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映画「劇場版 はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン」 劇場版 はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン
劇場公開日 2018年10月19日
解説
テレビアニメや実写映画など様々なメディア展開で人気を集めてきた大和和紀原作の大ヒット少女コミック「はいからさんが通る」を新たなスタッフ&キャスト陣で映画化した劇場版アニメ2部作の後編。大正時代。女学生の花村紅緒は伊集院忍少尉と出会うが、彼が自分の許婚であることを知って反発する。やがて2人は許婚という関係を超えて惹かれ合うが、少尉は戦地で消息不明になってしまう。少尉の生存を諦めきれない紅緒の前に、少尉と瓜二つのロシアの亡命貴族サーシャ・ミハイロフが現われる。愛する人と同じ姿でありながら自分のことを全く知らないサーシャにショックを受ける紅緒を支えてくれたのは、彼女が働く出版社の編集長・青江冬星だった。そんな中、驚くべき事実が次々と明らかになり、彼らは歴史的大事件に巻き込まれていく。監督は、17年公開のアニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」で助監督を務めたアニメ演出家の城所聖明。
2018年製作/105分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
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2021年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2021年10月9日
劇場版 #はいからさんが通る 後編~花の東京大ロマン~ (2018年)鑑賞
どんでん返しがすぎる結末
男は、妻が死んだら元の女のところへ
女は、結婚式の誓の言葉を交わしたのに元の男のところへ
急すぎやしないか?
2021年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
大正時代の歴史的イベントがきちんとストーリの中に組み込まれていて、そこは良かった。でもそれは原作だし。映像がアニメーションとして、素人目にも雑。動きも少なくアニメの持っている良さを生かしていないのが不満だな。アニメ作品としては残念な仕上がり。
2020年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
さすが学んで映画を作ったかな?
そう思っていたがそれが大きな誤算だった。
生温いギャグを入れてくんなってのに。
一年間あったのに何も学ばない監督は脳解けてる?
ラブコメ要素すらない映画に名前を付けるなら駄作としか言えない。
この映画は実写だけで留めておけと思う。
2019年4月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
あらゆる形で映像化されてきた名作コミカル初の劇場アニメ化。
2部作の後編。
前編を見たのが約1年前なのでちと忘れ始めているが、見ている内に思い出してきた。
両家のある縁で許嫁関係のお転婆娘の紅緒と青年将校の忍。
最初は反発するが、やがて心から惹かれ合う。
が、忍はシベリア出兵で行方不明となり、紅緒は彼を捜す為に戦地へ赴く…で、幕を閉じた前編。
後編は…
忍を捜してシベリアや満州を旅するも、手掛かりは掴めず。
帰国しても諦め切れない紅緒の前に、ロシア人亡命貴族のサーシャが現れる。
彼は、忍に瓜二つで…!
前編が二人の出会いや惹かれ合う様がロマンチックに描かれていたとすれば、後編は、あらすじだけ見たらドラマチック!
でも、意外とコミカル要素もいっぱい。
冒頭、満州の列車で馬族に襲撃されるも、得意の剣道で成敗。さらには、馬に乗って追い掛ける!
相変わらずだなぁ、紅緒さんは。(←少尉風に言ってみた…)
瓜二つであっても、紅緒を見て何の反応も無いサーシャ。
やはり、ただの別人…?
が、そうではなかった。サーシャは、記憶を無くした忍だった…!
生死の境の戦地、極寒のシベリアで、ロシア人貴族のラリサに助けられた忍。
夫サーシャを亡くしたばかりのラリサは夫に瓜二つで記憶を無くした忍を夫サーシャとする。(忍とサーシャにも意外な関係が…!)
身勝手で強引な話ではある。
が、今、ラリサは病に瀕している。もう手の内ようが…。
そんな時、忍の記憶が戻る。愛する紅緒の事も思い出す。
紅緒の元へ急いで戻るかと思いきや、ラリサの事を見捨てる事は出来ない。命の恩人を。
忍の心も変わらずイケメンだ。
紅緒もそれを理解する。
二人は愛し合っている。
でも、再び共に歩む事は…。
それが二人の運命なのか…?
そんな紅緒を支えたのは、勤める出版社の編集長・青江。
彼もまた紅緒に想いを寄せ…。
紅緒は忍との結ばれない運命を断ち切り、青江と共に歩む事を決意する。
紅緒と青江の結婚式である大正12年9月1日、未曾有の大事件が起こる…。
前編同様後編も、一見さんにも分かり易く見易く。
前後編併せて入門編として無難に悪くはないが、全体的に軽く、急ぎ足な印象は否めない。
紅緒と青江の関係、好キャラである鬼島、関東大震災、そしてラストまで、もうちょっと巧く盛り上げられなかったものか。
演出や脚本に優れた手腕を感じられず、ドラマチックな展開の連続で紅緒と忍が再び巡り合うロマンチックなラストではあるが、ご都合主義的。
画も綺麗ではあるが、圧倒さには欠ける。
残念ながら前後編併せて、傑作にはなれず。
でも…
先日新元号“令和”が発表され、大正はまた一つ、昔の時代に。
しかし、時が流れ、時代は変われども、変わらないものも。
誰かを愛する事。
未曾有の事件が起きようとも、人々は前向きに生きる。
大正も、明治も昭和も平成も懐古な時代になる/なっていくだけじゃない。
今にも繋がる。今尚続く。
ハイカラな恋と生き方。
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