メッセージのレビュー・感想・評価
全672件中、381~400件目を表示
おもしろい?面白い。
うーん、、、
面白かった。何が?って言われると分からない(笑)
思ったのと違ったし、なんか、終わり方、というか、物語の大筋?も想像とちょっと違ったし、え、原題?のアライブの方がメッセージよりいいな?と思ったのだけど、、DVDでたらもう一回観てもいいなぁ、と思える映画だったな。最近宇宙物面白い物がおおいなー。
素晴らしすぎるSF大大大傑作
もともとSF映画はどちらかというと苦手で、ゼログラビティは途中で鑑賞をやめてしまった。ゼログラビティは完成度の高い素晴らしい作品であるが、個人的にただ受け付けなかった。それでSFモノは敬遠しがちであった。だが、本作はすごすぎる。ここまでスクリーンに釘付けになってみたのは初めてだし、ここまで他のことを忘れたのは初めてだし、ここまで劇場で衝撃を受けたのは初めて。
⚠︎ネタバレは細心の注意を払って書いていますが、万が一ネタバレが入っているといけませんので、未鑑賞の方はご自身の判断でお決めください⚠︎
本作において重要なのは、あくまで1人の女性に重きを置いているところである。パンフレットにも書いてあったが、主人公のルイーズは本作と我々観客の架け橋のような役割を果たしている。また、ネタバレになるので詳しくは記せないが、終着点が素晴らしい。SFで壮大になりすぎて置いてかれることもなく、一人の人間を描いているところに魅了された。
また、もちろん題材や発想、映像が素晴らしいのだが、キャスティングがまた絶妙。ルイーズは先ほど記した通り観客との架け橋のような役割を果たしているのだが、そのような役割を果たしていながら、感動を表現し観客の心に語りかけてくるキャラクターであり、エイミーアダムスの演技力なしには成り立たない映画である。
それだけではなく、むしろ本作で素晴らしいのはイアン博士を演じたジェレミーレナーである。助演男優賞あげますよ。アベンジャーズのホークアイでおなじみだが、こちらの役もまた馴染んでる。主人公を支える立場ではあるのだが、唯一の理解者であり、作品に包容感が生まれる。
さて、いままでは登場人物について触れてきたが、ストーリーについて記していこうと思う。
本作はアカデミー賞音響編集賞を獲っているのだが、音楽はやはり本作において重要な役割を果たしている。未知の世界に対する高揚感と恐怖を同時にする挿入曲はあくまでBGM的であり、映画を構成する一部分でしかない。しかし、その“音”は間違いなく観客に語りかけてくるものがあるし、音だけでも圧倒されてしまう。
また、一番重要である構成。素晴らしいの一言。映像でしか表現できない衝撃を与えてくる。世界の中ではたった1人のなんでもない女性が未知の存在に呑まれていく。その構成が我々を映画の世界により吸い込む。
独特の世界観の中に、謎の包容感があるのも魅力を感じる。“殻”へ向かうときの草原には、なぜか引き込まれてしまうのだ。それは光などの綿密な演出のおかげだとは思うが、それ以前にキャスト陣のオーラがそうさせているのかもしれない。
SF映画としての衝撃と感動。それだけではなく一人の女性の衝撃と感動。我々には想像もつかない驚異的な出来事を映像で完璧に表現し、気づいたら映画の世界に入り込んでいる。こんな映画体験は初めてかもしれない。そんな大大大傑作だった。
ほんとに凄かった
全ての伏線が繋がったとき驚きで圧倒されました。近年見たSF映画の中では間違いなく1番面白かったです。終わったあとの切なさが凄いし、もう言葉に出来ません。僕の語彙力が足りません。とにかく凄かったです。
タイムパラドックスではありませんが…
理解出来ればこれ以上ないSF映画であり、ヒューマンドラマです。
見終わった時に涙が出るか出ないかは自分の知識と興味がどれだけこの映画にあるかでしょう(泣かない方が理解できるのか?)。
相対性理論や量子力学、多重宇宙論に言語学、東洋、西洋哲学に興味がないと全然面白くないし理解できません。レビューをみれば明らかです。
それに加え、親であると言う事も重要です(私にも娘がいます)。「未来に悲劇が待っていても、その運命を受け入れるか?」勿論「Yes」。最良のハイドラマだと思います。
原作にはない多くの要素もまた映画ならではだと思います。
町山智浩さんが言っていたタイムパラドックス
1、自分が書いた未来の本を見て文字を解読する。
2、未来で中国の将軍から奥さんの最後の言葉を聞き、今の将軍に電話し説得する。
は本当にタイムパラドックスなのか?
これらは、別に深く考えなくてもタイムパラドックスとは言えないと思います。
何故なら人間は『時間は人間が認知してラベリングすることで初めて存在する。』のであれば、逆にラベリングさせれば存在すると認識してしまうのです。
つまり、ヘプタポッドの贈り物は「未来が解る」のではなく「多くの未来の可能性のひとつが解る」と言うことであり決定はしていないのです。要するに未来はこうなると思い込ませればいいのです。
1、未来の自分の書いた未来の本を読んで文字を理解するは、自分が書いたと思い込ませればいい。
2,将軍に電話するは、ヘプタポットが事前に将軍の情報を調べて(?)おき、文字の情報といっしょにルイーズに与えればいい(将軍にも)。
もし、未来が変わったとしても、誰も気づかない(記憶も変わる)。
いわゆる『シュレディンガーの猫』です。今、その瞬間が決定するまで未来も過去も雲の様な存在であり、この先どうなるかは確率でしかないのです。
アインシュタインは「神はサイコロを振らない」と言いましたが、振るのです。
ただひとつ納得出来ないのは
「3000年後に助けてもらうから地球にやって来た」ということです。
可能性のひとつではありますが、決定ではないのです。3000年後にならないと解らないのです。
『原因が発生するまえに結果に関する知識が必要になる』のであり、あくまで結果の知識が必要であり決定ではないのです。
なぜ地球に来たかは解らないまま終わったほうが良かったと思います。
私家のテレビの前に娘の小さい時からの写真が何枚も置いてあります。これを見るたび、これが時間なんだなぁと思います。
駄作
全く意味不明な映画。
まずエイリアンがどこから来て何者なのかは最後まで分からない。
エイリアン様とやらは、未来が分かるらしく、3000年後の自分たちに迫る危機を人類に救ってほしいらしくて、現代の人類を助けに来たんですって。
中国の人民解放軍のトップとアメリカの言語学者やら科学者やらCIAやらのmixチームが意思疎通できた程度で世界平和が訪れる?アホにもほどがある。人民解放軍トップが武装解除したら、なんでロシアもそれに続くのよ。
何の攻撃もしなかったエイリアンに対し、世界中で過激なデモや抵抗運動が起きてるのに、最後まで一般人はエイリアンの姿や声を見聞きする事なく、エイリアン様は帰っていきましたとさ。
いやね、世界平和どころか、余計に暴動が起こるでしょうよ。
大体ね、何で言語学者を1人に絞るの?できるだけ多くの人に公開した方がいいに決まってるでしょうよ。トップシークレットとか言いたいんだろうけど、宇宙人の言葉が理解できないリスクと天秤に掛けたら公開しないなんて手段があり得るのかね。
世界の各国が協力体制を示しました、メデタシメデタシってなってるけど、協力体制って言うんだったらまず情報公開でしょうに。
あと、主人公が何のキッカケでエイリアン様の言葉を理解できるようになったのかも全く不明。
最大の疑問は、エイリアン様は未来が見えるだけでなく、どう対処すれば(悪い)未来を回避できるのかも分かってる様子。だからこそ地球にやってきたんだから。
で、その能力はどうやら言語が大きく関係している、という設定になっている。
彼らの言葉を理解できるようになった主人公が、なぜ近い将来に生まれてくる娘の病気を回避する方法が分からないのか。
そんな貴重な能力だったら、世界中に広めればいいし、中国、ロシアなどはその言語学者を誘拐したいとすら思うはずだ。未来が分かるんだから。
利用されるだけ利用された人類は、それから混乱期に入りました、となりそうなものだが、物語は最後の最後で恋愛チックになって終了。
もうね、何がやりたいのか、何を伝えたいのか、何もかもがデタラメです。
特撮はかなりクオリティが高いようだったが、脚本がここまでクソだと、星を増やす気にもならない。
細かい事が気になる人はきっと許容範囲を超えて怒りを覚える事でしょう。見ない方がいいです。
SF映画好きでよかったわー
インターステラー も良かったけれど、こいつもなかなか痺れる出来。
ビジュアル(ていうか見せ方)も丁寧で上手い。主人公キャラの立て方がいまいちフワッとみえてしまうのも、話が進むと膝を強打。
あまり語るとネタバレなので多くは語らないでおくけれど、映画ならではの「ラストのピースがカチャッと音を立ててハマる瞬間」の心地よさは久々。思わず映画館で「おおお」と嘆息。そこからの展開が若干バタバタだけどw 構わん。佳作!
今年は海外SF映画の当たり年になりそう!(ものすごい希望的観測含みますw)
自分との対話
一度見ただけじゃ理解しきれない!
自らと向き合う禅問答の様な世界観・哲学性
研ぎ澄まされた現代アートの様なVFX
見終わった後であぁ…なるほど。と腑に落ちる巧みな構成
監督は何度見ても発見がある様に編集には気を使った、と言っていて、事実その通りだろう。
見る度違う事を想うかもしれない。
見る人の環境、立場、人間性によっても出す結論は違うだろう。
ちなみにバカウケに影響を受けたってのは監督のお茶目なリップサービスらしいw
ちょっと真に受けるレベルで似てたw
知的なSF映画
この映画はSF映画ですがアクションやアドベンチャー映画ではなく、知的でシリアスなSF映画です
ドゥニ・ヴィルヌーブ監督作品では「プリズナーズ」「ボーダーライン」が好きで、両方の作品とも人がある一線を越えてしまうことを描いており今作も未知の生命体とのコミュニケーションといった一線を越えます。
ここからネタバレです
ヘプタポットと名付けた彼らとのコミュニケーション
彼らの文字が読めるようになり彼らは人類に武器(ヘプタポットの言葉)の提供、他の11ヵ所にいる彼らからの情報を一つにすること、3000年後に人類の助けがいると伝えます
彼らは未來を見ることができ彼らには現在、過去、未來といった時間の概念がないことがわかる
主人公も未來を見ることができそのおかげで世界を一つにし物語は終わります。
映画の最初と最後が似ており、映画の最初に描かれている娘(ハンナ)がガンで亡くなる出来事は過去に起きたことではなく未來に起きる出来事
ハンナの名前がヘプタポットの文字の概念のように始まりと終わりから読めるように
未來を知って苦しむことをわかっているのにそれでもその未來を選ぶことはとても人に出来ることではありません
邦題の「メッセージ」は色んな意味が受け取れるとおもいます。
とても考えさせられる作品でありとてもよい作品でした。
ブレードランナー2049も楽しみです
結局、死んだ娘にこれから出逢う、これにつきると思う。ただ単に男と別...
結局、死んだ娘にこれから出逢う、これにつきると思う。ただ単に男と別れるだけではここまで感動はないだろう。
些事は置いといて、宇宙人扱いしてたがいきなりの出現や消え去り方からすると宇宙から飛来したようには見えない。未来からきたタコ(極めて共通点がある。構造物は未知の物質ということだが)ではなかろうか。
壮大かつ高度な設定のSF
「彼ら」の到着。地球よりはるかに高度な技術力をもつ生命体たち。彼らの地球に来た目的は何か。12機の飛行物体。北海道、上海、ほか世界各地に散らばっている謎の飛行物体。各国で独自に接触を試みるなか、ひとりのアメリカの女性言語学者が彼らとの対話を試みて言語解読に成功する。
彼らとのコンタクトは、12の地域それぞれで行われたのだろう。それぞれの物語があるはずだが、この映画ではテレビニュースレベルでしか説明されない。
言語学者が、彼らの文字を解読し、彼らの目的を理解する過程がスリリングだ。
極めて難解
映画『メッセージ』を見て来ました。ムム〜、難しいなぁ。
結局、宇宙人が地球にやって来た目的が何だったのか、それなりに分かるようにできているのですが、自信がなくて、いろいろ解説が書いてあるサイトを見ました。
あと、宇宙人の造形も一世代前のものですね。
詳しく解説してほしい…
私はSFあんまり得意じゃないのですが、
本作「メッセージ」はバトルアクション系ではなく思索的なSFだとどこぞで聞きかじってきまして、
そんならひとつみてみようかなと思ったわけです。
ばかうけ、あるいは柿の種型の宇宙船に乗って、
イカかタコかというビジュアルをした7本足の生き物が
地球にやってきたというお話です。
冒頭ですでに主人公・言語学者のルイーズは、どうやら娘を10代後半くらいで失っているようでした。
愛らしい娘の幼少期、思春期の反抗、そして治らぬ病、娘の父親は出てこなくて、
「ばかうけ」内部の調査を始めて以後も、娘との思い出?がさしはさまれてゆく構成です。
娘の父は理系で、どうやら離婚しているっぽいことがわかります。
プロモーションで示されているあらすじが、娘を亡くした主人公、という体だったので、
多くの観客は「すでに」娘を亡くした主人公が、娘の死後の世界を生きている中で娘を頻繁に思い出す話だと思って観ます。
でもどうやらそれは、違う。時制が存在しなければどういう世界なのか、という問いを、ルイーズは始めからしています。
だから、どうなんだという点をうまく説明できないのですが、
というか、時制が存在しない世界は、絶対存在しないのではないかと私は思うので、いまひとつ腑に落ちていません。
絶対的なものは殆どないけれど、ひとつだけ絶対的だといえるのが「時」ではないかと私は思っているわけです。
少なくとも地球上の世界は時制が支配しているでしょう。地球以外だったらどうなのかはわかりませんが・・・
ま、そこに引っかかったらおしまいなので、とりあえず時制がない世界があるとしましょう。
ヘプタポットたち(イカっぽい生き物に人間がつけた名前)はそういう世界からきたっぽいことが、
彼らの言語(イカ墨のわっかみたいなの)を理解しようとする過程でわかっていきます。
ルイーズの娘の思い出映像は、思い出じゃなくって、知らない女の子だといっている。
もしかして、未来の映像を見ている?
あ、イカ墨文字の本を出して、中国の将軍とお喋りしてる!
わからんながら、わかったことを記しておくと、ルイーズはヘプタポットが去った日々の
映像をみていて、そこで中国の攻撃をルイーズの進言によって取りやめさせたことを知った。
なので、その未来を迎えるために、ルイーズは中国の将軍に電話をした。
娘は既に死んだのではなくて、これから産む。
その相手は物理学者の同僚(ジェレミーレナー)で、いつか別れることになるけれど
(それは娘が死ぬ事を知っていたからかな?)、それを知った上で、生きると決める。
人類がどうのこうのという話が、最終的にはルイーズ個人の話に集約されていったのが、
私は好ましく思いました。
が、いかんせんむーずーかーしいい。
いまいち、こう、どういう話だったかをいえないのが、悔しいですね。
時間があればまた見てみたいけれども。
良かった‼️
なんだか一味違うSF
構成が素晴らしい
結果オーライなんだろうけど、つくづく人間てやつは…
3,000年後に何があるんだろう?
それまで人類は生存してるってこと⁉︎
ブレードランナーも期待できそう
全672件中、381~400件目を表示