
木梨憲武さんは演技をしてるイメージがあまりなかったのですがこの映画で演技力もある人なんだな!と思いました!
佐藤健さんは安定のかっこよさ!!
佐藤健さんはいろんな実写化の映画に出ていて今回もまたいい感じでした(//∇//)
主題歌も最高でした!!
見ず知らずの人の死
私、おっさんです。
おっさんになって、自分が変わったなと思う事の一つに、見ず知らずの若い人が死んだニュースが悲しく感じる様になったというのが有ります。
理由ははっきりしないけど、なんか悲しいです。
そしてこの映画、フィクションだと分かっていても、理不尽に人が殺されていくのが悲しかったです。
正直、鑑賞後の後味は悪かったです。
でも、この映画の考えさせられるポイントもそこでした。
おっさんになってからの気持ちと、心理的に対極なのは高校生の頃じゃないでしょうか?(かなり個人差あると思いますが)
死に対して実感が湧きにくい年頃で、尚且つ、「見ず知らず人の死を悲しむ事」に対して、偽善ではないかという無意識の葛藤があるのが、高校生の頃じゃないかと思うんです。
その頃と、見ず知らずの人の死を悲しむ年代のおっさんを、この作品は意図的に対比させているのかなと思いました。
それで、考えたんですけど、年を取ると見ず知らずの人の死が悲しくなるのって、生物の本能から来るのかもしれません。
自分の先が見えて来ると、種の保存繁栄が優先事項になって来る。
それで、家族は勿論、見ず知らずの人を守りたくなるのかもしれません。
犬屋敷が人を救う事に生きがいを感じられたのも、偽善ではなく生物の本能なんでしょうね。
ジジーをなめんなよ!
佐藤信介監督が、『GANTZ』に引き続き、奥浩哉原作コミックを実写化した話題作。但し、自分は原作は未読。それほど期待はしてなかったけど、正直、『GANTZ』よりは面白く、なかなか楽しめました。
木梨憲武がどの程度の演技するのか、未知数でしたが、家族にも、会社にも見放された中年サラリーマンの悲哀がよく現れたジジーとして適役でした。
佐藤健は、龍馬伝の人斬り以蔵役以来、好きな若手の俳優さん。様々な役を演じ、今回は表情の少ない殺人鬼役の怖さを、見事に演じていていました。ただ、やっぱりもう高校生役は無理があるかな…(笑)
ストーリーも勧善懲悪的な内容で、わかりやすく、単純に入り込めました。
新宿でのバトルシーンは、ハリウッドならCGを駆使して、もっと派手な破壊と戦闘が繰り広げられるのだと思いますが、日本映画らしい地味さが、逆にリアルさもあってよかったかなと思いました。
いぬやしき
原作は未読。
ある日突然、
謎の墜落事故に巻き込まれてそれぞれに超人的なパワーを宿した冴えない初老男性と冷酷な高校生が、
人類の命運をかけて繰り広げる壮絶なバトルの行方を迫力のアクション満載に描く。
佐藤信介監督が「GANTZ」に引き続き、
奥浩哉原作漫画を実写映画化したのですが、
「GANTZ」よりは面白かったのが正直な感想。
犬屋敷壱郎役に木梨憲武というのは意外だった。
犬屋敷壱郎の悲哀と獅子神皓の憎悪を全面的に出しながら、
それぞれの背景を丁寧に描いている。
獅子神皓が悪になるにはそれなりの理由があり、
彼がどうやってダークサイドに墜ちたのかが非常にわかりやすい。
アクション描写はクライマックスで一気に見せる。
見慣れた新宿の街並みを舞台にダイナミックに縦横無尽にぶつかりまくるのは爽快。
渡辺しおんを演じているのが二階堂ふみだとは気づかなかった。
憲さん、よかったです!
GANTZはグロいイメージであまり好きじゃなかったのですが、いぬやしきはタイトルが気になり最初はBOOK OFFで立ち読みしていましたが、ジジイがどのようにヒーローになっていくのか興味津々で本屋に走りました。実年齢より老けてうだつの上がらない主人公に憲さんが決まった際、正直同い年の立場では複雑な心境でしたが憲さんで正解でした。シリアスな展開の中決してギャグを飛ばすでもありませんがホッとさせてくれ、安心して観ることができました。ハリウッド映画並みの制作費があるわけではないないなか、見事なVFX & CGでワクワク・ドキドキする映像の連続で、海外に輸出できるのではと真剣に思いました。(でも憲さんの魅力は外国人には理解してもらえないでしょうが。)主役の二人は当然ながら、本郷奏多や三吉彩花もいい味出してました。原作を読んでから臨むとよく10巻のストーリーを2時間に収めらたなって感心すると思います。実に面白かったです。
よくわからない
アクションシーンはとてもいい。
だが肝心なストーリー構成、脚本が雑に感じました。
制作期間の問題なのかなんなのか。
見ていて何故登場人物の気持ちに変化出たのかサッパリわからない。
特に獅子神サイドが上手く表現できていない。
佐藤健さんは嫌いじゃないんだけど獅子神役には大人に見えるので、獅子神の学生ならではの稚拙さが全く感じなくて残念。
原作ファンは別物を見る感じで。
柴犬花子 名演技で賞
原作は知らず、予告編見てどうかなー?と、見に行ったけど、
いやいやなんのその。
面白かった!!
2時間以上だったけれど、終始夢中で見ておりました。
キャスト木梨さん、良い感じに おじさん演技しててgood!
家庭内の あたりの強さが可哀想すぎて同情した。家族は大切にしよう‥。
佐藤健さん、演技の幅広いね〜いつもすごいわぁ〜。機敏な動きの映画は彼がピカイチでしょう。
何しろ犬の花子が可愛かったな笑
演技も素晴らしかった!
新宿での空中戦があって、ここだけは長いな‥と感じたけど、制作側は一番見せたいCG場面だったのだろうな。。出来は素晴らしかったけど、少ししつこさを感じてしまった。
しかしトータル的に話もよくまとまり、ヒーローがすごい強いわけでもなく、出来の悪いおじさんなわけで。
クビ寸前の会社は今後どうなるのかな〜とか、
獅子神は生きてたけど、続編あるのかな〜でももう悪役はやってほしくないな〜とか、
いろいろ思いながら見終えました。
今後が気になります。
期待してなかったのに。
原作のお父さんと木梨さんキャラ違いすぎて最初違和感あったけど、どんどん馴染んで最終的に木梨さんで良かったね♪な感じ。。
いぬやしきは終わらせ方を見据えてストーリー作られてる感があるから、映画でも違和感ないね。
佐藤健さんはまり役だったんじゃ…?感情のゆらぎみたいなのうまく表現出来てたと感じた。
いやー、期待値低めのせいもあってか大満足。
不良と捨て猫。
原作ファンからの受けは悪くなりそう
演技良し映像良しアクション良し
いぬやしきさんのシリアスとギャグのバランス
獅子神様の冷酷さと優しさのギャップ
獅子神母の色気と紫苑の可愛らしさもイイねしたい
細かい改変気になる事もあるけど原作知る人にも獅子神様がどちらに転ぶか最後まで分からない変化になり個人的には予想以上に楽しめた
アニメ一話最後のセリフを最後に持ってこれたら満点にしたかった
狼も心内評価まる
ちょっと雑
タイトルにもある通り、とても雑でした。特にラストの獅子神の生存確認ができないのは気になりました。あと獅子神を犬屋敷が倒した時に、なんで獅子神の1部が壊れたのかわかりませんでした…いきなり犬屋敷のボディーの強度が上がったんですかね?あと犬屋敷麻里役の人が可愛かったです。
三吉彩花がよかった
オープニングでFUJI TV MOVIEって出て嫌な予感はしたんだけど、「フジもこのごろ面白いの作るしな」と思いながら観始めたのね。嫌な予感の方が当たったんだけど。
木梨憲武、演技うまいからいいんじゃないかなと思ったんだけど、難しかった。とんねるず のコントやってるようにしか見えないの。
脚本もちょっとしんどくてね。感情表現を役者さんに頼る感じなんだよね。うまい役者さんがやるともつんだろうけど、憲武だと厳しかった。共演者が演技うまい人ばっかだから、余計苦しいね。
空中戦でやり合うようになって若干面白くなるね。効果すごいんだよ。でもアクションの作り方は下手だなあと思った。いきなりトンネル入ったときは「正気かよ」と思ったもん。
出て来る役者、出てくる役者、すごくて「この人、こんな役で使うの!」って感じなんだけど、それだけ無駄使いして、そんなに面白くないって、フジテレビ大変だなと思ったよ。
そんな中で三吉彩花が良かったな。この人を知ることができたのが収穫だったよ。
味噌汁
いぬやしきはアニメは観たことがあります。
アニメ版はお父さんの声を小日向さんがあてていたので実写化するならお父さん役は小日向さんかと思っていたんですが木梨さんという事で、、正直に言うと大丈夫かなって心配していたんですが、、、
ストーリーは大体アニメと同じで、2時間という短い時間の中で上手く、まとめられていたと思います。
ちょっと残念だったのは、アニメだと意識を失った時に自己防衛モードみたいなレーザービームをやたらめったら発射する状態になるんですが、それがなかったことと、隕石の話がなかったことです。
隕石のストーリーは盛り込んで欲しかったなぁ。
見応えあったのはやっぱりVFXですね。
機械化された体が展開する様子が不気味でありカッコよかったですし、バトルシーンも見応えありました。
実際、演じてる時は見えてないと思うんですが機械化された自分の体を見て驚いている様子だったり。
自分はダメだと嘆いてる様子だったり、娘を助けようと必死になる表情だったり。
木梨さんの喜怒哀楽の表情が素敵だなと思いました。
特に良かったのは、娘が獅子神にビルの外へ放り出された時に力を振り絞っている壱郎の姿がカッコ良かったですね。
アニメの時もそうでしたがこの娘を助けて絆が縮まっていく様子は、うるっと来るものがありました。
最後に味噌汁の匂いを嗅いで楽しんでいる壱郎を見て木梨さんで良かったなと思えましたね。
ロマンがあった
アクションはハリウッドには敵わない、特にSFでは資金力で圧倒的に負けてしまっていると思います。
ただ、日本の方が自分は見ていてワクワクします。
技術的なことはわかりませんが気持ちをどんどん高めてくれるような気がします。
GANTZの電車のシーンが自分の中で一番ワクワクした中で圧倒的です。そこにハリウッドは足元にも及んでいません。その監督の佐藤信介さんなので楽しみにしていました。
後半に行くにつれてどんどんと気持ちが上がって行きました。前半のシーンは画質が悪かったりと資金が足りなかったのかなと思いましたが、後半のシーンは凄かったです。むしろ後半に使い過ぎてしまったのかなと思いました。
あまり内容は気にせずバトルを楽しむ方がこの映画は楽しめると思います。
あと、教室のシーンで獅子神の右後ろに座ってた女の子可愛かったー
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