打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

劇場公開日:

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

解説

1993年に放送され、95年に劇場公開もされた岩井俊二監督の名作テレビドラマを、「モテキ」「バクマン。」の大根仁による脚本、「魔法少女まどか☆マギカ」の新房昭之の総監督でアニメ映画化。とある海辺の町の夏休み。中学生たちは花火大会を前に「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」という話題で盛り上がっていた。そんな中、クラスのアイドル的存在のなずなが、母親の再婚のため転校することになった。なずなに思いを寄せる典道は、転校をしたくないなずなから「かけおち」に誘われ、時間が巻き戻る不思議な体験をする。声の出演は、なずな役を広瀬すず、典道役を本作が声優初挑戦となる菅田将暉、典道の恋敵となる祐介役を宮野真守がそれぞれ務める。

2017年製作/90分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2017年8月18日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第41回 日本アカデミー賞(2018年)

ノミネート

最優秀アニメーション作品賞  
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(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

映画レビュー

3.5現実VS願いが叶う非現実の物語

2017年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

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共感した! 20件)
村山章

1.0作画がいい◎

2024年5月31日
PCから投稿

これ公開されたタイミングも良くなかったのかな?って個人的に思ってます。

作画がとても良いです!
ただその一点。

最初おもしろいかな?って思ったけどやっぱり無理だった。
ストーリーごちゃごちゃすぎ。

周りにオススメしてまで見てほしい作品ではないかな。

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むっちん。

3.5平面か球体か。花火ならどちらも存在しているが、earthの形はどちらかな

2024年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

アングルや色使いなど絵はきめ細かくて美しく、音楽もセンスが良い。
思春期の男の子らしく女性に対する憧れを感じる描写がある。
『君の名は。』の序盤のようなライトなエッチ感がある。

”選択”について考えさせられるシチュエーションが多く、後悔が原動力となる勇気ある行動はハラハラドキドキする。
ナズナ(声優:広瀬すず)はプールで、ノリミチ(声優:菅田将暉)とユースケ(声優:宮野真守)のどちらか勝った男子と花火デートに行こうする。
勝敗の結果はナズナがコントロールできない、つまりデートの相手を自分で選ばないという選択をする。
ユースケは、ナズナとのデート約束より男友達を選ぶ。
ノリミチは男友達よりナズナを選ぶ。
ナズナは引っ越しより家出(本人は「駆け落ち」という言葉)を選び、親との生活よりノリミチとの暮らしを語る。
ユースケ達は灯台から花火を見ることを選ぶ。
人生は小さな選択の積み重ねだ。

三浦先生らのカップルは、生徒たちの前では堂々としていなかった。
中学生の前でイチャつけないという価値観なのかもしれないし、もしかしたら秘密の関係なのかもしれない。
デートをすっぽかしたユースケは、男友達の前ではナズナが好きと言う。もしもの世界では反対のことを言うのだろうか、もしくは”好きだけどデートする勇気がない”という二律背反なのか、謎は謎のままなところが今作のポイント。
氣持ちを正直に言うかは本人の自由。
本当かどうかの答え合わせや証拠は、あんがい必要なかったりする。

我々は「肉眼で見る限り平面の大地」を「球体が高速回転しながら移動している」と信じることもできる世界に生きている。
「遠ざかって見えなくなる太陽」を「地球の裏側に移動する」と信じることも出来るし、信じないことも可能だ。
マントルにしても月にしても、神も歴史もまたしかり。

特別な人だけが特別なものを使ってしか確認できないこと(資格制度にして高度な技術を企業秘密にしたり、権限を定めて捜査・調査・検査の独占、特別な顕微鏡等の器材を使用しての密かな実験、莫大な予算が必要な宇宙開発など)の発表というものは疑いの余地がある。
人なら誰しも認知バイアスの影響で間違うこともある。

ナズナとノリミチの電車の中のシーンは現実なのか、はたまたノリミチしか体験していない幻想なのか、そもそもタイムリープが発動する球体のガラスのようなモノの正体についての答えも劇中にはない。
ラストの遅刻もしくは欠席についても謎を残している。
ノリミチの行方を知りたがっている自分を発見したことだけは確かだ。

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共感した! 4件)
Don-chan

0.5原作は小学校6年。その5年後の話。 気が付く事は相変わらずク◯ガキ...

2024年2月9日
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マサシ