ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
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豪華俳優とハンス・ジマー大師匠♪
リドとしては良作、ドゥニとしては盆作
色々と思うところあったんで、書きます。
まず、自分にとっての前ブレードランナーに関して、あくまでSF映画の映像として、とても重要な作品だと思ってます。
カルト的な人気を得ているものなんで、深いテーマの作品だと勘違いしてる人とか、語っちゃってる人いますが、作りも深みも語るものはないと思ってます。
んで、今作についてですが、けっこー複雑な感じでして、リドリー作品として観れば良作。ドゥニ作品として観たら盆作といった感じです。
どーゆう事かと言いますと、リドリーの作品って、基本的に壮大でキャッチーな映像が売りだと思っているので、そーゆう意味では今回もバッチリ当てはまった作りとなってます。
ドゥニ作品として盆作というのは、彼の売りは人物の繊細な内面を表情で語らせる良さだったり、一つのテーマで納めないドラマ性の強さだと思ってるので、今作はほぼ当てはまらないです。
オマケに以前に撮った「灼熱の魂」と類似点が多く、こちらほどの完成度には達してないように感じます。
タルコフスキー的な事を書いてる方がとても多いですが、言うほどは感じませんでした。勿論全くではないのですが、タルコフスキーの映像は結構な数の作品が取り入れてますし、レヴェナントみたいな訳ではないです。むしろ、日本の漫画やアニメからオマージュはかなりしてると思います。例えば「彼女の思い出」ホログラムの表現はこれをイメージしてる印象、後は二瓶勉作品からかなり貰ってる。
尺が長いってのは同意見です。
音凄い。なんなら映像よりもIMAXを選んだ価値があった。
観た後、まず思ったのが撮影監督ディキンスについて。
彼の映像は本当にいつも素晴らしく、絵画を観てるんじゃないかと思うほど美しいのですが、アカデミー賞に10回以上ノミネートされているに獲った事はないのです。そこにルベツキが現れ3年連続受賞。
ですが、ルベツキとの差はそんなないと思ってました。
それが今回で、若干の優劣を見た気になりました。
人それぞれ好みはあるのですが、ルベツキが以前に撮った「トゥモローワールド」という似たテーマのSF映画があり、映像で完全にブレードランナーは劣っていました。
ディキンスは構図やアングルに拘る人で、1カットがとても素晴らしい。
かたやルベツキは、区切りを見せない映像トリックと、複雑なカメラワークにより、映画の中に入り込んだような臨場感を与えてくれる人です。
その二人が似た世界観の映画を撮った結果、ディキンスは映像の美意識に囚われすぎて、描写がクドくなってしまってた。
ルベツキは未来的な描写にほとんどピントを合わせず、街中に溢れる当たり前のテクノロジーを日常として映し、結果リアリティが増し観た人をSFの世界に吸い込んでみせた。
ディキンスは、街中に溢れるホログラム、車、ビル群、銃、あらゆるモノをバッチリ映し、果てはキリスト誕生の宗教画を背景にしっかり撮ってしまう始末……それじゃ隠喩にならんよ。
勿論、撮影監督としてツートップの話しなので、ディキンスの映像が凄いのは間違いないです。
優劣つけるには早いとも思います。
今回は台詞でも何でも説明過多な作りだった為、クド過ぎる作りになってしまってました。
たぶんドゥニとディキンスは、攻殻機動隊を作るべきだったんだと思います。アレだったら押井監督バリにクドくたって、むしろ良い訳だし。
何だか悪い事ばかり書いた感ありますが、つまらなけりゃこんな書かないです。
そんな感じでした。
何か某SF映画くらい長ったらしい文になっちゃいましたね。
レベルの高い未来表現
2049年6月
映画館で見るべき最高傑作
静謐
テーマの掘り下げに物足りなさ有。
ブレードランナーそのもの
駄作入場料の価値以下
古~~いHフォードの第一作見てなかったので先に見ておいた。秀作!
息を呑むレプリカント狩りのアクション、レプリカントとHFの奇跡的なラブロマンスこれらが絶妙に絡み合って一気に最終場面のドキドキ余韻を残したラストを迎える90分でも充実、何日も体験したリアルさ。
新作2049感想....駄作、入場料の価値以下
1.ゴズリン主役では役不足、演技は定番の脇役レベル
1.HF出演料が40数億?嘘っぱちだ、出るなら回想ビデオレベル老いすぎ
1.脚本が最低中途半端、レプリカント対人間の小競り合いに終始雌雄を決する決戦皆無。ロマンスもレプリカントからフォログラムに劣化どうやって恋愛できるんだって。
1.作品時間は延々とCG無駄に垂れ流し時間消費してるだけ。
1.ラストエンドタイトルが出てびっくり嘘だろ?消化不良、フルコース注文したのに冷めたスープだけ出して終わりですよ。
見るのは無駄。
アトラクションと語りの喧嘩
秀作!
映像は綺麗、ストーリーは
差別されるレプリカント
カルトSF 映画ブレードランナーの続編。
半バーチャルセックスや、砂漠のシーンなど確かに映像美はすごかったし、懐かしのキャラに会えたし、ジョイ役の女優もかわいかった。でも題材は似たような映画で扱われてるものだったりするのが残念なところ。レプリカントがアイデンティティを模索する姿を通して人間とは何かを考えさせられた前作の流れを踏襲しているが、時代の先端ではなくなってしまったということなんだろう。
本作ではレプリカントが差別対象になっていたのは興味深い。披差別層が自分は何者なのか考え、アイデンティティを確立したら残るのは反乱のみ。リブート版猿の惑星や未来編のターミネーターが混ざったような戦争メインの続編ができないことを祈る。
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