ブレードランナー 2049のレビュー・感想・評価
全621件中、301~320件目を表示
ファンディスク
ブレードランナーの原案はフィリップ・K・ディックです。
前作のR・スコットの「ブレードランナー」はディックとは別物だという事を理解して欲しい。
その上でR・スコットの続編として作られているのですが、ストーリーが雑、映像美にこだわっているのは分かりますが、3時間という上映時間は苦痛です。
強いて言うなら、これは映画というより音楽アーティストのPVに近いです。
オリジナルのブレードランナーが好きで、ストーリーはどうでもいいから世界観に酔いしれたい、という人にはうってつけです。
ストーリー自体はマトリックスに近く、差別化を図ろうとして失敗したのだろうと思います。
配給会社がSONYなのか、過度に日本びいきな所に違和感を感じます。
邦画が好きな人なら気に入るのかもしれません。
私はこの作品は映画として評価できません。
続編よりリメイクの方が?
SF映画の金字塔「ブレードランナー」の続編ということなので、観に行きましたが、金字塔と書いておきながら一作目よく覚えていないんですよね(笑)
色々な感想が既にレビューされていて
良いところも悪いところも大体似た感想です。
そもそも、「ブレードランナー」に影響されて作られた映画やアニメが、既に巷に溢れているので、オリジナルが今更続編出しても新鮮味なんかありゃしない。(AI彼女とか新たな表現など試みてはいますが。)
ハリソン・フォードもハンソロまでなら
良かったのに、デッカード役まで復帰されてもね~(苦笑)
何て言うか人気維持する為になりふり構わず昔やった役にまで、手を出してる感が・・・?(インディ・ジョーンズもまたやるとか言ってるし!)
エクスペンダブルズでもそうだったのですが、夢の共演も一回目だけなんですよね!皆喜ぶの。
二回目からはもう慣れてしまってそこまで興奮しない。
ハリソン・フォードもまさにそれで、ハンソロは喜ばれたが、デッカードは食傷気味って感じなんですよね。
これならば、いっそのこと完全リメイクの方が潔いかと。続編でというのなら、オリジナルキャストのみで一作目は、触れる程度くらいにして、別の話にしてしまうくらいが、良かったかと?
他のレビューでも書かれていますが、今作で良かったのはAI彼女ジョイの役者が可愛かったってとこですか(笑)
出てくる言葉がちとムズい
滅びの色濃い新しいブレードランナーの世界感
これは今後10年、20年と語り継がれる問題作になると感じました。
退廃的に発展していた前作とは異なり、滅びの色濃い汚染された世界の片隅で何とか生き延びる人類と、人類が生み出した新しい世界の覇者となる者たちを描いた物語です。一般大衆は生き延びるのに精一杯、AIは感情豊かで繊細、皮肉にも劇中で最も「人間」らしく、レプリカントの生み出したひとつの奇跡が中心となり、原作小説のテーマに再びスポットがあたるような構成です。
映像と音楽やSEはどのシーンも素晴らしく、いずれも鮮明に記憶に残ります。個人的には汚染地域のオレンジ一色の世界(旧ラスベガス)が最も美しく印象的に感じました。潤沢な時間を惜しげもなく使い長いカット、丁寧なストーリーテリング、奇跡を体現する残酷な世界に咲く可憐な華と、薄汚れ落ちぶれた人類の対比と、非常に練られた作品に仕上がっています。
ストーリーはご都合主義とか文句を言っている方もよく見受けられますが、ラヴの衛星軌道誘導の爆撃などを見れば分かるように、これは具現化された超監視社会であり、映画のラストシーンのあとはデッカードと娘は二人とも身柄を確保されているでしょう。当然ラヴは新しいボディに入って蘇ります。つまり最初から主人公に勝ち目はない世界なんです。そこを理解してから映画を観ると、勝った負けたではなく、また別のストーリーの軸が見えてきます。
最終的にKは、LAPDやレプリカントレジスタンスのいずれにも属さず、自分の大切な記憶を共有する娘と父親を会わせるという選択を、自らの判断で行います。それも命がけで。ラストシーンの雪が舞い散る美しく白い世界で、ゆっくりと満足そうに死んでいくK、これは前作のラストのどしゃぶりの黒い雨の中、デッカードを助けて命の灯が消えていくロイ・バッティのオマージュだと気付きました。
偉大な前作を受けて続編として製作された映画ですが、前作を上回る世界を提案構築し、成功した素晴らしい作品に仕上がっています。
K、強すぎ。
ダイ・ハード並みに不死身なので、違和感があります。レプリカントの成り立ちや能力の説明が不足してるので、やたら強いオジサンが自分探しをしてる映画になっちゃってます。無いはずの生殖機能が備わっていた問題を放置したのも不満です。
ボーダーレス
近未来の世界観は凄く
興味深いです。
週刊紙のコラムにもありましたが
現在社会は性別や人種の壁が
が曖昧になって、
お互いを愛し合ったり
尊敬したりする文化が根付き
つつありますが、
本作では、
デジタル映像化された
AIと人間の壁がなくなる世界観が
覗けます。
スイッチひとつで呼び出せる
自分専用の相手は実用化されれば
必ずヒットすると思うのですが
そこには、
相手を許容する人間性が
無くなる危うさや
どうしても深く求めないと満足できなくなるジレンマがつきまとうでしょう。
こういう技術が進むと
なにか人として衰退していくように
感じるのは私だけかな…
2049年には、
本作で描かれたテクノロジーの
なにが実現されてるかなー
もう世界観が好きかどうか
まんまと術中にハマる
う~ん、ちょっと期待外れ
すごく予算かけたB級映画です。
SFもの大好きなので期待して見に行ったんですが、色々と消化不良。Rottentomatoes とかで高評価なのが不思議なぐらい。
前作の主役は個人的にはルトガー・ハウアーだと思っている(爆)のですが、今作では彼と同等もしくは超えるほどのインパクトがあるキャラクターがいなかったのがまず残念。もちろん物語的にも前作ほどのインパクトもない。
作られた生物の悲哀と生への狂おしいまでの渇望が滲み出ていたのが前作なら、今作は最初から最後まですごく淡々と進んで、観る側の感情を巻き込むほど訴えてくる「何か」に欠けています。
レプリカントの○○○とかってなんかありがちすぎる上に、物語の流れ的にも世界設定的にもあまりに唐突で、更に扱いが雑で、そんな話ちょろっとする意味あるの、みたいな。物語の締めも若干雑。淡白ながら、今作の主人公に割と好感持てるのがせめもの救い。でも憐憫を感じるほどの演出もない。
ともかく全体的にピンボケしてるのです。漠然としたアイディアを見せたいだけで、絞り込んだ「魅せたい!」ものがないというか。
後、なんか女性の裸体をあまりに無意味かつ安易に出しすぎw (そういう保険入れないと売れないかもと思った時点でSFとしては負けでは・・・)
リドリースコットの背景が好き
(プロメテウスのときもそうだったけど)
・リドリースコットの描く大きな背景が好き
・色味が好き
・絶望的な色味が好き
・ゲロを吐きたくなりそうな神経描写が好き(というか、そんなエンターテイメントなんてこの映画が初めてだ!)
・自分自身の瞬きの音がきこえるほど静まりかえる客席が好き
お化け屋敷みたいなものを期待していらっしゃる方は、お化け屋敷に行けばいいと思う。前作ブレードランナーを観たけれどストーリーの記憶はない。しかし、今作ブレードランナーだけでも話は飲み込めた
主人公の、肩透かしなんだけど《まぁ充実感》なラストは良い意味で珍しく。ヤラレました。娘役の女優さんの演技も好きでした
リドリー・スコットの老害プロデュース
行ってきました。見てきました。
で、感想は、う~ん。
否定はしませんが、
これは前作を知ってる人でも、
特に面白くはないでしょうね。
全米で興行収入が1億弱なのも納得です。
ワンダーウーマンは4億の興行成績でした。
まずヴィジュアル的に前作を
超えるものがなかった。
オープニングでドカーンとやって
ほしかったけどそれがなかった。
終始じみに捜査が続く感じ。
灼熱の魂と物語構造と構成が類似してます。
お話もKゴズリングが主人公なので、
これ続編なのか?の、
これじゃない、感がありました。
監督はマイケルベイやザックスナイダーの
ほうが、よかったかも?
マンオブスチールや遊星からの物体X
ファーストコンタクトの娯楽性と比べると
やはり物足りない。
タルコフスキー風にしては物語が稚拙だし。
まあレプリカントの数だけ物語(人生)が
ある、 ということでしょう。
この映画の白眉はVFXのレイチェルでした。
おじさん、おばさんはこれを見るために
普段行かない映画館に、
行ったのかもしれません。
この女優さんはブレランのあと、
作品に恵まれなかったのですが、
いやいや、これ1本で充分ですよ。
何百年先まで、この映画とレイチェルは
愛され生き続けますよ。きっと。
あと、映画館の音響でスクリーンから
観客を貫くようなドンドン!とゴズリングが
撃つ銃声のサウンドがよかった。
映画はいまいちでしたが最新の劇場の
画質とサウンド体験は良かった。
ジョイが月額1980円なら払います。
切ない、、
全621件中、301~320件目を表示








