パターソン

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劇場公開日:

パターソン

解説

ジム・ジャームッシュが「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」以来4年ぶりに手がけた長編劇映画で、「スター・ウォーズ」シリーズのアダム・ドライバー扮するバス運転手パターソンの何気ない日常を切り取った人間ドラマ。ニュージャージー州パターソン市で暮らすバス運転手のパターソン。朝起きると妻ローラにキスをしてからバスを走らせ、帰宅後には愛犬マービンと散歩へ行ってバーで1杯だけビールを飲む。単調な毎日に見えるが、詩人でもある彼の目にはありふれた日常のすべてが美しく見え、周囲の人々との交流はかけがえのない時間だ。そんな彼が過ごす7日間を、ジャームッシュ監督ならではの絶妙な間と飄々とした語り口で描く。「ミステリー・トレイン」でもジャームッシュ監督と組んだ永瀬正敏が、作品のラストでパターソンと出会う日本人詩人役を演じた。

2016年製作/118分/G/アメリカ
原題または英題:Paterson
配給:ロングライド
劇場公開日:2017年8月26日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第69回 カンヌ国際映画祭(2016年)

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Photo by MARY CYBULSKI (C)2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.5ジャームッシュにしか成しえない特殊な時間と空気の紡ぎ方に見惚れてしまう

2018年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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牛津厚信

4.0なぜかサイコスリラーの空気をまとっている。

2017年8月31日
PCから投稿

楽しい

怖い

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村山章

4.5ジャームッシュが奏でる音楽

2024年12月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この手の、淡々としている、何も起こらない、最終的になんだかよくわからない、まったり系の作品は好みではないと自分では思ってるけど、本作はなかなか良かった。

主人公はパターソンに住むパターソン、韻を踏んだ存在。
ただ繰り返される日常。些細な変化があったりなかったり、普通の人の普通な毎日と同じように、目を凝らして見なければ変化していないのと変わらない毎日。
街で出会った幾人かの詩人。主人公パターソンも詩を書いている。

韻を踏んだ詩とはその内容よりも生み出されるリズムの方が大事だと思う。文字で表現された音のならないメロディ。
それは言わば音楽と同じだと思う。

本作「パターソン」が詩を表現した映画であるなら、それは映像を使った音楽と同じだ。
音楽を聴いて「面白い」と言う人は少ないだろう。大雑把に言って「良い」か「悪い」かだ。
それと同じで本作は、面白いとか面白くないではなく良かったか悪かったかという感覚的な答えしかない。

「パターソン」について面白いか?と問われれば「面白くない」と言うしかない。
しかし、「良かった」という感覚が強く残る。

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つとみ

4.0色々とあって、特にはなくて

2024年9月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

淡々と過ぎていく一週間。そんな毎日の切り抜きなのだが、よく見ると1日として同じ日はなく、日々色々な事が起こる。そんな当たり前の毎日が素晴らしい日々だと教えてくれるような作品。パーフェクトデイズとにた空気感。若い頃見でもわからなかったろうな。。

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Keita

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